Ichikawa Yomiuri online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。


かまどベンチで焼きイモ!
菅野小3年生
楽しみながら震災への備え学ぶ

かまどベンチでイモを焼く様子を興味深く観察する児童たち

かまどベンチでイモを焼く様子を興味深く観察する児童たち

 東日本大震災からちょうど3年の11日、市川市立菅野小で、設置されたばかりのかまどベンチを使った焼きイモ作りが行われ、参加した3年生約90人がおいしい焼きイモを食べながら、同ベンチの利用方法などを学んでいた。
 
 このベンチは、読書を通じて子供たちが社会貢献活動を学ぶ「市川よみっこ運動」に参加した子供たちが、同運動の拠点となっている同校に「被災時に役立つものを贈りたい」と、今年度の活動で寄贈したもの。今回の焼きイモ作りは、震災から丸3年となるこの日に、子供たちにも使用方法を知ってもらおうと企画された。
 
 児童たちは、かまどになったベンチに興味津々。教諭がイモを並べる様子をじっくりと観察していた。焼き上がりを待つ間は、かまどの横で地震発生時に取るべき行動を訓練したり、被災者に黙祷を捧げたりしながら、震災時を回想。その後の待ちに待った試食タイムでは、「めっちゃうまい!」「とにかくおいしい!」などと驚きの声を上げていた。
 
 焼きイモを食べ終えた児童たちは「この焼きイモが食べられるなら避難生活も大丈夫。使い方も大体分かったし、(避難時には)大人に教えられると思う」と話していた。  

ホームページ

被災地・宮城の「憩いの場」へ
小説や絵本など160冊寄贈
市川市赤十字奉仕団

市川市福祉事務所の職員に寄贈する本を手渡す同奉仕団のメンバーたち

市川市福祉事務所の職員に寄贈する本を手渡す同奉仕団のメンバーたち

 東日本大震災から丸3年になるにあたり、市川市赤十字奉仕団(落合準子委員長、団員140人)は6日、市川市福祉事務所を通じて宮城県南三陸町のホテル観洋に図書160冊を寄贈した。
 
 同ホテルは震災直後、避難所として施設を開放し、避難民を受け入れた。さらに避難生活が長引いた際には、不自由な生活を余儀なくされている避難民のため、図書室をホテル内に設置。この図書室は、避難所としての役割を終えたいまでも、地域住民の憩いの場になっているという。
 
 一昨年12月に同奉仕団の視察研修で同ホテルを訪れた落合委員長がこの図書室の存在を知り、図書の寄贈を計画。同奉仕団の役員約20人に声をかけ、小説や漫画、絵本など160冊を集めた。
 
 6日には落合委員長ら同奉仕団の団員が市川市福祉事務所を訪れ、ダンボール3箱分に及ぶ図書を職員に手渡した。落合委員長は「震災で被害を受けた方々の慰めになれば」と、図書に思いを込めていた。  

ホームページ

芸大生8人のアンサンブルが演奏会
収益金は被災地支援に

学生有志による「アンサンブル・グラース」

学生有志による「アンサンブル・グラース」

 市川市文化会館(大和田1の1の5)で4月1日午後6時半から、東京芸大音楽学部の学生有志による「アンサンブル・グラース」が第1回演奏会(市川ライオンズクラブなど後援)を開く。入場料は千円(全席自由)。
 
 同アンサンブルは、同市出身者を含む同大の1年生8人で構成。バイオリンが2人、ビオラ・チェロ・コントラバス・クラリネット・ファゴット・ホルンがそれぞれ1人ずつの編成となっている。
 
 同コンサートは、練習では得ることのできない雰囲気を感じようと、同アンサンブルのメンバーらが企画。入場料で得た収益は全額、東日本大震災の被災地である岩手・宮城・福島3県で音楽を学ぶ高校生の支援に充てるという。
 
 曲目はビバルディの『四季』より〝春〟、モーツァルトの『ホルン協奏曲第1番』、シューベルトの『8重奏曲』よりなど。
 
 問い合わせは市川ライオンズクラブ(☎323・5060番、FAX323・1001番)。  

ホームページ

6歳以下の人口、就学近づくにつれ減少
統計からみる市川市

 市川市の未就学児の数は、就学時期が近づくにつれ減っていく―。市川市の人口統計を分析すると、こうした傾向が見えてくる。近隣にも同じような傾向を示す自治体はあるが、その中でも市川市は特にその傾向が際立っている。

