市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

今週のNews

 □大仏の修理完了 約600人が祝う〜市川市中山の法華経寺
 □今年度の全国学力テスト〜市川市はほぼ全国平均並み
 □お年寄りがカラオケ通じて交流〜ベイシニア浦安
 □新総合計画は市議会で議決〜条例案を議員発議へ
 □これからのイベントなど


大仏の修理完了 約600人が祝う 市川市中山の法華経寺


多くの人が参列し、行われた中山大仏の落慶大法要

 市川市中山の法華経寺は、釈迦が悟りを開いたとされる成道会の8日、同寺釈迦如来坐像(通称・中山大仏)の落慶庭儀音楽大法要を行い、同大仏の修理完了を祝った。
 
 同大仏は青銅製で、高さ約3・4㍍、台座を合わせると約4・5㍍。江戸中期の享保4(1719)年に鋳物師・太田駿河守藤原正義が造立した。近年はさびや破損が目立ち、平成23年の東日本大震災で蓮台が前方へ傾いたことなどから、綿密な調査を経て、同28年から修理工事を行っていた。
 
 大法要では、レンゲの花びらをかたどった紙を巻く散華などが行われ、約600人の参加者が「南無妙法蓮華経」と題目を唱えた。大導師を務めた新井日湛貫首は「大変男前になって戻ってきた。この大仏を国の重要文化財にして、市川市を文化都市にしていきたい」とあいさつ。また、大仏の下に建てられた大灯籠の除幕も行われた。
 
 法要が終わると、訪れた人々は列をなして大仏を参拝。茂原市から訪れていた80代の女性は「こんな素晴らしいご縁に恵まれてありがたい」と手を合わせていた。また市内稲越在住の70代の男性は「宗派が違っても仏様にお参りするのは同じ。いい機会だった」と語った。
 
 当日は、普段は見られない寺宝を一般公開。江戸時代中期の狩野派画家・狩野柳伯の『大涅槃像図』(長さ12・6㍍、幅6・3㍍)や、長谷川等誉が描いた『成道絵図』、総高15・2㌢の銅像『誕生仏』に大勢の人々が見入っていた。  

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今年度の全国学力テスト 市川市はほぼ全国平均並み

 市川市教委は7日、さる4月に実施した今年度の全国学力・学習状況調査(学力テスト)の市川市の調査結果をホームページで公表した。同市の小中学生の平均正答率は、全科目で全国平均との差が2㌽未満で、ほぼ全国平均並みだった。
 
 学力テストは、小学6年生と中学3年生を対象に、国語と算数(数学)、理科(3年に一度)の学力と、児童・生徒の学習意欲や学習環境、生活習慣などを調査。理科以外の学力は、主に知識に関して出題する「A」と、主に活用に関して出題する「B」に分かれている。
 
 文部科学省は、昨年度から都道府県別、市町村別の平均正答率については小数点第1位を四捨五入した整数にして公表。全国平均については従前どおり小数点第1位まで公表している。
 
 今年度の市川市の小学生の平均正答率は、国語Aが70%で全国平均の70・7%をわずかに下回ったが、国語Bは55%(全国平均54・7%)、算数Aは64%(同63・5%)で全国平均とほぼ同じ。算数Bは53%(同51・5%)、理科は61%(同60・3%)で、全国平均をわずかに上回った。
 
 中学生は国語Aが77%(同76・1%)、同Bが62%(同61・2%)、数学Bが48%(同46・9%)で全国平均をわずかに上回り、数学Aと理科がいずれも66%(同66・1%)で全国平均とほぼ同じ。全国平均を下回った科目はなかった。
 
 学習環境や生活習慣などに関する調査では、市川市は全国との比較で「朝食を毎日食べている」「テレビのニュース番組やインターネットのニュースを見る」と回答した児童・生徒が多かった一方、「家で自分で計画を立てて勉強している」「家で、学校の授業の予習・復習をしている」と答えた児童・生徒が少ないという課題が見られた。また過去との比較では、「地域や社会をよくするために何をすべきかを考えることがある」「学級の友達との間で話し合う活動を通じて、自分の考えを深めたり、広げたりすることができている」「自分には、よいところがあると思う」と答えた児童・生徒が増えた一方、「新聞を読んでいる」と答えた児童・生徒が減っているという課題が見られたという。  

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お年寄りがカラオケ通じて交流 ベイシニア浦安


友人らがうちわやペンライトを振って応援する中、大ステージでカラオケを楽しむ

 ベイシニア浦安(浦安市老人クラブ連合会)は先月16日、カラオケ交流会を市文化会館大ホールで開き、55人が美声を響かせていた。
 
 カラオケは、踊りやコーラスなどとともに同団体主催の芸能発表大会の一ジャンルだったが、出演希望者が毎年多いことから、昨年度から単独開催。実行委員長の大塚勝幸さんは「多くの人が好きなカラオケを通じて皆の交流を図りたい。皆さん、年に一度の発表会を元気に楽しんでいてうれしい」と話していた。
 
