市川よみうり & 浦安よみうり online

 今週は4ページです。

今週のNews

 □平成最後の初日の出堪能〜アイ・リンク展望施設で特別観覧
 □市川市、条例改正でビッグデータ活用へ〜公文書管理担当理事を新設
 □羽根つきや福笑い楽しむ〜浦安市郷土博で正月遊びイベント
 □浦安市、がん患者の就労支援金制度スタート〜早期発見に向け検診も充実へ
 □108人が除夜の鐘鳴らす〜市川市真間の弘法寺
 □これからのイベントなど
 
 その他の記事(本紙『市川よみうり』『浦安よみうり』2019年1月12日号をご参照ください)
  □人形の使い方の変化を紹介500体展示〜和洋女子大文化資料館で学生企画展
  □参加チーム募集〜市川市民野球大会


平成最後の初日の出堪能
アイ・リンク展望施設で特別観覧


初日の出を眺める来場者

 元日の早朝、JR市川駅南口側のザタワーズウエスト45階「アイ・リンクタウン展望施設」で初日の出特別観覧が行われ、抽選で当選した67組168人が市内で最も早く見られる平成最後の初日の出を堪能していた。
 
 東側の空に分厚い雲があった影響で、初日の出の予定時刻だった午前6時50分ごろを過ぎても日が昇らず、場内は「雲が多くて残念だったね」と諦めムード。しかし、同7時1分にようやく太陽の末端が姿を現すと、来場者は「すごい!」「日が出た!」と一気に盛り上がり、日の出をずっと眺めたり、写真を撮ったり、太陽を拝んだりしていた。
 
 中国分から来ていた男性(72)は「初めてここで初日の出を見たけど、素晴らしい。こんなに良い日の出を見たのは初めて。今年は良い年になると思う」と感動の面持ちだった。  

ホームページ
ページのトップ

市川市、条例改正でビッグデータ活用へ
公文書管理担当理事を新設

 市川市は、個人を識別できないように加工した個人情報「非識別加工情報」を事業者に提供できるよう、個人情報保護条例と公文書公開条例の改正案を2月定例市議会に提出する。国の「行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律」の規定に沿った改正案。これに伴い、市は1月から総務部に公文書管理担当理事を新設した。
 
 非識別加工情報の提供先は、「ビッグデータ」を活用して「豊かな市民生活の実現」を目指す事業を提案した民間事業者。事業者から事業の提案があった場合、市は個人情報保護審議会が定めた基準を基に審査し、非識別加工情報を作成・提供する。
 
 現行の個人情報保護条例と公文書公開条例には、非識別加工情報に関する規定がない。条例改正後は、ビッグデータ活用のルールや基準などの制度作りと運用、公文書管理条例の改正などが必要となるため、公文書管理担当理事を新設した。等級は部長と同等の9級。これに伴い、市は1日付で人事異動を発令した。
 
 ◆市川市人事異動
(1月1日付)
▽公文書管理担当理事=関武彦(経済部長)
▽経済部長=川島智(市民部次長)
▽市民部次長=大場亨(経済部次長)
▽経済部次長=立場久美子(こども政策部こども福祉課長)
▽こども政策部こども福祉課長=河村裕司(総務部人事課副参事)  

ホームページ
ページのトップ

羽根つきや福笑い楽しむ
浦安市郷土博で正月遊びイベント


福笑いを楽しむ参加者

 浦安市郷土博物館で5日、けん玉やベーゴマ、羽根つき、福笑いなど昔懐かしい遊びが楽しめるイベント「正月遊びを楽しもう」が行われ、市内外から親子連れが多数訪れた。
 
 参加した子供たちは、普段目にしない玩具や遊びに興味津々。ボランティアからアドバイスを受けつつ、けん玉やベーゴマなどに挑戦していた。大人たちは子供たちの様子をほほ笑みながら眺めたり、子供たちと一緒に遊んだりして楽しんだ。
 
 5歳と3歳の娘と参加した市川市妙典在住の女性は「普段できない昔の遊びを子供に体験させたいと思い参加した。楽しそうに遊んでいたので来て良かった」と笑顔で話していた。  

ホームページ
ページのトップ

浦安市、がん患者の就労支援金制度スタート
早期発見に向け検診も充実へ

 「浦安市がん対策の推進に関する条例」が1日、施行された。条例では市や市民、医療福祉関係者などそれぞれの役割を明確化。市としては、予防や早期発見を推進するほか、がん患者や家族が安心して生活できるよう、就労支援などのがん対策に取り組む。同日には、県内の自治体で初となる「がん患者就労支援奨励金制度」をスタートした。
 
