浦安・川手君が準V

  全国中学生空手道選抜

 浦安市在住の川手青嵐君(13)=写真、関連記事「人」=が3月に北海道北広島市で行われた「全国中学生空手道選抜大会」の男子1年組手の部で準優勝に輝いた。

 同部門には、各都道府県予選を勝ち抜いた精鋭135人が参加。1分半の試合時間の中で、寸止めの突きや蹴りといった技を繰り出し、その正確性でポイントを争った。

 川手君は、同市空手道連盟昇政塾に所属しているが、東京の中学校に通っているため東京都代表として出場。延長までもつれ込んだ準決勝では、残り時間1秒でポイントを奪うという劇的な勝利を収め、決勝に進出した。決勝では、試合巧者の対戦相手に終盤にポイントを突き放され敗戦。全国制覇はならなかったが、見事準優勝という成績を収めた。

 5歳のころから空手を始め、これまでに全日本や海外の大会でも優秀な成績を残している川手君。試合後は決勝で負けた悔しさから涙が止まらなかったという。今後については「まだ上がいるので一番になりたい」と力強く語った。

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