グラフ1 6歳以下の人口

グラフ1「6歳以下の人口」

 市川市の人口統計を見ると、3月31日時点における6歳以下の子供たち(未就学児)の数は過去10年間減少し続けていることが分かる=グラフ1。こうした傾向は少子化が影響していると見られ、近隣の松戸市や東京・江戸川区もほぼ似たような推移を示す。しかし、船橋市はほぼ毎年増加傾向で、浦安市も東日本大震災が起きた平成23年以前に減少傾向は見られない。子供の数の減少は、必ずしも少子化だけが原因とは言えないのかもしれない。

グラフ2 年齢別人口の推移

グラフ2「年齢別人口の推移」

 そこで、6歳以下の子供たちの数を年齢別に並べてみると、市川市では0歳から6歳まで1歳ごとに右肩下がりのようになる傾向が毎年続いていることが分かった=グラフ2。こうした傾向は、同様に子供の数が減少している松戸市と江戸川区を含む近隣の自治体では見られない。浦安市は、逆に6歳まで年齢を重ねるごとに人数が多くなる傾向が毎年続いている。
 
 市川市の出生数は、平成22年から4年連続で減少中。それでも0歳児の数が1歳児や2歳児などの数より多いということは、0歳児の減り方と同等かそれ以上のペースで、1歳以上の子供たちの数が減っているということになる。

グラフ3 生まれた年度別人口の推移

グラフ3「生まれた年度別人口の推移」

 そこで、平成15年度生まれから同18年度生まれまで各年度の子供たちの数が、それぞれ年を追うごとにどう変化しているのか、折れ線グラフを作成して調べてみた=グラフ3。すると、どの年度に生まれた子供たちも、その後6年間減少し続けていることが分かる。6年間の減少数はどの年度生まれも700人弱~800人弱で、減少率はいずれも15%前後に達する。
 
 近隣の自治体のデータで同様のグラフを作ってみると、松戸市や江戸川区、葛飾区でも6歳まで減少する傾向が見られた。しかし、6年間の減少率は松戸市も江戸川区も高くて6%台。葛飾区も5%以下で、平成18年度生まれに関してはわずかではあるが増加している。船橋市と、平成23年以前の浦安市は基本的に年を追うごとに増えていく傾向で、特に浦安市はどの年度生まれの子供も、0歳時と比べたピーク時の増加率は1割を超えている。  

保護者の世代も減る傾向

 市川市で子供たちが減少しているということは、当然その保護者たちも減少している可能性が高い。この傾向も、30~40代の人口動態からうかがい知ることができる。

グラフ4 子供たちの親世代の生まれた年度別人口推移

グラフ4「子供たちの親世代の生まれた年度別人口推移」

 0~6歳児について調べた方法と同様に、今年度末で40歳~49歳になる昭和39年度~同48年度生まれの人口の推移を10年前(当時30歳~39歳)から追ってみる=グラフ4=と、どの年度生まれの人数もきれいに右肩下がりになっている。しかも、こちらも下がり方が激しく、10年間で1500人前後、割合にして15%程度減少している年代も珍しくない。同様のデータを近隣の自治体で見てみると、葛飾区と平成23年以前の浦安市はほぼ横ばいで、船橋市は緩やかな右肩上がりの傾向が続いている。松戸市と江戸川区は基本的に右肩下がりだが、10年間の減少数は最も多いケースで507人で、減少率も3%台以下がほとんど。さらに、市川市以外の自治体は、いずれも同25年3月末(または4月1日)の数値が1年前より増加している。
 

平成22年以前から転出超過

 県北西部では、平成23年以降に全年代を合わせた転出数が転入数を上回るようになった市もあるが、実は市川市は県北西部で唯一、県の調査でそれ以前から転出超過に分類されていた。
 
 県の分析では、平成18年から同22年までの平均で県内の市町村が人口増加グループと減少グループに大別されており、市川市は増加グループに分類されている。増加の要因は、出生数と死亡数の差による「自然動態」と、転入出数の差による「社会動態」があるが、増加グループの22市町村のうち、社会動態で減少していたのは市川市だけ。人口減少グループでは26市町村が社会動態で減少していたが、減少グループに県北西部の自治体はない。
 
 市川市の転入出先を見ると、県外移動は昨年、同21年以来の転入超過に転じたが、県内移動は昭和43年以降常に転出超過の状態。県内・県外の合計では、同22年から4年連続で転出超過になっている。
 

10代後半~20代後半は増加

 ただ、市川市にも明るい材料はある。中学卒業まで減少が続いた若い世代の数は、それから子育てが始まる頃までの間、毎年増え続ける傾向がある。こうした状態は近隣でも見られるが、市川市ほど増加率が高い自治体は少ない。

グラフ5 若い世代の生まれた年度別人口推移(市川市)

