Ichikawa Yomiuri online

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全国大学対抗簿記大会
千葉商大が団体戦上位を独占
個人戦も同大・福嶌さんが優勝

受賞を喜ぶ千葉商大の学生ら

受賞を喜ぶ千葉商大の学生ら

 千葉商科大学の学生たちが、5月に開催された第53回全国大学対抗簿記大会の団体戦1級の部で3位までを独占し、個人戦1級の部でも同大4年生の福嶌紀之さんが優勝した。大会を主催した大原学園によると、これまで団体の部で同じ大学が3位までを独占するのは初めてという。

 同大会は、1チーム3人の平均点で順位を決める団体戦と個人戦があり、それぞれ1級から3級の部に分かれている。毎年春と秋の2回開かれており、今回の大会には全国90大学から4422人が参加。同大からは、日商簿記検定や税理士試験のための指導講座「瑞穂会」に所属する学生12人が、団体戦・個人戦ともに1級の部に出場した。

 先月25日には同大で授賞式が行われ、入賞者に賞状などが贈られた。福嶌さんは「去年は夏休みを返上して毎日勉強した。まさか、自分が優勝するとは思わなかったので、本当にうれしい」、団体戦で1位を獲得した3年生の堀川一輝さんは「将来は税理士を目指している。そのためにも、今回の経験がすごくためになった」と喜びをかみしめていた。

 団体戦の出場者は次のとおり。 〈敬称略〉
 ▽1位・瑞穂会A=栗田一平(3年)、堀川一輝(同)、外山傑朗(同)
 ▽2位・同会D=福嶌紀之(4年)、松本貴寛(3年)、佐藤秀作(2年)
 ▽3位・同会B=須賀大介(3年)、小谷部広汰(同)、山口敬之(同)  

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新町地区初の盆踊り大会
住民たちの要望を受け実現

 浦安市総合公園(明海7の2)のニコニコ広場で19日午後6時半から同8時半まで、新町地区では初の盆踊り大会となる「海辺DE盆踊り大会」(同大会実行委員会、同市ふるさとづくり推進協議会主催)が開かれる。今回の開催は「新町地区でも盆踊り大会を開きたい」という同地区住民の強い要望で実現した。雨天時は翌20日に順延。

 同市内の盆踊り大会は、毎年8月中旬に元町地区の市立浦安小学校校庭で行われる「納涼盆踊り大会」(同市自治会連合会主催)や、同地区と中町地区で各自治会などが行っている盆踊り大会だけだった。そのため数年前から、新町地区の自治会や管理組合などで構成する新町地区連絡協議会から「新町地区には子供が多く住むが、8月中旬では帰省などで盆踊りに参加できない」といった声が上がり、同協議会の有志団体が「新町地区で盆踊り大会を実現する会」を結成した。同会は今年5月末に要望書を同市と市ふるさとづくり推進協議会に提出。市と同協議会は「子供たちが盆踊りに参加することで、浦安をふるさとと思うようになってほしい、という気持ちはみんな同じ」と開催を決めた。

 大会当日は、盆踊りの開始に先立つ午後4時から子供向けイベントが開かれる。同4時から「ようかい体操」をみんなで踊り、同5時からディズニー映画『アナと雪の女王』の主題歌をみんなで歌う。会場内には、スーパーボールすくいや射的、軽食などの模擬店も並ぶ。

 なお、きょう12日午後6時半から同8時半までは、盆踊りの事前練習会が日の出公民館(日の出4の1の1)4階大集会室で行われる。申し込みは不要。  

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天皇杯「すべてをかけて挑む」
浦安SC、きょう浦和レッズ戦

浦和レッズ戦を前にガッツポーズを見せる浦安SCの選手ら

浦和レッズ戦を前にガッツポーズを見せる浦安SCの選手ら

 関東サッカーリーグ1部で現在首位の浦安サッカークラブ(浦安SC)がきょう12日午後6時からの天皇杯2回戦で、J1で現在首位の浦和レッズと埼玉・浦和駒場スタジアムで対戦する。これに先立つ8日には浦安市の松崎秀樹市長を訪問し、勝利への意気込みを伝えた。

 浦安SCは天皇杯予選でもある千葉県サッカー選手権大会を連覇し、天皇杯に出場。6日の初戦ではJ3のグルージャ盛岡に1対0で勝利し、2回戦進出を決めた。公式戦でJリーグチームと戦ったのは初めて。

