市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

今週のNews

 □実りの秋 親子で稲刈り〜市川米っ人くらぶ 収穫活動
 □ごみ収集体制の見直し案を提示〜タウンミーティングで村越市長
 □子供からお年寄りまでが笑顔になれる地域へ〜今川のスマイル♡こども食堂
 □浦安市の転入高齢者は毎年300人〜アンケート基に孤立防止策など検討
 □市川の産業の魅力アピール〜15日、いちかわ産フェスタ
 □「ふるさと」テーマにパレードなど開催〜ウラヤスフェスティバル2018
 □市川市内4小中学校で勉強指導〜国府台高校の生徒22人
 □NZなど強豪3カ国が浦安でキャンプ〜ラグビーW杯
 □入賞の児童3人を表彰〜市川ロータリークラブ夏休み読書感想文教室
 □高齢者や障害者に寄り添い37年目〜浦安の介助グループ「あいあい」
 □これからのイベントなど


実りの秋 親子で稲刈り
市川米っ人くらぶ 収穫活動


協力して稲を刈る参加者

 市川市大野町にある小川再生ふれあい農園内の子ども水田で1日、市川市教委主催の稲作体験事業「市川米っ人くらぶ」の収穫活動が行われ、参加した25世帯77人の親子が稲刈りに励んだ。
 
 同事業は、子供たちに自然との触れ合いや作物を生育する喜びを体験してもらおうと毎年実施。年間を通して田植えや稲刈り、脱穀などの稲作作業を行っており、昨年は約440㌔の米を収穫している。
 
 この日は、残暑の中、参加者たちが鎌を持ち、汗だくになって稲を刈り取った。子供たちは、親に稲を引っ張ってもらって刈り取ったり、刈り取った稲をはぜ掛けまで運んだりと、一生懸命に作業。虫かごを持参し、カナヘビやショウリョウバッタ、イナゴなどを採集して楽しむ子供たちの姿も見られた。
 
 市立真間小4年生の男の子は「2年前に参加したときは大変だったけど、今年は慣れて結構刈ることができた」と笑顔だった。  

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ごみ収集体制の見直し案を提示
タウンミーティングで村越市長
マニフェストとの整合性問う市民も

 市川市は同市行徳文化ホールI&Iで先月26日、「市川市のごみ処理」をテーマに市長と市民が意見を交わすタウンミーティングを開いた。村越祐民市長は、夏場(7月~9月)にのみ「生ごみと紙おむつ」の収集日を週1回追加する案など、ごみ収集体制の見直し案を提示。市民からは、村越市長のマニフェストとの整合性を問う意見も出た。
 
 市川市は、ごみの最終処分を県内外に依存しており、建て替えが迫っている焼却処理施設(クリーンセンター)の規模を小さくするためにも、ごみの減量が課題となっている。こうした中、市は昨年度から、週3回だった燃やすごみの収集回数を同2回にするなど、家庭ごみの収集回数を削減。昨年度の燃やすごみの排出量が前年度比2・8%減となるなど効果が見られた一方で、「生ごみの臭いで困っている」「一度に出すごみの量が増えて大変になった」など、収集回数の増加を求める声もあるという。
 
 タウンミーティングで、村越市長は「ごみの収集回数を元に戻す政策は時代に逆行する。ごみ出しの回数が減って困っている人を救済する意味で収集体制を見直し、なおかつごみを減らす努力を同時に進められればと6月議会で議論してきた」と説明。「あくまでも一つの案」と強調した上で、▽夏場(7月~9月)の「生ごみ・紙おむつ」収集日を週1回追加▽高齢者や障害者を対象とした「ごみ出し支援」の検討▽剪定枝の分別収集・資源化促進▽月2回の「ビン・カン」「不燃・有害ごみ」の収集を週1回に増加――といった案を示した。
 
 これに対し、参加した市民は「コストが増えるのではないか」「生ごみ・紙おむつ用に小さな市指定ごみ袋を用意しないといけないのか」などと質問。村越市長は「ごみを減らして市民生活の利便性を高めるために払うコストはあっていい」「市指定のごみ袋をまた作ることは考えていない」などと答えた。
 