 浦安市内の死因のうち最も多いのががん。2009年~15年の7年間では死因の34・9%を占めた。
 
 条例では、市の特性に応じたがん対策の施策を総合的に実施することを市の責務とし、がんに関する情報の提供やがん教育の推進、がんの予防や早期発見の推進、がん患者への支援などを定めた。
 
 市民の役割としては、正しい知識を持つことや予防に注意を払うこと、がん患者への理解を深めることに努めることなどを明記。保健・医療・福祉関係者には、予防や早期発見に向けた環境の整備、医療・福祉サービスや情報の提供などを、事業者には、従業員とその家族の予防・早期発見への環境整備、罹患した場合に働きながら治療や看護ができる環境、再就職などができる環境の整備などを役割としている。
 
 市ががん患者の就労支援策として1日からスタートした「がん患者就労支援奨励金制度」では、がん患者の市民を雇用した市内外の事業主に対し、一人につき50万円を交付する。がんに罹患すると職を失ったり、治療や周囲に迷惑をかけないようにと辞職したりする人が多いためで、全国的にも珍しい。市は「市内の事業主だけでなく、市外も対象にすることで、より広く市民の雇用を守ることができる。中小企業や個人事業主などにどこまで理解してもらえるか分からないが、連携を図りながらがん患者やその家族の経済的不安を少しでも減らしていきたい」と話す。
 
 また、市ホームページなどで正しい情報を提供していくほか、経済的な問題や療養生活、セカンドオピニオン、緩和ケアなど、がんに対する不安や悩みについて相談できる「がん相談支援センター」(順大医学部付属浦安病院患者支援センター内)などの利用も市民に促す。市外にあるがん診療連携拠点病院などの医療機関とも連携を図る方針。
 
 市はこれまでも予防の啓発のほか、がん検診の受診率アップに取り組んできた。がんは早期に発見すれば、生活や体調にあった治療の選択肢が増える。現在集団検診のみの乳がん検診を個別化して受診しやすくすることや、口腔がん検診の実施なども検討。「受診しやすい環境を整えることで、早期発見につなげてもらえれば」と今後も力を入れる。
 
 学校教育や社会教育の場でがんに関する知識を深めてもらう機会を充実させることも視野に入れる。「市民の皆さんにはがん予防に努めてもらい、もしがんを患ったとしても、安心して生活できるようにしたい」と、これまでより一歩踏み込んだがん対策に取り組んでいく。  

ホームページ
ページのトップ

108人が除夜の鐘鳴らす
市川市真間の弘法寺


除夜の鐘を突く子供たち

 先月31日から1日にかけての深夜、市川市内の寺社で平成最後の除夜の鐘が鳴り響いた。
 
 市川市真間の弘法寺では年末の深夜から大勢の人々が訪れ、先着108人が勢いよく撞木を振りかぶり、1人1回ずつ、鐘を突いた。真間から来た男性(39)は「除夜の鐘を鳴らして新年が明けた感じがする。気持ちがすっきりした。除夜の鐘を突くのは滅多にできないことなので良かった」と笑顔だった。
 
 境内では初詣の参拝客が長蛇の列を作り、それぞれ願いを込めて手を合わせていた。市川から11歳の娘と来ていた男性(40)は「家内安全、商売繁盛を願った」、娘は「スキーとバスケットボール、算数を頑張れるようにお願いした」と話していた。  

