市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

今週のNews

 □市川の梨~出荷始まる
 □三浦議員の報酬差し止め~市川市議会が新条例制定
 □夜空を彩る6,600発~浦安市花火大会
 □浦安市が防犯カメラ追加設置
 □夏休みに備え日出学園小で着衣水泳講習
 □今年度は実働型で実施~浦安市職員防災訓練
 □次世代に「戦争の愚かさ」「平和の尊さ」伝える行事
 □浦安在住の阿部桃子さんミス・ユニバースへ
 □市川を紹介する情報誌を千葉商大学生が制作
 □子供たちが水鉄砲で〝銃撃戦〟~ねもとフェスティバル
 □これからのイベントなど


市川の梨
出荷始まる


たわわに実った中村農園の幸水=先月31日撮影

 市川の特産品である梨の出荷が今年も先月26日に始まった。
 
 市川市の梨の生産量は昨年度約4500㌧(直売所販売分を除く)で、日本一の生産量を誇る千葉県の中でもトップクラス。平成19年には「市川の梨」として特許庁から地域団体商標登録(地域ブランド)の認定も受けており、味や香りが好評を得ている。
 
 大野町の中村農園の中村宜由さん(78)は「今年は天候による被害がないが、水不足が否めないので小玉傾向。しかし、水が少ない分、甘みが強いと思う」と話している。
 
 市川の梨は幸水が8月中旬まで、豊水が8月下旬から9月下旬まで、あきづきが9月上旬から下旬まで、新高が9月中旬から10月上旬ごろまで堪能できる。  

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三浦議員の報酬差し止め
市川市議会が新条例制定
議員辞職勧告決議も可決

 市川市議会の三浦一成議員が児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で警視庁に逮捕された事件を受け、同議会は先月25日に臨時議会を開き、逮捕などにより市民の信頼を著しく損なった議員への報酬差し止めを可能とする議員発議の条例案を賛成多数で可決した。同条例は即日施行され、同日に開かれた支給差止判定会議で三浦議員への報酬差し止めが決定。この決定に基づき、大久保博市長は同日、8月分から三浦議員の報酬を差し止めた。
 
 同条例は、禁錮以上の刑が定められた刑事事件で議員が起訴(略式起訴を除く)または逮捕、勾留され、報酬を支給し続けることが市民の信頼を著しく害すると判定された場合、報酬差し止めを可能とする。差し止められた議員報酬は、当該議員が禁錮以上の刑を受けた場合は支払われないままとなるが、差し止め決定から1年間起訴されなかった場合や無罪の場合、執行猶予付きの判決や罰金以下の刑だった場合などには、さかのぼって全額が支払われる。
 
 差し止めの判定は、当該議員を除く全議員で構成する支給差止判定会議で行う。同会議で差し止めを決めるには、全議員の3分の2以上の出席と、出席議員の4分の3以上の賛成が必要となる。
 
 三浦議員は逮捕3日後の6月29日に釈放され、議員辞職については「裁判の結果を待ってから判断したい」との意思を示しているというが、市議会の本会議や各派代表者会議には「体調不良」あるいは「捜査中」を理由に出席せず、市民や市議会などに対する説明や謝罪などもしていない。議会事務局には市民から「なぜ報酬を支払うのか」など批判の声が多数寄せられていたが、同市にはこれまで市議会議員の報酬差し止めに関する条例がなく、大久保市長が制定を要望していた。
 
 ただ今回の条例に関しては、一部の議員が「有罪判決が確定するまでは推定無罪という原則を逸脱している」「議員報酬だけで生活している議員がたくさんおり、生活給の性格を持っているので差し止めは問題」「地方公共団体は議員に報酬を支払わなければならないとする地方自治法第203条との整合性に問題がある」といった懸念を示し、臨時議会と支給差止判定会議で反対に回った。他市の事例でも、起訴や勾留ではなく逮捕を要件として報酬差し止めを可能とする条例は確認できていないという。
 
 こうした懸念の声に、議案提出者側の議員は「推定無罪の原則が働く刑事裁判とは異なる。逮捕あるいは起訴され、市民の信頼を裏切ったことは政治的責任の範疇と考える」「議決要件は、地方自治法で規定する議員の除名を行う際と同等の厳しいもので、最終的に禁錮以上の実刑判決を受けなければ報酬が受けられるなど、対象議員の権利にも十分配慮している」「報酬は役務の提供の対価であって、全額差し押さえできるという判例が示されているとおり、法的には生活給の性格を有していない」「本条例は、議員報酬の額や支給方法を条例で定めなければならないという同条第4項の規定に基づいて特例を定めるもの」との考えを示し、「仮に名誉毀損、あるいは経済的な損失について訴訟が提起されても十分に対抗できる」と自信を見せた。
 
