Ichikawa Yomiuri online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。


お嫁さんのカリンちゃん公開
市川市動植物園のレッサーパンダ

カリンちゃん

カリンちゃん

 繁殖のため5月に川崎市夢見ヶ崎動物公園から市川市動植物園に期間限定でやってきたレッサーパンダのカリン(メス2歳)の一般公開が1日から始まった。

 同園の飼育員によると、カリンは毛色がほかのレッサーパンダよりも白っぽいことが特徴。「個体差はあるものの、獣舎にある木に登って降りてこない神経質なレッサーパンダがいる中、カリンちゃんは人前に出ることに抵抗はない」という。

 同園からも石川県のいしかわ動物園にオス1頭を貸し出しており、いずれも繁殖が終わると元の園に戻る。市川市動植物園のレッサーパンダは、カリンを含め現在11頭。  

ホームページ

高齢者の見守りで協定
市川市とセブンイレブン

協定書を手にする大久保市長(左)とセブンイレブンの内竹善哉ゾーンマネージャー

協定書を手にする大久保市長(左)とセブンイレブンの内竹善哉ゾーンマネージャー

 市川市とセブンイレブンは先月23日、高齢者見守りネットワーク活動に関する協定書の締結式を同市市役所で行った。

 高齢者見守りネットワークは、セブンイレブンの食事配達サービス「セブンミール」で高齢者の家を訪問した時、容態確認も行うという活動。以前、配達先で高齢者が倒れていた事例があったことをきっかけに社会貢献活動の一環として始まり、すでに県内14市町村で行われているという。

 協定締結式で、大久保博市長は「セブンイレブンは各地域に根づいていて、いまや知らない人はいない。市川市としては非常に心強い」と話した。同社浦安地区ディストリクトマネジャーの山本幸弘さんは「他のコンビニなどもどんどんこの活動を行ってほしい。そうすることで一命を取り留めることにつながる」と、活動の広がりを期待していた。  

ホームページ

「夢のまた夢」かなう
ボルネオバードレース優勝
市川市の東考一さんら3人チーム

森の中で野鳥を真剣に探す茨城県チームのメンバー(BorneoBirdRace2014ⓒ)

森の中で野鳥を真剣に探す茨城県チームのメンバー(BorneoBirdRace2014ⓒ)

 制限時間内に発見した野鳥の種類の数を競う「第2回ボルネオバードレース」が9月末に東南アジアのボルネオ島で行われ、市川市在住の東考一さん(65)=2面「人」欄紹介=ら3人で構成する日本野鳥の会・茨城県チームがタイやフィリピンなど他の7カ国8チームを抑えて見事優勝した。

 バードウォッチングは世界でも広く知られているが、バードレースは主に東南アジアで盛んだという。同レースは、野鳥が1千種類以上生息し、固有種も約60種類いるというボルネオ島が舞台。今回は各チームが同島のマレーシア2州とブルネイの合計3エリアを回り、肉眼か望遠鏡、カメラなどで見つけた全ての野鳥の種類を競い合った。茨城県チームは163種類を発見して優勝。固有種も18種類発見し、固有種最多賞も勝ち取った。

 日本では、同島に生息する鳥の20%ほどしか確認されていないため、出場する前はチーム全員が「日本人が優勝するのは夢のまた夢」と思っていたという。コースは険しい山の中で足場が悪く、今回がバードレース初参加という東さんにとっては、ボートやつり橋での移動も初めての体験。それでも最終エリアでは環境にも慣れ、それぞれが役割分担をして団結。東さんは「ジャングルの中など日本にはない環境の中で野鳥を見るというとてもいい経験ができた。最高の思い出になった」と話している。  

ホームページ

本線用地100%取得
外環道路千葉県区間

 市川市議会の東京外郭環状道路特別委員会が先ごろ開かれ、同道路の事業者である国土交通省首都国道事務所と東日本高速道路(NEXCO東日本)は、同道路千葉県区間の本線の用地を100%取得したことを明らかにした。

 事業者は平成23年から翌24年にかけ、同区間の未買収用地13件について土地収用法に基づく裁決申請と明渡裁決の申立てを県収用委員会に行っており、いずれも明け渡しの時期と補償額が裁決されていた。裁決に基づき、事業者はこのうち7件を昨年7月までに取得。残っていた6件も、今年9月までに引き渡されたという。

 ただ、同道路と他の道路との交差点を整備するために必要な周辺の用地の取得率は9月末現在93%で、未買収用地は21件。事業者は「平成29年度の外環道路開通に影響がないように取得するよう努める」としている。  

ホームページ

全国花のまちづくりコンクールで優秀賞
ハイタウン塩浜第一住宅管理組合「花クラブ」

表彰状を手にする花クラブのメンバー

表彰状を手にする花クラブのメンバー

 市川市塩浜のハイタウン塩浜第一住宅管理組合の花クラブ(若本博志代表)がこのほど、全国花のまちづくりコンクールで優秀賞を受賞した。

 同コンクールは、花や緑を育てながら、美しい景観やコミュニティを形成している個人や団体、企業、市町村を表彰。今回の応募は2,160件。優秀賞は大賞に次ぐ賞。

 同クラブは、敷地内の花壇で花を一年中咲かせる活動を実施。樹木のせん定や芝刈りなどを行うグループの環境ボランティアとも連携している。

 コンクール審査委員会は同クラブについて「都市型集合住宅で行う仕組みづくりが、今後の同様な事例の指標となりうる」と講評。若本代表は「活動を始めて約10年。受賞は今後への励み」という。  