 同団体によると、会場には多いときで約800人ほどが来場。同じ老人クラブの出演者を応援しようと友人たちが駆け付け、「よっ、総理大臣!」「日本一~!」などと大きな声援を送ったり、プロ歌手を応援するような飾り付けたうちわやペンライトなどを振って応援する人もいた。出演者の歌に手や体で調子を合わせたり、一緒に歌う人なども多く、「自分が歌うのではなく、衣装を見たり、歌を聞く楽しみもある」(大塚実行委員長)。
 
 着物と妻の手作りのシルクの白いマフラー、帽子の出で立ちで『宗右衛門町ブルース』(平和勝次とダークホース)を歌った入船つつじ会の吉田勝さん(76)は「大ホールで歌って手が震えてた。歌い終わってホッとしているのが正直なところ。でもとても楽しめた」と満足気な様子。社交ダンス用の白いドレスをまとい『宇治川哀歌』(香西かおり)を歌った今川若潮会の小野千世子さん(75)は「大ホールでちょっとドキドキしたけど、女性の悲しみを歌ったこの曲を心を込めて歌えて、自分の力を精一杯出せたと思う。とても満足」と話していた。  

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新総合計画は市議会で議決 条例案を議員発議へ

 浦安市議会は20日、市が新しい総合計画の策定を進めていることに際し、策定に市議会の議決を必要とする条例案を開会中の第4回定例会で議員発議する。市議会での検討、議決を必要とすることで、市全体の総意に基づく総合計画としたい考え。
 
 総合計画は地方自治体の全ての計画の基本で、総合的かつ計画的な行政運営の指針を示す。市民に対しては、まちづくりの長期的な展望を示す。同計画は基本構想と、これに基づく基本計画、さらに同計画に基づく実施計画からなる。
 
 総合計画については平成23年まで、地方自治法第2条4項で、「総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想」を議会の議決を経て定めることが義務付けられていたが、同年の法改正で、同項が削除され、同構想策定の義務がなくなった。
 
 現在、同構想を策定するかどうか、議会の議決を経るかどうかは地方自治体の判断に委ねられているが、策定と議決を必要とする条例を策定する自治体が増えている。浦安もその流れに沿ったもの。
 
 浦安市議会では6月に開かれた議会運営委員会で、基本構想を議会の議決事件とする条例の策定について検討する議会活性化検討会の設置を決定。11月までに10回開いた検討会で条例案を作成し、議運で承認した。検討の途中、基本構想だけでなく、市の基本的な施策の体系を示す基本計画についても「市議会による議決を必要とすることが適当」として条例案に盛り込んだ。
 
 議員発議による条例策定への動きについて同市議会は「条例がなければ議決事件から外れてしまうとの考えから検討を開始した。平成31年4月には浦安市議会議員選挙が予定されている。市議選後に検討を開始したのでは総合計画の策定に間に合わないとの考えもあった」としている。
 
 条例案は20日の本会議で、他の議案の採決後に議員発議する。
 
 なお、同検討会では、活発な議会を運営するために市議と市とのなれ合いを廃し、公開度を上げるなど議会運営のルールを定める議会基本条例についても議題としたが、市議選まで日時がないことから、9月以降に勉強会を開き、来年1月までかけて現市議会の問題点の洗い出しを行っている。報告書は3月に議運に提出する予定。  

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これからのイベントなど

講座・講演会

認知症サポーター養成講座
🕒21日㈮午後1時―同2時半
♣浦安市当代島公民館(当代島2の14の1)
¥無料(定員は申し込み先着30人)
☎猫実地域包括支援センター(381・9037)、FAX(304・8892)、eメール(houkatu@city.urayasu.lg.jp)
 認知症について正しく理解し、患者やその家族を温かく見守る応援者の養成講座。病気の種類や家族の心理、患者への接し方、対応方法など、基礎知識を学ぶ。希望者は20日までに電話またはファクス、eメール(件名に「認知症サポーター養成講座(12月21日)申し込み」と記入)で、氏名・電話番号を伝える。
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書道教室
🕒平成31年1月4日㈮午後2時―同4時
♣浦安市シルバー人材センター(猫実2の12の7)
¥500円(定員は申し込み抽選10人)
☎同センター(355・4001)、FAX(355・4002)、eメール(urayasu@sjc.ne.jp)
 市内在住の小学生を対象に、同センターの会員が指導する。習字道具を持参。希望者は20日までにファクスまたはeメール(応募はパソコンのみ。件名に「書道教室申し込み」と記入)で氏名・学年・住所・電話番号・ファクス番号を書いて申し込む。抽選結果は21日に送信する。