グラフ5「若い世代の生まれた年度別人口推移(市川市)」

 ここ10年間のデータで昭和49年度~平成5年度に生まれた世代がそれぞれ18歳~30歳になった時の人数の推移を見てみると、どの年度生まれの人も10代後半から増え続け、20代後半でピークを迎える=グラフ5。昭和60年度生まれの人は18歳の時は4041人だったが、ピーク時の25歳の時には7148人と約77%も増加。浦安市は同年度生まれで9割増加しているが、同世代の増加率が3割ほどの松戸市や、最大約5割の船橋市などと比べると増加率は高い。
 
 ただ先に見てきたように、この増加した若い人々がその後30代、40代になるにつれ、どんどん人数を減らしている。子育て世代の転出をいかにして防ぐか。そこに、市川市の未来が託されているのかもしれない。  

ホームページ

浦安ロケーションボックス
ロケ地通じ、まちに愛着を
フリーペーパーを発行

「ソレココ!」を手にする浦安ロケーションボックスの佐原代表(右)とメンバーの山崎稚葉さん

「ソレココ!」を手にする浦安ロケーションボックスの佐原代表(右)とメンバーの山崎稚葉さん

 ロケ地を通じて浦安への愛着を深めてもらおうと活動している浦安ロケーションボックスはきょう15日、市内のロケ地を紹介するフリーペーパー「ソレココ!」を発行する。
 
 同団体が現在把握している市内の映画やドラマ、CMなどのロケ地は103カ所(作品数150)。これらには、都心に近い地に昔の街並み、ヤシの木が並ぶ広い車道、林立するさまざまな形のマンションやホテルなどがあり、同団体がインタビューした制作者は「日本にはあまりない街並み」「異国情緒がある」などと評している。「一度にさまざまな風景が撮影できる」と、利便性も指摘している。こうしたロケ地を収集・確認してきた同団体メンバーは、フラワー通りや西水門、浦安橋、舞浜親水テラス、総合公園から新浦安方面を見るシンボルロードなどを魅力的な場所に挙げる。
 
 同団体は、浦安青年会議所(浦安JC)が平成24年に募集した「うらやすまちづくりサポーターズ(UMS48)」のメンバー有志で同年11月に発足。現在のメンバーは18~39歳の若手12人。佐原ひかる代表は「普段何気なく過ごしている浦安の街並みだが、実は有名な映画やドラマなどに使われている。ロケ地だと知ると『ここ知ってる!』とちょっとしたうれしさが生まれ、友達や家族と浦安を話題にできる。ロケ地を通じて浦安への愛着を深めてほしい。観光やまちづくりにも役立つ」という。ロケを誘致する活動も実施。今後はロケ地ツアーに力を入れていく方針。
 
 なお、同団体はメンバーを募集中。詳細はホームページを参照。
 
 フリーペーパーの体裁はカラーB5版の24ページ。掲載ロケ地数は浦安らしい景観の魅力がある50カ所(作品数78)。発行部数は1万部。配布場所は次のとおり。
 
 ▽浦安魚市場▽すばる書店・TSUTAYAさくら通り店▽エスプレッサメンテ・イリーグランデ新浦安トレードポート店▽SpeakEasy No.6▽ワインのまいん▽焼き鳥の鞠子屋▽Pastel de Vene▽浦安観光コンベンション協会▽浦安商工会議所▽明海大学▽市中央武道館▽市青少年館▽市文化会館▽浦安市民プラザWAVE101▽市総合体育館▽市総合公園  

ホームページ

京葉ガス 上川選手、柔道国際大会で優勝
グランプリ・デュッセルドルフ100㌔超級

メダルを手にほほ笑む上川選手

メダルを手にほほ笑む上川選手

 市川市に本社を置く京葉ガスの柔道部に所属する上川大樹選手(24)が、先月21日から同23日までドイツで開かれていた柔道の国際大会「グランプリ・デュッセルドルフ」の男子100㌔超級で優勝した。
 
 上川選手は、柔道の名門・崇徳高(広島県)から明治大に進み、大学時代には全日本選抜柔道体重別選手権の同級を制覇。大学卒業後は同社に所属し、2012年のロンドン五輪にも同級の日本代表として出場した。
 
 今大会で上川選手は、1回戦を一本勝ち、2回戦を合わせ技一本で危なげなく勝ち進むと、準々決勝で早くも世界ランク1位のラファエル・シルバ選手(ブラジル)と対戦。試合序盤は思い通りの展開とはならなかったが、徐々に「どんどん投げていく」という積極的な姿勢で盛り返し、中盤に大外返しで一本勝ちを決めた。この勝利で勢いづくと、続く準決勝も一本勝ち。決勝も相手に4つの指導が与えられて勝利し、頂点に登り詰めた。
 
