市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

今週のNews

 □ミーアキャット舎リニューアル〜市川市動植物園
 □市川市、ごみ排出量6年連続減〜「収集回数削減の効果」
 □大勢が4重の輪を作り盛り上がる〜浦安市納涼盆踊り大会
 □地区計画で共同住宅など禁止へ〜浦安市舞浜3丁目地区
 □約50万年前の星空を再現〜現代産業科学館でプラネタリウム上映
 □避難所設営訓練など実施〜26日は浦安市総合防災訓練
 □土俵の上で真剣勝負〜関ヶ島ちびっこすもう大会
 □テーマは浦安、行徳の野鳥〜浦安市郷土博物館で企画展
 □26チーム、1,200人超が熱戦〜少年サッカー・竹内杯
 □高齢者ドライバーの事故防止へ〜ベイシニア浦安で県警が講習
 □寸劇で電話de詐欺を未然防止〜行徳署管内で被害増加
 □厄病除け・縁結びに長い列〜行徳・胡録神社祭礼
 □市川市の救助隊員が全国大会出場〜消防救助技術関東地区指導会で4位
 □12年目の野外ライブin南行〜地元のシンガーソングライターなど出演
 □これからのイベントなど


市川市動植物園
ミーアキャット舎リニューアル
見晴らし台設置で近くで見やすく


間近でミーアキャットを観察する来園者

 市川市動植物園のミーアキャット舎が先月10日に一部リニューアルされ、ミーアキャットを間近で観察できるようになった。
 
 ミーアキャットは、アフリカ南部に生息するマングース科の食肉類で、直立する姿のかわいらしさが人気。同園では現在14頭が飼育されている。
 
 ミーアキャット舎は、来園者の位置より約1㍍下にあるが、中央部分にある高さ約1・5㍍の壁の上に行き来できるように板を掛け、壁の上部に見晴らし台を設置した。これにより、ミーアキャットが見晴らし台まで来れば来園者の手が届くほどの距離になり、長い爪や鋭い犬歯、毛の質感など隅々まで観察できるようになった。毎週日曜・祝日の午後2時半からは、見晴らし台に餌をまく。雨天中止。天候や動物の状態によって時間が前後することもある。
 
開園記念イベント
中学生以下入園無料

 
 同園はあす19日、中学生以下の入園料が無料になる同園開園記念イベントを開く。
 
 午前10時半から正午までと、午後1時から同2時半までは、石炭を燃やして走る本格的なミニSLを運行(1歳以上100円)。午前10時から午後3時半までは、レストハウス1階レクチャールームでビュンビュンごまを作れる。午後2時からは、動物のエサを作る様子を見学し、動物たちのエサについての解説を聞ける「調理室探検」を実施。参加希望者は同園の管理棟入口に集合。
 
 問い合わせは同園(☎338・1960番)。  

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市川市、ごみ排出量6年連続減
「収集回数削減の効果」
平成36年度の目標達成は困難

 市川市内の昨年度のごみ排出量(速報値)がこのほどまとまった。総排出量は6年連続で減少し、市が平成36年度の目標値を設定している「一人一日あたり排出量」「資源化率」「焼却処理量」「最終処分量」の4項目も全て良化。市は、昨年度から家庭ごみの収集回数を削減した効果が出たとみている。ただ、「一人一日あたり排出量」を除く3項目は、目標値の達成が困難な状況が続いている。
 
 同市は同27年、市川市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画を改定し、同25年度の数値を基準に、同36年度を目標年次とする4項目の数値目標を設定。昨年度からは、週3回だった家庭ごみの収集回数を同2回に削減するなどして、ごみの減量・資源化を図っている。
 
 昨年度の市川市内のごみ排出状況を見ると、総排出量は前年度比2191㌧(1・6%)減の13万7601㌧。燃やすごみが約2・8%減、燃やさないごみも16・9%減など多くが減った中、資源物は布類が37・2%増、近年減少傾向が続いていた雑誌・雑紙が7・3%増となっており、市循環型社会推進課は「ごみの収集回数削減に伴う説明会で、分別について説明した効果が出ていると思う。市民のごみ減量の努力が進んでいる」とみている。
 