 また同臨時議会では、三浦議員に対する議員辞職勧告決議も賛成多数で可決された。  

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雨の中でも夜空を彩る6,600発
浦安市花火大会
きょうは市川市民納涼花火大会




 浦安市総合公園前の海上で先月29日、第39回浦安市花火大会(浦安市ふるさとづくり推進協議会主催)が行われ、彩り豊かな6600発の花火が浦安の夜空を飾った=写真。
 
 当日は雨が降りしきるあいにくの天気だったが、同公園や周辺には浴衣姿のカップルや家族連れなど約15万人(主催者発表)が来場。傘を差しながら花火を眺め、「たまやー」「かぎやー」「きれいだよー」などと声を上げたり、写真や動画を撮ったりして楽しんでいた。高洲在住のホリス・ハンフリーズさんは「私の出身国・アンティグア・バーブーダ(カリブ海)と違って人々が多く来ていて、にぎやかで良かった。花火も素晴らしかった」と笑顔を浮かべていた。
 
 きょう5日午後7時15分から同8時半までは、市川市大洲3丁目地先の江戸川河川敷で第33回市川市民納涼花火大会が開かれる。荒天時は翌日に順延。
 
 今年は「満開! 江戸川大輪花!」「神秘の楽園~ムラサキの癒し~」など、時間ごとに設定した8つのテーマに合わせて1万4千発の花火を打ち上げる。
 
 当日の開催状況の確認は市役所代表電話(☎334・1111番=午前11時以降)。  

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街頭犯罪の未然防止へ
防犯カメラ追加設置
浦安市

 浦安市は今年中に、街頭防犯カメラを新たに5基追加し、防犯体制を強化する。他市町村と比べて自然環境が少なく、開発されていることから相対的に人の目が届きやすく、夜間でも明るい街だが、犯罪の発生状況を踏まえ、必要性のある場所に設置するという。
 
 防犯カメラを新たに設置する箇所は、北栄地区と富士見地区の2地区。詳細な設置箇所は今後決める。
 
 これまでに市が設置した防犯カメラは計24基で、駅前や人通りの少ない通り、比較的暗い場所などに設置している。地区別にみると、当代島と猫実が5基ずつ、北栄が4基、美浜と入船が3基ずつ、舞浜が2基、富岡と富士見が1基ずつ。
 
 5基の防犯カメラは県の市町村防犯カメラ等設置事業補助と市の予算で設置する。同事業補助で費用の2分の1がまかなわれる。
 
 防犯カメラの設置について市防犯課は「ここ数年設置してきていないが、警察との協議の結果、市内の犯罪発生状況を踏まえて防犯カメラが必要な場所、かつ民間の防犯カメラがない地域の中で優先順位をつけて設置を決めた」と言う。
 
 浦安警察署管内の平成29年上半期の犯罪発生件数は839件(前年同期比40件増)。特に自転車盗が314件(同37件増)、ひったくりやすり、万引きなどの非侵入盗が269件(同37件増)と多く発生していることが特徴。同課は「防犯カメラに対してアレルギーを持つ人もいるだろうが、街頭犯罪を未然に防ぐことの効果は大きい」としている。
 
 市は防犯カメラと、警察への通報装置を備える街頭緊急通報システム(スーパー防犯灯)も、湾岸道路周辺の12カ所に設置している。  

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水難事故増える夏休みに備え
日出学園小で着衣水泳講習


空のペットボトルを使って浮かぶ児童たち

 市川市菅野の日出学園小学校(平山淳子校長、児童数636人)で先月13日、着衣水泳の講習が行われ、5年生119人が服を着た状態で浮かぶ方法や泳ぐ方法を学んだ。
 
 この講習は、服を着た状態で海や川などに転落したときや、転落した人を助けるときの対処法を学ぶことが目的。平成15年から毎年、水難事故が増える夏休みの前に実施している。
 
