市川よみうり & 浦安よみうり online

次週休刊のおしらせ

 「市川よみうり」「浦安よみうり」は毎月第1―4週の土曜日発行です。
 今月第5週(3月23日)は休刊となります。
 次回の発行は4月6日です。

今週のNews

 □中山大仏、市川市が市有形文化財に指定
 □監査の指摘後も保管期間を過ぎた放置自転車台数確認せず売却を繰り返す~市川市が昨年度まで
 □未就学児の運動能力向上へ~浦安市キッズスポーツルーム整備
 □浦安市「税収、雇用者の増加」を期待~新浦安駅前プラザマーレ1階を起業家への提供施設に転換
 □これからのイベントなど
 
 その他の記事(本紙『市川よみうり』『浦安よみうり』2019年3月23日号をご参照ください)
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  □荷風の半生 ユーモラスに~劇団民藝公演「新・浅草正午―荷風小伝」
  □ジャミン・ゼブ~市川でコンサート開催
  □ICT夢コンテスト2018~日出学園中学・高校が優良賞
  □学びの「総合力・体験力」コンテスト~明海中教諭が最優秀賞稲越小も優秀賞
  □浦安高が魅力ある学校づくり優秀賞~地域と連携して教育を展開
  □遊びながら社会の仕組み学ぶ~千葉商大キッズビジネスタウンに1,300人
  □世界21カ国の文化を紹介~インターナショナルデイinいちかわ
  □春季大会で120人が競う~市川市グラウンド・ゴルフ友愛会
  □イクスピアリイースターイベント開催
  □200人が障害者スポーツ体験~市川市パラレクスポーツデー
  □県大会優勝、全国大会初出場~百合台女子ミニバスクラブ
  □チアダンス全国大会に出場~キッズサークル 新浦安Rainbow Smiley
  □全国大会出場の選手を激励~昭和学院中学・高校   


中山大仏、市川市が市有形文化財に指定


釈迦如来坐像(中山大仏)

 市川市教委は13日、同市中山の法華経寺の「釈迦如来坐像(中山大仏)」を市有形文化財に指定した。市指定文化財は35件目。
 
 中山大仏は江戸時代の享保4(1719)年、太田駿河守藤原正義が製作した。総高は451・5㌢で、江戸町中とその近郊に現存する同時期の大仏の中で最大。製作時期・大きさ・鋳物師の3点が江戸大仏の条件を備えていることに加え、太田正義の鋳造技術が初めて解明された江戸大仏であること、大仏に刻まれた銘文などが貴重な資料となることなどから、後世に保存していくことがふさわしいと判断された。
 
 同寺の執事・田中見定さんは「法華経寺には五重塔や法華堂などたくさんの文化財がある。その一つに大仏が加わりうれしく思う。関東三大仏の一つとして多くの人に来ていただき、中山の町の活性化につながってくれればもっとうれしい」と喜びを語った。  

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監査の指摘後も保管期間を過ぎた放置自転車台数確認せず売却を繰り返す~市川市が昨年度まで

 市川市の昨年度の業務を対象とした今年度の定期監査による指摘で、市が保管期間の過ぎた放置自転車を事業者に売却する際、職員が立ち会わずに売却先の事業者が申告した台数で代金が決められていたことが分かった。所管の交通計画課は、2015年度の業務を対象とした監査でも全く同じ指摘を受け、その後改善した旨を報告していたが、その時点ですでに再び立ち会わなくなっていた。
 
 同課は「業務の引き継ぎが行われていなかった。また、担当者に対して的確な指示がなされていないなど、情報共有が図られていなかった」としている。釈迦如来坐像(中山大仏)市が撤去した放置自転車は、公告後6カ月間を過ぎても所有者が現れなかった場合、翌年度に事業者に売却されている。昨年度までは、引き渡し時に対象の自転車を有償の物と無償の物を分別。売却額は、入札で決まった単価に有償の台数を掛けて決定していた。事業者との契約仕様書にも、有償の引き渡し時には市と事業者双方で台数を確認することなどが記されていた。
 
