市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

今週のNews

 □市川産の梨を使用~市川市内42店舗が商品・メニューを販売
 □再整備の基本計画案を公表~市川市スポーツセンター
 □住民参加型の訓練を実施~浦安市総合防災訓練
 □東野は施工開始、弁天は不同意40%~浦安市液状化対策事業
 □地域にポップスやジャズ響かせる~野外ライブin南行
 □世帯に1本、消火器を貸出~浦安市消防署などで受付
 □地域の3世代が交流~市川市真間地区ですいか割り大会
 □ラグビー・シャイニングアークス~浦安の内田市長を表敬訪問
 □10年前の自分からの手紙を楽しむ~行徳ハイム40周年記念式
 □乳がん2度再発の生稲晃子さん講演会~浦安市が聴講希望者を募集
 □市川市少年野球夏季大会・低学年大会~夏季大会は鶴指、低学年は北方中央がV
 □千葉ガールズ3位入賞~全日本女子学童軟式野球大会
 □これからのイベントなど


市川産の梨を使用
市川市内42店舗が商品・メニューを販売


「市川なしとマスカルポーネのピザ」


「市川梨のデニッシュ」

 市川市内の飲食店など42店舗が、それぞれ市川産の梨を使ったメニューや商品を開発し、今月末頃まで各店舗で販売している。
 
 この企画は、市川商工会議所や市川市農業協同組合などで構成する「市川地域ブランド協議会」の呼び掛けで平成20年から毎年実施。今回は、王道の「市川梨のデニッシュ」や、市川の梨をコンポートにして紅茶のムースと合わせた「アン・リヴィエール」、市川の梨を急速乾燥させて作った「無添加市川のなし完熟スイートドライチップス」、優しい甘さが癖になる「梨てんぷら」、市川の梨やマスカルポーネ、バニラアイスをトッピングした「市川なしとマスカルポーネのピザ」など、バラエティに富んだ56品がそろっている。
 
 参加店や商品などの詳細は、同協議会のホームページや同商議所(南八幡2の21の1)、いちかわ観光・物産案内所(JR市川駅北口すぐ)、アイ・リンクタウン展望施設(同駅南口直結、ザタワーズウエスト45階)、市内の公民館などにある「市川のなし食べ歩きマップ」で確認できる。
 
 問い合わせは同商議所(☎377・1011番)。  

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施設改修、オープンスペース拡大
市川市スポーツセンター
再整備の基本計画案を公表

 市川市は先月18日、国府台公園(スポーツセンター)再整備計画案を公表した。老朽化した野球場や陸上競技場などを改修するほか、駐車場やオープンスペースなどを拡大。ジョギング・ウオーキングコースや緑地も整備するとしている。市は同案を16日まで公開中。市民から意見を受け付けている。
 
 同公園は総面積約7万3千平方㍍。第1、第2体育館と野球場、陸上競技場、テニスコート(閉鎖中)などを備えるが、施設の老朽化や駐車場不足などの課題を抱えている。
 
 同案では、野球場北側の駐車場を拡張し、さらに大会開催時などに駐車場になる多目的広場を隣接して設ける。野球場はグラウンドを人工芝化し、スタンドを改修するとともに、夜間照明設備や防球ネット、選手用のトイレや更衣室などを設置。野球場の周りには、ジョギング・ウオーキングコースを整備する。陸上競技場は、スタンドや管理棟、夜間照明設備を改修。陸上競技場南側にある閉鎖中のテニスコート3面は、2面を砂入り人工芝のコートとして整備し、残る1面の場所は多目的広場として整備するとしている。
 
 各施設に囲まれた場所は中央広場とし、かつてテニスコートだった場所を活用して拡張。全体的には、可能な場所をできるだけ緑地にし、パーゴラやベンチ、カフェなどを設置して休憩機能を充実させる。
 
 市は16日まで、スポーツ課(スポーツセンター内)や塩浜・信篤両市民体育館、市政情報コーナー、ホームページなどで同案を公開し、意見を募集。集まった意見を踏まえて基本計画を確定させる。12月末に基本設計を終え、年明けから実施設計に入る予定。  