 村越市長は今年4月の市長選挙で、選挙公報やリーフレットに「燃やすごみの収集を週3回行う」と明記して当選している。そのため、今回の参加者からは「燃やすごみの収集を週3回にするというマニフェストで当選したのに、いま説明されたのはごみを少なくする問題。問題のすり替えだと思ってしまう」という意見も出た。これに対し、村越市長は「市民の皆さんがごみを減らしながら、(燃やすごみの収集回数が)3回でないと困る方々に対してどうやってサポートするかという案を考えている。選挙では、困っている人には夏場に3回にするという説明の仕方をしている」と述べ、マニフェスト通りとの認識を示した。
 
 ごみ処理をテーマとするタウンミーティングは、30日午前10時から同11時半まで市男女共同参画センターでも開催(申し込み締め切りは14日)。11月上旬にも大野公民館で開く予定。
 
 問い合わせは市広報広聴課(☎712・8633番)。  

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子供からお年寄りまでが笑顔になれる地域へ
今川のスマイル♡こども食堂


参加したお年寄りや子育て家族、スタッフが食事を楽しむ

 子供からお年寄りまでの地域の輪を広げようと、浦安市内の今川記念会館で「スマイル♡こども食堂」が毎月第4日曜日の午前11時~午後2時に開かれ、参加者が一緒に食事をしたり、遊んだりして楽しんでいる。
 
 経済的な問題を抱える家庭向けのこども食堂ではなく、皆が集える場づくりを目指した取り組み。特に、親が働いているため一人で食事をしている子供や、一人暮らしのお年寄り、子育て家族に来てもらうことを願い、日曜日に開いている。主催する市民活動団体「スマイル♡こども食堂浦安」の発起人の一人で会計の大島初美さん(44)は「子育て家庭を支援するファミリーサポートセンターの活動で、親が共働きをしているために一人で食事をしている子供たちの存在を知った。子供たちの孤食について趣味の仲間や知り合いと話し合い、良い取り組みだと盛り上がって立ち上げた」と言う。
 
 スタッフはお年寄りを中心に現在30人。同団体の髙島賢一代表(72)は「7月に始めてからも活動に賛同してスタッフが増えてくれてうれしい。お年寄りにとっては皆で集い、子供たちや家族の笑顔を見られるのがやりがい。協力者を募っています」と話していた。
 
 先月25日に開かれた第2回こども食堂では、23人の子育て家族などが参加し、スタッフ手作りのカレーライスとサラダ、アイスクリームを食べ、お年寄りに教わりながらけん玉や折り紙、糸電話、紙飛行機などで遊んでいた。小学1年生の娘と参加した両親は「こども食堂が開かれることを聞いてきた娘がお手伝いに行きたいと言うので参加した。同年代の子供を持つ親たちと話ができて良かった。子供も楽しそうにしている」と話していた。
 
 「皆が集う、なくてはならない場所、空間を作っていきたい」と言う髙島代表は今後について「子供が積極的に勉強に取り組める環境も作ってあげたい」と話していた。
 
 費用は子供100円、中学生以上300円。定員は申し込み先着20人。
 
 問い合わせは髙島代表(☎080・5133・8076番)。  

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浦安市の転入高齢者は毎年300人
アンケート基に孤立防止策など検討

 浦安市で、子供に呼び寄せられて住み慣れない街で過ごす65歳以上の「転入高齢者」が年間約300人で推移している。孤立や引きこもりにつながる可能性もあるため、市は対象者にアンケート調査を実施しており、今後の支援や、関連団体への協力など市の施策に生かしていく考え。転入高齢者を支える市民活動団体も発足している。
 
 各自治体は、地域の医療や生活支援などを担う事業者や、民生委員、自治会、高齢者クラブ、NPO法人などと、増加する高齢者の介護を連携して支える地域包括ケアシステムを実施している。その目的は高齢者が「住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられる」ようにすること。ただ、転入高齢者にとって転入先は「住み慣れない」地域。健康な高齢者であっても友人ができなければ孤立し、引きこもり、ひいては認知症などにつながることもある。
 
 同市の転入高齢者は平成28年度が298人、同29年度が312人。市が介護保険の認定者を調査する中で明らかになった数字で、市介護保険課は5年ほど前に調べたときも「300人ほどだった」とする。市地域包括ケアでは「元気な転入高齢者のつながりの支援をテーマにしたことはなかった。介護予防の観点からも、つながり支援の必要性は高い」と見ている。
 
 アンケートでは、転入高齢者の社会参加の状況や日常生活での困りごとなどを調査した。市高齢者包括支援課は「今後の支援と、新たな地でも安心して自分らしく暮らせるまちづくりの資料とする」としている。
 
