市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

 □卒業制作の本棚を寄贈〜市川工業高から平田保育園に
 □妙典橋26日午後4時開通〜市川市の高谷地区と妙典地区結ぶ
 □地域に貢献した4団体を表彰〜浦安市青少年善行表彰式
 □浦安市、国保税を4月から引き上げ〜法定外繰入金削減へ
 □これからのイベントなど
 
 その他の記事(本紙『市川よみうり』『浦安よみうり』2019年3月2日号をご参照ください)
  □チャイコフスキー『悲愴』など演奏〜ちば室内管弦楽団 演奏会
  □オペラとオペレッタの饗宴〜習志野フィル定期演奏会
  □東海大付属浦安中3年生が金融・防犯・防災学ぶ〜東京ベイ信金職員らが講義
  □春到来!〜市川、浦安で 河津桜を楽しもう
  □市川市、清掃行政協力者個人2人と10団体を表彰
  □春休みなど3~4月に子供向けイベント〜浦安市東野児童センター
  □熱湯の滴浴びて無病息災〜白幡天神社で奇祭「湯の花祭り」
  □浦安のサクラの名所巡るツアー〜ぶらり浦安ガイド 参加者募集
  □第74回いけばな展〜市川市花道協会
  


卒業制作の本棚を寄贈〜市川工業高から平田保育園に


絵本の朗読をする市川工業高の生徒

 県立市川工業高(野﨑一哉校長、生徒数704人)インテリア科は先月20日、同科の3年生が制作した本棚を市川市立平田保育園(小澤智子園長、園児数101人)に寄贈した。
 
 同科の3年生は、実習などで習得した知識や技術、技能を役立てようと、2012年度から毎年度、生徒が椅子やベンチ、雨よけなどを卒業制作として作り、同園に寄贈している。今回は同科の3年生5人が、保育士と何を作るか、どんな本棚が良いかといった話し合いを重ねながら、約1年間をかけて本棚を作り上げた。
 
 本棚は、絵本の魅力が伝わる表紙が見えるよう12冊の絵本を横向きに収納できる設計。内側の奥面にはかわいらしい十二支の絵が描かれており、本を取り出すとその一つが現れる。一番上の段でも子供が絵本を取れるよう、高さは1㍍ほどに抑え、本棚の重心を調節して倒れにくくしたり、けがをしないように角を丸くしたりするなど、子供の目線に立った工夫が施されている。
 
 同日には寄贈式が行われ、本棚がお披露目されると園児たちから「かわいい!」と歓声が上がった。続いて高校生が絵本を朗読すると、園児たちは夢中になって聞いていた。朗読が終わった後は、生徒たちが本棚の使い方を園児たちにレクチャーした。
 
 本棚の制作にあたった椋田菜月さんは「自分たちが作った本棚をこんなに喜んでもらえるとは思っていなかったのでうれしかった。絵本の朗読のときも、すごく元気に反応してくれた」と笑顔で話していた。  

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妙典橋26日午後4時開通〜市川市の高谷地区と妙典地区結ぶ


 県が整備を進めている妙典橋の開通日時が、26日午後4時に決まった。
 
 妙典橋は、江戸川放水路をまたいで市川市の高谷地区と妙典地区を結ぶ延長622・5㍍の橋で、幅員は12㍍。車道は片側1車線ずつで、上流側にのみ幅員3・5㍍の歩道を設ける。工事区間は、橋と接続道路を合わせて延長約1・3㌔で、このうち高谷側の0・3㌔は開通済み。今回の開通区間は約1㌔で、高谷側では外環道路沿いの国道298号、妙典側では新浜通りとそれぞれ接続する。
 
 妙典橋は当初、外環道路千葉県区間と同じく2015年度の開通予定だったが、同年の集中豪雨に伴い作業工程を変更したことや、用地取得が難航したことにより、開通が遅れていた。外環道路千葉県区間も開通が遅れていたが、昨年6月に国道298号とともに開通している。
 
 現在、両地区を行き来するには、行徳バイパスの新行徳橋か国道357号の市川大橋に回り込む必要がある。妙典橋には、両地区の一体的な発展や、江戸川渡河部の交通量の分散、外環道路へのアクセス向上などの効果が期待されている。  

