Ichikawa Yomiuri online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。


総選挙千葉5区の合同個人演説会
10日午後7時からJR新浦安駅前で

 浦安で公開討論会を開催する会が10日午後7時―同8時半、衆議院解散に伴う総選挙に際し、千葉5区(市川市の一部と浦安市)の立候補者による合同個人演説会をJR新浦安駅前の浦安市民プラザWAVE101(ショッパーズプラザ新浦安4階)で開く。
 
 同演説会の出席者は、出席を承諾した立候補者のみ。会場では、中途失聴者や高齢者向けに内容の全てに字幕を付ける。内容は録画してUstreamとネットTV(デモクラTV)でも配信する予定。

 同会は「街宣車から連呼されるだけの名前、ポスターで見ただけの顔、街頭での一方的な個人演説、選挙公報の短い紹介、そして政見放送。これだけでは誰を選んで良いのか分からない。『合同個人演説会』は、各候補者の政策、人柄などを直接見て、聞いて、知ることができる。また、他の候補者と比較することができる。候補者の違いが一挙に浮き彫りになる。投票の時の判断材料として、ぜひご来場いただき、見て、聞いて、感じてほしい」という。
 
 出席者は次のとおり。50音順。敬称略。氏名(政党)元前新の別。
 ▽浅野史子(日本共産党)新
 ▽薗浦健太郎(自由民主党)前
 ▽村越祐民(民主党)元

 同会のホームページ(http://touronurayasu.ninja-web.net/)あり。  

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浦安市当代島公民館で結婚式
企画・運営の子供たちなど大勢が祝福

大勢の来場者に祝福を受ける海津夫妻

大勢の来場者に祝福を受ける海津夫妻

 浦安市当代島公民館で先月22日、子供たちが企画・運営した結婚式が行われ、挙式した市内在住の海津康彦さん(39)、智子さん(36)夫妻が同公民館の利用者など大勢の人々から祝福を受けた。

 浦安では50年ほど前まで、公民館で披露宴を開く人が多かったことから、同公民館の職員が「復活させよう」と3年前から開いている。今回は8人の小学5、6年生が実行委員会を組織し、夏休みから準備を開始。実際に市内のホテルでウエディングプランナーから話しを聞くなど本格的に勉強したという。

 同公民館の庭で行われた結婚式では、白い風船のアーチや折り紙の飾りなどかわいらしい装飾と大きな拍手で迎えられた海津夫婦が、神父を務めた子供たちに愛を誓ってから、子供たち手作りの指輪を交換。子供たちの温かさが詰まった結婚式に、海津夫婦も来場者も幸せに満ちた表情を浮かべていた。披露宴では、子供18人が手作りした2種類のウエディングケーキが登場。「プロが作ったみたい」と驚く来場者の様子に、子供たちも大満足の笑顔を見せていた。

 この日が結婚9年目の記念日という海津夫妻は「結婚式を挙げていなかったので、本当に素晴らしい記念になった。子供たちが一緒に祝ってくれて本当にうれしい」と感激していた。今回が2回目の参加という子供実行委員会リーダーの駒形亮太君(12)は「みんなをまとめる大変さを体験でき、貴重な時間だった。(海津夫妻に)喜んでもらえてよかった」と、達成感に満ちた表情で話していた。  

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市川第一地区連合会が総合防災訓練
地域住民らで避難所を設営

車イスの福祉施設入居者が要援護者として参加して受け付けを行う

車イスの福祉施設入居者が要援護者として参加して受け付けを行う

 市川第一地区連合会(塩﨑高史会長)はさきごろ、市が同地区内の避難拠点に位置づけている市立市川小学校で総合防災訓練を行った。地域住民と、被災時に避難所に直行する市職員、学校関係者、地域の福祉施設職員と入居者の200人ほどが、避難所の開設・運営訓練を行った。