 市民活動団体「浦安お茶っ子会」は転入高齢者の数が多いことを知って発足。今年度から転入者などシニア世代のおしゃべりやお茶飲み、情報交換の場を第2・4火曜日午前10時~同11時半に浦安市市民活動センターで開いている。代表の高橋由美子さん(68)は「出身は宮城県石巻市で、夫の転勤で各地を移り住んできた。田舎から出てきてさみしいこともあるでしょうが、お仲間を作って、浦安に来てよかったと思ってもらいたい。気軽に来てほしい」と話している。
 
 問い合わせは市高齢者包括支援課(☎712・6389番)、浦安お茶っ子会・高橋さん(☎305・3480番)。  

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市川の産業の魅力アピール
15日、いちかわ産フェスタ

 県立現代産業科学館(市川市鬼高1の1の3)で15日午前10時から午後4時まで、「第14回いちかわ産フェスタ~いちかわ産業 未来への架け橋~」(市川商工会議所、同フェスタ運営委員会主催)が開かれる。雨天決行。
 
 同フェスタは、「市民に市川市内の商業や工業、農業、漁業などの魅力を感じてほしい」と毎年実施。今回は、市内外の企業や団体など約80組が参加し、自社製品や団体の活動内容を紹介する。
 
 会場は、身体年齢測定や起震車による地震、自転車シミュレーターなどが体験できる「プレイモール」と、市川産の梨や野菜、海産物、ケバブや焼きそば、もつ煮、カレーなどを販売する「ショッピングモール&地産地消モール」、市内の工業技術や工業製品を紹介する「テクノモール」、市内の伝統工芸品を展示する「カルチャーモール」、耐震促進講演会(午後1時40分~同2時40分。当日先着280人)が開かれる「ビジュアルモール」に分かれている。カルチャーモールでは、県伝統的工芸品の制作者が指導する制作体験も実施。手描友禅のテーブルセンター(千円)と、江戸つまみかんざし(300円)を作る。
 
 特設ステージでは、秦基博さんやスティービー・ワンダーさんのものまねなど、たくさんのレパートリーを持つミッション鈴木が爆笑ものまねショーを開く。
 
 問い合わせは同商議所(☎377・1011番)。-^\\  

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「ふるさと」テーマにパレードなど開催
ウラヤスフェスティバル2018


市内在住の書道家が描いた「海」をテーマにしたオリジナルロゴ「ふるさと」テーマにパレードなど開催

 浦安市恒例の「ウラヤスフェスティバル2018」(同フェスティバル実行委員会主催)が15日と16日、JR新浦安駅前広場と市総合公園、シンボルロード、東西線浦安駅前を会場に開かれる。
 
 「ふるさとを感じろ!」をテーマに、市民による踊りの隊列や神輿の渡御に加え、各地の祭りや踊りが見られるパレードのほか、ステージパフォーマンス、フリーマーケットなど、盛りだくさんの内容となっている。
 
 呼び物のパレードは、シンボルロードの東京湾側約500㍍区間で16日のみ開催。午後2時からのオープニングセレモニーに続き、同2時半からは市民参加型パレード、同3時からは全国7カ所の祭りを彩る踊りが加わる「観て愉しむパレード」が予定されている。
 
 その後、同4時45分から市内の神輿も登場する全員参加型のパレードが行われ、市民によるメーンパレード「URAYASU OCEAN ROAD―海と光のパレード」がフィナーレを飾る。
 
 このメーンパレードでは、高さ約7㍍の巨大な灯台型ミラーボールの山車とともに、参加者が踊りながらシンボルロードの海側終点までの約500㍍を約1時間にわたって行進する。途中、複数のダンスステージも用意され、自慢のステップを披露できる。
 
 参加希望者は、当日午後5時20分に焼肉新羅前(明海5の6の8付近)に集合する。申し込みは不要で、参加無料。参加資格は5歳以上で、小学生以下は保護者の同伴が必要。
 
 15日午後1時半から同2時40分まで、パレードのプレパフォーマンスとして東西線浦安駅周辺で「長崎くんち」と「沖縄エイサー」の行進が行われる(浦安エリアのみJ:COMチャンネルで午後2時から同2時半まで生中継予定)。
 
 フェスティバルのウェルカムゲートとなる新浦安駅前とシンボルロードには両日、多数のブースが並ぶ。新浦安駅前広場では午前10時から、全国物産ブースが設けられる。浦安をはじめとする16自治体からご当地グルメや特産品を販売する店舗が出店する。イオン新浦安店ペデストリアンデッキ2階ではハンドメイドマーケットも開かれる(午後4時まで)。シンボルロードのパレードコースでは市内のホテルなどが自慢の味を提供する。
 