 児童たちはまず、服を着たままクロールや平泳ぎに挑戦し、「足が重くて動かない」「スピードが出ない」と、着を着て泳ぐことの難しさを体感。その後、対処法として仰向けの状態で平泳ぎのように手足を動かす「エレメンタリーバックストローク」や、繰り返し水底を蹴って水上に顔を出す「ボビング」、服の中に空気を入れたり空のペットボトルを使ったりして浮く方法を学び、熱心に実践していた。
 
 児童たちは「ボビングとエレメンタリーバックストロークは難しかったので練習したい」「もし自分が溺れてしまったら、まずきょう教えてもらった服に空気を入れるやり方を実践したい。溺れている人がいたらペットボトルを投げて助けたい」と話していた。  

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今年度は実働型で実施
浦安市職員防災訓練
帰宅困難者対策・避難所運営など

 浦安市は、職員を対象とした実働型の防災訓練を来年1月をめどに実施する。同市の職員向けの訓練は近年、図上訓練で行ってきたが、今年度は市民の協力を得て実働型で行うこととした。
 
 訓練は、情報処理訓練と帰宅困難者対策訓練、避難所開設・運営訓練の3つ。情報処理訓練は、災害時に情報処理業務を担う職員が対象で、シナリオ非公開型の図上訓練。帰宅困難者対策訓練は、職員が地域住民の協力を得てJR新浦安駅周辺と一時滞在施設、指定避難所(市立小学校)で実働型の訓練を行う。避難所開設・運営訓練は、職員と地域住民を対象に指定避難所(同)の施設確認や避難所運営ゲームを行う計画。  

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次世代に「戦争の愚かさ」「平和の尊さ」伝える行事

 絵と体験談で原爆の恐ろしさ再現
 原爆の絵展

 



 被爆者が描いた原爆の絵の展示会「原爆の絵展」が先月22日と23日、市川市八幡の全日警ホールで開かれ、約160人の来場者が原爆について改めて考えていた=写真。
 
 会場では原爆の絵と被爆地写真のパネル展示と、被爆者による語り部、絵本の読み聞かせ、詩の朗読が行われた。会場のお年寄りから戦争時の生活や中国からの引き揚げ、戦後の暮らしなどを熱心に聞く来場者もいた。東京都江戸川区から来た40代の夫婦は「語り部がある原爆の展示はなかなかない。もっと聞きたい」と話していた。

 原爆・戦争の悲惨さ伝える
 浦安市原爆展 31日まで

 






 浦安市は31日まで、原爆展を市役所1階ロビーで開いている=写真。
 
 非核平和事業の一環として、次第に風化していく原爆と戦争の記憶をとどめ、平和の尊さ、戦争の悲惨さを伝えることが目的。
 
 会場では広島と長崎の被爆地の写真や被爆者が描いた絵、原爆関連資料などのパネルと、広島市と長崎市に献納される平和の千羽鶴など約30点を展示している。会場を訪れていた40代の女性は「72年前の日本にたくさん落とされた爆弾と原爆2つによる大きな被害を忘れず、そして、これから1つも飛ばないことを願っている」と話していた。

市川市「子どもののための平和展」

 市川市中央こども館(鬼高1の1の4)であす6日~15日、「子どものための平和展」が開かれる。月曜日は休館。
 
 遊んでいる子供や防空壕内の様子など戦時中の写真パネルや、戦争に関する絵本、昭和の遊び道具を展示する。平和メッセージを書いて展示するコーナーや、折り鶴を折るコーナー、各種体験コーナーも設置。10日午後2時~同2時45分には、母親の胎内で被爆した里見香世子さん(市川被爆者の会会員)が、被爆したことでどのような人生を歩んだかを話す。
 
 開館時間は午前10時~午後6時(土日曜日・祝日は同5時、最終日は同4時)。11日はパネル展示のみ。
 
 体験コーナーは次のとおり。
 
 問い合わせは同館(☎320・3337番)。
 
 ▽やってみよう「千人針」=6日、9日、10日午前10時45分~同11時15分
 
 ▽入ってみよう「防空壕体験」=11日を除く会期中午前11時20分~同11時50分と、9日、10日、12日の午後2時~同2時半
 
 ▽昭和初期の遊び=9日午後3時半~同4時半▽作ってみよう「折染めからミニ灯篭」=10日午後3時半~同4時半(小学生以上先着10人)