 松崎市長に初戦突破を報告した齋藤芳行監督は「相手を1点に抑えれば勝てる。いままでやってきたこのチームのサッカーで浦和レッズにぶつかりたい。全身全霊でこの大きな戦に立ち向かう」、盛岡戦で流血しながらも1点を決めたキャプテン・清水康也選手は「浦安の子供たち、市民の皆さんに夢を届けるチャンスを手に入れた。すべてをかけて浦和レッズに挑む」と語り、自信を見せた。  

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道の駅の施設計画 10月頃策定
検討案公開 8月6日まで意見募集

道の駅の建設位置

道の駅の建設位置

 外環道路の開通に合わせて同道路沿いに道の駅を開設予定の市川市は7日、道の駅に建設する施設の配置や活用方法などを定める「道の駅施設計画」の現時点における検討案を市のホームページなどで公開した。市は10月をめどに同計画を策定する予定で、8月6日まで市民から意見を募集している。

 道の駅は、「休憩機能」「情報発信機能」「地域の連携機能」を持つ道路沿いの施設で、市川市はさらに非常用電源や貯水槽、防災倉庫などを整備することで「防災機能」も持たせるとしている。建設地は、市立東国分中学校西側の外環道路と国分川に挟まれた場所で、面積は約1万7千平方㍍。国分川の対岸一帯は、スポーツやウオーキングなどを楽しめる「国分川調節池上部利用施設」を整備中で、市は両施設が互いに機能を補完し合う複合施設となるような活用を目指している。

 市は昨年、基本方針と基本計画を策定し、道の駅の場所や規模、整備方針などを決定。現在検討を進めている施設整備計画では、道の駅内の建築物について整備方針や施設内容、利活用イメージなどを定める。

 今回公表された検討案では、施設が建つのは敷地内の国分川寄りの北側で、外環道路側と南側は駐車場になる。建物は地上1階建てで、延床面積は約1700平方㍍。建物と駐車場の間には芝生広場が帯状に広がる。建物内は、休憩コーナーや道路情報・地域情報コーナー、案内カウンターなどを備える「ホールエリア」(400平方㍍)と、市川市の特産品のアンテナショップやシティセールスの拠点として活用する「直売所」(同)、市川産の食材を多用したメニューを中心に提供する「カフェテリア」(300平方㍍)、事務室や会議室などのある「管理エリア」(600平方㍍)に分かれる。ホールやカフェテリアには、隣接する国分川調節池など周辺の景観が楽しめるよう、大きな窓を設置。直売所やカフェテリアなどはメーンホールから見渡せる配置にするとしている。

 市は、施設計画を策定後に基本設計に取り掛かり、来年度に詳細設計を行う方針。平成28年度に工事に着手し、外環道路の開通に合わせて同29年度にオープンする予定。

 施設計画の検討案は市のホームページ(トップページ左側の「パブリックコメント」を選択)のほか、市庁舎4階の外環道路推進・道の駅担当室(街づくり推進課内) や市政情報センター(市庁舎敷地内プレハブ1階)、市政情報コーナー (中央図書館、行徳図書館、大野公民館図書室、男女共同参画センター) でも閲覧できる。

 問い合わせは同担当室(☎334・1408番)。  

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浦安市、「ご当地婚姻届」を受け付け 少子化対策として民間に協力

 浦安市は、結婚情報誌ゼクシィを発行するリクルートマーケティングパートナーズが3日からダウンロードサービスを始めた「ご当地婚姻届」の受け付けを行っている。

 同社はリクルートマーケティング総研「地域振興・少子化対策チーム」を設置し、少子化対策、人口減少などの課題解決を目指している。浦安市は、出会いから出産まで切れ目のない少子化対策支援を目指しており、同社からの提案を受け、同サービスへの協力を決めた。

 同社のサービス「自治体×ゼクシィ『まちキュン・ご当地婚姻届』」は、各自治体をイメージしてデザインした提出用の婚姻届と、写真などを貼ることができる記念保存用の婚姻届をセットでダウンロードできるもの。

 同社がデザインした浦安市仕様の婚姻届は書式記入欄が水色で、周囲にはリゾートを表現するヤシの木と、市の木・イチョウ、市の花・ツツジをかわいらしくあしらい、「都心に近いリゾートをイメージ」(同社)している。ダウンロードは同サービスのホームページからのみで、アンケートに応じることが必要。