 「一人一日あたり排出量」も、同18㌘(2・3%)減の770㌘で、6年連続減少。基準年度の846㌘からは76㌘の減少で、目標値「760㌘」まであと10㌘に迫った。
 
 ただ、焼却灰の建設材や路盤材などへの再資源化が、受け入れ先を確保できずに進んでいないことや、市の人口が基準年度から約2万人増えたことなどが影響し、「資源化率」「焼却処理量」「最終処分量」は目標達成が厳しくなっている。
 
 「資源化率」(目標値「27%以上」)は17・7%で、前年度比0・2㌽増だったが、基準年度の20・1%は下回っている状況。「最終処分量」(目標値「7200㌧以下」)も同249㌧(1・7%)減の1万4483㌧で、基準年度の1万2199㌧より増えている。「焼却処理量」は、同2162㌧(約1・8%)減の11万5690㌧で、基準年度の11万8215㌧より減ってはいるが、目標値「9万6千㌧以下」は遠い。家庭系燃やすごみの中には、まだ資源物となる物が3割近く含まれており、市は今後も分別の徹底を促進していくとしている。  

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浦安市納涼盆踊り大会
大勢が4重の輪を作り盛り上がる


大勢の大人や子供が輪になって踊る

 「親から子へ 子から孫へ つなごう祭の輪 元町から中町へ 中町から新町へ つなごう浦安の心」――。浦安市立浦安小学校の校庭で14日と15日、毎年恒例の浦安市納涼盆踊り大会(浦安市自治会連合会、浦安市共催)が開かれ、大勢の人たちが踊りを楽しんだ。
 
 開会にあたって内田悦嗣市長は「花火大会は中止となったが盆踊りを通じて地域コミュニティの輪を広げ、良き夏の思い出にしてほしい」と話し、来場者に踊りを促した。
 
 会場では開始早々、来場者が『きよしのドドンパ』『南国土佐を後にして』『浦安盆踊り唄』『浦安ばやし』など次々にかかる曲であでやかに踊っていた。見よう見まねで踊る人たちも多く、開始30分で4重の輪ができるほど大勢が参加していた。
 
 参加者の服装は浴衣やジーンズなどさまざまで、ランニング帰りの姿で踊る人もいた。30代の女性グループは「あ~、暑い。でも踊って気持ちいい」、60代の男性たちは「楽しく体を動かせていいよね。盆踊りは夏だけの楽しみ」と話していた。
 
 市中央公民館前の通りには、射的や缶落としなどゲーム、貝串焼きや冷やしキュウリなど飲食物の屋台計約100店が並び、子供同士や家族連れなどの客でにぎわっていた。  

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浦安市舞浜3丁目地区
地区計画で共同住宅など禁止へ

 浦安市は、舞浜三丁目自治会の要望を元に、同地区内で共同住宅と3戸以上の長屋の建築を禁止し、敷地の最低面積を147平方㍍とする地区計画の策定を進めている。現在のまち並みとコミュニティを維持することが目的。同様の地区計画の策定は、開発から30年以上を経た市内中町地区で広がりを見せ、すでに9地区で策定されている。
 
 同自治会では東日本大震災直後、液状化被害による建て替えや住民の地区外への転出などで街並みが大きく壊れてしまうことを心配して、街並み維持やルール作りを検討する街並み特別委員会を設置して検討を進めてきた。その後、液状化対策を検討するために活動を休止していたが、隣接する東野三丁目のコモンシティ浦安自治会地区で同様の地区計画が策定されたことから、昨年4月に活動を再開した。
 
 戸建て住宅で形成された同自治会が地区計画の策定を進めているのは、ワンルームマンションが建設されることによる一人暮らしの人の増加でコミュニティが変わること、土地の分筆によるミニ開発で街並みが変わることと、火災の延焼などを防ぐことが目的。同計画策定の要望を受けた市は、同地区について「敷地分割によるミニ開発、戸建て住宅のワンルームアパート化などが市内の他地区で進んでいる。舞浜3丁目地区で起こる前に、急いで対策を進めようとしている」とする。同地区では実際、空き家や更地、駐車場になっている土地もあるという。
 
 同自治会は昨年12月に住民説明会を行い、同計画に反対意見がなかったため、今年5月に地区計画策定の要望書を市に提出。市が同地区全547戸に合意形成の確認をした結果、地区計画策定への賛同は約92%だった。
 