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地域に貢献した4団体を表彰〜浦安市青少年善行表彰式


青少年善行表彰を受けた子供たち

 浦安市は先月18日、青少年善行表彰式を開き、地域の活性化などに尽力した4団体を表彰した。
 
 今回表彰を受けたのは、演奏活動を通して地域の活性化を図り、交通事故防止の啓発活動も行っている市立浦安中吹奏楽部と、いじめをゼロにすることやSNSのルールを守ることなどさまざまな課題の解決に向けて主体的に考える「グリーンリボンキャンペーン」を独自に展開し、地域にも広めた同入船中生徒会、夏祭りや防犯パトロールなど子供会活動を通した地域交流や地域活性化、人材育成に励んでいる北栄三丁目子ども会、自治会や老人会とともに世代間交流を図り、地域ぐるみのイベントを行うなど地域の活性化に貢献している海楽パークシティ子ども会の4団体。
 
 表彰式には関係者など約40人が出席。石井一郎副市長は「今後も善意の心を持ち続け、地域の一員として積極的に活躍し、浦安を支える大きな力になって」と式辞を述べ、各団体の代表者に表彰状を手渡した。
 
 4団体を代表し、浦安中吹奏楽部の田村杏佳さん(2年)は「活動が地域の活性化につながると感じている。活動を通して地域の方々の笑顔を見られることは何ものにも代えがたい喜びとなった。頂いた表彰を励みに、活動を頑張って続けていきたい」と謝辞を述べた。  

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浦安市、国保税を4月から引き上げ〜法定外繰入金削減へ

 浦安市の国民健康保険税が4月から引き上げられる。均等割額と平等割額の合計は現在の年間5万7800円から6万1800円に、所得割率の合計は現在の9・49%から9・94%に増加する。保険税の不足分を補う一般会計からの法定外繰入金を削減することが目的で、市は今後も計画的に法定外繰入金の解消・削減を目指し、近隣自治体や県の動向を見ながら保険税の見直しを検討していく。
 
 国民健康保険は年々加入者数が減っているものの、医療の高度化や薬代の高騰などにより、1人当たりの保険給付費は増えている。保険給付費は、市が県に収めた納付金と国からの公金などで県が全額を交付。納付金は加入者の保険料(税)で賄うことが基本とされているが、同市では加入者の負担を軽減させるため保険税額を抑え、不足分を法定外繰入金で補っている。今年度の当初予算でも、法定外繰入金は6億5321万7千円に上っている。
 
 国民健康保険税は、基礎課税額(医療分)、後期高齢者支援金等課税額、介護納付金課税額の3つに分かれ、それぞれ浦安市では、加入者が同額を支払う均等割額と、世帯ごとに同額を支払う平等割額(医療分のみ)、所得に応じて支払う所得割額からなる。今年度の浦安市の国民健康保険税額は、この3つの所得割率の合計が近隣14市平均10・55%と比べ1・06㌽、均等割・平等割額の合計が同6万1110円と比べ3310円低い状況。このため市は、国の通達に基づく県からの指導に従い、急激な保険料増加にならない程度に、保険税の税率を近隣市の水準に近づけた。
 
 今回は、医療分については改定せず、後期高齢者支援分の均等割額を年4千円から8千円に、介護納付金分の所得割率を1・00%から1・45%に引き上げた。これにより、給与収入が500万円、給与所得が346万円の40歳以上の夫婦と子供2人の場合、保険税額は現行の43万900円から46万9400円へと3万8500円増加。65歳以上75歳未満の夫婦で年金収入が200万円、年金所得が80万円の場合、現行の7万3500円から7万7500円へと4千円増加することになる。
 
 市は新年度の保険税収入を31億1671万円と見込んでいる。今回の改定により、一般会計からの法定外繰入金はこれまでの3分の1程度に減らすことができる見込みだ。だが、県の示す標準保険料率は所得割が11・64%、均等割額・平等割額の合計が7万2693円で、まだ開きがある。市は今後も、県や近隣市町村の動向を見ながら、保険税の見直しが必要かどうかも含め、検討していくという。  