市川で「平和の鐘を鳴らそう」

 市川市ユネスコ協会は終戦記念日の15日、JR市川駅など市内7カ所で平和への祈りをささげるイベント「平和の鐘を鳴らそう」を開く。
 
 市川駅では正午と午後1時からの2回、黙とうをしてから平和への祈りを込めて「平和の鐘」を鳴らした後、同協会青年部アイ・ユースに所属する高校生が「私の平和宣言」を群読。その後、市民に平和の鐘を鳴らしてもらう。
 
 法華経寺(中山2の10の1)と弘法寺(真間4の9の1)、徳願寺(本行徳5の22)、妙行寺(原木1の24の1)、聖望キリスト教会(市川3の37の12)、日本福音ルーテル市川教会(市川4の1の5)の6カ所では、正午から鐘を鳴らした後、平和宣言の群読を行う。
 
 問い合わせは同協会・吉崎さん(☎326・5203番)。
 
 関連イベント
 
 同協会は、同日午後3時~同4時半、アイ・リンクルーム会議室(市川駅南口直結、ザタワーズイースト3階)で第10回ユネスコ市民公開講座「次世代に伝えよう!」を開く。聴講無料。当日先着50人。
 
 講師は、北朝鮮で終戦を迎え、1年間の抑留を経験した原発問題住民運動全国連絡センター事務局長の柳町秀一さん。

県原爆被爆者友愛会
パネル展と語り部


 千葉県原爆被爆者友愛会は7日~9日の午前10時~午後4時、「原爆パネル展と被爆の実証」を千葉県庁本庁舎1階県民ホールと多目的ホールで開く。入場無料。
 
 県民ホールでは「原爆と人間」と題したパネルなどを展示し解説。多目的ホールでは被爆関連のDVDを常時上映し、昼休みの時間帯(正午ごろ~午後1時ごろ)は被爆者による「語り部」が行われる予定。
 
 問い合わせは同会(☎043・253・7768番=兼FAX、eメールyuaikai@oasis.plala.or.jp)。

市川市「平和パネル展」

 市川市は9日~21日の午前9時~午後10時(最終日は正午まで)、平和パネル展をアイ・リンクタウン展望施設(JR市川駅南口直結、ザタワーズウエスト45階)で開く。入場無料。
 
 広島県や長崎県で原爆による被害を受けた人や建物の写真をパネルにして説明文とともに展示。18日午後2時~同2時45分には、14歳のときに長崎県で被爆した市川被爆者の会副会長の井上勇さんが被爆当時の街や人々の様子などを話す。
 
 問い合わせは市総務課(☎712・8643番)。

アニメ映画『この世界の片隅に』
市川市の全日警ホールで上映会


 市民団体「市川でよい芝居をみる会」は全日警ホール(市川市八幡市民会館、八幡4の2の1)1階ホールで8日午前10時と午後1時、同4時、同6時半の計4回、アニメ映画『この世界の片隅に』の上映会を開く。

 同映画は、第二次世界大戦下の昭和19年、広島県呉市に18歳で嫁いできたヒロイン・すずと周囲の人々が、空襲で身近な大切なものが次々と失われていく中でも前向きに生きようと努力する姿が描かれている作品。第40回日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞や、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門の審査員賞を受賞するなど、高い評価を得ている。

 料金は全席自由で千円(高校生以下と障害者は600円)、親子2人の場合は1500円(子供一人追加に付き500円増)。チケットは同会・松藤さん(☎090・1795・1937番)かNPO法人いちかわ市民文化ネットワーク(☎369・7522番)に予約する。チケットが余った場合は当日券の販売有り。  

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浦安在住のモデル・阿部桃子さん
ミス・ユニバースに出場へ


内田市長(左)と阿部さん

 東京都内で先月4日に開かれた「ミス・ユニバース・ジャパン」の最終選考会でグランプリに輝き、世界最大級のミスコンテスト「ミス・ユニバース2017」に日本代表として出場する浦安市在住のモデル・阿部桃子さん(22)が先月19日、浦安市の内田悦嗣市長を表敬訪問し、グランプリの喜びを伝えた。

 最終選考会には、各都道府県大会を勝ち上がった18~27歳の47人が出場。外見の美しさだけでなく、「知性」「感性」「人間性」などを基準に審査され、阿部さんが頂点に立った。

 阿部さんは、日本テレビのリポーター・阿部祐二さんの長女。身長186㌢の父親譲りの175㌢の高身長を誇る。市長室で阿部さんは「元々ゴルファーだったので、美に関してはよく分からなかったけど、代表になるまでいろいろな人に支えられたので感謝。うれしいというより感謝。いろいろな方にありがとうございますと伝えたい」と現在の心境を話した。内田市長は「身長高い! 顔小さい!」と阿部さんの美貌に驚きながら「日本代表として世界大会で頑張ってください」と激励した。  