 参加者は、市職員と地域住民、学校関係者をメンバーとして被災時の対策を協議している市川小学校防災拠点協議会の指示を受け、被災時に避難者で組織することになる避難所運営委員会を設置。施設管理班や食糧・物資班、保健衛生班など7班の担当者を決め、避難者名簿作りと集計、要援護者やボランティアの受け付け、体育館へのマット敷き、簡易トイレや着替え用テントの設置などを行った。訓練の合間には、参加者が自然と、防災について話し合う様子が各所で見られた。

 訓練には子供や若者も参加。井出涼太君(小学3年)は「訓練はためになると思って自分から参加した」と話し、訓練に率先して取り組んでいた。32歳の男性は「妻はタイ出身で、タイでは防災訓練や対策は聞いたことがないという。自分が仕事中でそばにいられない時の対策を知ってほしい」と話していた。

 避難所運営委員会リーダーを務めた根本自治会の平野誠一会長は「地域住民とともに訓練をしたことで、実際に起こるであろういろいろな問題が噴き出した。市と防災拠点協議会、地域住民との連絡の円滑化がさらに必要」、同地区連の塩﨑会長は「自治会・町会ごとに意識の差はあるが、これからは組織ごとの訓練から、個人個人を重視した訓練に切り替わっていく。今回は地域住民が参加するぶっつけ本番の訓練の結果を確かめられた。得られた問題点を、次の防災訓練に生かしていきたい」という。入居者とともに参加した愛・グループホーム市川南の職員は「入居者も職員もいざという時には地域の皆さんに助けてもらうことになる。車イスの使い方を紹介するなど私たちができることで参加している」と話していた。  

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もみじ山 14日まで一般開放
市川市動植物園に隣接

真っ赤に色づくもみじ山=11月30日撮影

真っ赤に色づくもみじ山=11月30日撮影

 14日まで一般公開されている市川市大町自然観察園(大町284)のもみじ山で、連日大勢の人々が紅葉を楽しんでいる。

 同市動植物園によると、もみじ山の紅葉の見ごろはきょう6日とあす7日。この2日間は観賞植物園で温かい甘酒が100円で販売される。同園は「もみじ山は緑と黄色と赤の色彩が魅力。もみじ山だけではなく、隣接するせせらぎ園でも紅葉を楽しめる」と話している。

 先月30日に鎌ヶ谷市から歩いて来たという81歳と73歳の夫婦は「毎年もみじ山を見に来ているが、今年は色づきが良い」と満足していた。

 入園無料。開園時間は午前9時から午後4時まで。8日、雨天時は休園。

 問い合わせは同園(☎338・1960番)。  

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建て替え費用、いまだ非公表
面積は基本構想から27%拡大
市川市の新市民会館

 市川市はこのほど、市民会館建て替えの基本設計方針の概要を市のホームページで公表した。新市民会館の延べ床面積は、今年1月の基本構想段階から約26・8%拡大し、現状と同規模の約2460平方㍍になった。新市民会館の建設は来年10月から始まる予定だが、建設費用について市は「精査中で、公表できる段階にない」としている。

 同市の市民会館は、平成24年度の調査でホールの天井が崩落する危険性が高いことが分かり、昨年4月にホールの利用を停止。開館から50年以上が経過して老朽化が進んでいることもあり、市は全体を建て替える方針を昨年11月に決めた。

 現在の建物は鉄筋コンクリート造2階建てで、延べ床面積は約2460平方㍍。約900人収容のホールや会議室2室、展示室などを備える。

 新しい市民会館も同じ鉄筋コンクリート造2階建てで、延べ床面積も同じ約2460平方㍍。ホールは300人収容に縮小し、座席を可動式にして多目的利用できるようにする。会議室は3室に増え、うち1室は2つに分けて使用できるが、合計の面積は現在とほぼ同じ。このほか、展示室(ギャラリー)2室と、2室に分けられる防音対応の練習室1室を設ける。