 同地区計画の住民説明会はあす19日に同地区で開かれる。同計画原案の縦覧は20日からの2週間、住民と宅地所有者、利害関係者を対象に行われ、意見書が提出できる。市は平成31年1月中旬に都市計画決定をする計画。  

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約50万年前の星空を再現
現代産業科学館でプラネタリウム上映


『Ancient Stars~50万年前の星空』のワンシーン=大平技研提供

 県立現代産業科学館(市川市鬼高1の1の3)サイエンスドームで29日まで(20日と27日は休館)、かつて世界最先端のプラネタリウムシステムとしてギネス世界記録に認定された大平技研の「MEGASTAR―Ⅱ COSMOS」の後継機「MEGASTAR―FUSION」のプラネタリウム上映会が開かれている。
 
 同館では、世界屈指の技術を誇る大平技研のプラネタリウムを平成18年から毎年上映している。「MEGASTAR―FUSION」は、解像度4Kのプロジェクターを17台使って作り出す解像度12Kのデジタル映像技術と、緻密な星空を映し出す光学式の技術を融合。星を自在に明滅させる独自の技術により、風に揺らぐ木々の間にきらめく星や、星の手前を通過する飛行機など、自然の星空を見上げているかのような感覚を再現する。
 
 現在は、約77年前の地層とされる「千葉セクション」にちなみ、50万年前の星空を再現した新作『Ancient Stars~50万年前の星空~』と、過去3年間に上映した『星のある風景~旅~』『星のある風景~宇宙(そら)~』の3作品を上映している。
 
 いずれも上演時間は約30分間。あす19日の午前11時10分からと午後1時40分からは、作品の中からピックアップした映像を基に、同システム開発者の大平貴之さんが星座を解説する。
 
 上映は各日6回。定員は各回280人(各回完全入れ替え制)。鑑賞券は、同館の入場券とのセット(大人500円、高校・大学生250円、中学生以下と65歳以上、障害者手帳持参者とその介助者は無料)で、当日午前9時から全6回分を販売している(入場券1枚につき鑑賞1回)。小学3年生以下は保護者の同伴が必要。上映プログラムは次のとおり。
 
 問い合わせは同科学館(☎379・2005番)。
 
 ▽『Ancient Stars~50万年前の星空~』(各日午前10時、午後0時半、同4時、19日を除く各日同1時40分)
 ▽『星のある風景~旅~』(22日まで。各日午後2時50分と、19日を除く各日午前11時10分)=東京都心や横浜みなとみらいの夜景、恒星から見た星空が楽しめる
 ▽『星のある風景~宇宙(そら)~』(23日からの各日午前11時10分、午後2時50分)=月面から見える太陽が地球に隠される皆既日食や火星での日没など、地球から見える景色とかけ離れた景色が楽しめる  

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避難所設営訓練など実施
26日は浦安市総合防災訓練

 浦安市は26日午前10時から正午まで、市総合防災訓練を市立美浜北小学校(美浜5の12の1、JR新浦安駅から徒歩約15分)と隣接する同美浜中学校で開く。荒天中止。
 
 具体的、実践的な訓練を行うことで市民一人一人に防災意識を高めてもらい、被災時の防災行動力を高めることが目的。市民と行政、事業者など市全体の防災意識の共有も図る。
 
 今回の訓練は、例年の市総合公園から会場を移し、同小・中学校の近隣自治会・自主防災組織が中心となって避難所開設・運営訓練を行うことが特徴。
 
 そのほか実動訓練では▽シェイクアウト▽情報収集・伝達▽救助犬による被災者捜索▽住民による倒壊家屋からの救出▽応急救護▽住民による初期消火▽物資輸送▽校舎からの救出・脱出などを行う。また、AED使用やロープ結索、消防用設備操作、地震(起震車)などの体験ができ、防災関係機関のパネルや自衛隊車両なども展示される。
 
 問い合わせは市防災課(☎712・6897番)。  

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土俵の上で真剣勝負
関ヶ島ちびっこすもう大会


優勝したマジ卍四丁目チームの子供たち

 市川市行徳地区の胡録神社境内で先月15日、市立行徳小学校区の子供たちを対象とした第39回関ヶ島ちびっこすもう大会(関ヶ島子ども会育成会主催)が開かれ、多くの子供たちが真剣勝負を繰り広げていた。
 
