市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

 □市川市新第1庁舎″ひとまず〟完成~追加工事開始 25日に一部開庁
 □市川市文化振興財団新理事長~書家・土橋靖子さ んが就任
 □浦安市で三番瀬の貝殻探し
 □浦安市 上半期 窃盗犯が3割減少~新型コロナの自粛が影響
 □市川市の花火大会中止~新型コロナが影響
  


市川市新第1庁舎″ひとまず〟完成 追加工事開始 25日に一部開庁



ソファや机が設置された2階市民交流スペース㊤と、フリーアドレス式に対応する4階執務エリア

 2017年から建設工事を進めていた市川市役所新第1庁舎がこのほど完成し、先月31日に報道陣向けに公開された。ただ、市は完成直後から1階と2階を結ぶ中央階段の増設工事に着手しており、階段工事の影響がない4階から上を25日に開庁する。全体の開庁は来年1月の予定。その間、市民課や税関係、子育て関係など市民が訪れる機会の多い部署の窓口は現状のままとなる。
 
 同庁舎は地上7階、地下1階建てで、延べ床面積は約3万平方㍍。北側は、上階に行くほど面積が狭いひな段型で、周囲の景観に配慮して植栽で緑化している。工事費は、中央階段分を除いて約147億円。村越祐民市長は「建物を新しくするだけではなく、サービスを含め庁舎のあり方を大きく変えようとしている」とコメントを発表した。
 
 1階には、一つの窓口で複数の申請ができるワンストップ窓口と市民交流スペース、2階には相談窓口と市民交流スペースなどを設ける。市は、ワンストップ窓口の実現には複数の部署から職員が駆けつけるために1階と2階を結ぶ中央階段が必要であるとして、その増設工事を行っている。事業費は約1億5千万円。
 
 6階は議場で、傍聴席のある7階と吹き抜けになっている。階段状に並ぶ議席の中央にはスロープを設け、机や天井には国産の木材を使用している。
 
 地下1階は駐車場。各フロアの執務エリアは、課長級以下の職員が席の固定されていないフリーアドレス式で執務をできる。
 
 一部開庁は25日午後1時から。移設する部署の詳細は市ホームページで確認できる。  

ホームページ
ページのトップ

市川市文化振興財団 新理事長 書家・土橋靖子さんが就任


土橋さんの書を挟んで立つ土橋さん(左)と村越市長

 市川市出身の書家・土橋靖子さん(63)がこのほど、同市文化振興財団の新理事長に就任した。同財団の理事長を女性が務めるのは初めて。
 
 土橋さんは、2007年の芸術選奨文部科学大臣新人賞、16年の改組新第3回日展内閣総理大臣賞、18年の日本藝術院賞など数多くの賞を受賞。現在は日展監事や読売書法会常任総務、大東文化大特任教授などを務めている。昨年3月には、市芳澤ガーデンギャラリーで個展を開催。同年から同財団の理事も務めてきた。
 
 先月21日には市役所仮本庁舎で辞令交付式が開かれ、村越祐民市長は「先生に(理事長職を)お受けいただき、これからが楽しみだ」とあいさつ。土橋さんは「自身の道を深く歩む中で見えてくるものがあれば、そこから何か(理事長として)貢献できると思うので、自身の仕事をしっかりしていくことに尽きる」と抱負を語った。  

ホームページ
ページのトップ

浦安市で三番瀬の貝殻探し

 浦安市三番瀬環境観察館で先月19日、同館主催イベント「海辺の小さな宝探し」が行われ、参加した7人の子供たちが、三番瀬にあるさまざまな貝殻を探し出した。
 
 今回は新型コロナウイルス感染防止のため、同館職員が事前に採取した三番瀬の砂の中から貝殻を探し出した。子供たちは、キラキラ光る貝殻や大きな貝殻などを探し、小さなカニを見つけて「カニだ!」とはしゃいだりしていた。
 
 見つかった貝は巻貝や二枚貝など19種類。中には、オオノガイやウミニナなど、三番瀬では現在ほとんど生息していない貝の殻も見つかった。子供たちは見つけた色とりどりの貝殻をボトルに詰めて持ち帰った。
 
 参加した市立日の出小3年の女子児童は「こんなにいろんな貝殻があると思わなかった。貝殻は部屋に飾りたい」と、うれしそうにボトルに貝殻を詰めていた。  

ホームページ
ページのトップ

浦安市 上半期 窃盗犯が3割減少 新型コロナの自粛が影響

 浦安警察署などはこのほど、今年上半期の浦安市内の犯罪発生状況をまとめた。窃盗犯が大幅に減ったため、刑法犯認知件数は前年同期比2割(132件)減の513件だった。新型コロナウイルス感染拡大で外出を自粛する人が多かったことが影響したとみられる。
 
 窃盗犯は同約27・4%(135件)減の357件。その約半数の170件(同76件減)が自転車盗だった。被害に遭った自転車の約6割は無施錠で、店舗や市営駐輪場のほか、自宅敷地内でも発生している。ただ、4割は施錠していても被害に遭っていることから、同署や市は二重ロックの呼び掛けをさらに強化していく。
 
 窃盗犯以外の刑法犯の罪種別認知件数は、殺人や強盗などの凶悪犯が5件(同1件増)、傷害や暴行などの粗暴犯が44件(同7件増)、詐欺などの知能犯が26件(同1件減)、わいせつなどの風俗犯が5件(同1件減)で、住居侵入などその他が76件(同3件減)だった。
 
 昨年末に多発した空き巣は今年1月も多く、上半期は同16件増の23件。忍び込みなども合わせた侵入盗の被害のうち、約3割が無施錠だった。
 
 電話de詐欺は10件で同2件減少したが、被害総額は約1200万円で同140万円増加した。電話de詐欺の被害者は年代別でみると60代が3人、70代が4人、80代が3人で、8割が女性。市役所職員を名乗り、「還付金や返金がある」と言って現金を振り込ませる手口が8割を占めている。
 
 被害に至らなかったものの、怪しい電話がかかってきたという情報提供も96件あった。最も多かったのは、警察官をかたって「犯人を捕まえたら、あなたの情報があった。口座が悪用されている可能性があるため、キャッシュカードを預からなければならない」などと電話をしてくるもので52件。還付金名目で市役所職員をかたった電話も21件あったという。同署や市は「『留守番電話に設定して電話に出ない』『家族との合言葉を考える』などの予防策を取ってほしい。また新型コロナウイルスに便乗した詐欺もあるので注意してほしい」と呼び掛けている。  

 ホームページ
ページのトップ

市川市の花火大会中止 新型コロナが影響

 市川市民納涼花火大会実行委員会は5日、新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念されることから、10月に開催予定だった同大会を中止にすると決めた。
 
 同大会は当初、東京五輪の影響で通常の8月ではなく5月に開催する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で10月24日に延期していた。  

ホームページ
ページのトップ