 1月の基本構想段階と比べると、トイレやホワイエといった共用部分、控え室、倉庫などを広げた結果、延べ床面積が約26・8%増加。現八幡分庁舎にある「親子集いの広場」の新市民会館への移転は、面積不足や他の施設との利用時間の違いなどにより取りやめた。

 市は間もなく実施設計と現市民会館の解体工事に取り掛かり、平成28年11月の開館を目指して来年10月から建設工事に着手する予定。ただ、建て替えの事業費について市文化施設整備担当室は「いま公表すると、全く違う金額になる可能性がある」として、来年度当初予算案に計上するまで公表しない考えを示している。  

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けん玉世界大会で優勝
浦安市在住・嶋寺克彰さん

けん玉型のトロフィーを手にする嶋寺さん(左)と松崎市長

けん玉型のトロフィーを手にする嶋寺さん(左)と松崎市長

 欧米を中心にブームになっているけん玉の世界大会「ヨーロピアンけん玉オープン(EKO)」(8月、デンマーク)で浦安市在住の嶋寺克彰さん(36)が優勝し、先月21日に同市の松崎秀樹市長に成績を報告した。

 嶋寺さんは18カ国の選手が参加した世界最高峰の同大会の最上位クラスで優勝。嶋寺さんは「けん玉はお金もかからず、いつでもどこでもでき、全身の運動や認知症予防にもいい生涯スポーツとして注目されている。やればやるほど技も決まり、気持ちいい」とアピール。松崎市長は「子供やお年寄りにぜひ教えてあげてほしい。大会の開催も支援したい」と応援していた。  

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河童グッズ300点公開
〝浦安かっぱ村〟村長

収集してきた河童グッズと宇田川村長

収集してきた河童グッズと宇田川村長

 「境川を河童のすめるきれいな川に」―とごみ拾いなど環境保全活動をしている市民団体・ふるさと浦安かっぱ村の宇田川敬之助村長が、これまで収集してきた河童グッズ約300点を同村事務所で公開している。

 同団体は平成16年3月に誕生し、独自の環境保全活動を行うほか市内の数々のイベントにも参加し、河童の衣装で啓発活動を展開。境川に親しみを持ってもらおうと、べか舟に乗った河童の石像「かん君ときょうちゃん」も市健康センター脇に設置した。

 公開を始めた河童グッズは、「芥川龍之介の『河童』を読んで以来興味があり、かっぱ村に携わった13年前から集めだした」という宇田川村長の私物。旅先や骨董品店で購入したり、友人が買ったり制作したりした置物や本、色紙などで、中には岩手県遠野市の「カッパ捕獲許可証」もある。宇田川村長は「河童はテレビや映画にも取り上げられ、子供たちも大好き。夢のある生き物で、ロマンがある。民芸品からキャラクターものまで、河童グッズを見て楽しんでほしい」という。

 同事務所は宇田川さんが代表を務める新都市グリーン開発(猫実2の12の27、やなぎ通りグリーンビル2階)内。開場は平日午前10時―午後4時半。入場無料。子供には折り紙のカッパなどをプレゼントする。

 問い合わせは同社(☎350・1400番)。  

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浦安でボッチャ大会
障害者ら30人が楽しむ

ジャックボール目がけてボールを投げる競技者

ジャックボール目がけてボールを投げる競技者

 浦安市総合体育館で先月8日、浦安中央ライオンズクラブ主催の第4回浦安ボッチャ大会が開かれ、障害者など約30人の参加者が楽しんでいた。

 ボッチャは個人戦またはチーム戦でボールを6球ずつ投げたり転がしたりして、ジャックボールと呼ばれる白い球にいかに近づけるかを競うスポーツで、手が不自由な人でも勾配具を使用して楽しめる。障害者のために欧州で考案され、パラリンピックの正式種目になっている。

 同大会では、立位クラスと車いすクラス、ダブルスクラスに分かれて総当たり戦などを実施。参加者は勝敗を競うだけでなく、試合中にルールを覚えたり、投球のコツや試合の有利な進め方を熟練者から学んだりして楽しんでいた。