 相撲を通じて子供たちが友達の輪を広げ、礼儀を重んじ、健康な身体を作ることを目指して開催。地域や小学校などで子供たちに相撲の指導などを行うグループ・行徳角親会が後援し、行司や審判を務めている。
 
 今回は関ヶ島と本塩、本行徳2丁目、同4丁目、末広の各子ども会から、幼児から小学6年生までの男女約50人が出場。男子はまわしを、女子は帯をつけて、個人戦と団体戦に挑んだ。取り組みは男女の別なく行われ、同性同士や、男子に果敢に挑む女子、負け続けても頑張る子供たちの取り組みで盛り上がっていた。
 
 団体戦は3年生以下(女子は4年生以下)の子供たちが5人一組でチームを結成。5チームによる総当たり戦で4戦全勝した行徳四丁目子ども会の「マジ卍四丁目」チーム(中山結香さん、中山翔太君、田所瑠那さん、齊藤陸君他)が優勝した。優勝した5人は「下半身を低くして、相手と組むときはおでこを相手の胸に付けるとか、全員で勝つための練習をしてきた。今朝はいっぱいご飯を食べてきた。優勝できるとは思っていなかったけど、目指して頑張った。とってもうれしい」と話していた。
 
 個人戦は学年ごとに行われ、5人勝ち抜いた人に盾と文具などの賞品が贈られた。達成した篠原佑菜さん(5年生)は「6年生もいたけれど頑張って、初めて賞をもらえた。すごく気持ちいい」、笹川真優さん(4年生)は「男子にも負けずに勝ててうれしい。去年ももらえたので、来年も頑張りたい」、中山結香さん(同)は「勝つ秘訣は気持ち。絶対勝つぞっていう気持ちが大切」と話し、喜んでいた。
 
 閉会式で実行委員長の磯貝亮一さんは「みんなの頑張りは大人に感動と勇気をくれました。これからも、大人と子供、一緒に楽しみましょう」と話していた。
 
 団体戦の順位は次のとおり。
 
 ▽優勝=マジ卍四丁目▽準優勝=関ヶ島▽3位=おっぺせ本塩▽4位=ひょっこり四丁目▽5位=末広  

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テーマは浦安、行徳の野鳥
浦安市郷土博物館で企画展


浦安市内で見られたサギ類やツミなど野鳥の剥製の前で、アホウドリのぬいぐるみに興味深げな母子

 浦安市内と、隣接する市川市の県行徳鳥獣保護区で観察される野鳥や自然がテーマの企画展「キミの街で会える! 鳥たちと自然大百科《浦安・行徳編》」が、浦安市郷土博物館で開かれている。
 
 同博物館と浦安野鳥の会(東有子代表)、NPО法人行徳野鳥観察舎友の会(鈴木晃夫理事長)が共催。野鳥の会は浦安市内で年間100種を超す野鳥が観察され、住宅街にタカの仲間・ツミが進出していることなどを報告。友の会はケガをした野鳥などを収容する「野鳥病院」の活動なども紹介している。
 
 野鳥の会は、同博物館が東さんらの協力で平成28年度に市総合公園や日の出干潟付近の護岸などで計6回行った浦安の野鳥のフィールド調査を基にした観察記録を集計し、地区ごとの確認種と個体数を一覧表にまとめ、地図上に掲示。その結果、三番瀬を中心にした海域は、越冬地の東南アジアから繁殖地のシベリアに渡る途中に羽を休めるカモ類を中心に計59種と最多、美浜でも計30種に上った。
 
 このほか、珍しい野鳥の写真、繁殖地や越冬地を世界地図に記した分布図も付け、野鳥を身近に感じさせるよう工夫している。
 
 埋め立て完了から40年近くを経て、新市街地の公園の木や街路樹が成長するのに連れ、野鳥の生息環境も拡大。シジュウカラなど森林を好む鳥が増え、キツツキの仲間のコゲラや渡りをするオオルリも確認されている。野鳥の会では、ツミの進出もこうした森林性の野鳥の増加が背景にあると分析している。
 
