市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

 □寒い冬、親子でたき火を楽しむ~焼き芋、焼きトウモロコシなど味わう
 □昨年の市川市、救急出動6年連続過去最多~火災は2件増も100件は下回る
 □やさしい日本語での支援学ぶ~浦安市災害時外国人サポーター養成講座
 □浦安市新年度当初予算案一般会計 3・3%増781億円~国への返還金除き前年並み
 □これからのイベントなど
 
 その他の記事(本紙『市川よみうり』『浦安よみうり』2019年2月9日号をご参照ください)
  □約100人が竪穴住居跡など見学~曽谷南遺跡の発掘現場
  □ベイシニア浦安~創立55周年を祝う
  □千葉商大政策情報学部26人の卒業制作展
  □明治大学マンドリン倶楽部第16回チャリティ定期演奏会
  □地域の福祉活動に尽力した112人と27団体を表彰~浦安市社会福祉大会
  □親子漁場見学会~塩浜の三番瀬で開催
  □地震や豪雨など災害時、救援物資輸送~市川市とヤマト運輸が協定締結
  □5万円を市川市の福祉に寄付~全日本不動産協会市川・浦安支部
  □70カ所にひな人形を展示~3月3日まで「中山のおひなまつり」
  □22組445人が踊るダンスステージ~3月3日、浦安舞踏会
  □県議選立候補者ディスカッション~浦安JCが出演者を募集


寒い冬、親子でたき火を楽しむ~焼き芋、焼きトウモロコシなど味わう


たき火を囲む親子

 市川市少年自然の家で17日、たき火を楽しむイベント「親子で火を囲もう」が開かれ、10家族38人がたき火を使って焼きトウモロコシや焼き芋を食べたりして楽しんだ。
 
 「たき火を体験してもらうことで、火の暖かさを感じてもらいたい」と、少年自然の家が2017年から毎年実施している人気のイベント。今年は、各自が木の摩擦で火をおこすマイギリ式で種火を作り、まきや枯れ葉をくべて火を大きくしていった。
 
 火おこしでは、なかなか火が付かないもどかしさから「火おこしじゃなくてマッチにしようよ!」などと愚痴をこぼす子供たちもいたが、職員や親からアドバイスをもらいながらなんとか火おこしに成功。大きくなった火で、持参したサツマ芋やするめいか、チーズ、マシュマロ、トウモロコシなどを焼いて食べたり、たき火にあたって温まったりしていた。
 
 南大野から来ていた男の子(6)は「火おこしは大変だったけど楽しかった。たき火で焼いたするめいかとウインナーがおいしかった」と笑顔。父親(43)は「子供たちにたき火を体験させたくて参加した。食べ物はたき火のいぶされた香りでおいしかった。かなり楽しめた」と満足した様子だった。  

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昨年の市川市、救急出動6年連続過去最多~火災は2件増も100件は下回る

 市川市消防局はこのほど、昨年1年間の市内の火災出動件数と救急出動件数をまとめた。救急出動件数は、前年比4・7%(1059件)増の2万3570件で、6年連続過去最多を更新。火災の発生件数は97件で、前年より2%(2件)増えたが、3年連続で100件を下回った。
 
 救急車の出動理由は急病が最も多く、前年比837件増の1万4874件。搬送件数全体の63%を占めた。以下、一般負傷が同79件増の3552件(15%)、交通事故が同89件減の1574件(7%)と続いた。
 
 搬送人員は、前年比1047人増の2万1549人で、軽傷が1万959人と約半数(51%)を占めた。中等症は9019人(42%)、重症は1334人(6%)で、死者は237人だった。
 
 救急出動件数が6年連続で過去最多を更新したことについて、同局は「高齢化の進展や、夏季の気温上昇に伴い、高齢者の搬送や熱中症などが増えたためと考えられる」と分析。救急車は台数に限りがあることから、救急車の正しい利用について理解と協力を求めている。
 
 火災発生件数は、ピーク時の1996年は176件だったが、ここ3年は100件を下回っている。同局は「近年になって、燃焼機器の安全装置が充実したことと、住宅用火災報知機の普及によって、火災を早期・未然に発見できるようになったことが要因」とみている。
 
 火災の主な原因は、概数で放火(疑い含む)18件、コンロ17件、タバコ12件など。放火(疑い含む)は前年比2件減、タバコは同4件減だったが、コンロは同12件も増えた。
 