ホームページ

行徳まつりで市民に配布
市制80周年記念写真集
市川の弘文社が市に寄贈

弘文社が製作・寄贈した写真集

弘文社が製作・寄贈した写真集

 市川市内の印刷会社「弘文社」は5日、市制施行80周年を記念した写真集「市川市のいま」2千部を市に寄贈した。市は、あす16日に開かれる行徳まつりの会場で約800部を市民に無料で配布する予定。同市観光案内所(JR市川駅北口すぐ)でも無料で入手できる。なくなり次第終了。

 写真集には昨年11月~今年10月の1年間に市職員有志が市内で撮影した180点を掲載。行徳地区の神輿や大町のバラ園、葛飾八幡宮の参道など市を代表する風景だけでなく、宮久保4丁目にある木のトンネル、国府台4丁目の竹林など市民にもあまり知られていない風景も掲載されている。撮影した市職員は「今後なくなるかもしれない風景を中心に撮影した。この写真集がいい記録として残れば」と願っている。

 寄贈式で同社の湯浅秀俊社長から写真集を受け取った大久保博市長は「こんなに立派な写真集を作っていただき、本当にありがたい」と感謝の気持ちを伝えた。  

ホームページ

これまでの行革の検証など
市政戦略会議に諮問
市川市

 市川市の大久保博市長は先ごろ、同市がこれまで実施してきた行財政改革に関する検証など3点について同市市政戦略会議に諮問した。

 同会議は、学識経験者や公募市民など15人で構成する市長の付属機関。同市の重要施策や行財政改革などについて、市長の諮問に応じた調査・審議や建議などを行っている。

 この日の会議では、第2期の委員が9月末で任期満了となっていたため、冒頭に3期の委員に委嘱状を交付。新会長には、千葉商大の齋藤壽彦教授が選出された。

 諮問内容は、①同市がこれまで行ってきた行財政改革の検証②同市のアウトソーシング基準の見直しと、すでにアウトソーシングを実施している業務の検証、市民団体やNPO等との協働・連携方法③市の業務全般に対する評価の着眼点――の3点。答申期日は①が来年3月末、②が平成28年1月末、③が同9月末としている。  

ホームページ

ボクシングフライ級 林田翔太選手
アジア大会で銅メダル
ふるさとの浦安で成績を報告

メダルを胸に掲げファイティングポーズをとる林田選手(中)と兄でコーチの太郎さん(左)、松崎市長

メダルを胸に掲げファイティングポーズをとる林田選手(中)と兄でコーチの太郎さん(左)、松崎市長

 韓国・仁川で開かれたアジア競技大会のボクシング競技男子フライ級で銅メダルを獲得した林田翔太選手(22)が7日、ふるさと浦安の市役所を訪れ、松崎秀樹市長に成績を報告した。林田選手は「オリンピック出場に向けて頑張りたい」と語った。

 林田選手はフライ級では長身のサウスポーで左ストレートが武器。アジア大会では初戦と2回戦で判定勝ちしたが、準決勝は0―3の判定で敗れた。

 松崎市長に今後の目標を問われた林田選手は「アマチュアとしてオリンピック・ブラジル大会を目指す。精進して厳しい練習を積み、リベンジしたい」と語った。松崎市長は「今後の活躍を大いに期待している」と、応援の言葉を送った。  

ホームページ

「健やかに育ってほしい」
浦安の神社、七五三詣ででにぎわう

9日に豊受神社で写真撮影をする家族

9日に豊受神社で写真撮影をする家族

 子供の成長を祝って3歳、5歳、7歳の11月15日に行われる七五三を前にした8日と9日、浦安市の豊受神社などが、七五三詣での家族でにぎわっていた。

 豊受神社の境内では、黒の羽織袴などを着た男の子や、化粧をして髪飾りを付け、赤や桃色の着物をまとった女の子たちが、両親や祖父母などの家族とともに記念撮影を楽しんでいた。祈祷式の会場は、子供の健康と健やかな成長を願う姿でいっぱいだった。清瀧神社で女の子の父親は「かわいい盛りで、毎日幸せ。素直に、健やかに育ってほしい」と願っていた。  

ホームページ

市川手帳

 ご飯がないとおかずが食べられない―。日本人には、日常の食事でご飯とおかず、汁物を交互に食べる作法がある▼この食べ方は日本独特のものらしく、一部では「三角食べ」などと呼ばれる。一品ずつ食べ終えていくことは「片付け食い」と呼ばれ、無作法とされる。名称など知らなくとも、叩かれながらしつけられた記憶がある▼だがいま、片付け食いが一部で勧められている。まず野菜を食べ終えてから、汁物、肉類、ご飯の順に食べる方法で、糖尿病患者やダイエットに取り組む人などが対象▼目的は、血糖値が急激に上がり過ぎないよう、炭水化物の摂取を遅らせることという。食生活を変化させてきたことは、食べ方にも影響を与えてしまっているよう。

ホームページ