市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

 □親子150人が田植え〜市川米っ人くらぶ
 □市川市教育センター相談室〜行徳支所内にオープン
 □新郎新婦を祝福〜浦安の嫁入り舟
 □環境学習講座を7月下旬から開催〜浦安市三番瀬環境観察館、6月2日オープン
 □浦安市議会新議長に宝新氏〜副議長は中村理香子氏
 □中山氏が市川市議会新議長〜副議長に秋本氏
  


親子150人が田植え〜市川米っ人くらぶ


横一列になって田植えを行う参加者

 市川市大野町の小川再生親子ふれあい農園内にあるこども水田で11日、市川市教委主催の稲作・農業体験事業「市川米っ人くらぶ」の田植えが行われた。
 
 同事業は、一年を通じて親子でコメ作りなどの農業体験を行うもので、毎年秋には稲刈りをして500㌔前後のコメを収穫する。稲作以外にもジャガイモやサツマイモ、落花生、小松菜、ホウレンソウ、タマネギや枝豆などさまざまな種類の野菜作りを体験している。
 
 同事業には今年は59世帯202人(うち子供131人)が参加。2年、3年と継続するリピーターも多い人気の企画だ。
 
 快晴となった田植え体験当日、参加した147人の親子は2面の田んぼに横一列に並び、ボランティアスタッフから「列をそろえるように」「3本から5本ずつくらい植えて」などとアドバイスをもらいながら手で苗を植えた。中には泥に足を取られたり、尻もちをついたりして真っ黒になる子供もいたが、親子で協力しながら1時間半ほどで作業を終えた。
 
 八幡に住む小学1年生の堀結登君と2人で初めて参加した母親の真由美さんは「家の周りは自然が少ないが、子供が自然や虫が大好きで、農作業にも興味を持っていたので参加させたかった」。泥まみれになりながら田植えを終えた結登君は「楽しかった。これから虫捕りをする!」と笑顔で話していた。  

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市川市教育センター相談室〜行徳支所内にオープン

 市川市役所行徳支所2階に14日、保護者が子育てに関するさまざまな悩みを無料で相談できる「市川市教育センター行徳相談室」が設置された。同センターの相談室は、これまでメディアパーク市川(鬼高1の1の4)3階の同センター内にしかなく、相談者のおよそ3割は行徳地区の在住者だった。行徳相談室の開設により、今後は同地区の保護者も利用しやすくなる。
 
 子育て、教育などの悩みに対応
 
 同センターの相談室は、市内に住む3歳児~中学生の保護者と、学校関係者が対象。学業のことや不登校に関すること、発達のことなど、子育てや教育に関するさまざまな悩みを相談できる。年間の相談件数は900件超。同じ人が複数回相談した回数も含めた延べ件数は6千件を超えており、土曜日などは予約が取りづらくなっているという。
 
 メディアパーク内の相談室では昨年度まで、非常勤の心理士7人と相談員6人を配置して対応。今月14日からは、メディアパーク内では相談員を5人にして12人で対応する一方、行徳相談室には心理士と相談員を2人ずつ配置し、全体では3人増やして対応を強化している。
 
 行徳相談室には2部屋が設けられており、同時に2人まで相談ができる。対応時間は祝日を除く火~土曜日の午前9時から午後5時までで、メディアパークの教育相談室と同じ。相談も同じく予約制で、事前に電話(318・3223番)で申し込む。また木曜日の午後のみ、電話による相談や自宅など都合のよい場所での相談ができる「ほっとホッと訪問相談」の受付も行っている。
 
 なお、就学や聞こえ、言葉に関する相談は、引き続きメディアパークの教育センター相談室(☎320・3336番)のみで受け付けている。  

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新郎新婦を祝福〜浦安の嫁入り舟


伝馬船から見物客に手を振る吉徳さん、もなみさん

 浦安市内のしおかぜ歩道橋から江川橋にかけての境川で19日、和装姿の新郎新婦が伝馬船で川を巡る「浦安の嫁入り舟」が行われ、参加した美浜在住の中村吉徳さん(34)・田中もなみさん(25)夫妻が、川沿いから見守っていた多くの市民から祝福を受けた。
 
 浦安公園や市役所周辺の境川沿いでは18、19の両日、「カフェテラスin境川」「植木まつり」「環境フェア」「多文化共生フェア」を同時に行う浦安春まつりを開催。「嫁入り舟」は「カフェテラスin境川」のメインイベントとして行われた。
 