 火災による死者数は、前年より1人少ない4人。負傷者は前年から4人増の36人だった。
 
 同局は「鍋の掛けっ放しやタバコの不始末が依然として出火原因の上位を占めているので注意してほしい。放火被害を防ぐため、自宅の周りに燃えやすいものを置かないようにするなど、一人一人が火の用心を心掛けてほしい」と呼び掛けている。  

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やさしい日本語での支援学ぶ~浦安市災害時外国人サポーター養成講座


外国人への聞き取りを体験

 浦安市は先月20日と27日、災害時外国人サポーター養成講座を開き、参加した市民約40人が被災した外国人をやさしい日本語を使って支援する方法などを学んだ。2015年度に県との共催で始まり、現在は市が主催。市は「講座を開き続けることで市民の皆さんの協力を得て、支援ボランティアの体制作りを進めていきたい」とする。
 
 27日の講座では、市民が被災時に外国人をサポートする災害多言語支援センターの活動と、「土足厳禁」ではなく「靴を脱ぐ」など外国人にも伝わりやすいやさしい日本語について学習してから、避難所に来た外国人から困っていることを聞き取る設定のワークショップを実施。準備をして臨んだことで病院の場所や給水車が来る場所などは伝えられたが、「ローマ字の地図はないの?」「Wi―Fiはどこで使えるの?」など想定していなかったため答えられない要望もあった。参加した男性は「言葉の壁で苦労している外国人は、災害時にはもっと苦労する。自分が外国に行ったことを想定して取り組むことが大切」と話した。
 
 外国人は、市国際交流協会の講座で日本語を学ぶ10人が参加。地震や台風のときの身の守り方、防災セットを準備することの大切さ、避難所、防災備蓄倉庫についての講義を聞き、東日本大震災などの大地震の揺れと煙中での避難、消火器の使い方を体験した。小学4年生と中学3年生の子供が市立小中学校に通うモンゴル出身のオトゴン・デルゲルマーさん(35)は「後で復習するためと、友人に見せるために講座をスマートフォンで録画した。地震や津波の話を聞くと恐ろしい」、米国出身のケビン・ローキネンさんとフィリピン出身のロナ・ローキネンさんの夫妻は「被災時はパニックになる。どこで何がもらえるのかなどを知ることができた」と話した。  

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浦安市新年度当初予算案一般会計 3・3%増781億円~国への返還金除き前年並み

 浦安市は15日に開会した市議会第1回定例会に、2019年度当初予算案を提出した。一般会計は前年度当初比3・3%(25億円)増の781億円、特別会計は同7・4%(20億8530万円)減の259億1300万円で、総額は同0・4%(4億1470万円)増の1040億1300万円となった。ただ、一般会計のうち30億6800万円は、市街地液状化対策事業の計画変更に伴う国への震災復興特別交付税返還金で、これを除いた実質的な予算は同0・8%(5億6800万円)減の750億3200万円となった。
 
 一般会計の歳出は、震災復興特別交付税返還金などにより、総務費が同35億99万円増加。民生費も、東野地区複合福祉施設整備事業費の増加などにより同22億1639万円増加した。一方、災害復旧費は同21億5160万円減少し、教育費も南小学校屋内運動場建替事業や浦安中学校大規模改修・増築事業の終了などにより同7億5688万円減少。土木費も雨水対策事業の建設工事費が減額になったことなどにより、同6億1502万円減少した。
 
 一般会計の歳入は、市税が同1・2%(4億9654万円)増で過去最大の418億1041万円と見込んだ。震災復興特別交付税返還に伴い、財政調整基金などからの繰入金も同19億1542万円増加。市債の発行額は、同3・0%(1億9620万円)減の62億6440万円。寄付金は、ふるさと納税の推進により同約10倍の5055万円と見込んだ。
 
 特別会計は、国民健康保険特別会計が被保険者数の減少に伴い、同12・1%減の114億3200万円。公共下水道事業特別会計が同1・7%減の40億3200万円、墓地公園事業特別会計が同56・9%減の5億500万円、介護保険特別会計が同1・6%増の84億6千万円、後期高齢者医療特別会計が同6・2%増の14億8400万円となった。
 