 しかし、16年度の監査で、15年度は引き渡し時に市の職員が立ち会わず、有償・無償の判断や売却台数の確認が事業者のみで行われていたことが問題点として指摘された。これを受け、市は16年11月に改善した旨を市監査委員に報告していたが、同年度は30回の引き渡しで立ち会ったのは9月までの7回のみ。翌17年度も16回の引き渡しのうち最初の4回しか立ち会っていなかった。同課は14年以前については不明としており、長年常態化していた可能性もある。
 
 過去5年間に市が有償で売却した自転車の台数を見てみると、3777台だった13年度から翌14年度は611台になり、15年度は再び2083台へと増加するなど、年度によって大きなばらつきがある。無償分を含む全引き渡し台数のうち有償と判断された台数の割合を見ても、14年度の7・7%が翌15年度には50・2%へと激変している。同課は「有償・無償の割合は年度によって異なると考えていたため、不審には思わなかった」という。
 
 また昨年度のこの業務を対象とした監査では、このほかにも「税外収入整理簿を備えていない」「適時に収納状況を確認していない」「未納となっている歳入について、納期限後20日以内に督促状で督促していない」などの指摘も受けた。同年度の売却額約66万円はまだ市に収められていない。このような状況になった原因について、同課は「他業務の繁忙期と重なったことや、業務の進捗管理を怠ったこと、担当者の経験年数が浅く、未熟であったことなどが考えられる」としている。
 
 同課は今年度から、有償・無償を判断せず決められた台数と単価を基に総額を決める「総価契約」に変更するとともに、毎回2人の職員が引き渡しに立ち会うなど改善しているという。同課は「事務マニュアルを作成し、契約内容に基づき業務を遂行するとともに、適切な処理・確認を徹底し、再発防止に努めている」としている。  

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未就学児の運動能力向上へ~浦安市キッズスポーツルーム整備


3歳以上が対象のサーキットゾーン=浦安市提供

 浦安市は4月1日、自治体が運営する県内初の幼児専用スポーツ施設「キッズスポーツルーム」を市運動公園屋内水泳プール(舞浜2の27)4階にオープンする。ハイハイができる子供から未就学児までが対象。市は、幼児期から運動能力や体力を高めることを期待している。31日までは、プレオープンとして無料体験できる。
 
 東日本大震災で配管などが破損し、利用を停止していた同プール4階のサウナ室を改装して整備した。当初は、さまざまな活用方法が検討されたが、文科省が未就学児の体力・運動能力の向上などを目指す幼児期運動指針を策定したことや工費などを考慮し、幼児専用スポーツ施設を整備することにした。工事は昨年8月から約半年かけて実施。総工費は8359万2千円。
 
 面積は163・7平方㍍。ハイハイができる子供から2歳児までを対象にしたマルチゾーン(40・7平方㍍)と、3歳以上の未就学児を対象にしたサーキットゾーン(123平方㍍)に分かれる。マルチゾーンは、安全に遊べるソフト遊具やクッションボールなどを設置。サーキットゾーンは、全身の筋力がつくクライミングやトランポリン、バランス感覚を養う平均台など、6つの固定遊具を設置している。
 
 両ゾーンには計2人の指導員を配置し、毎日さまざまな教室を開催。4月は施設の使い方教室を開く。
 
 利用時間は午前10時から午後5時まで(同1~2時を除く)。1時間の入れ替え制で、利用料金は市内在住者が子供1人220円、市外在住者は同330円。保護者の付き添い(無料)が必要で、原則として保護者1人につき子供2人まで利用できる。定員はマルチゾーンが7人、サーキットゾーンは20人。開始時間の30分前から受け付ける。施設の利用状況は、同プールのホームページ(https://www.urayasu-kousha.or.jp/taiiku/pool/)で確認できる。第1、3水曜日と年末年始は休業。
 
 問い合わせは同プール(☎304・0030番)。  

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浦安市「税収、雇用者の増加」を期待~新浦安駅前プラザマーレ1階を起業家への提供施設に転換

