県立高8校も避難所に

 市川市が市内全校と協定締結

協定を締結した8高協定を結んだ大久保市長(中央)と8高校の校長
  市川市は先月28日、市内にある県立高校全8校と「災害発生時における避難所等の施設利用等に関する協定」を締結した。
 
  同市で災害が発生した際、学校施設を避難所として使用できることなどを定めた同協定。使用にあたっての利用可能範囲や期間のほか、教職員も運営に協力することなどが明記されている。
 
  これまでにも市は、国府台高と市川西高を除く6校とは、災害時に避難所として使用できる協定を結んでいたが、利用時の具体的な取り決めなどは定められていなかった。
 
  全8校の校長が参加して行われた締結式で大久保博市長は「市内全校と協定を結べたことは大変意義がある」とあいさつ。国分高の稲見節男校長は「災害は起こらないに越したことはないが、地域との連携を深め、もしもの時に備えたい」と話していた。
 
  協定を締結した8校は、国府台高と国分高、行徳高、市川北高、市川西高、市川南高、市川東高、市川工業高。

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