 一般会計に計上した主な新規事業は次のとおり。
 
 ▽ラグビーワールドカップ2019推進経費(6643万8千円)▽拠点病院下水道支援事業(440万円)▽災害コールセンター設置事業(127万5千円)▽市民プラザ大規模改修事業(11億221万5千円)▽リハビリテーション病院高次脳機能障がい支援体制整備費補助金、リハビリテーション病院運営事業(6180万2千円)▽口腔がん検診事業運営費補助金(1022万3千円)▽三番瀬環境観察施設整備事業、同施設管理運営事業(6460万9千円)▽舞浜公園整備事業(2億9400万円)▽プレミアム付き商品券発行事業補助金、同事業経費(8077万円)▽美浜公民館大規模改修事業等(4億4369万円)  

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講座・講演会


🕒 ¥うらやす市民大学特別公開授業2019
3月2日㈯午後1時半―同4時半
♣うらやす市民大学(浦安市入船5の45の1、市まちづくり活動プラザ3階)
無料(定員は申し込み先着100人)
☎うらやす市民大学(351・4811)
 まちづくりを行うために必要な知識・技術を学ぶ。「身近な海、東京湾を見つめよう」「パリ協定の下での温暖化対策:世界と日本の取り組み」をテーマに、それぞれ識者を招いて授業を行う。受講希望者は電話か窓口で、またはちば電子申請サービスから申し込む。
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第12回ユネスコ市民公開講座「絵本を通して伝えられるもの!!」
🕒3月2日㈯午後2時―同3時半
♣I-linkタウンいちかわザ・タワーズイースト3階(JR市川駅南口直結)市川市I-linkルーム
¥無料(定員は当日先着50人)
☎市川市ユネスコ協会ユネスコ市民公開講座担当・小林(090・2405・2464)
 講師は、「子ども・地球・未来」をテーマに絵本の製作から販売まで手掛ける牧羊舎の代表で日本画家の森谷明子さん。
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第1回家庭力セミナー「こんなはずじゃなかった…八方塞がりな夫婦・親子の関係性」
🕒3月3日㈰午後1時―同4時半
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のイオン新浦安店4階)サロン5
¥1,000円(定員は申し込み先着25人)
 「家庭の生きづらさあるある」をテーマに、発達障害の当事者会「イイトコサガシ」の冠地情代表と、同会・千葉の横山小夜子代表が語る。聴講希望者は専用予約ページ(https://kokucheese.com/event/index/554742)から申し込む。
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市川市の野草の講演会
🕒3月3日㈰午後2時―同3時
♣市川市観賞植物園(大町213の1)内会議室
¥無料(定員は当日先着50人)
☎同市動植物園(338・1960)
 市内で野草研究を行っている「のはらくらぶ」の佐々木順子代表が、大町周辺の季節の野草について講演する。
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脳が目覚めるアートな時間! 臨床美術ワークショップ
🕒3月19日㈫午前10時―同11時半
♣浦安市役所(猫実1の1の1)1階市民活動センター
¥500円(定員は申し込み先着6人)
☎Ude臨床美術部・多田(382・3116)
 介護予防や子供のケア、社会人向けのメンタルヘルスケアなどで効果が期待されている臨床美術を体験できる。今回は「想い出の中にある空」がテーマ。これまでに見た空について語りながら、B5サイズ程度の絵を描く。汚れてもよい服装で参加する。参加希望者は電話または専用予約ページ(http://coubic.com/ude/about)から申し込む。
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歴史ロマンの会 第34回講座「現地検証『津久井城と三増合戦古戦場跡(信玄対氏康)』」
🕒4月9日㈫午前10時―午後5時
♣JR橋本駅南口集合
¥会員3,000円、一般4,500円(バス代と受講料。定員は申し込み先着30人)
☎同会・清水(080・3450・7947)、石井(080・5515・0122)
 現地見学と事前の講義(毎月第2火曜日、中央公民館)を行っている講座。今回は、歴史ジャーナリストの藤井尚夫さんの解説を聞きながら、武田信玄と北条氏康の合戦の舞台である神奈川・三増峠の津久井城と三増合戦場跡を貸し切りバスで巡る。申し込みは3月13日まで。