 浦安市は新年度から、新浦安駅前プラザマーレ1階の店舗スペースをチャレンジショップとして起業家に提供する。対象は新たに創業しようとする人、または同ショップの利用開始時点で創業後5年以内の人で、業種は飲食業と小売業限定。市や浦安商工会議所、金融機関、中小企業診断士といった専門家からのアドバイスが受けられる。市は4月15日まで、利用者1者を募集中。利用期間は今年6月1日から来年5月31日まで。
 
 同スペースは2006年度から、駅前のにぎわい創出や市民の憩いの場の提供、障害者の雇用創出などを目的に民間団体に貸し出してきたが、現在入居中の福祉団体が3月31日までの期間満了で閉店。市は、駅前のにぎわい創出の実現を柱に、市内の産業の活性化を目指して起業家を支援する同ショップを展開することとした。
 
 店舗面積は219・05平方㍍で、施設はフライヤーやIHコンロ、食洗機、冷蔵庫などの厨房設備が完備されている。施設使用料は免除され、電気料金の2分の1相当額と、上下水道料金全額は利用者が負担する。
 
 同ショップの利用は6月1日から最長1年。対象は新規創業者、または創業5年以内であることのほか、入居中は同ショップを事業活動の本拠とすること、ショップ退去後も市内で事業を展開する意思があること、専門家や商議所などからの支援を受ける意思や要望があることなどの条件がある。
 
 利用者は書類審査とプレゼンテーションで決定。審査の評価基準は▽創業の目的や動機は明確か▽ほかにない有利な商品やサービスを扱っているか▽事業を行う自信・情熱・意欲が感じられるか▽高齢者や障害者の雇用など公共性を有しているか――など10項目にわたり、50点満点で評価される。
 
 市は「事業者が増えれば税収が増えるだけでなく、雇用の場が創出でき、市民の生活環境も充実する。多くの人にお店を知ってもらうチャンス。市としてもチャレンジする人を応援したい」と応募を呼び掛けている。
 
 問い合わせは市商工観光課(☎712・6295番)。  

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講座・講演会

講演会「永井荷風が歩いた八幡と真間川桜土手」
🕒4月6日㈯、20日午前10時半―正午
♣大人の学び舎大黒屋(市川市八幡3の26の5)
¥各回1,500円(定員は各日申し込み先着12人)
フリーダイヤル.eps市進コールセンター(0120・80・0877)
 文豪・永井荷風が歩いた八幡の街で少年時代を過ごした市内在住の山﨑秀雄さんが、真間川の桜などをテーマに昭和の市川の様子を2回に分けて振り返る。1回のみの参加も可。電話で、または大黒屋Webサイト(www.ichishin-daikokuya.com/)の「講座一覧」から申し込む。
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市民後見人養成講座説明会
🕒①4月14日㈰②20日㈯午前10時―正午(両日とも同じ内容)
♣①浦安市総合福祉センター(東野1の7の1)②浦安市民プラザWave101(JR新浦安駅前のイオン新浦安店4階)市民サロン5
¥無料
☎浦安市社会福祉協議会うらやす成年後見・生活支援センター(355・5315)
 6―9月の基礎研修と、10月から2年間の実務研修を行う第3期浦安市市民後見人養成講座の説明会で、本講座受講希望者は参加必須。対象は4月1日現在30―65歳の市内在住者。希望者は事前に電話で申し込む。