 友の会では、行徳鳥獣保護区で見られる野鳥や昆虫、植物など湾岸の埋め立て地に復活、定着した自然をパネル写真で紹介。運営・管理に当たっている「野鳥病院」については、昭和51年度から約40年間で計1万5454羽を収容、いまも年間約200羽が入院、常時約100羽を保護していることなどを解説している。
 
 浦安市内で保護、収容された野鳥は平成4年度から昨年度までに約950羽。同8年度と9年度には絶滅危惧種のクロアシアホウドリとコアホウドリが相次いで保護されており、会場には、ほぼ実物大に再現した2羽の手作りのぬいぐるみや、翼長2㍍を超すコアホウドリの飛翔模型も展示している。
 
 企画展は、同博物館の夏休み恒例の「もっと知りたいふるさと浦安」展の一環。ツミ、コゲラなど25種類の野鳥の剥製の展示も含め、夏休みの自由研究のテーマを選ぶ際のヒントにもなりそうだ。
 
 1歳の長男を連れて会場を訪れた市川市南八幡の主婦、加藤綾加さん(29)は「思っていたより多くの野鳥がいることにびっくり。名前を知って野鳥を身近に感じた」と話していた。
 
 9月2日まで。土曜日午後2時~同4時は担当者が解説する。
 
 問い合わせは同博物館(☎305・4300番)。  

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少年サッカー・竹内杯
26チーム、1,200人超が熱戦


Aブロック優勝の市川MFC

 市川市内の小学校で6月30日から先月16日にかけ、第34回竹内杯サッカー大会(竹内石油主催、読売新聞社協賛)が開かれ、市内26の少年サッカーチームが熱い戦いを繰り広げた。
 
 各チームは、6年生6人以上をメンバーに含めないといけないAブロックや、5年生主体のチームのCブロック、3年生主体のEブロックなど5ブロックそれぞれにチームを作り、8人制で実施。各ブロックでの優勝と、全ブロックの総合成績による総合優勝を目指す。今年は、26チーム1227人が106チームに分かれ、各ブロックの優勝を目指した。
 
 最終日に市立稲越小学校で行われたAブロック決勝戦、市川MFC対南市川JFCは、2対2のまま延長戦でも決着がつかず、PK戦に突入する白熱の展開。市川MFCがPK戦を3対2で制し、優勝を決めた。市川MFCのキャプテン・加田陽向君は「攻撃的に試合ができた。PK戦の前に勝ちたかったけど、勝てて良かった」と喜んでいた。
 
 総合優勝は、EブロックとDブロック、Cブロックを制した南市川JFCで、第30回大会から5連覇となった。
 
 各ブロックの入賞チームは次のとおり。
 【Aブロック】▽優勝=市川MFC▽準優勝=南市川JFC
 【Bブロック】▽優勝=FC平田▽準優勝=南行徳FC
 【Cブロック】▽優勝=南市川JFCオレンジ▽準優勝=富美浜SC
 【Dブロック】▽優勝=南市川JFCブルー▽準優勝=南市川JFCオレンジ
 【Eブロック】▽優勝=南市川JFC(A)▽準優勝=南市川JFC(C)
 【総合】▽優勝=南市川JFC▽準優勝=市川真間DSC▽3位=富美浜SC  

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高齢者ドライバーの事故防止へ
ベイシニア浦安で県警が講習


高齢者の事故が増える原因を紹介する県警職員

 「40分に1件、高齢者が人をはねている」――。先月11日に開かれたベイシニア浦安(浦安市老人クラブ連合会、相原勇二会長)の老人クラブ会長等市内研修会で、県警交通部が高齢ドライバーによる交通事故防止について講習を行った。
 
 講習では、県警の交通安全教育係の職員が、市内44の老人クラブの会長など約70人に「交通事故件数は減少してはいるが、死亡事故、特に高齢者による事故が増えている。交通事故は、若い世代の未来を奪い、家族に借金を残すことになる」と訴えた。
 
 続いて高齢の父親とその娘の会話の寸劇を行い、認知能力が衰えて近づいてくる歩行者を認識できなくなることなど、高齢になるほど安全確認が不十分になってしまう原因を解説。認知能力が衰えている状況については、高齢者が電子ゲームを使っている映像で分かりやすく解説した。
 