イベント

手作り紙芝居の展示・実演
🕒16日㈰―23日㈰㈷午前9時―午後9時
♣浦安市日の出公民館(日の出4の1の1)ロビー
¥無料
☎浦安おはなしの会・尾木(355・8831)、eメール(urayasuohanashinokai@gmail.com)
 今年の手作り紙芝居コンクールに応募した小学生の作品など約20点を展示する。実演は16日午後1時、19日同4時、22日午前11時半と午後2時、23日午前11時と午後2時半で、各回約30分。
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着物リフォーム
🕒20日㈭午前10時半―午後3時半
♣ビーナスプラザ(浦安市千鳥15の2)
¥200円(定員は申し込み先着6人)
☎同プラザ(382・8412)
 不用になった着物や羽織、帯を洋服などにリメークする。着物類は水洗いし、ほどいてアイロンを掛けて持参。簡単な裁縫道具、昼食も持参する。参加希望者は直接または電話で申し込む。
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カフェ・キラキラ(認知症カフェ)
🕒21日㈮午後1時半―同3時半
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のイオン新浦安店4階)サロン6
¥100円
☎キラキラ応援隊事務局・市坪(090・2752・2818)
 認知症患者、介護する家族、認知症について知りたい人たちが、お茶を飲みながらおしゃべりする。症状や介護について気楽に相談できる専門家もいる。個別相談もあり。申し込み不要。出入り自由。
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餅つき
🕒23日㈰㈷午前11時―午後0時20分
♣浦安市郷土博物館(猫実1の2の7)
¥無料(定員は当日先着200人)
☎同館(305・4300)
 きねと臼を使った餅つき。参加者には餅が振る舞われる。当日午前10時半から先着順で整理券を配布。
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布ぞうり作り
🕒26日㈬午前10時―午後3時
♣ビーナスプラザ(浦安市千鳥15の2)
¥200円(定員は申し込み先着8人)
☎同プラザ(382・8412)
 使わなくなった布を使って布ぞうりを作る。木綿(あれば)の布を5㌢×80㌢に裂いたもの50本以上、座布団、昼食を持参する。参加希望者は窓口で直接または電話で申し込む。
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三番瀬の生き物たち―野鳥観察
🕒平成31年1月6日㈰午前9時―正午(雨天中止)
♣JR新浦安駅改札口に集合
¥200円(定員は申し込み先着30人)
☎浦安三番瀬を大切にする会・横山(090・6703・0129)、FAX(353・8134)、eメール(k.yoko303@icloud.com)
 三番瀬で野鳥を観察したあと、浦安市まちづくり活動プラザ(旧市立入船北小)に行き、葛西海浜公園のラムサール条約登録や三番瀬の野鳥などの話を浦安野鳥の会のメンバーから聞く。あれば双眼鏡を持参する。参加希望者はファクスまたはeメールで、氏名・住所・電話番号を書いて申し込む。
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海苔すき体験
🕒平成31年1月12日㈯午前9時―同11時
♣浦安市郷土博物館(猫実1の2の7)
¥100円(定員は申し込み先着30人)
☎同館(305・4300)
 小学生が対象で、1・2年生は保護者の手伝いがあれば参加可能。生のりから手作業でのりを作る。出来上がったのりは、5枚程度持ち帰ることができる。濡れてもいい服装で参加し、ハンドタオルを持参する。希望者は電話で、または窓口で直接申し込む。
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入園グッズを作りましょう!
🕒平成31年1月25日㈮、2月1日㈮、同8日㈮の午前10時半―午後0時半
♣浦安市まちづくり活動プラザ(入船5の45の1、旧市立入船北小)まちねっとカフェ・シェアオフィス(306号室)
¥各回700円(定員は各回申し込み先着8人)
☎ファイバーリサイクルうらやす(070・6512・8025)、eメール(fru@js3.so-net.ne.jp)
 ロックミシンを使って、子供の入園グッズを手作りする。制作のアドバイスあり。持ち物は入園グッズのサイズが分かる幼・保育園の配布物、入園グッズ作りに必要な生地などの材料。保育(1人1回300円)あり。

募集

着物リメイク・ファッションショー参加者募集
🕒平成31年3月2日㈯午後2時―同3時
♣全日警ホール(市川市八幡市民会館、八幡4の2の1)
¥1,000円
☎着物リメイク研究会・市原(357・4842)
 タンスに眠っている思い出の詰まった着物をスカートやコートなどに自分でリメークし、自分で着てショーに出演する。参加者は1月31日(午前10時―午後0時半)に市川市中央公民館(葛飾八幡宮境内)で行われるリハーサルへの参加が必須。希望者は1月15日までに申し込む。

フリーマーケット

出店者募集
🕒①24日㈪㉁午前9時―午後3時ごろ②30日㈰同時刻(いずれも雨天決行)
♣市川市行徳駅前公園(湊新田2の4)
¥各回500円(当日受け付け)
☎時遊空間ふれあい市・中村(090・8309・2337)