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講座・講演会

講演会「安心な生活を送るための成年後見~家族のための成年後見制度」
🕒3日㈰午後1時半―同4時10分
♣市川市市川公民館(市川2の33の2)第1会議室
¥参加費500円(定員は申し込み先着40人)
☎NPO法人市民後見センターちば・渡邊(396・0036=兼FAX)、eメール(chiba@shimin-kouken.com)、ホームページ(http://shimin-kouken.com/)
 前半は「主婦(夫)から見た成年後見制度」、後半は「家族から見た成年後見制度(事例から)」と題して解説。講演会に先立つ午前10時からと同11時からは同NPOが毎月開いている無料相談会(申し込み先着順。定員は要問い合わせ)を行う。受講・相談希望者はeメールかファクス、電話で①氏名(ふりがな)②連絡先③講座・相談のそれぞれ希望の有無を伝える。
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ルピナスゼミ3
🕒8日㈮午前10時―同11時半
♣浦安市男女共同参画センター(猫実1の1の2、市文化会館2階)
¥無料(定員は申し込み先着10人)
☎同センター(712・6803)、FAX(353・1145)、eメール(danjyo@city.urayasu.lg.jp)
 今回のテーマは「幸せに生きるための処方箋Part2~仕事も家事・育児も=ワンオペ育児の乗り切り方~」。受講希望者は当日までに窓口で、あるいは電話かファクス、eメールで講座名・氏名・電話番号を伝える。
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2020年パラリンピック出場を目指すシッティングバレーボール選手 佐々木一成氏講演会
🕒8日㈮午後6時半―同8時15分
♣浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のイオン新浦安店4階)大ホール
¥無料(定員は申し込み先着150人)
☎浦安市障がい事業課(712・6398)、FAX(355・1294)、eメール(shougaijigyou@city.urayasu.lg.jp)
 Webメディア「プラス・ハンディキャップ」編集長で、シッティングバレーボール日本代表の佐々木さんが、「障がいってなに? 障がいは個性なのか?」と題して講演。受講希望者は前日までに市役所などで配布しているチラシに必要事項を書いてファクスで送るか、eメールに名前・所属・連絡先を書いて申し込む。
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シンポジウム「市民後見人が語る」
🕒9日㈯午後1時―同4時
♣市川教育会館(市川市南八幡1の10の19)3階多目的ホール
¥無料(定員は申し込み先着50人)
☎市川市社会福祉協議会(320・4001)
 判断能力が十分でない人の金銭管理や、日常における契約の代行を行う市民後見人の活動について、市民後見人として活動している人同士で話し合う。
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はじめての短歌教室
🕒11日㈪午後1時半―同3時半
♣市川市中央公民館(八幡4の2の1)第1会議室
¥無料(定員は申し込み先着30人)
☎家庭倫理の会市川市・関(395・9349)
 手ぶらで誰でも参加できる短歌教室。「初心者大歓迎。一緒に言葉遊びを楽しんでみませんか」と担当者。
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歴史ロマンの会 第33回講座「信玄の戦略活動を知る」
🕒13日㈬午後2時半―同4時半
♣浦安市中央公民館(猫実4の18の1)
¥入会金500円、会費月1,000円、非会員1,500円(体験1回に限り1,000円)、テキスト300円(eメール配信は無料)
☎同会・清水(354・2590または080・3450・7947)
 現地見学と事前の講義を行っている講座。今回は4月9日に行う津久井城跡(相模原市)・三増合戦場跡(神奈川県愛川町)の現地見学を前に、武田信玄が戦った「三増峠の戦い」について、目的などの謎に迫る。講師は歴史ジャーナリストの藤井尚夫さん。
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講座「NPOとお金の話~知って得する資金調達」
🕒17日㈰午後1時―同4時
♣浦安市役所10階協働会議室
¥無料(定員は申し込み先着30人)
☎浦安市市民活動センター(305・1721)、FAX(305・1722)、eメール(shiminkc@jcom.home.ne.jp)
 市民活動団体の多くが資金不足の課題を抱えていることを踏まえ、資金調達の基本的な考え方、さまざまな寄付集めの方法などを紹介する。「たくさんの得するヒントが詰まった講座」と主催者。受講希望者は、電話かファクス、eメールで氏名・住所・連絡先を伝えて申し込む。
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春休み子ども料理教室「みんな大好きハンバーガー作り」
🕒26日㈫、27日㈬午前10時―正午(申し込み締め切りは12日)
♣浦安市富岡公民館調理室
¥600円(定員は各日申し込み抽選16人)
☎同館(354・2631)
 野菜を刻む、肉をこねるところからハンバーグを手作りし、盛り付けなども考えながらハンバーガーを作る。対象は小学2年生から6年生まで。持ち物はエプロンと三角巾、布巾、飲み物。参加希望者は市ホームページのイベント紹介ページから申し込むか、往復はがきの往信裏面に講座名・住所(〒)・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢・性別・保護者氏名(ふりがな)・受講希望日、返信表面に自分の宛先を書いて、同公民館(〒279-0021富岡3の1の7)に郵送。