 高齢者の交通事故対策としては、安全確認を十分に行うこと、さまざまな運転支援機能が付いたサポートカーの購入の検討、運転免許証の自主返納の検討、検討を促す家族のサポートを提案した。
 
 県警は、昨年の第11回関東管区内交通安全教育コンクールで優秀賞を受賞した。その技能を生かして、県内各地で順次、交通安全の講習を行っているという。  

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行徳署管内で被害増加
寸劇で電話de詐欺を未然防止
高校生や中学生が啓発に協力


電話de詐欺被害を演じて伝える高校生たち

 行徳警察署は先月15日、電話de詐欺被害防止キャンペーンをイオン市川妙典店で開き、100人以上の人たちが被害を再現した寸劇を見て被害に遭わないように意識を高めた。
 
 同キャンペーンは、同署管内の今年の電話de詐欺事件がキャンペーン前日までに17件(前年同期比7件増)、被害額2400万円(同約1300万円増)と増加したため、同署の独自企画で行った。
 
 キャンペーンでは田中正人署長が「電話でお金やカードの話が出たら詐欺。疑わしい電話がかかってきたら家族や警察に相談してほしい」と求めた。一日警察署長を務めた千葉テレビの大角茉里アナウンサーは「きょう学んだことを家でみんなで共有してほしい」と訴えた。
 
 電話de詐欺事件の手口を知ってもらうための寸劇は県立市川昴高校演劇部が演じた。飯島慶彦部長(2年生)は「普段関わることのない警察から依頼されたので全力で取り組んだ。事件を防ぐために役に立つことができた」と話していた。
 
 続いて、市川市立妙典中学校吹奏楽部が演奏で会場を盛り上げた。県のチーバくんと県警のシーポックのマスコットも登場し、子供を楽しませていた。  

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行徳・胡録神社祭礼
厄病除け・縁結びに長い列


家族で健康を願う

 市川市行徳地区の伝統行事・胡録神社祭礼(湊新田自治会主催)が先月14日に開かれ、多くの人たちが参拝していた。市内で最も規模の大きな露店も楽しんでいた。
 
 この祭礼は、江戸時代、船で大嵐に遭った商人が神様に祈ったところ、7月14日に行徳の浜辺にたどり着けたことから、救命の礼として花火を打ち上げたことが始まりと伝わる。現在は、ひとつまみ大の紅白の餅をつけた笹団子が参拝者に配られ、厄病除けや縁結びのご利益があるとして親しまれている。
 
 今年も、赤ちゃんや小さな子供を連れた夫婦、子供同士などが長い参拝の列を作っていた。約450㍍の通りには約200軒の露店が軒を連ね、浴衣や甚平などを着た子供たちなどでにぎわった。  

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市川市の救助隊員が全国大会出場
消防救助技術関東地区指導会で4位


賞状を手にする金子チーム=市川消防局提供

 東京都内で先月5日に行われた「第47回消防救助技術関東地区指導会」で、市川市消防局の東消防署金子チームが陸上の部・引揚救助で4位入賞し、24日に京都市で開かれる全国消防救助技術大会に出場する。
 
 消防救助技術関東地区指導会は、各都県大会を勝ち上がった関東地区1都9県の救助隊員が出場。種目は、引揚救助やロープブリッジ救出など陸上の部4種目と、溺者搬送や水中結索など水上の部7種目がある。市川市消防局からは引揚救助と水中結索に出場し、引揚救助に出場した東消防署金子チームが23組中4位入賞。市川市消防局としては平成26年以来、引揚救助の種目では同20年以来となる全国大会への出場を決めた。
 
 引揚救助は一チーム5人で、塔上からロープを使って下に降りた2人が、要救助者をロープなどを使って塔上に搬送し、搭上に戻るまでの所要時間や確実性を競い合う。
 
 同チームの金子真也さんは「4月から全国大会への出場を目標に訓練を重ねてきたので、関東大会で4位という結果に悔しさは残るが、全国大会への出場権を手にすることができたことには喜びを感じる。隊員一人一人が『仲間を思いやりながら自分の役割を全うする』という強い気持ちで大会に臨んだ結果」と全国出場を決めた喜びを話し、「全国大会でも、いままでの訓練成果を遺憾なく発揮できるよう、そして市民の安全と安心のため、訓練に励みたい」と意気込んでいる。  