ホームページ
ページのトップ

講座・講演会

講演会「お口の健康 からだも元気!~オーラルフレイル予防~」
🕒19日㈯午後1時半―同3時半
♣全日警ホール(市川市八幡4の2の1)2階第3会議室
¥無料(対象は市内在住・在勤・在学者。定員は申し込み先着80人。15日締め切り)
☎同市保健医療課(712・8642)
 東京都健康長寿センター歯科口腔外科部の平野浩彦部長による講演会。「食べこぼし」「むせ」「かみにくくなる」など口周りのささいな衰え(オーラルフレイル)について説明し、その予防法を解説する。
・・・・・・・・・・・・・・・
第30回浦安マンションライフセミナー
🕒19日㈯午後1時半―同4時半
♣浦安市中央公民館(猫実4の18の1)
¥無料(定員は申し込み先着40人)
☎同市住宅課(712・6284)、eメール(jyutaku@city.urayasu.lg.jp)
 マンション管理士の野崎利雄さんがマンション居住者の高齢化への課題と対策について、五寶昭夫さんがマンションの最新設備事情について話す。受講希望者はeメール(件名は「セミナー申込」)またはファクス、電話で氏名(ふりがな)・住所・電話番号・管理組合での役職・申し込み人数を伝える。個別相談会あり(定員は申し込み先着2組)。申し込み用紙は同課や駅前行政センター、公民館で入手するか、市のホームページからダウンロードする。
・・・・・・・・・・・・・・・
安倍改憲の「国創り」とは?!―その危険性と私たちの課題―
🕒19日㈯午後1時45分―同4時半
♣市川教育会館(市川市南八幡1の10の19)3階
¥500円(申し込み不要)
☎戦争はいやだ!市川市民の会・菊池(090・6948・8998)
 講師は一橋大学名誉教授で政治学者の渡辺治さん。
・・・・・・・・・・・・・・・
国際医療福祉大学市川病院「けんこう教室」~手や肘の痛みで困っていませんか~痛みの原因を正しく知ろう!
🕒19日㈯午前10時半―同11時半
♣同病院(市川市国府台6の1の14)研究棟2階大会議室
¥無料(定員は電話申し込み先着150人)
☎同病院(375・1111)
 同病院の整形外科医長が、手や肘の代表的な疾患のうち変形性関節症や関節リウマチ、末梢神経障害を中心に、治療法などを分かりやすく丁寧に解説する。講演のほか、リハビリ体操と血圧測定を行う。

イベント

回想法による「浦安思い出語りの会」
🕒16日㈬午後1時半―同2時45分
♣浦安市役所(猫実1の1の1)4階S6会議室
¥無料
☎同会・小泉(090・8029・7789)
 懐かしい思い出を語り合うことで、脳の機能を活性化。今回は「冬の遊び」がテーマ。参加希望者は電話で申し込む。
・・・・・・・・・・・・・・・
カフェ・キラキラ(認知症カフェ)
🕒18日㈮午後1時半―同3時半
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のイオン新浦安店4階)サロン6
¥100円(申し込み不要)
☎キラキラ応援隊事務局・市坪(090・2752・2818)
 認知症患者、介護する家族、認知症について知りたい人たちが、お茶を飲みながら気軽におしゃべりできる。症状や介護について専門家に個別相談もできる。出入り自由。
・・・・・・・・・・・・・・・
オムソーリ・カフェ
🕒19日㈯午後1時―同3時半
♣Cafe Bran樹(浦安市猫実1の17の16)
¥無料(申し込み不要)
☎オムソーリ・プロジェクト・齋藤(090・6042・7672)
 認知症の家族を介護する人が、介護職や医療関係の人、同じ悩みを抱える家族と一緒に不安や悲しみを語り合い、情報共有する。カフェ内での飲食の注文は有料。
・・・・・・・・・・・・・・・
『青べか物語』朗読会
🕒19日㈯午後2時―同3時半
♣浦安市郷土博物館(猫実1の2の7)屋外展示場「天ぷら屋」
¥無料
☎朗読あおべか・正田(353・3301)
 漁師町時代の浦安をモデルにした山本周五郎の小説『青べか物語』の朗読会。今回は『はじめに』『蜜柑の木』の章のほか、西脇いね著作から『大般若さま』『いなさ風』を朗読する。事前申し込み不要。
・・・・・・・・・・・・・・・
自立支援プログラム Let’sダンス!! みんなで楽しく動いてみよう
🕒20日㈰午前10時半―同11時半
♣浦安市日の出公民館(日の出4の1の1)大集会室
¥700円(定員は申し込み先着20人)
☎NPO法人アリスのうさぎ・竹谷(070・3533・1739)、eメール(alicenousagi@jcom.zaq.ne.jp)
 音楽に合わせて体を動かすダンスを楽しみながら健康増進を図る。小学生以上であれば誰でも参加可能。上履き・飲み物・タオルを持参。電話で、またはeメールで氏名・年齢・連絡先を書いて申し込む。
・・・・・・・・・・・・・・・
Play! 遊びあふれるまちへ!
🕒20日㈰午前10時半―午後3時(荒天中止)
♣浦安市少年の広場(今川3の12)
¥一世帯100円
☎浦安プレーパークの会・横山(090・6160・1410=平日午後7時―同9時)
 木工工作や泥遊び、七輪を使ったあぶり出しなどができる。幼児から参加可能で、小学3年生までは中学生以上の同伴が必要。入退場自由。参加希望者は着替え・飲み物・帽子・タオル・昼食・お椀・箸・軍手・レジャーシート・ゴミ袋・刻んだ豚汁の具1品を持参する。木工工作希望者は、金づちやのこぎり、くぎなど自分で必要な道具を持参する。
・・・・・・・・・・・・・・・
第17回ボランティアフェスティバル
🕒20日㈰午前10時半―午後3時半
♣浦安市総合福祉センター(東野1の7の1)
¥無料
☎同市ボランティアセンター(380・8864)
 同市ボランティア連絡協議会に登録しているボランティアグループが、写真や手芸作品、絵はがきなどを展示して活動を紹介。バルーンアートやボッチャの体験、食事券や商品券などが当たる抽選会なども行われる。
・・・・・・・・・・・・・・・
プリザーブドフラワーハート型アレンジ
🕒21日㈪午前10時10分―同11時10分(申し込み締め切りは19日)
♣京葉ガス市川ショールーム(市川市南八幡3の14の1)
¥3,300円(材料費)
☎ピーチフラワー・外山(090・5435・9751)
 ハート型の花器にプリザーブドフラワーを装飾する。
・・・・・・・・・・・・・・・
第23回バルドラール浦安デフィオ チャレンジフットサル教室
🕒26日㈯午後5時―同6時
♣スポーツコミュニティー市川浦安(市川市広尾1の15の13)
¥浦安市内在住者500円、市外在住者800円(定員は申し込み先着20人)
☎浦安スポーツネットワーク・泉(353・9130)、eメール(minorfort01@yahoo.co.jp)
 障害者とその家族が対象。障害の種別は問わないが、1人での参加が難しい場合は保護者の付き添いが必要。バルドラール浦安デフィオの選手がパス&ターンやターンシュートなどを指導。ボールとり鬼やボールを使っただるまさんが転んだなども行い、ボールに親しむ。参加希望者は前日までにeメール(件名は「第23回チャレンジフットサル」)で氏名・年齢・性別・電話番号・配慮事項を書いて申し込む。