 総合公園では両日午前10時から午後4時まで、フリーマーケットが初開催され、約40店舗が出店。企業のPRブースも設けられる。
 
 また、15日には総合公園バス停前のシンボルロードメーン会場ステージ周辺で、音楽公演と教育を活動の二本柱とする非営利活動団体・ヤングアメリカンズの元メンバーと市内の小中学生による歌とダンスのミニワークショップを開催。午前中のワークショップの成果を正午から発表する。
 
 問い合わせは同フェスティバル実行委員会事務局(☎712・6297番=市商工観光課)。
 
 パレードに参加予定の団体は次の通り。
 
 【市民参加型パレード】
 自転車ルール応援キャラバン▽浦安トップスポーツチームパレード▽ユニバーサルバトン☆新浦安▽市内高校吹奏楽部ジョイントパレード▽習志野市立習志野高校吹奏楽部▽市内のプロスポーツチームなど▽浦安しあわせの稚児行列(お囃子、子供神輿も)
 
 【観て愉しむパレード】
 よさこいソーラン「舞だ!浦安舞」▽長崎くんち▽佐渡おけさ(初)▽渋川へそ踊り▽徳島阿波踊り▽エスコーラ・ヂ・サンバ・エストランジェイロス▽よさこいソーラン祭▽山形花笠まつり▽盛岡さんさ踊り▽沖縄エイサー(初)
 
 【全員参加型パレード】
 浦安神輿パレード(当代島、猫実、堀江地区から)▽URAYASU OCEAN ROAD―海と光のパレード
 
 大学生が企画・運営に参加
 ゴミ拾いなど独自企画も実施へ

 
 今年のウラヤスフェスティバルは「ふるさと浦安」のメッセージを強く打ち出し、若者の主体的な関わりと、市民の幅広い参加を呼び掛けている。
 
 その一つが「ふるさと発創ゼミ」。主催する同フェスティバル実行委員会が大学生を対象に、浦安最大級の観光イベントでの企画・運営・広報担当者を公募し、地元の明海大学や都内の大学などの学生6人がインターン生として参加。学生は8月から実行委員会の部会に出席し、企画提案などを行い、開催時には運営に当たる。インターン生が提案した若者中心の「ゴミ拾い隊」や、インスタ映えスポットの選定なども実現する見通しとなっている。  

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国府台高校の生徒22人
市川市内4小中学校で勉強指導


児童に勉強を教える高校生

 夏休み中、市川市立市川小と同国府台小、同中国分小、同一中で開かれた学習会に、県立国府台高の教員志望の生徒22人が教師の補佐役として参加し、子供たちに算数や国語などをボランティアで教えた。
 
 この取り組みは、教員志望の生徒が多い同高が、平成24年度から毎年実施している。6年生12人が参加した市川小の算数の学習会では、高校生たちが「6×6÷2は先に6÷2を計算した方が簡単にできる」とアドバイスするなどして九九や分数の掛け算、割り算などを指導。終盤には、高校生が壇上に上がって計算問題を出し、答えの数だけ手をたたくゲームも行われ、児童たちが楽しみながら学んでいた。
 
 勉強を教えてもらった女子児童は「つまずいたときにすぐ教えてもらえて良かった。教え方も分かりやすかった」と笑顔。指導した黒田梨紗さん(3年)は「自分の知っていることを知らない人に教えることで知識を再確認できた」、林香奈子さん(同)は「勉強に追いついていない人にどうやったら理解してもらえるかと考えた。困っている子に気を配るのが大切なことだと思った」と話していた。  

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NZなど強豪3カ国が浦安でキャンプ
ラグビーW杯

 浦安市は7月20日、ラグビーワールドカップ2019組織委員会と公認チームキャンプ地契約を結んだ。
 
 同市でキャンプを行うのは、前回優勝のニュージーランド代表と同準優勝のオーストラリア代表、同3位の南アフリカ共和国代表。同市では今後、JR新浦安駅や東西線浦安駅周辺などで横断幕を掲示するなどして、街を盛り上げる予定。  

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夏休み読書感想文教室
入賞の児童3人を表彰
市川ロータリークラブ