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12年目の野外ライブin南行
地元のシンガーソングライターなど出演

 市民手作りの真夏の夜のライブ「第12回野外ライブⅰn南行」(福栄中ブロック・ナーチャリングコミュニティ主催)が25日午後3時半から同9時まで、南行徳公園(東西線南行徳駅から徒歩5分)で開かれる。雨天中止。
 
 同市内外のバンドやソロシンガー、太鼓サークルなどがステージで演奏するほか、フラなどのダンスが披露される。今回初参加する地元出身のJポップ・男性シンガーソングライターの大和さんは「南行徳を盛り上げるイベントがあることは素晴らしい。南行徳の温かい人たちに音楽を届けたい」と話している。南行徳在住のJポップ・女性シンガーソングライターの薫さんは「初めて出演する野外のライブ。私の歌を多くの人に聞いてほしい」とアピールしている。
 
 会場では、ビールやジュース、カレーや焼きそば、フランクフルト、かき氷、ヨーヨーなどの模擬店も出る。
 
 問い合わせは同ライブ実行委員会・松崎さん(☎090・1615・3668番)。

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これからのイベントなど

講座・講演会

市川緑の市民フォーラム第172回例会「里見公園の歴史」―江戸時代から昭和まで―
🕒26日㈰午後1時半―同4時半
♣市川市市川公民館(市川2の33の2)
¥300円(定員は当日先着40人)
☎同フォーラム・中島(090・8486・5355)
 市立市川歴史博物館学芸員を講師に江戸時代から昭和にかけての里見公園の変遷を学ぶ。
・・・・・・・・・・・・・・・
放射能測定会と講演「福島の現状と課題・7年目の現実」
🕒26日㈰午後1時半―同4時ごろ
♣市川市男女共同参画センター(市川1の24の2、市西消防署の上階)AB室5階
¥700円(申し込み不要)
☎脱原発・市川市民の会(302・0014)
 講師は福島原発告訴団団長の武藤類子さん。放射能を測定したい物があれば、事前に申し込み、当日持参する。測定料は1品500円。
・・・・・・・・・・・・・・・
浦安市第5回住まいの説明会「住み替える? 住み続ける?」
🕒①9月5日㈬午前10時―正午②10月10日㈬同時刻
♣①浦安市美浜公民館(浦安警察署の北側隣接)②浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のイオン新浦安店4階)小ホール
¥無料
☎浦安市住宅課(712・6284)、FAX(353・4378)、eメール(jyutaku@city.urayasu.lg.jp)
 高齢期を迎えたとき、高齢者向けの住宅や施設に住み替えるか、いまの住宅に住み続けるかを考えるために有用な情報を紹介する。①は高齢者住宅財団シニア住宅部の堀井真美子次長が「住み替える」をテーマに住み替え先の住宅や施設の種類と費用、選び方と注意点を、②は一級建築士の宮下登久子さんが「住み続ける」をテーマに高齢期に向けたリフォームの必要性とその事例、業者を選ぶポイントを説明する。定員は①が申し込み先着40人、②が同60人。参加希望者は電話かファクス、eメールで「住まいの説明会参加希望」(eメールの場合はタイトルに記載)と氏名(フリガナ)・参加希望日・参加人数・住所(マンション名も記載)・電話番号・今回のセミナーで聞いてみたいことを伝える。
・・・・・・・・・・・・・・・
心のふれあいボランティア「フレンズ」お話相手(傾聴)講座―これであなたも聴き上手―
🕒9月7日―28日の毎週金曜日午後1時半―同4時(全4回)
♣全日警ホール(市川市八幡市民会館、八幡4の2の1)
¥無料(定員は申し込み先着30人)
☎心のふれあいボランティア「フレンズ」・太田(080・5462・1455)
 傾聴の啓発団体「アクティヴリッスン」の代表で心理カウンセラーの澤村直樹さんと、市川市民間児童福祉施設協会副会長の川副孝夫さん、NHK学園認定資格コミュニケーション傾聴士で「フレンズ」代表の山﨑文代さんが傾聴について語る。「心を通わせて話す楽しさ、聴く喜びを一緒に学びましょう」と主催者。
・・・・・・・・・・・・・・・
ペーパーヘルパーチャレンジ講座
🕒9月10日㈪―14日㈮午前9時半―正午(いずれか1回)
♣市川市福祉公社北部ヘルパーステーション(10日のみ、市塩焼2丁目の行徳ハイム中央管理棟)
¥無料(定員は各回抽選10人)
☎同公社ヘルパーチャレンジ講座担当・石田(338・2672)
 介護福祉士やホームヘルパーの資格を持っているが、現在就労していない人向けの講座。学び直しや振り返りを行い、就労への自信につなげる。受講希望者は氏名(ふりがな)・生年月日・住所(〒)・電話番号・所持資格・受講動機・受講希望日をはがきに書いて、31日必着で市川市福祉公社北部ヘルパーステーション「ペーパーヘルパーチャレンジ講座」担当(〒272―0804南大野3の21の22)に郵送する。