 2人は昨年12月に家族だけで挙式したが、嫁入り舟の参加者募集を知り、「12月はウエディングドレスのみだったので、和装も着てみたかったし、この機会でしかできない体験をしたい」と応募した。
 
 「嫁入り舟」は元々香取市の伝統行事だが、使用する伝馬船は「浦安舟大工技術保存会」が復元したもの。その船を「浦安のべか舟を未来につなぐ会」が操縦し、浦安囃子保存会が船上で祭囃子を奏でながら先導するなど、「浦安らしさ」が高められている。
 
 見物客からの祝福に手を振って応えた2人は、船を降りてから豊受神社で挙式。その後、協賛したシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルで披露宴を開いた。吉徳さんは「(浦安は)歴史や文化がたくさんある街。これからも大切にし、浦安に住んでいきたい。笑顔で助け合いながら家庭を築いていきたい」と話した。  

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環境学習講座を7月下旬から開催〜浦安市三番瀬環境観察館、6月2日オープン

 浦安市墓地公園北側隣接の三番瀬沿い(日の出7の9の1)に6月2日、市三番瀬環境観察館がオープンする。市は7月下旬から、同館を活用した三番瀬での体験学習や自然観察など一般向けの講座を開く予定。
 
 同館は鉄骨2階建てで、延べ床面積は約230平方㍍。昨年7月に着工し、今年3月に完成した。総工費は1億2584万7千円。
 
 1階にはトイレや事務室などを配置。トイレは屋外からの出入りになり、手足を洗える洗い場やシャワールームを屋外に完備している。2階には、三番瀬が一望できるサンルームやバルコニーがあり、観察用の展望鏡や双眼鏡を無料で貸し出す。屋上からのライブ映像を映し出す展望モニターも設置。団体のみ利用できる多目的室も2室備えている。
 
 市は同館を環境学習の場とし、体験学習や自然観察などで活用する。現在は、学校の夏休みが始まる7月下旬の講座開催に向けて準備中。ただ、海辺に降りられるようにする計画の護岸部は未整備のため、体験学習などで海辺に降りる際は簡易の階段を設ける予定。
 
 開館時間は午前9時~午後5時。祝日・休日の翌日と月曜日(祝日・休日を除く)、年末年始は休館。多目的室のみ有料で、市内で活動する団体は、第1多目的室が1時間200円、第2多目的室が同380円(9月末までは同370円)、そのほかの団体は第1多目的室が同410円、第2多目的室が同770円(同750円)。
 
 駐車場は身体障害者用2台分、普通車用5台分があるが、市は公共交通機関(東京ベイシティバス・日の出七丁目バス停から徒歩2分、または、おさんぽバスじゅんかい線・マリナガーデン新浦安バス停から徒歩10分)での来館を呼び掛けている。
 
 初日にイベント
 
 市はオープン初日の2日午前9時20分から開館式を開く。また、市民活動団体の浦安三番瀬クリーンアップ大作戦実行委員会は同10時から午後2時まで「第1回うらやす三番瀬感謝祭」を開催。同館前から日の出北公園前まで約1㌔の階段護岸や、三番瀬沿いの緑道を清掃した後、干潟観察会や貝細工の体験、野鳥観察などのイベントを行う。事前申し込みは不要。雨天時の開催情報は、当日午前7時に浦安三番瀬を大切にする会のホームページ(http://ura3banze.ciao.jp/)に掲載される。
 
 問い合わせは、開館式や同館については市環境保全課(☎352・6481番)、同感謝祭については同会・横山さん(☎353・8134番)。  

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浦安市議会新議長に宝新氏〜副議長は中村理香子氏


宝氏

中村氏

 浦安市議会は17日に開かれた第1回臨時会で、第21代議長に自由民主党の宝新氏(45)、同副議長に公明党の中村理香子氏(50)をそれぞれ選出した。
 
 宝氏は2007年に初当選し、現在4期目。17年から、前任期末の先月29日まで副議長を務めた。
 
 中村氏は11年に初当選し、現在3期目。総務常任委員長などを歴任した。  

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中山氏が市川市議会新議長〜副議長に秋本氏


中山氏

秋本氏

 市川市議会は15~17日に臨時議会を開き、第71代議長に自由民主党の中山幸紀氏(68)、第60代副議長に無所属の会の秋本典子氏(62)をそれぞれ選出した。
 
 中山氏は1999年に初当選し、現在5期目。議長は2015~16年にも務めており、今回が2度目となる。
 
 秋本氏は7年の初当選以来、連続4期当選。一昨年6月から前任期末の今月1日まで、健康福祉委員会副委員長を務めていた。  

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