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住民参加型の訓練を実施
浦安市総合防災訓練


参加者と見学者が取り組んだシェイクアウト訓練

 浦安市は先月26日、総合防災訓練を市立美浜北小学校と同美浜中学校で開き、地域に根差した訓練を行った。市は同訓練を毎年順次、各中学校区で開催していく方針。
 
 同小学校では、その場でしゃがんで頭を守るシェイクアウト訓練を見学者も含めて全員で行うとともに、関係機関による偵察、情報収集・伝達、倒壊家屋からの救出、ライフラインの復旧、住民による初期消火、校舎からの脱出などの訓練を実施。同小を避難所とする地域住民の避難所設置・運営訓練も行い、参加した60代の女性は「緊張感がある中で訓練できたが、もっとしっかりとできるようにならなければ、いざというときに困るだろう」と話していた。
 
 同中学校では、体感型防災アトラクションを実施。参加者は、暗い体育館で赤色灯が付き、倒壊家屋の模型が置かれているという緊迫した雰囲気と、時間制限の中で、避難行動や新聞紙を使った履き物の作成、災害時準備品の確認などに取り組んだ。
 
 妻と娘2人と4人で参加した男性(38)は「ラップや新聞紙などさまざまな用途で活用できるものを実際に試すことができてためになった」と話していた。同アトラクションの運営事業者は「『楽しかった』で終わってはもったいない。ぜひ家庭で備蓄品やその使い方を振り返ってほしい」と促していた。  

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浦安市液状化対策事業
東野は施工開始、弁天は不同意40%


住宅の間で行われている工事=東野3丁目

 浦安市は先月22日、液状化の発生を抑えるために東野3丁目(33戸、0・79㌶)でさきごろ始まった道路と宅地の一体的な対策工事(市街地液状化対策事業)の現場を報道陣に公開した。一方、弁天2丁目地区(45戸、0・98㌶)の事業については18宅地が同事業への同意を撤回していることを同24日に明らかにした。
 
 同工事の施工宅地は、舞浜3丁目地区(393戸、9・7㌶)で多数の埋設物が見つかり、それに伴う工事を復興交付金の期限内に終えるために住民生活への多大な影響が見込まれたことから中止となり、当初の計画(471戸、11・49㌶)よりも大幅に減少した。
 
 東野3丁目地区では今年度末の完了を目指して工事を進めている。工法は、主に道路部で大型機械を使う機械攪拌工法と、住宅の間やガス管などインフラが多数ある道路部で小型機械を使う高圧噴射攪拌工法を導入。全体の施工率は先月20日現在で36%。道路部の機械攪拌は終了し、高圧噴射は道路部が63%、宅地部が13%完了している。
 
 市復旧事業課は「すでに宅地化された市街地での液状化対策工事は浦安市と国にとっていままでなかった工事。これまでにさまざまな知見が得られており、国全体の液状化対策に生きていく」としている。
 
 市街地液状化対策事業は、条例に基づいて所定の手続きを経て事業計画決定し、市議会で承認されたが、弁天2丁目地区については40%にあたる18宅地が説明不足などを理由に同事業への同意の撤回を表明している。現在市は、工事を進めるために宅地内で撤去・復旧する塀や植物などの調査を進めているが、18宅地では調査の協力が得られていない。内田悦嗣市長は24日の定例会見で「協力を依頼しているが、非常に厳しい状況」としている。  

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地域にポップスやジャズ響かせる
野外ライブin南行


会場も大きく盛り上がったサンデーサティーズのライブ

 市川市南行徳公園で先月25日、12年目を迎えた市民手作りのライブ

「野外ライブin南行」
が開かれ、真夏の夜空に元気の良いポップスソングや、しっとりとしたアコースティックギター、ジャズの音色が響いていた。
 
 主催は、福栄中ブロック・ナーチャリングコミュニティで、市川市教育委員会からの委託で、市立南新浜小学校、同福栄小学校、同福栄中学校地域のコミュニティ作り活動に取り組んでいる。
 
