ねぷたなど全国の山車が集結

 URAYASU FESTIVAL〜19日

 浦安市の日の出・明海地区で19日午後4時から同8時まで、浦安の新しい文化の創造などを目的とした第1回「URAYASU FESTIVAL」(うらやす観光推進協議会主催)が開かれる。メーンは全国4か所から誘致した巨大な山車が出るパレードで、市民も引き手として参加。ほかにも各地から集まったサンバやよさこいチームなどがベイサイドを盛大に盛り上げる。荒天中止。

 フェスティバルの話が持ち上がったのは昨年2月。行政主導の祭がほとんどの市内で、「人々が一つになれるような事業を市民の手で開こう」と市内の事業家が意気投合。浦安青年会議所のメンバーや新町地区のPTAなどに呼びかけて同フェスティバル実行委員会を結成し、「浦安が日本各地の伝統文化を紹介する発信地になれば」と、街おこしも視野に入れて計画した。浦田一哉委員長(関連記事「人」)は「市民に参加してもらい、将来の子供たちの記憶にも残るような祭りにしたい」と意気込んでいる。

 第1回となる今回のテーマは「未来への絆きずな」。パレードは、日の出・明海地区のシンボルロードで全長800㍍ほどを使って行われる。フェスティバルは3部構成で行われ、出演は第1部オープニングパレード(午後4時~)がミッキーと仲間たちや、東海大付属浦安高と東京学館浦安高の吹奏楽部など地元の団体。第2部踊りのパレード(同5時半~)が東京・浅草や埼玉県、沖縄県などから参加したサンバ、よさこいなどのチーム。高さ18㍍にもなる山車が登場する第3部のパレード(同6時半~)が、さいたま竜神(さいたま市)、弘前ねぷた(青森県弘前市)、大牟田大蛇山(福岡県大牟田市)、五所川原立た ちねぷ佞武多た(青森県五所川原市)を行っている各団体。それぞれの山車には、引き手として50人ほどの市民が参加する。引き手を募集中。

 また、18日と19日の午前10時から午後4時までは、JR新浦安駅前で地方参加団体による物産ブースが出店。19日午後1時から同8時まで総合公園では、舞浜・入船地区のホテルなどの飲食ブースも軒を連ねる。

 会場に駐車場はなし。会場へは、東西線浦安駅徒歩3分の臨時バス停とJR新浦安駅ロータリーから会場までを結ぶ無料送迎バス(当日午後3時―同6時と、同7時―同9時の間に随時運行)がある。総合公園には臨時駐輪場が設けられる。

 問い合わせは市観光協会(☎351・3000番)。

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