夏休み読書感想文教室で市川ロータリークラブ賞を受賞した(前列左から)大久保さん、宮川さん、川幡さん

 市川ロータリークラブ(加藤泰寛会長)は7月から先月にかけ、市川市内の小学生を対象とした毎年恒例の「夏休み読書感想文教室」を開いた。先月23日の同クラブ定例会では、市川ロータリークラブ賞を受賞した3人の児童に表彰状を贈った。
 
 今年で11回目を迎えた同教室。低学年14人、中学年27人、高学年15人の参加者が、7月21日から先月19日までの4回の教室で課題図書の感想文を書き上げた。
 
 定例会で、同クラブの加藤会長は「今年もたくさんの方に参加していただきありがとうございました。これからも地域の役に立つ活動をしてまいります」とあいさつ。講師の大久保るり子さんは「思考はそれぞれが持っている知識の中でしかできない。みんなの知識を深めるための一助になればと思っています」と語った。
 
 市川ロータリークラブ賞を受賞したのは、低学年の部・大久保和香さん(2年生)と、中学年の部・川幡千尋さん(4年生)、高学年の部・宮川ひよりさん(5年生)。宮川さんは「まさか自分が選ばれるとは思っていなかったのでびっくり。登場人物の気持ちを想像しながら感想文を書いた」と喜びの表情。宮川さんが、いままでで一番面白いと思った作品は『長くつ下のピッピ』だという。  

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高齢者や障害者に寄り添い37年目
浦安の介助グループ「あいあい」

 浦安市内の市民活動団体の介助ボランティアグループ「あいあい」(山崎君代会長)は、高齢者や障害者の通院などの送迎、散歩の介助など、そばに付き添い手助けする活動を長年続けている。
 
 活動開始から9月で37年目に入った。高齢者や障害者の通院や散歩、リハビリなどの介助を主な活動としている。利用者は70〜80代。昨年度は208日間で372回の活動を行い、定期的な利用者と臨時的な利用者の延べ1064人により添ってきた。
 
 現在の会員は40〜80代の30人で、活動は2人一組で行っている。活動10年ほどの60代の女性会員は「ご高齢の人や障害がある人が外出することはとても大変なこと。そうした人たちを手助けする活動をしている。介護ではなく、介助の活動。お相手の方の笑顔に出会えることがうれしい」と話している。活動17年の70代の男性会員は「定年を迎えてボランティア活動を考えたとき、費用もかからず、相手のために自由に活動できるので始めた。高齢者や障害者の困っている人たちの力になりたい」と言う。同グループは昨年度、こうした活動が評価され、身近な地域でボランティア活動を続けている個人・団体を表彰する千葉県社会奉仕賞を受賞した。
 
 活動はそのほか、市内の福祉団体や施設の支援活動、また、車いす・白杖・高齢者の疑似体験講座の講師、小学校での福祉介助体験学習の支援など各種の啓発にも積極的に携わっている。同会は「自分が出かけたときに障害がある人に声を掛けることは決してやさしいことではない。それでも知っておくことで、いざというときに助けになれる。幼いうちから障害がある人の特性と気持ちを知ることで、いつか、身近な人が障害を持ったときに手助けができるようになれる」と話している。
 
 同会は随時、会員を募集している。問い合わせは同グループ・田中さん(☎︎354・0371番)。
 
 車いす・白杖体験の受講者募集
 浦安市ボランティアセンター

 
 介助グループ「あいあい」が講師を務める車いす・白杖体験入門講座(浦安市ボランティアセンター主催)が19日午前10時から正午まで、浦安市総合福祉センター(東野1の7の1)2階第2会議室で開かれる。受講無料。
 
 同講座で車いす・白杖の取り扱いを基礎から学ぶことで、ボランティア活動へのきっかけとしてもらう。
 
 対象は同市内在住・在勤・在学者。定員は申し込み先着8人。
 
 受講希望者は、市ボランティアセンターに電話(380・8864番)かファクス(355・5277番)、eメール(vc@urayasushi-shakyo.jp)で参加希望講座名(eメールの場合はタイトルに記載)・住所・氏名・年齢・電話番号を伝える。  