 午後3時から同9時までのライブには14組が出演。子供の太鼓やバトンのグループ、市立福栄中学校吹奏楽部のほか、同地区内外で活動するバンドなどがさまざまな曲を演奏して会場を盛り上げた。同地区でギター講師をしている角田諒さん(32)と弟の萌さん(27)はアコースティックギターとピアノのデュオ「R&M」として初出演。2人は「南行徳と音楽の発展、若者の活躍の力になれればと思い、この日のために2人でデュオを組んで、しっとりと落ち着いたインストルメンタルを演奏した。お客さんの温かい拍手をいただけてうれしかった」と話していた。
 
 地元出身のギター2人組で「ゆず」のカバーのほかオリジナルソングを演奏するサンデーサティーズは会場を元気に盛り上げた。香取一丁目婦人会と欠真間自治会婦人部の女性18人は、動画配信サイトなどで話題となったバブル時代を表現したダンス『ダンシング・ヒーロー』の盆踊り版を披露。手拍子をしたり輪に入ったりする来場者とともに盛り上がっていた。
 
 同ライブの運営は同福栄中の生徒60人、高校生22人がボランティアで参加。同中3年生の福田琴美さんと県立市川工業高校1年生の吉田龍之介さんは「友人が広がっていくのがうれしい。ここは自由な雰囲気があるのも良い」と同じように話しながら、販売などの作業を行っていた。

 

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世帯に1本、消火器を貸出
浦安市消防署などで受付

 浦安市はきょう1日から、消火器を無償で貸し出す。
 
 初期消火対策の一環で、軽量で取り扱いやすい住宅用消火器(重量約1・9㌔)を貸し出す。対象は同市内在住者で、貸し出し本数は一世帯1本。
 
 貸し出し場所は、市消防署(猫実1の19の22)、今川出張所(今川4の11の1)、堀江出張所(堀江4の18の6)、日の出出張所(日の出4の1の3)。受け付けは午前7時~午後8時(土・日曜日、祝日を含む)。出動中で対応できない場合あり。
 
 問い合わせは市消防本部総務課(☎304・0142番=平日午前8時半~午後5時)。  

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地域の3世代が交流
市川市真間地区ですいか割り大会


3世代が楽しむ真間地区のすいか割り大会

 市川市真間地区自治会連合会と同地区の社会福祉協議会は先月19日、すいか割り大会を真間稲荷神社境内で開き、来場した親子やお年寄りが一緒に楽しんでいた。
 
 すいか割りや射的、ヨーヨー釣りなど6種類のゲームを楽しめる同大会は、真間4丁目自治会で約40年続いていたものを、真間地区の子供からお年寄りまでの3世代が楽しめるイベントとするために拡大して今年で2年目。今年は約450人が集まった。
 
 すいか割りでは、目隠しをしてその場で2回回った子供たちが、6㍍離れたところからスタッフの呼び声を頼りにすいかに近寄り、竹刀を振り下ろしていた。すいかにひびをうまく入れた成松茜さん(小学4年生)は「スカッとした」、元橋香恋さん(同)は「すいかに当てられて『やった!』と思った」と話していた。お年寄りは恥ずかしがりながらも参加し、楽しそうに過ごしていた。  

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ラグビー・シャイニングアークス
浦安の内田市長を表敬訪問


内田市長(左から3人目)に意気込みを語ったシャイニングアークスの選手ら

 先月31日のラグビー・トップリーグ開幕戦を前に、浦安市に本拠地を置くNTTコミュニケーションズシャイニングアークスの選手らが同20日、内田悦嗣市長を表敬訪問した。
 
 新拠点「アークス浦安パーク」は、天然芝の国際規格グラウンド2面などを備える。石井魁、目崎啓志、小泉将の3選手と内山浩文ゼネラルマネジャーら5人は「新拠点での練習の成果を発揮し、初優勝を目指して一戦一戦を勝ちに行く」などと意気込みを語った。内田市長は「トップチームの存在は市民の誇り。優勝して、浦安の名前を全国に発信してほしい」と激励した。
 
 市長表敬を前に石井選手らは、他の5選手とともにラグビーボールを手にユニフォーム姿で市役所内の2フロアを巡った。選手からボールをパスしてもらった職員が「就寝を30分早めにするぞ」など思い思いに健康宣言、ボールを抱えて選手が支えるタックルバッグめがけて体当たりするメニューを含む「おしかけラグビー」も行った。
 