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市川を紹介する情報誌
千葉商大の学生が制作


大久保市長(左から4番目)と記念撮影する学生たち

 千葉商科大学(市川市国府台)政策情報学部の学生たちがこのほど、市内の文化や歴史、自然などを紹介する情報冊子「Ichikawa ミュゼ街あるき」を発行した。発行部数は3千部で、このうち2千部を市川市に寄贈。市内の博物館やギャラリー、同大本館1階の地域連携推進センターなどで無料配布されている。

 「ミュゼ」は、フランス語で博物館という意味で、市内にある博物館やギャラリーの帰りに、親子で市内散策を楽しんでもらいたいと、同学部の2年生と3年生19人が1年半をかけて制作。4~5人のグループごとに、「芸術」「文学」「自然」「歴史」の4ジャンルに分かれ、取材や執筆、撮影、ページデザイン、編集、校閲などを全て学生たちで行った。中嶋進悟さん(3年)は「行徳近郊緑地は市の土地と県の土地があって、市役所や県庁に写真の許可を取ったり、書いた文章を校正してもらったりと大変だった」、大道真優さん(同)は「歴史についての文章をまとめるのが大変だった」とそれぞれ苦労を振り返る。

 冊子は全面カラー40㌻。真間の里帰りカップ資料館や明戸古墳、曽谷城跡、水木洋子邸、万葉植物園、国府台道明寺天満宮など、市内の見どころを解説や地図、写真付きで紹介している。郭沫若記念館の写真は庭の芝桜がきれいな時期に撮り、わらで作った大蛇を街中に設置する国府台の伝統行事「辻切り」の写真は、大蛇がまだ新しい1月に撮るなど、ベストな時期を選んだという。増田光希さん(3年)は「市川市は子育て世代の定着率向上が課題なので、ぜひ親子で冊子を片手に街歩きをしてもらい、地域に愛着を持って長く住み続けるきっかけになってほしい」と願っている。

 先月7日には市役所仮本庁舎で同冊子の贈呈式が開かれ、学生たちが大久保博市長に冊子を手渡した。大久保市長は「素晴らしい物をありがとうございます。最大限有効活用させていただきます」と感謝していた。  

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子供たちが水鉄砲で〝銃撃戦〟
国府台駅前でねもとフェスティバル


水鉄砲を撃ち合う子供たち

 京成国府台駅の駅前通りで先月22日、同通りの商店会・根本発展会主催の「ねもとフェスティバル」が開かれ、水鉄砲大会やスイカ割り大会、各種ステージ発表などでにぎわった。

 歩行者天国となった通りには、同商店会による焼きそばや焼き鳥、かき氷などの出店が軒を連ねた。特設ステージでは、市川のご当地アイドル「市川乙女」やバンド、チアダンス、太鼓などのグループがパフォーマンスを披露。スイカ割り大会では、子供たちが順番待ちの列を作って次々と挑戦し、見事スイカが割れると大きな歓声が起こっていた。

 水鉄砲大会では、子供たちが4人チームに分かれて1対1のチーム戦で対決。互いに相手の両肩に付けられた金魚すくい用のポイめがけて撃ち合った。

 子供たちは、慎重に距離を取って撃ち合ったり、果敢に接近戦を挑んだりと真剣勝負。終わった後はびしょ濡れになりながら、「楽しかった。もっとやりたい」「濡れちゃったけど、うまくよけられた」「少し怖かったけど楽しかった」と笑顔を見せていた。  