 同サービスについて市商工観光課は「婚活事業、少子化対策事業の一つとして協力した。婚姻届の提出は結婚の第一歩。一味違う婚姻届で、市としても祝福したいし、この婚姻届を出すことで幸せを味わってほしい」という。

 なお、同サービスは栃木・日光市と静岡市でも始まっている。同社は「今後、自治体コラボのご当地婚姻届を順次全国に拡大したい」としている。  

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球児たちの夏、始まる
浦安市少年野球大会開幕

選手宣誓を行う石橋主将

選手宣誓を行う石橋主将

 よみうり旗争奪戦浦安市少年野球大会(第32回、読売新聞東京本社・市川よみうり新聞社主催)が6日に開幕した。

 開会式では、高学年(1部)14チームと低学年(2部)13チームの全27チームの選手がそろい、20日(予備日21日)の決勝戦に向けて日ごろの成果を発揮して頑張るよう、市や市体育協会など関係者から応援の言葉を受けた。選手を代表して、浦安リトルベアーズ1部の石橋柊人主将(6年生)は「我々選手一同は、一投一打に魂を込めて、いままで支えてくれた方々とともに、忘れられない夏となるよう、最後まで全力で戦い抜くことを誓います」と元気良く、高らかに選手宣誓を行った。

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元Jリーガー茶野隆行さん
夢を実現させる秘訣など紹介
母校・福栄小で講演

笑顔で思い出話をする茶野さん

笑顔で思い出話をする茶野さん

 市川市立福栄小(深尾武司校長、児童数249人)で2日、創立30周年を記念した同校卒業生による講演会「ようこそ先輩」が開かれ、元Jリーガーの茶野隆行さんが、小学校時代の思い出や夢を実現させる秘訣などを全校児童に熱く語った。

 茶野さんは同校卒業後に市立福栄中、船橋市立船橋高を経て、ジェフユナイテッド市原(当時)に入団。身長178㌢とスポーツ選手にしては決して大な体格ではないが、ディフェンダーとして活躍し、平成16年~17年には日本代表にも選ばれている。

 講演会で茶野さんは「小学生の頃は、友達と夜遅くまで外で遊んでいたりして、親や先生にはいっぱい迷惑をかけた」と、やんちゃだった自身の幼少時代を紹介。ただ、W杯を見てプロサッカー選手になりたいと思うようになり、「学校に行く時も授業中も学校から帰る時もずっとサッカーボールと一緒だった」と話した。中学・高校時代については、「サッカーをやめたいと思うほど苦しい時期もあったが、夢を実現させたいと思う気持ちの方が強かった」と回想。こうしたあきらめない気持ちが〝幸せな17年間のプロ生活〟につながったと分析し、「夢は見るものじゃなくて叶えるもの。努力すれば夢は叶う」と小学生にエールを送った。

 子供たちは講演中、深くうなずいたり、時に笑い声を上げたりしながら、茶野さんの言葉の一つ一つに集中。最後に茶野さんが現役時代に使っていたというユニフォームとスパイクなどをプレゼントすると、大声を上げて喜んでいた。サッカーをやっているという6年生の男子児童は「叶わない夢はない、努力すれば夢は叶うと聞いて、もともとサッカー選手になりたいと思っていた気持ちがさらに強くなった」と目を輝かせていた。

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ちびっこ力士530人
土俵上で大熱戦
市川市小学校相撲大会

土俵上で熱戦を繰り広げる子供たち

土俵上で熱戦を繰り広げる子供たち

 市川市塩浜体育館で先月27日、恒例の市川市小学校相撲大会(小中学校体育連盟市川・浦安支部主催)が開かれ、市内市立小全39校の児童約530人が優勝目指して熱い戦いを繰り広げた。

 7人制で4勝した方が勝利する団体戦には4年生~6年生が出場。決勝戦では、市川小と曽谷小がぶつかり、市川小が勝利した。

 個人戦には主に小学6年生が各校から1人ずつ出場。決勝戦では、妙典小の七日市康士君が大洲小の坂井大翔君を破って優勝した。

 七日市君は「稽古のほかにも家で自主練習をした。その努力が報われて本当にうれしい」と満面の笑顔。団体戦で優勝した市川小の伊藤飛遊吾主将は「みんながいたから勝てた。本当にうれしい」と、喜びの涙を流す仲間の肩を抱きながら勝利を実感していた。