イベント

着物リメイク ファッションショー
🕒3月2日㈯午後2時―同3時
♣全日警ホール(市川市八幡4の2の1、葛飾八幡宮境内)
¥入場無料
☎着物リメイク研究会・市原(357・4842)
 日本古来の和服の良さを見直し、着なくなった和服をいまの時代に合った普段着として楽しもうと、ブラウスやワンピース、ツーピース、コート、帽子や小物入れ、コサージュなどに仕立て直している会員たちが、リメークした洋服を自らモデルとなって披露する。「祖父母や家族、親しかった人が来ていた着物を仕立て直して身にまとうことができ、そうした大切な人への思いも深まる。私たちがデザインして仕立て直した洋服を見て、自分も着てみたいなと思ってもらえたらうれしい」と同研究会。来場者先着100人に、会員が手作りしたリメーク小物をプレゼント。
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春の火災予防運動・スプリングファイヤーフェスティバル
🕒3月3日㈰午前10時―同11時
♣JR市川駅コンコース
¥無料
☎市西消防署(323・0119)
 3月1日から7日までの「春季全国火災予防運動」の一環として行われるイベント。消防音楽隊の演奏や住宅用火災警報器の広報、子供の消防服体験などが行われる。
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マナビ博~プログラミング体験!やろう・分かろう・楽しもう!~
🕒3月3日㈰午前10時―午後4時
♣県立現代産業科学館(市川市鬼高1の1の3)
¥無料(申し込み不要)
☎市川青年会議所・竹内(090・5440・3363)、eメール(contact@manabihaku.jp)
 2020年から公立小学校で必修化されるプログラミングを楽しく体験するイベント。プログラミング技術を利用した最先端スポーツや、プログラミング教材を使ったロボットサッカーなどが楽しめる。対象は3歳から小学6年生まで。
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おもいっきりプレーパークIN美浜公園 春
🕒3月9日㈯午前10時半―午後3時(荒天中止)
♣浦安市美浜公園(美浜5の14)
¥無料(申し込み不要)
☎同市美浜公民館(352・8811)
 子供たちが自然の中でのんびりと過ごし、火や土、風などの自然を使って遊ぶ。持ち物は弁当、着替え、飲み物、かなづち、レジャーシート、タオルなど。七輪が用意されるので、焼いて食べる物も持ち込める。ボランティア・お手伝いも募集中。
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第8回親子で「夢の教室」
🕒3月21日㈭㈷午前10時―同11時40分(申し込み締め切りは7日必着)
♣市川市国府台市民体育館第2体育館
¥無料
☎市スポーツ課(373・3111)
 北京、リオ両五輪に出場した元競泳選手の山口美咲さんと一緒に体を動かしたり、山口さんの貴重な体験談を聞いたりして「夢を持つことの素晴らしさ」「仲間と協力することの大切さ」を学ぶ。対象は市川市内在住・在学の小学5、6年生とその保護者(2人1組)。参加希望者は市のイベントポータルサイトから申し込むか、往復はがきに氏名(小学生・保護者)・年齢(学校名と学年)・住所・電話番号を書いて市スポーツ課に郵送(〒272-0827市川市国府台1の6の4、スポーツセンター内)する。定員は20組(40人)。申し込み多数の場合は抽選。持ち物は動きやすい服装とタオル、室内用運動靴、筆記用具など。

映画

ドキュメンタリー映画「不思議なクニの憲法2018」上映会
🕒3月9日㈯午後2時―同4時半
♣浦安市日の出公民館(日の出4の1の1)第1会議室
¥500円(資料代。定員は当日先着46人)
☎憲法を考える会・新田(352・3092)
 一般市民の視点から日本国憲法について多角的に考察した映画『不思議なクニの憲法』(2016年、日本)に、幅広いジャンルの識者への取材を加えた再編集版を上映。上映後はフリートーク(30分)が行われる。

ウオーキング

切られ与三郎と狸囃子の木更津を散策
🕒3月3日㈰午前9時10分―午後3時ごろ(小雨決行)
♣JR千葉駅3番線ホーム(本千葉側)に集合
¥参加費500円(同駅からの往復電車賃は1,340円)
☎悠々会・深谷(090・4174・5078)
 JR木更津駅から光明寺や東岸寺、木更津ばやし発祥の地、見染めの松などを散策し、同駅で解散する(行程約5㌔)。持ち物は弁当と飲み物など。定員は申し込み先着15人。参加希望者は1日までに電話で申し込む。

子育て

子育てセミナー
🕒3月7日㈭午前10時―同11時半(申し込み締め切りは6日)
♣市川市男女共同参画センター(市川1の24の2、市西消防署の上階)6階研修室F室
¥200円(定員は申し込み先着15人)
☎家庭倫理の会市川市・増田(080・9528・9905)
 倫理研究所講師の諸江多喜子さんが「子供を勉強好きにするには」をテーマに話す。託児希望者は申し込み時に伝える。