イベント

親子ワークショップ・100均グッズを使ってハーバリウムを体験しよう!!
🕒29日㈮①午前10時半―同11時半②午後1時―同2時
♣全日警ホール(市川市八幡市民会館、八幡4の2の1)1階控室1
¥1人800円(定員は①②合わせて申し込み先着10人)
☎すこんてぃ・よしかわ(339・3470=FAX兼用)、eメール(kosaerukai@gmail.com)
 地域のコミュニティづくりを目的に活動するサークル「すこんてぃ」と「kosaeru会」のコラボイベント。季節の花や百円均一ショップで売っている動物のミニチュア、カラーの砂などを選び、オリジナルのハーバリウムを作る。希望者は26日までに電話かファクス、eメールで親子の名前・連絡先・参加人数・希望時間を伝える。
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第5回境川クリーンアップ~みんなでゴミ拾い&お花見ウォーク
🕒31日㈰午前9時半―同11時(雨天中止)
♣浦安市若潮公園(美浜2の15)に集合
¥無料
☎浦安水辺の会・横山(090・6703・0129)
 境川わかしお歩道橋から東水門まで約1・3㌔の両護岸にある管理用道路と歩道を、ゴミを拾いながら歩き、桜を楽しむ。軍手・飲み物、あればゴミばさみを持参。事前申し込みは不要。同公園の駐車場は利用不可。中止の場合は同会のホームページ(https://urayasu-mizube.jimdo.com/)で知らせる。
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かつしか小さな朗読会
🕒4月3日㈬午後2時―同3時半
♣船橋市葛飾公民館(西船3の6の25の201。JR西船橋駅北口徒歩10分、京成西船駅徒歩5分)音楽室
¥無料(定員は申し込み先着40人)
☎朗読ぐるーぷ藍・建石(047・433・6625)
 2カ月に1度、第1水曜日開催の朗読ミニライブ。今回は2人のメンバーが藤沢周平の『初つばめ』と谷崎潤一郎の『刺青』を朗読する。希望者は電話で申し込む。

ウオーキング

市川真間川・冨貴島の桜
🕒31日㈰午前9時半―午後3時ごろ
♣JR下総中山駅改札前に集合
¥300円
☎新ハイキングクラブ・中町(070・5083・5346)、FAX(378・3367)
 市川市中山の法華経寺、大柏川第一調節池緑地を巡り、冨貴島の桜を鑑賞してニッケコルトンプラザで解散(行程約7㌔)。昼食、飲み物を持参する。希望者は前日までに電話かファクスで申し込む。
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真間川の桜と歴史を巡る
🕒4月2日㈫午前10時―午後0時半(小雨決行)
♣JR本八幡駅北口の交番周辺に集合
¥無料(申し込み不要)
☎ボランティアガイド市川案内人の会(324・7751=いちかわ観光・物産案内所内。第1月曜日を除く午前10時―午後4時)
 同会の案内のもと、同駅から八幡藪知らず、葛飾八幡宮、真間川を巡り、昭和学院小前で解散。
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徳川家祈願所・平河天満宮から千鳥ケ淵へ
🕒4月7日㈰午前9時15分―午後3時ごろ(小雨決行)
♣東西線西船橋駅の改札内に集合
¥500円(別途、往復電車賃560円。定員は申し込み先着15人)
☎悠々会・髙柳(080・1333・4266)
 東京都千代田区内の平河天満宮や滝廉太郎旧居跡、東郷元帥記念公園、千鳥ヶ淵公園などを巡り、半蔵門線半蔵門駅で解散(行程約5㌔)。昼食、飲み物などを持参する。希望者は4月5日までに電話で申し込む。

音楽

東京学館浦安高吹奏楽部定期演奏会
🕒3/27(17時-19時)
♣浦安市文化会館(猫実1-1-2)大ホール
¥無料
☎同高(353・8821)
 約30人の部員が『ノートルダムの鐘』より『The Bells ofNotre Dame』『CRY OF THEFALCON』『Look at us』などを演奏する。
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Carpe Diem 女声アンサンブルコンサート
🕒3/31(14時-15時40分)
♣浦安音楽ホール(JR新浦安駅南口近く)
¥1,000円
☎島津(043・261・1595)
 県内などで活動する女声コーラス「カルペ・ディエム」が、『スキャットによる女声二部合唱「四季」』『女声合唱とピアノのためのミサ曲9番』などを歌う。

芸能

開館20周年記念「来る!大衆芸能ロビーde浪曲
🕒3/30(13時半-15時)
♣浦安市日の出公民館( 日の出4-1-1)
¥無料
☎同公民館(355・8831)
 浪曲師・玉川奈々福が、曲師・沢村豊子の三味線に乗せて語る。
舞踊

第36回市川市洋舞踊合同公演
🕒3/31(15時-17時半)
♣市川市文化会館(大和田1-1-5)
¥無料
☎すみれバレエクラシック(373・1002)
 市川市洋舞踊協会に所属する5団体が出演。第1部は団体ごとに踊り、第2部では合同作品『絵本の世界』を披露する。

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