イベント

こどもとしょかん環境デー
🕒25日㈯午後2時―同3時半
♣市川市中央図書館(鬼高1の1の4)こどもとしょかん
¥無料(申し込み不要)
☎同館(320・3346)
 気象予報士が「今日から君もお天気博士」をテーマに雲や雨の発生条件などについて解説。天気に関する絵本や、打ち水をテーマにした紙芝居の読み聞かせもある。その後、中央図書館の外で打ち水を行う。対象は小学生。
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浦安市軽スポーツ協会生涯スポーツ健康都市ウオーク
🕒9月2日㈰午前9時20分―午後1時ごろ(雨天中止)
♣JR新浦安駅前広場―境川沿い―うらっ子広場―高洲緑道―NTTコミュニケーションズアークス浦安パーク―総合公園―三番瀬沿い―同駅前広場
¥100円(当日受付の場合は200円。小学生以下は無料)
☎市市民スポーツ課(712・6819)
 ウオーキングを通じてスポーツへの関心を高めてもらうことが目的。新しくできた施設などを回りつつ、三番瀬を眺めながら浦安海岸沿いの緑道などを散策する。コースは、三番瀬沿いを回る9㌔コースと、回らずにシンボルロードを歩く7㌔コースの2種類。当日の受け付けは午前9時から20分間。タオルと飲み物などを持参。参加希望者は29日午後5時までに同課に電話か窓口で申し込む。参加費は当日受付で支払う。
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うらやす市民大学学生会校外学習
🕒10月1日㈪あるいは22日㈪(内容は同じ)午前8時集合、午後5時解散
♣うらやす市民大学(入船5の45の1、まちづくり活動プラザ内)、新日鉄住金君津製鉄所、横浜中華街、三渓園
¥1,650円(入場料、昼食代、保険料)
☎同大(351・4811=土・日曜日、祝日を除く午前8時半―午後5時)
 同大学受講生を対象とした、バスで行く校外学習。定員は各日申し込み先着29人。参加希望者は31日までに、同大で配布している校外学習のリーフレットに参加希望日・学生番号・氏名を書いて、同大窓口に提出。詳細は同大ホームページを参照。

自然観察

①ボランティアデー②夕暮れ観察会③キノコ調査
🕒①25日㈯午後1時―同3時半ごろ(雨天中止)②同4時半―同6時半(雨天中止)③26日㈰午前10時―午後3時ごろ(雨天決行)
♣①②③旧県行徳野鳥観察舎(市川市福栄4の22の11)前集合
¥①②③無料(①②は当日受付、③は申し込みが必要。いずれも小学生以下は保護者同伴)
☎NPO法人行徳野鳥観察舎友の会(397・9046)
 ①は海岸部のごみ拾いなどを行う。今回は市川市の夏休み体験ボランティアの登録事業になっており、参加者には参加証とエコボポイント20㌽付きのエコボカードが贈られる。軍手・長靴・帽子・飲み物を持参。②は、日没前後の時間帯に県行徳鳥獣保護区内を歩き、日中とは違う風景を楽しむ。懐中電灯と虫よけがあると便利。③は、図鑑を片手に同保護区内のキノコを調べる。昼食を持参。

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