 大会の結果は次のとおり。 〈敬称略〉
 【団体戦】
 ▽優勝=市川小
 ▽準優勝=曽谷小
 ▽3位=福栄小、幸小
 【個人戦】
 ▽優勝=七日市康士(妙典小)
 ▽準優勝=坂井大翔(大洲小)
 ▽3位=髙橋豪輝(宮久保小)、吉岡友大(曽谷小)  

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緊急事態に備え
乳幼児の心肺蘇生法など学ぶ
パパ・ママ救急法スクール

人形を使って幼児への心肺蘇生法を学ぶ参加者たち

人形を使って幼児への心肺蘇生法を学ぶ参加者たち

 市川市勤労福祉センターで5日、千葉県市川市赤十字奉仕団主催の講習会「パパ・ママ救急法スクール」が開かれ、乳幼児に対する心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用法などを14組の保護者が実践的に学んだ。

 意識がなく、普段どおりの呼吸をしていない人に対しては、両手を重ねて胸骨の下半分を押す胸骨圧迫30回と、人工呼吸2回を1サイクルとする心肺蘇生を繰り返し、AEDの使用を開始してからもこれを並行して行う。今回の講習会では、こうした一連の流れに沿って指導員が「胸骨圧迫は体の厚みの3分の1くらい沈むまで、1分間に少なくとも100回のテンポで絶え間なく押す」「息を吹き込む量は胸が軽く上がる程度」「意識確認のときは頭を揺らさない」といった注意点を丁寧に説明。乳幼児の場合、最初の胸骨圧迫の回数を少なくして早めに人工呼吸を行うことや、乳児(1歳未満)への胸骨圧迫は指先で行うこと、乳児への人工呼吸は口と鼻を一緒に自分の口で覆うことなど、年齢による違いも細かく伝えた。

 参加者は乳児用と幼児用の2種類の人形とAEDを使い、教わったばかりの救命処置法を全員で体験。講習後は「実習が多くて分かりやすかった。大人と乳幼児との違いが分かって良かった」「子供がいざという時に、何をやればいいのか分かって良かった」と話しつつ、習得内容が必要となる事態が起こらないことを願っていた。  

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親子で市川の未来を考えよう!
外環道路工事現場巡るバスツアー
市川JC 参加者を募集中

 市川青年会議所(JC)は8月3日午前10時から午後4時まで、バスで外環道路の工事現場を巡るイベント「親子チャレンジ!市川の未来創造プロジェクト~親子で考えよう!私たちの住む市川のすがた~」を開く。参加無料。雨天決行。

 平成29年度の全線開通を目指して、現在工事が進められている外環道路千葉県区間。市川市内は北国分から高谷地先まで約10㌔を通る。同イベントは、開通前に親子で同道路の計画について学んでもらおうと、同JCが初めて企画した。

 当日は、まず午前中にバスを使って稲荷木から須和田までの工事現場を見学。午後は市アイリンクルームに移動して、同道路を建設する国土交通省首都国道事務所とNEXCO東日本の職員から計画の概要について説明を聞く。当日参加者から寄せられた意見は、後日同JCがまとめて国に届けるという。

 市川市在住・在学の小学校高学年の児童とその保護者が対象で、定員は申し込み先着40組80人(締め切りは7月27日)。参加申し込みは同JCホームページ(http://www.ijc.jp/)で受け付けている。

 問い合わせは同JC(☎302・2521番)。  

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市川手帳

 「おいしい」―。ただ生きていくために必要な栄養を摂取しているという行為以上に、そう感じながら食事ができるということは、とてもすてきなことなのだろう▼病気や二日酔いなどで体調が悪い時、嫌なことや失敗があって精神的につらい時。そうした肉体的、精神的にまいっている状態では、おいしさは感じられない▼一緒に食事をする人たちの存在もとても大切だろう。好きな人や家族などとともになら、なおさらおいしくなる▼味やメニューの多さ、手軽さ、食事中の会話や景色など「おいしい」の要素はさまざまにある。その幅広さは、豊かさ、そして、平和をも象徴しているのだろう。健康的な食事には気を付けながら、その時間を大切にしたい。

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