教えて!あなたのお気に入り

市川・浦安市内
おいしいパン屋さんは?
《前編》

 eメールやハガキ、街頭でみなさんから教えてもらった「あなたのお気に入り」を紹介するこのコーナー。今回からは、「市川・浦安市内のおいしいパン屋さんは?」の質問に対する回答のうち、両市でそれぞれ推薦の多かった4店舗ずつを、2回に分けて紹介します。次回、第2弾は6月19日号の掲載予定です。

有効回答数は105通でした

 たくさんのご応募ありがとうございました。 抽選の結果、古澤陽子さん、飯島とみ子さん、大成由美さん、河合華子さん、浅田幸子さんが当選と決まりました。

 1000円分の図書カードをお送りします。

パン工房ルチア

甘さ控えめのクリームパン(手前)が一番人気
 東京・南小岩に1店舗、市川市内に2店舗を構える地域密着店。地域のニーズに合わせて商品の開発もそれぞれの店舗で行っており、同じ種類のパンでも店舗によって中身の量や値段が異なっています。

 パン生地はすべて当日の朝作ったもので、防腐剤などの添加物は不使用。天然酵母とパン酵母、それぞれの長所を生かし、卵は那須の「究極卵」を使うなど、素材にこだわりながらも値段を抑えており、「何を食べてもおいしいし安い」(60代女性)、「前を通るだけでいいにおいがするし、種類がいっぱいある」(10代女性)、「どれを食べても生地がおいしく、クリームなども上品」(40代女性)と、高い顧客満足度につながっています。

 1番人気は甘さ控えめで、バニラビーンズをたっぷり使った99円(価格は市川店のもの。以下同)のクリームパン。メープル味のカリっとした皮と、中のメープルシロップのジューシー感を味わえるメープルメロンパン(189円)、じっくり煮込んだ自家製のカレーと生地との相性がいいカレーパン(147円)、隠し味に練乳を使った〝リッチな配合〟の食パンなども不動の人気を獲得しています。

◇市川本店
〈所〉市川市新田4の7の7
〈☎〉377・6444番
〈営〉8時半(土・日曜日と祝日は8時)―23時半(同22時)
〈休〉正月
〈P〉なし
◇京成八幡店
〈所〉市川市八幡3の26の6
〈☎〉324・6300番
〈営〉8時半―20時
〈休〉正月
〈P〉なし

ベーカーズプレイス

新浜通り沿いにたたずむ小さなパン屋さん
 東西線行徳駅から徒歩で約10分。西友新浜店の向かいにある小さなパン屋さんです。驚くのはパンの数と種類の豊富さ。平日は約70種類、休日は約100種類を用意し、多いときでは1000個近くのパンが並びます。

 シェフでオーナーの番匠賀夫さんは「お客さんを飽きさせないために」と、日夜新メニューを考案。読者も「ドイツパンからスイーツ、ラスクまでと種類が多く、店に行くのがいつも楽しみ」(50代女性)、「種類がたくさんあってどれもおいしい」(10代男性)など、種類の豊富さと味を絶賛しています。

 1番人気の「クリームフォンデュ」(250円)は、白いふわふわの生地の中に、カスタードクリームと生クリームを合わせたオリジナルクリームがたっぷり。現在は期間限定の「コーヒーフォンデュ」(250円)も用意しており、こちらも人気を集めています。

 性別や年齢を問わず、多くのお客さんが訪れるという同店。番匠さんは「今後もどんどんおいしいパンを作っていきたいと思っています」と来店を呼びかけています。

〈所〉市川市新浜1の1の1
〈☎〉399・8883番
〈営〉9時半―19時
〈休〉原則として火曜日と第3水曜日
〈P〉なし

ピエモンテ

幅広い年齢から好まれるピエモンテのパン
 約40年前に先代が開いた、浦安市内で最も歴史のあるパン屋です。「使うと味に飽きる」という添加物を使わず、自家製の天然酵母で一つ一つ丁寧に作っているマスターの近藤亮平さん(35)は「飽きのこないパン作りを大事にしています。少しでも納得のいかないものは出しません」がこだわりです。

 読者は「アンパンのあんがびっしり入っていてとてもおいしく大好き」(50代女性)など、同店のあんぱん(こしあん、つぶあん、うぐいすあん、しろあんなど各種130円)が大好き。薄いパン生地に包まれたあんは、同店のオリジナル。甘みを抑えているため、小豆本来のほっこりとした味が伝わってきます。

 パンは常時50種類を用意。人気は欧風フルーツ甘食(160円)やレトロブレッド(くるみとレーズン、140円)、ぶどうパン(400円)など。いずれもドライフルーツやくるみ、レーズンが「こんなに?」というくらいたっぷりと入っています。特にレトロブレッドは、「普通のパンとはまったく違う独自の作り方」(近藤さん)。素材の味がぎゅっと詰まっていて、シンプルでクセになる味です。

 子供やパパママ、お年寄りまで幅広い人たちから長年愛され続けている同店。近藤さんは「フランスパンなどハード系のパンも取りそろえています。ぜひパンそのものの味を味わってみてください」と来店を心待ちにしています。好きなパンを選びたいなら、午前中の早い時間にどうぞ。

〈所〉浦安市猫実2の4の8(みのり保育園隣。東西線浦安駅方面からやなぎ通りのコナカ角を右折し、高圧線手前交差点を右折)
〈☎〉351・0715番
〈営〉8時半―18時(なくなり次第終了)
〈休〉日曜日と第2・4土曜日、祝日
〈P〉なし
 

リヨンライズ

ボリュームたっぷりのコロッケコッペ(手前)など自慢の惣菜パン
 「小さい店舗なのに安くておいしいパンばかりでいつも迷います」(20代女性)と人気のお店。創業40年以上の歴史をもつリヨングループ(本社・東京都江戸川区)から独立し、3年ほど前に浦安市堀江のさくら通り沿いにオープンしました。

 同店のモットーは「焼きたて、揚げたて、作りたて」と語る星清則代表。いつもおいしく食べられるようにと、上質で安心できる素材にこだわった焼きたてパン70~80種類を店頭に並べています。

 イチオシは「おいしく食べてほしいからボリュームたっぷり」(星代表)という惣菜パンで、一番人気の「コロッケコッペ」(200円)をはじめ、皆かなりの大きさです。「惣菜パンが絶品」(40代男性)と読者がほれこむ味の理由は『具』へのこだわり。売れ筋のカレーパン(120円)には水を使わずにタマネギやニンジンなどの水分だけで煮込んだカレーを、メロンパン(120円)にはテレビ番組『料理の鉄人』でも紹介された四葉バターを使用。話題の食材などを取り入れた季節ごとの惣菜パンもあり、来店客の笑顔のために満足度の高いパン作りを心がけています。

 店内は木目調の落ち着いた雰囲気で、無料のお茶やガチャガチャも用意されています。今月は、天然氷を使ったカキ氷(100円)を販売中!。店舗は黄色い看板が目印です。

〈所〉浦安市堀江1の16の15
〈☎〉352・0418番
〈営〉8時―19時
〈休〉正月
〈P〉なし

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