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これからのイベントなど

講座・講演会

第58回けんこう教室「意外に多い⁉ 甲状腺の病気」
🕒15日㈯午前10時半―同11時半
♣国際医療福祉大学市川病院(市川市国府台6の1の14)
¥無料(定員は申し込み先着150人)
☎同病院総務課(375・1111)
 これまでにさまざまな内分泌疾患の診断・治療にあたってきた吉田知彦医師が、健康診断でも見逃されることが多い甲状腺の病気について話す。リハビリ体操や血圧測定なども行われる。
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「あなたの大切な人を支える」~成年後見人のいま~
🕒21日㈮午後2時―同4時
♣市川市男女共同参画センター(市川1の24の2)7階研修ホール
¥無料(定員は申し込み先着100人)
☎市川市社会福祉協議会(320・4001)
 認知症などによって判断能力が十分でない人を保護・援助するための成年後見人制度を、司法書士の酒井伸明さんが解説する。
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保護者向け講演会「働かないわが子に親がすべき3つのこと」
🕒29日㈯午後2時―同4時
♣浦安市中央公民館(猫実4の18の1)
¥無料(定員は申し込み先着50人)
☎いちかわ・うらやす若者サポートステーション(395・3053)
 いちかわ・うらやす若者サポートステーションの支援を受けてニートから就労できた若者が、その道のりや自身の経験をもとに、ニートの子を持つ親にしてほしいことを語る。
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災害危機管理講座(全6回)
🕒29日㈯―11月10日㈯の毎週土曜日(11月3日を除く)午前10時40分―午後0時10分(申し込み締め切りは21日)
♣千葉商大(市川市国府台1の3の1)
¥無料(定員は申し込み先着100人)
☎同大公開講座係(372・4111)
 身近で起こり得る災害に対する基礎知識を学び、意識を高める講座。知識習得だけでなく、体験学習を通じて資機材の取り扱いや避難所の自主運営などについても学べる。

イベント

平和への願い2018
🕒9日㈰午後1時半―同4時半
♣浦安市文化会館(猫実1の1の2)
¥無料
☎浦安市役所(351・1111)
 8月7日から4日間、長崎市に派遣され、青少年ピースフォーラムや平和祈念式典に参加・参列した浦安市平和使節団の中学生が、体験や感想などを発表。また、長崎の語り部が戦争体験を語る。
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アスペ・発達凸凹の集い「優しい時間」交流会
🕒14日㈮午前10時10分―正午
♣浦安市民プラザWave101サロン5(JR新浦安駅前のイオン新浦安店4階)
¥資料代300円(定員は申し込み先着15人)
☎アスペ・発達凸凹の集い「優しい時間」・タカ(354・0883=平日午後7時―同9時)、eメール(asupe.db@gmail.com)、申し込みサイト(https://coubic.com/aspue-db)
 発達障害のある人やあるかも知れない人、その家族や支援者らが情報交換をする。ニックネームでの参加も可。
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カサンドラの集い
🕒14日㈮午後1時10分―同4時
♣浦安市民プラザWave101サロン5(JR新浦安駅前のイオン新浦安店4階)
¥資料代300円(定員は申し込み先着25人)
☎アスペ・発達凸凹の集い「優しい時間」・タカ(354・0883=平日午後7時―同9時)、eメール(asupe.db@gmail.com)、申し込みサイト(https://coubic.com/aspue-db)
 アスペルガー症候群(未診断を含む)の夫をもつ妻が対象。参加者同士が情報交換をする。聞くだけや、ハンドルネームでの参加も可。
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第30回梨の大玉コンクール
🕒15日㈯―17日㈪㈷午前9時半―午後4時半(最終日は正午まで)
♣市川市動植物園(大町284の1)レクチャールーム
¥無料(同園入園料が必要)
☎同園(338・1960)
 市内の農家で収穫された梨の大玉を展示。最終日は展示された梨が来場客へプレゼントされる。引換券を同日午前11時から配布開始。
・・・・・・・・・・・・・・・
認知症カフェ「カフェ・キラキラ」
🕒21日㈮午後1時半―同3時半
♣浦安市民プラザWave101サロン6(JR新浦安駅前のイオン新浦安店4階)
¥茶菓子代100円
☎NPOキラキラ応援隊事務局・市坪(090・2752・2818)
 認知症患者や介護する家族、認知症について知りたい人がお茶を飲みながらおしゃべりする場。認知症の症状や介護について気軽に相談できる専門家もいる。申し込みは不要で、出入り自由。

フリーマーケット

出店者募集
🕒22日㈯、23日㈰午前9時―午後2時ごろ(雨天中止)
♣市川市行徳駅前公園(湊新田2の4)
¥500円(当日徴収)
☎時遊空間ふれあい市・中村(090・8309・2337)

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