 「本格的にウエートトレーニングに取り組んできた成果が表れ、調子の良さを感じている」という上川選手。「4月に開かれる全日本選抜体重別選手権で優勝し、世界選手権に出場したい」と早くも次の目標を見据えている。

ホームページ

読書の効用を深く学ぶ
市川よみっこ運動記念フォーラム

大勢の来場者に読書の効用について語る立田さん

大勢の来場者に読書の効用について語る立田さん

 市川市文化会館で1日、国立教育政策研究所統括研究官の立田慶裕さんが読書の影響力について語る「市川よみっこ運動記念フォーラム」(同市文化振興財団、同運動実行委員会主催)が開かれた。
 
 立田さんは、平成23年から翌24年にかけて、国立青少年教育振興機構が全国の約3万5千人を対象に行った「子どもの読書と人材育成に関する調査研究」に参加。今回のフォーラムでは、子供の頃の読書が社会性や未来志向を育む上で有効であることを示したこの研究の結果などについて、ユーモアを交えながら分かりやすく解説した。
 
 会場には、用意されたイスに座り切れないほど大勢の人々が来場。「読書をしている人ほど論理的に思考できる」「子供の頃に読書活動が多い人ほど大人になってからも文化的に豊かな人になる」などの立田さんの話にじっくりと耳を傾け、読書教育の効用について深く学んでいた。

ホームページ

震災の歴史を学ぶ企画展
国立歴史民俗博物館

 佐倉市の国立歴史民俗博物館は5月6日まで、企画展示「歴史にみる震災」を開いている。
 
 震災が繰り返し発生してきた日本列島で人々が震災をどのように経験し、教訓を得てきたのかを史料からたどる。扱っている主な地震は大正関東地震と福井地震、北丹後地震、昭和東南海地震、東北地方太平洋沖地震。「日本三代実録」「明治丙申三陸大海嘯の実況」「帝都震災記念大観」などの絵画や写真、史料など約200点と東日本大震災の県内被災写真を掲示している。
 
 入館料は一般830円、高・大学生450円、中学生以下は無料。土曜日は高校生も無料。開館は午前9時半~午後5時(入館は閉館30分前まで)。休館日は月曜日(4月28日と5月5日は開館)。
 
 4月に開く震災関連の講演会・フォーラムは次のとおり。時間は午後1時~同3時、会場は同館の講堂。定員は260人。聴講無料。
 
 ▽講演会「関東大震災の記憶~震災後から90周年まで」12日、申し込み不要
 ▽歴博フォーラム「歴史にみる震災」19日。希望者はタイトルと住所(〒)・氏名(ふりがな)・電話番号を書き、同館広報サービス室広報・普及係に往復ハガキ(〒285―8502佐倉市城内町117)かeメール(forum@rekihaku.ac.jp)で申し込む。  
 
 問い合わせは同館ハローダイヤル(03・5777・8600番=午前8時~午後10時)。  

ホームページ

地元のイチオシ商品PR
市川商議所 パンフレット発行

パンフレット「イチオシ2014」

パンフレット「イチオシ2014」

 市川商工会議所はこのほど、市川市内の一押しの商品を紹介するパンフレット「イチオシ2014」を発行した。
 
 客離れが続く市内の商店に足を運んでもらい、地域経済の活性化につなげようと、今年度初めて企画した。
 
 パンフレットには、和菓子店や洋菓子店、精肉店、飲食店などのほか、化粧品や自転車、仏壇・仏具の販売店など、全部で市内27店舗の一押し商品を写真付きで紹介。各店舗の自慢の一品や、これからお薦めしたい商品、長年変わらず販売されている商品など、同商議所が発行するほかの媒体では紹介されていない商品を中心に掲載しているという。
 
 発行部数は5千部。市行政サービスセンターや市商工振興課、掲載店舗などで配布されているほか、同商議所のホームページ(http://www.ichikawa-cci.or.jp/)からダウンロードすることもできる。
 
 問い合わせは同商議所(☎377・1011番)。  

ホームページ

市川手帳

 もうすぐ本格的な桜の季節。当然、桜は東日本大震災の直後も咲いた。ただ、当時について浦安のある市民は「咲いていたという記憶がない」と口にする。広範囲で発生した液状化現象でライフラインが損壊し、それまでの日常生活が送れなかったつらさを物語る▼同市では現在、JRの駅前広場や幹線道路などで徐々に復旧が進む。だが、その傷はまだ癒えたとはいえない▼大震災から丸3年たった翌日未明には震度3の地震が県北西部で発生。その揺れに怖れを感じたという声を少なからず聞く▼桜を楽しむ前に必ず思い起こすようになった大震災。その記憶は「忘れたい」と「忘れてはいけない」という葛藤を生む。心の底から桜を愛でられる日が来ることを待ち望む。

ホームページ