利子補給延長で負担軽減

 市川市が「借り替え制度」開始

  市川市はこのほど、長引く不況に苦しむ市内の小規模事業者の負担を軽減するため、「借り換え制度」を始めた。同制度の申請期限は来年3月末まで。
 
  同制度は、現在の借入金を一括返済して、新規に返済期日の長いローンを組むことで月々の支払い額を軽減させることが主な狙い。昨年度以前に市の小規模事業資金か小口零細企業保証制度資金を利用し利子補給を受けている市内の小規模事業者が対象で、今回の借り換え制度を利用した場合は、5年間までとしている利子補給期間も延長することができる。また、既存のローンを組んだ期日によっては、現在返済しているローンの利子負担率が最大で0・2%軽減される。
 
  制度を利用するには、借入金の返済を6か月以上継続していることと、新たに融資を受ける額が現在の借入金の残高を上回っていることなどが条件。

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