 市民とのコミュニケーションを図りながら、ラグビーへの関心と健康意識を高めてもらおうというチームの社会貢献活動の一つ。企業などからの要請があれば「押しかける」という。  

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10年前の自分からの手紙を楽しむ
行徳ハイム40周年記念式典


10年前からの手紙が入ったタイムカプセルを持つ若者ら

 市川市塩焼2丁目のマンション・行徳ハイムで先月5日に開かれた自治会創設40周年の記念事業の夏祭りで、10年前に小学生たちが未来の自分に宛てて書いた手紙を入れて埋められたタイムカプセルが掘り起こされ、手紙を手渡された若者たちが当時の自分との会話を楽しんでいた。
 
 手紙を書いたのは、当時の小学1~6年生の47人。掘り起こしは夏祭りの前に行ったが、当時の自治会の企画者が埋めた場所を覚えていなかったため、地下1㍍に埋められていたカプセルを発見するまで四苦八苦だったという。
 
 40周年記念式典のステージでは、2人の若者が手紙を読み上げた。高校2年生の男子は「未来の僕へ。宿題、高校、勉強、テニス頑張ってる? 頑張ってね」という当時小学1年生だった自分からの手紙に対して、「書いたことすら全く覚えていない」と話しながらも、楽しそうにしていた。21歳の男性は「僕の夢はマジシャンになること。21歳のいま、マジシャンになれてますか?」という当時小学5年生だった自分からの問いかけに「いまは趣味で続けています」と発表。手紙の続きはあったが「残りは秘密にします」と恥ずかしそうに切り上げようとすると、来場者やスタッフたちが笑い声を上げていた。
 
 当日はほかにも4人の若者が手紙を受け取っていた。21歳の男性は「妹と仲良くしてね」、妹の19歳の女性は「彼氏できましたか?」と書いてあったと言う。高校1年生の女子は「当時はまだ5歳。手紙じゃなくて写真と絵が入っていた」と話しながら、10年前の自分との対面を楽しんでいた。  

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乳がん2度再発の生稲晃子さん講演会 浦安市が聴講希望者を募集


生稲晃子さん

 浦安市はがん対策の一環として、11月3日午後2時半から同3時40分まで、2度の乳がんの再発と手術、乳房全摘同時再建術を受けた女優・生稲晃子さんの講演会「がんと向き合う」を浦安市文化会館で開く。がん相談コーナーも設けられる。
 
 講演会は市民へのがん対策の普及啓発の一環として開催。生稲さんが、がん発見から5度の手術と乳房再建をした1800日間について語る。車いす席、手話通訳、要約筆記あり。対象は浦安市民。定員は申し込み抽選千人。
 
 聴講希望者は、市健康増進課「生稲晃子氏講演会」係にeメール(kenzo@city.urayasu.lg.jp)かファクス(381・9083番)、はがき(〒279―0004浦安市猫実1の2の5)で10月10日必着で、「生稲晃子氏講演会希望」(eメールの場合はタイトルに記載)と、住所・氏名・年齢・電話番号・参加人数(一通で4人まで)、車いす席・手話通訳・要約筆記を希望する場合はその旨(必要人数)を伝える。
 
 同講演会の前後には、聴講者を対象としたがんや在宅療養についての相談に、順大浦安病院のがん相談支援センターと市が応じる計画。詳細は未定。
 
 なお、市は隣接する市健康センターで11月3日、当初から予定していた胃がん検診に加え、乳がん(マンモグラフィ)検診を臨時開催する。詳細は市が4月に送付した「検診のお知らせ」(オレンジ色の封筒)や市ホームページを参照。
 
 問い合わせは市成人保健係(☎381・9059番)。
 
 胃内視鏡検査は受診月に注意
 
 胃がんの早期発見のため、今年度から胃内視鏡検査を導入した浦安市は、同検査の受診期間を誕生月で指定していることから、期間内に予約・受診するよう注意を促している。
 
 胃内視鏡検査は、鼻や口からファイバースコープの管(胃カメラ)を入れて胃の粘膜の様子を直接診る検診。対象は、50歳以上で受診時に浦安市に住民登録があるとともに、職場や健康組合の検診で胃内視鏡検査を受ける機会のない人。
 