イベント

パラレクスポーツデイ
🕒9日㈯午前9時半―午後12時半(雨天決行)
♣市川市塩浜市民体育館(塩浜4の9の1)
¥無料(申し込み不要)
☎市スポーツ課(373・3112)
 パラ五輪正式種目の車いすバスケットボールとボッチャのほか、フライングディスクや輪投げ、ふうせんバレーなど障害を持つ人が楽しめる軽スポーツを体験できる。持ち物は運動できる服装と運動靴(屋内・屋外)、飲み物など。
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インターナショナルデイinいちかわ~国際村いちかわ~
🕒9日㈯正午―午後5時
♣市川市行徳文化ホールI&I(末広1の1の48)
¥無料(申し込み不要)
☎市川市国際交流協会(332・0100)、eメール(info@iia21.jp)
 ミャンマーやスリランカ、タイ、ペルーなどさまざまな国の民族舞踊がステージで披露され、韓国のチヂミやスリランカのカレー、タイの揚げ春巻きなど5種類の料理がワンプレート(500円)で味わえる。防災体験コーナーやスタンプラリー、世界の国々の紹介コーナーなどもある。
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市川市薬剤師会健康フェア
🕒10日㈰午前10時―午後1時
♣市川市薬剤師会(南八幡3の1の1)
¥無料(定員は申し込み先着60人)
☎同会(700・3700)
 体成分分析や骨の健康チェック、健康相談、お薬相談、歯科医師による口内チェックなどが受けられる。
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第8回さよなら原発市川パレード
🕒10日㈰午後2時―同3時40分
♣市川市市川駅南公園(大洲4の18)
¥参加無料(申し込み不要)
☎3・11さよなら原発被災地復興支援市川市民の会・荒川(090・7721・5965)  東日本大震災を忘れないため、「脱原発」を掲げてJR市川駅周辺でパレードを行う。
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良縁を願う親の集い
🕒10日㈰午後3時15分―同5時
♣船橋市中央公民館(本町2の2の5、JR船橋駅から徒歩約6分)
¥2,000円(定員は申し込み先着18人)
☎婚活サポート親の会・西田(070・5558・3883)
 未婚の子供を持つ親同士が集まる相談会。本人の参加可。持ち物は筆記用具とメモなど。
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第40回おもしろ実験教室2019年春「電気はすご~い! エネルギーを体感しよう」
🕒25日㈪午後2時半―同4時半
♣浦安市美浜公民館(美浜5の13の1)3階工芸工作室
¥1,000円(定員は申し込み先着20人)
☎サイエンスクラブカメレオン事務局・横山(090・6160・1410=平日午後7時―同9時)
 簡単なモーターを製作したり、電気の力でホットケーキを作ったりして、電気が生み出す光・熱・回転などを体感する。対象は新小学2年生から新中学1年生まで。持ち物は持ち帰り用の手さげ袋と飲み物。参加希望者はイベント予約専用ホームページ(https://kokucheese.com/event/index/555692/)から申し込む。

ウオーキング

リバーウオーク「浦安元町こんなところに海・川・水辺」
🕒10日㈰午前9時―正午(雨天中止)
♣東西線浦安駅の交番付近集合・解散
¥200円(資料代。定員は申し込み先着20人)
☎浦安水辺の会事務局・横山(090・6703・0129)、FAX(353・8134)、eメール(k.yoko303@icloud.com)
 元町地区の旧跡や漁師町の名残がある浦安魚市場・旧江戸川・境川・猫実川などを巡る(行程約6㌔)。参加希望者はeメールかファクスで氏名・住所・電話番号を伝える。

子育て

浦安市社会福祉協議会 東2支部社協「子育てサロン」
🕒13日㈬午前10時―正午
♣浦安市老人クラブ会館海楽菜の花クラブ(海楽2の36の3、県立浦安高南側隣接の海楽公園内)
¥無料(申し込み不要)
☎同社協・大塚(355・5271)
 広い公園や40畳の和室で、のびのび過ごして遊べる。対象は海楽、猫実1・2丁目、北栄4丁目在住の0~3歳児とその保護者。

フリーマーケット

出店者募集
🕒10日㈰午前9時―午後2時(雨天中止)
♣県立行田公園西広場(船橋市行田3の5の1)
¥出店料1,500円(要事前申し込み)
☎船橋リサイクル市民の会・池内(043・489・6114)