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これからのイベントなど

講座・講演会

歴史ロマンの会 第14回講座「北条氏の里見戦線事情 海陸両面戦闘」
8日㈫午後2時半―同4時半
♣浦安市当代島公民館(当代島2の14の1)第1会議室
入会金500円、会費1回1,000円(非会員1,500円、体験1,000円)、テキスト代200円(メール配信の場合は無料)
☎同会・清水(080・3450・7947)
 現地見学とそれに向けた座学(毎月第2火曜日)を行っている講座。今回は10月に行う山中城見学に向けた講座。講師は藤井尚夫さん。受講申し込みは不要。今回は講義後に納涼会(有料)を開く。
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介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)受講生募集
9月7日―11月9日(全27日)午前9時―午後5時
♣市川市福祉公社多目的ルーム
5万円(テキスト代など。別途、健康診断費を負担)
☎同公社・平野(313・4072)
 介護の基本を実技と講義で学んだ後、介護サービス利用者宅で実習。対象は心身ともに健康で、履修科目を全て受講可能な15歳以上の市内在住・在勤・在学者で、定員は申し込み抽選12人。「介護の仕事に就きたい人、家庭で介護する技術を身に付けたい人は学んでみませんか」と主催者。受講希望者は、氏名(ふりがな)・住所(〒)・生年月日・年齢・電話番号・受講動機をはがきか封書に書いて、15日必着で同公社(〒272―0023市川市南八幡5の10の7、INGビル2階)に郵送。

イベント

良縁を願う親の集い
13日㈰午後3時15分―同5時
♣船橋市中央公民館(本町2の2の5、JR船橋駅から徒歩約6分)
2,000円(定員は申し込み先着20人)
☎婚活サポート親の会・西田(070・5558・3883)
 未婚の子供を持つ親同士が集まる相談会。本人の参加可。持ち物は筆記用具とメモなど。
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回想法による「浦安想い出語りの会」
16日㈬午後1時半―同2時45分
♣浦安市立中央図書館(猫実1の2の1)2階視聴覚室
無料
☎同会・小泉(090・8029・7789)
 懐かしい思い出を語り合うことで脳の機能を活性化することを目指した活動。今回は「お盆・夏休み」がテーマ。「一緒に思い出を語り合いませんか」と主催者。

自然観察

セミ羽化観察会
12日㈯午後6時半―同8時半(雨天中止)
♣県行徳野鳥観察舎(市川市福栄4の22の11)駐車場集合
1組300円(当日受付。小学生以下は保護者同伴)
☎NPO法人行徳野鳥観察舎友の会(397・9046=同観察舎)  同観察舎前の芝生地帯で羽化するアブラゼミを探して観察する。懐中電灯と虫よけを持参。
・・・・・・・・・・・・・・・
行徳(新浜)自然観察会~夏の昆虫と秋の渡り鳥~
13日㈰①午前10時―午後1時半ごろ②午前10時―午後3時半ごろ
♣東西線行徳駅の北口広場集合
200円(保険代。学生以下は無料。②は別途バス代400円)
☎千葉県野鳥の会・田久保(047・434・9824)
 ①は行徳保護区内をゆっくり回り、②は江戸川放水路と保護区を巡る。保護区ではカイツブリやカワウ、タカブシギ、放水路ではキアシシギやメダイチドリ、ソリハシシギなどを観察する。持ち物は観察用具と弁当、飲み物、雨具、観察用具。

募集

浦安フェスティバル2017パレード参加者募集
9月17日㈰(申し込み締め切りは8月10日必着)
♣シンボルロード
よさこいソーランは無料、稚児行列は6,000円(貸し衣装代や写真撮影代、幸福鈴代など。草履と足袋は別途1,500円)
☎同フェスティバル実行委員会事務局(712・6297=市商工観光課内)、FAX(351・8600)、eメール(shoukoukankou@city.urayasu.lg.jp)
 パレードの「よさこいソーラン舞だ!浦安舞」と「浦安しあわせの稚児行列」の参加者を募集。よさこいの対象は小学3~6年生で、定員は申し込み抽選200人。事前レッスン(午後1時~同3時、市立明海小学校)の参加が必要。稚児行列の対象は6歳の子供(平成23年4月2日~同24年4月1日生まれ)で、定員は申し込み抽選50人程度。子供1人に付き保護者1人の付き添いが必要。当日は正午までに市日の出公民館に集合。いずれも参加希望者は、募集リーフレット裏面の参加申込書に必要事項を書いて、市商工観光課に持参するかファクス、郵送、eメールで送る。公式ホームページの申し込み専用フォームからも申し込める。

フリーマーケット

出店者募集
11日㈮㈷午前9時―午後3時ごろ(小雨決行)
♣市川市行徳駅前公園(湊新田2の4)
出店料500円(当日徴収)
☎時遊空間ふれあい市・中村(090・8309・2337)
・・・・・・・・・・・・・・・
出店者募集
13日㈰午前9時―午後2時(雨天中止)
♣県立行田公園西広場(船橋市行田3の5の1)
出店料1,500円
☎船橋リサイクル市民の会・杉本(043・489・6114)

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