 対象者は年度内に1回受診できるが、予約・受診期間は誕生月で指定。8~11月生まれの人は予約可能期間が9月末まで、受診可能期間は11月まで、12~3月生まれの人は予約可能期間が10~12月、受診可能期間は12~3月。検査の自己負担金は3千円。予約は指定されている市内の医療機関7院に直接連絡する。
 
 ただし、胃内視鏡検査は2年に1回しか受診できず、受診した場合は、翌年度に胃X線検診も受けられなくなる。
 
 なお、予約可能期間が過ぎている人は、今年度は胃内視鏡検査を受診できないが、胃X線検査(無料)は集団検診で受診できる。
 
 詳細は市が4月に送付した「健診のお知らせ」や市ホームページを参照。  

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市川市少年野球夏季大会・低学年大会
夏季大会は鶴指、低学年は北方中央がV


高学年優勝の鶴指少年野球部


低学年優勝の北方中央野球部Jr

 市川市国府台球場で先月26日、市川市少年野球連盟主催の市川市少年野球夏季大会(読売新聞東京本社・市川よみうり新聞社など後援)と同市少年野球低学年大会(同)の決勝戦が行われ、夏季大会は鶴指少年野球部、低学年大会は北方中央野球部Jrが優勝した。準優勝は夏季大会が塩焼ちどりウイングス、低学年大会が市川南スパローズJr。3位は夏季大会が市川アスナロズ、低学年大会が真間ウエスタンとなった。
 
 ◆夏季大会決勝◆
塩焼ちどりウイングス 10000001――2
鶴指少年野球部    00100002×―3
〈延長8回〉


延長8回裏、左中間にサヨナラの一打を放つ鶴指少年野球部・菊地

 一回表、塩焼は二死から三番・石井の中前打と続く四番・重野の左中間を破る二塁打で鮮やかに先制。対する鶴指は三回裏、先頭の七番・山滝がチーム初ヒットとなる中前打で出塁すると、二死二塁から一番・菊地が左前適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。
 
 塩焼は四回と七回にランナーを得点圏に進めるも、いずれも無得点。鶴指は、五回からマウンドに上がった塩焼の2番手・石井に七回まで内野安打1本、7三振と抑え込まれ、互いに無得点のまま、一死満塁から始まる特別延長に突入した。
 
 先攻の塩焼は先頭の一番・稲富が押し出しの四球を選び、2対1と勝ち越したが、追加点は奪えなかった。一方の鶴指はその裏、先頭の八番・前田が石井の豪速球に食らいつき、10球粘った末に押し出し四球を選んで同点。二死後、この日打点を挙げている好打者の一番・菊地が放った打球が左中間を抜け、サヨナラ勝ちした。
 
 勝った鶴指は、無失策の上、2つのダブルプレーを決めるなど、安定した守備で再三にわたりピンチをしのいでサヨナラにつなげた。負けた塩焼は、五回以外の全イニングで走者を出したが、あと一本が出なかった。
 
 鶴指の橋本英樹監督は「守りを重視して練習してきた成果が出た試合だった。守りをしっかりやってピンチをしのいで最後まで戦えた。延長で八番・前田が最後に粘って四球を選んでくれたのがターニングポイントになった」と分析し、「子供たちが頑張ってくれたことで優勝につながったので感謝したい」と喜んでいた。
 
 ◆低学年大会決勝◆
北方中央野球部Jr  14000―5
市川南スパローズJr 30100―4

二回表、決勝点となる二塁打を放つ北方中央野球部Jrの太田
 
 一回表、北方中央は一死から二番・内野がセンターオーバーの二塁打で出塁。盗塁で三塁に進むと、牽制悪送球で幸先良く1点を先制した。
 
 するとスパローズはその裏、一死から二番・高貝が右前打で出塁し、盗塁と内野ゴロ、相手の失策で生還し1対1の同点。さらに六番・加藤の中前適時打などで2点を追加し、3対1とすぐに逆転した。
 