 浦安ボッチャ協会の中䑓保会長は「ボッチャを広めていき、健常者にもどんどん参加してもらえるようにしたい」と意欲を示していた。同市在住の男性(77)は「ボッチャは競技そのものも楽しいし、コミュニケーションが取れることも楽しい」と話していた。  

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浦安市民が第九披露
合唱は公募の小学生から80代まで225人

練習に励む合唱の団員たち

練習に励む合唱の団員たち

 浦安から東北へ『歓喜の歌』で応援したい―。浦安市民によるベートーベン『第九』の演奏会が14日午後2時から、浦安市文化会館(猫実1の1の2)大ホールで開かれる。当日券が若干数発売される。

 公募市民による演奏会は昭和57年から隔年などのペースで開かれ続け、今回は3年振り24回目。『第九』を歌うのは13年振りで、浦安市民演奏会実行委員会は「浦安は東日本大震災の被災から復活しつつあるが、東北はまだ途上。応援の意味を込めて選曲した」という。『第九』を歌うとあってか市民の応募は多く、小学3年生から80代までの225人の団員が、公演に向けて練習の仕上げに励んでいる。

 演奏曲はフンパーディンク『ヘンゼルとグレーテル前奏曲』、バッハ『主よ、人の望みの喜びよ』、モーツァルト『アヴェ・ヴェルム・コルプス』、ベートーベン『交響曲第9番ニ短調作品125』、NHK東日本大震災復興支援ソング『花は咲く』。

 指揮は船橋洋介、管弦楽は浦安シティオーケストラとジュニア弦楽アンサンブル、独唱はソプラノ・石上朋美、アルト・山下牧子、テノール・小原啓楼、バリトン・与那城敬。

 入場料は1500円(全指定席)。『第九』の演奏会のため人気が高く、前売り券は完売。若干の当日券を正午から同会館で発売する。なお、未就学児の入場は不可。

 問い合わせは市教委生涯学習課(☎351・1111番=代表)。  

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初のガールズ戦な ど3試合開催
浦安・市川親善少年野球大会

 浦安・市川両市の球児が野球を通じて友好を深め合う「浦安市・市川市親善少年野球大会」(読売新聞東京本社・市川よみうり新聞社主催)がきょう6日午前8時45分から、浦安市高洲中央公園(高洲4の1の1)少年野球場で開かれる。雨天中止。 今回は、恒例の低学年と高学年の選抜チームによる2試合に加え、女子選手が活躍していることから、浦安・安孫子・鎌ヶ谷の3市の合同女子チームと市川の女子チームによる特別試合も実施する。

 出場チームと試合開始時間は次のとおり。

第1試合〈低学年〉
浦安選抜X市川選抜(アスナロイーグルス)
午前8時45分プレーボール

浦安選抜

浦安選抜

市川選抜

市川選抜

特別試合
第2試合〈女子校学年〉
葛南フラワーズX市川ガールズ
午前10時30分プレーボール

葛南フラワーズ

浦安選抜

市川ガールズ

市川選抜

第3試合〈高学年〉
浦安選抜X市川選抜
午後0時30分プレーボール

浦安選抜

浦安選抜

市川選抜

市川選抜

 

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市川手帳

 いま、高校などにはボランティア部という部活動がある。彼らの父母世代が高校生だった当時は聞いたことがない存在▼ごみ拾いや街頭募金、イベントの手伝いはボランティアの定番。活動は福祉分野にも及び、子供やお年寄り、障害者が利用する福祉施設での寄り添い、手作りした清拭布の寄付なども行うという▼若いんだから、もっと楽しそうな部活動もあるだろうに。つい余計なことを心で思いつつ、入部の理由を尋ねたところ「人の役に立てることがしたい」「喜んでもらいたい」という。やりがいを人との関わりに求めているようだ▼部自体は教諭が用意したものかもしれないが、入部は子供たちの意思。普段できない体験と相手の笑顔を、将来の糧にしてほしい。

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