ギャラリー
市川・浦安地区高等学校合同書道展
🕒18日(金)-20日(日)午前9時-午後6時(初日は午後1時から、最終日は同3時まで) ♣️市川市文化会館(大和田1-1-5)地下1階展示室 ¥無料 ☎︎県立市川南高校・倉下(328・6001)  市川市と浦安市の高校11校の書道部員らが書いた書道作品や龍門造像記の拓本など約300点を 展示する。

自然観察

冬鳥の観察会
🕒19日㈯午前10時―正午(荒天中止)
♣道の駅いちかわ(市川市国分6の10の1。JR市川駅、京成市川真間駅、北総線北国分駅からバスに乗り、道の駅いちかわで下車)会議室集合
¥資料代と保険料200円(小学生以下は100円)
Email国分川調節池と歩む会・塚田(kokubun@tsukada.ne.jp)
 都市鳥研究会副代表の越川重治さんを講師に国分川調節池と国分川、春木川にいる冬の野鳥を観察する。小学校低学年以下は保護者同伴。申し込み不要。

子育て

こんぺいとうテラス・学びの時間
🕒16日㈬午前10時―同11時半
♣浦安市まちづくり活動プラザ(入船5の45の1、旧入船北小)303号室
¥500円
☎お助けねっと・こんぺいとう・船山(090・3634・8929)
 元保育園栄養士の現役ママスタッフが、「簡単!手抜きな幼児食」と題し、栄養も考えた簡単に作れる幼児食を指導する。保育はないが、子供と一緒に参加可能。事前申し込み不要で、受講希望者は開始5分前までに会場へ行く。
・・・・・・・・・・・・・・・
子育てセミナー
🕒24日㈭午前10時―同11時半(申し込み締め切りは23日)
♣市川市男女共同参画センター(市川1の24の2、市西消防署の上階)6階研修室E室
¥200円(定員は申し込み先着10人)
☎家庭倫理の会市川市・増田(080・9528・9905)
 倫理研究所生涯局講師が「子供の能力を引き出す魔法の一言」をテーマに話す。託児希望者は事前に申し込む。

フリーマーケット

出店者募集
🕒14日㈪㈷、20日㈰午前9時―午後2時ごろ(雨天中止)
♣市川市行徳駅前公園(湊新田2の4)
¥各日500円(当日徴収)
☎時遊空間ふれあい市・中村(090・8309・2337)