 追いつきたい北方中央は二回表、六番・戸田の左中間を破る三塁打と七番・松丸のキャッチャーへの内野安打などで一死二、三塁とすると、パスボールと九番・佐原の内野安打で3対3の同点。さらに一番・太田の二塁打などで2点を追加し、この回一挙4得点のビッグイニングで2点のリードを奪った。
 
 追い上げたいスパローズは三回裏、二番・高貝が四球で出塁し、盗塁とワイルドピッチで無死三塁とすると、三番・井之輪の投手ゴロで投手が一塁に送球する間に高貝が生還し、5対4と追い上げる。守っては、三回から登板した井之輪の好投などで追加点を与えず、逆転に望みをつないだ。
 
 そして最終回の五回裏、スパローズは先頭の九番・中村がバントヒットで出塁。反撃ムードが高まったが、後続が倒れた。
 
 勝った北方中央は二回表の猛攻後、安定した守備で最少失点に抑えたことが勝利につながった。負けたスパローズは散発3安打と打線が振るわなかった。
 
 北方中央の柏木宏一監督は「危なっかしい試合だったけど、ピンチの場面で粘ってくれたのが良かった。攻撃のときに次の塁を狙うことを心掛けて戦うことができた。優勝してうれしいの一言」と喜んでいた。
 
 ◆夏季大会3位決定戦◆
市川アスナロズ   012001―4
平川レッドスターズ 002000―2
〈6回時間切れ〉
 
 表彰選手
 
 ◆夏季大会
 
 ▽最優秀選手賞=菊地ハルン(鶴指少年野球部)▽敢闘賞=石井晴翔(塩焼ちどりウイングス)▽優秀選手賞=山滝梓紗、秋山秀太(鶴指少年野球部)、稲富瑠己(塩焼ちどりウイングス)、恒田和寿、武部空羽(市川アスナロズ)、佐伯魁栄、中山琥太郎(平川レッドスターズ)、吉野朝陽(新田エンゼルス)、川合凛空(市川アポロ)、大谷侑輝(稲荷木イーグルス)、鷹尾充千雄(八幡チャレンジャーズ)
 
 ◆低学年大会
 
 ▽最優秀選手賞=太田海輝(北方中央野球部)▽敢闘賞=井之輪光琉(市川南スパローズ)▽優秀選手賞=藤田悦史、柏木雄太(北方中央野球部)、佐藤馨太(市川南スパローズ)、吉田徹平、豊岡暖大(真間ウエスタン)、中野遼、美素大心(新井・富浜連合)  

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千葉ガールズ3位入賞
全日本女子学童軟式野球大会


全国3位入賞した千葉ガールズのメンバー

 市川市の女子児童選抜野球チーム「市川ガールズ」を中心に選抜された千葉県代表チーム「千葉ガールズ」が、先月8日から同13日にかけて愛媛県で開かれた全国大会「NPBガールズトーナメント2018全日本女子学童軟式野球大会」で3位に入賞した。
 
 同大会には、各都道府県大会で優勝するなどして日本野球機構から推薦を受けた38チームが出場。市川ガールズは、5月12日に南房総市で開かれた県大会で初優勝し、同チームのメンバー10人と、県大会で3位だった習志野・八千代連合チーム「習八TOMBOY」のメンバー10人による連合チーム「千葉ガールズ」として出場した。
 
 千葉ガールズは、初戦となった2回戦を10対3、3回戦を26対3、準々決勝を4対2のスコアで勝ち上がったが、和歌山代表チームとの準決勝は2対0で惜敗。それでも、初出場ながら3位の好成績を収めた。
 
 浅沼不二男監督は「初出場で3位入賞という結果をとてもうれしく思う。選手たちは、6月に結成した千葉ガールズの練習を通してチームワークが向上し、実力通りの力を発揮することができた。練習や熱い応援などで選手をサポートしていただいた父母の皆さまにも感謝したい」と語った。  

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これからのイベントなど

講座・講演会

夕部奈穂口笛教室無料見学会
🕒8日㈯午後2時―同4時
♣市川市文化会館(大和田1の1の5)4階第3練習室
¥無料
☎夕部(090・8512・8566)、eメール(leona7803@yahoo.co.jp)
 口笛奏者・夕部さんが指導する定期的な口笛教室開催に向けた無料見学会。口笛の吹き方が分からない人、上達を希望する人、全員で楽しく吹きたい人など、誰でも自由に参加・見学できる。
・・・・・・・・・・・・・・・
浦安市ゲートキーパー養成講座~つなぐ・つながる~
🕒28日㈮午後2時―同4時
♣浦安市健康センター(猫実1の2の5)第1会議室
¥無料(対象は浦安市在住・在勤者。定員は申し込み先着60人)
☎市健康増進課(381・9059)
 ゲートキーパーとは、困っている人や悩んでいる人に気づき、声をかけ、必要な支援につなげることのできる人。講師は、聖マリアンナ医科大神経精神科研究員で臨床心理士の田口学さん。「いわば『命の門番』として、身近な人の大切な『いのちとこころ』を守るために、傾聴と見守りなどの適切な対応を学んでみませんか」と主催者。

イベント

「市川のなし」フェア
🕒①1日㈯午前11時②8日㈯同時刻(各日とも完売次第終了)
♣①東西線行徳駅の駅前広場②JR市川駅南口ロータリー
☎市川市農政課(711・1141)
 市川産の梨を3個セット500円で販売。購入は1人3セットまで。梨を使ったバウムクーヘンやジュースなどの販売も行われる。
・・・・・・・・・・・・・・・
幼保就職ナビinいちかわ 私立幼稚園・保育施設合同就職説明会
🕒2日㈰午後1時―同4時
♣全日警ホール(市川市八幡4の2の1)
¥無料(申し込み不要)
 市川市が主催する、市内にある私立の幼稚園13園と、保育園79園が各施設の特徴や魅力を各園ブースで紹介する説明会。対象は幼稚園や保育園での就労を考えている人。
・・・・・・・・・・・・・・・
ベイシニア浦安(浦安市老人クラブ連合会)第8回芸能発表大会
🕒7日㈮午前10時―午後4時
♣浦安市文化会館(猫実1の1の2)大ホール
¥入場無料
☎ベイシニア浦安(381・9071=浦安市高齢者福祉課内)
 同連合会内の老人クラブ会員が日本舞踊やフラ、ソシアルダンス、コーラス、民謡などを披露する。
・・・・・・・・・・・・・・・
みどりの寺子屋・実りの収穫を体験しよう!
🕒①8日㈯午前9時―同11時②22日㈯午前9時―正午(雨天時はそれぞれ翌日に順延)
♣北方ミニ自然園(JR本八幡駅からバスに乗り大野中央病院下車後、徒歩約10分。市川市民プール駐車場前)
¥保険料100円(申し込み不要)
☎緑のみずがき隊事務局・森角(090・8777・7186)
 ①ははだしで田んぼに入り、稲を刈って干す。②は農具を使って脱穀やもみの選別を行う。小学生以下は保護者同伴。持ち物は飲み物、帽子など。
・・・・・・・・・・・・・・・
救急広場(市川市)
🕒8日㈯午後1時―同3時半
♣ニッケコルトンプラザ(市川市鬼高1の1の1)コルトンホールとタワーコート
¥無料
☎市消防局救急課(333・2111)
 心肺蘇生法やAEDを使った救命処置、けがをしたときの応急手当の方法などを体験できる。午後1時から20分間は、心停止になってから一命をとりとめて社会復帰した人に実体験を聞くインタビューが行われる。
・・・・・・・・・・・・・・・
冷煎を楽しむ「夕涼みの会」
🕒8日㈯午後6時半―同8時
♣市川市中央公民館(葛飾八幡宮の境内西側、JR本八幡駅から徒歩約8分)和室
¥席料3,000円(要予約)
☎煎茶と遊ぶ会(372・1332)
 香り豊かな福岡県八女産の冷たい煎茶と創作和菓子を味わえる。煎茶道の小さな急須から入れる楽しさと難しさも教わり、体験できる。「煎茶をおいしく、楽しく味わってほしい」と主催者。イス席あり。席料の一部は東日本大震災の被災地に寄付する。
・・・・・・・・・・・・・・・
良縁を願う親の集い
🕒9日㈰午後3時15分―同5時
♣船橋市中央公民館(本町2の2の5、JR船橋駅から徒歩約6分)
¥2,000円(定員は申し込み先着20人)
☎婚活サポート親の会・西田(070・5558・3883)
 未婚の子供を持つ親同士が集まる相談会。本人の参加可。持ち物は筆記用具とメモ帳など。
・・・・・・・・・・・・・・・
お茶っこ会
🕒11日㈫、25日㈫午前10時―同11時半
♣浦安市市民活動センター(浦安市役所1階)
¥50円(マイカップを持参)
☎浦安お茶っこ会・高橋(305・3480)
 浦安市に引っ越してきた人、シニア世代の人を対象とした毎月第2、第4火曜日に開いている情報交換の場。出入り自由。「一日も早く浦安の地になじみ、生きがいを持って暮らしていけるようお手伝いをしたい。ふるさとの自慢話など、和気あいあいとおしゃべりしませんか」と主催者。
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「認知症を知ろう」(展示)
🕒①13日までの午前10時―午後7時半(土・日曜日は同6時まで)②27日までの同時刻=いずれも月曜日(祝日の場合は翌日)休館
♣①市川市生涯学習センター(鬼高1の1の4)エントランスホール②同市中央図書館(同)
¥無料
☎市地域支えあい課(712・8521)
 ①は市川市内の認知症カフェをマップや写真などで紹介。②は認知症の基礎知識や予防方法などの書籍を展示する。
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『青べか物語』朗読会
🕒15日㈯午後2時―同3時半
♣浦安市郷土博物館(猫実1の2の7)屋外展示場「浦安のまち」の天ぷら屋
¥入場無料(申し込み不要)
☎朗読あおべか・正田(353・3301)
 山本周五郎作『青べか物語』の朗読を、モデルとなった漁師町時代の浦安の町並みを再現した同展示場で聞く。今回は『はじめに』『人はなにによって生くるか』『対話(砂について)』の章を朗読する。
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回想法による「浦安想い出語りの会」
🕒 19日㈬午後1時半―同2時45分
♣浦安市中央図書館(猫実1の2の1)2階視聴覚室
¥無料
☎同会・小泉(090・8029・7789)
 懐かしい思い出を語り合うことで脳機能の活性化を目指す活動。今回のテーマは「秋分の日の頃」。飲み物を持参。参加希望者は電話で申し込む。
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市川市動物慰霊祭
🕒10月7日㈰午前11時―正午
♣市斎場(大野町4の2610の1)
¥無料(申し込み不要)
☎市清掃事業課(712・6301)
 市動物慰霊碑にペットの遺骨を合同埋葬している人が対象の慰霊祭。

子育て

浦安市社会福祉協議会 東2支部社協「子育てサロン」
🕒12日㈬午前10時―正午
♣海楽菜の花クラブ(県立浦安高校南側隣接の海楽公園にある海楽老人会館内)
¥無料(申し込み不要。直接会場へ)
 広い公園や40畳ある和室で、親子で自由にのびのび過ごせる。対象は海楽全域と猫実1・2丁目、北栄4丁目在住の3歳以下の子供とその保護者。

募集

子育て応援メッセ2018(浦安)ボランティア募集
🕒29日㈯午前11時―午後4時
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のイオン新浦安4階)
☎同メッセ実行委員会事務局(350・8615=NPO法人i-net内)、FAX(350・8617)、eメール(urayasu@kosodatemesse.net)
 出産を控えている人や3歳以下の子供を育てている保護者を対象に、地域の子育て情報を提供するとともに、ワークショップなど参加型コーナーも設けるイベント。ボランティアは、イベントの設定、前日や当日の運営と設営・撤収、ゆるキャラの支援などを担う。参加資格と定員はない。希望者はeメールあるいは電話、ファクスで申し込む。

フリーマーケット

出店者募集
🕒9日㈰午前9時―午後2時(雨天中止)
♣県立行田公園西広場(船橋市行田3の5の1)
¥出店料1,500円(要事前申し込み)
☎船橋リサイクル市民の会・杉本(043・489・6114)

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