市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

 □市川南自治会「休憩、おしゃべりに使って」
  7カ所に手作りベンチ設置

 □市川市客引き禁止条例
  過料5万円の罰則規定スタート

 □〝地域の縁側〟施設ぽっかぽか
  浦安市社協 当代島地区に開設

 □国の18歳以下への給付金
  5万円先行給付 浦安市は22日

 □X'mas 園児が車内を飾り付け
  市川市コミバス北東部ルート

 □介護予防図る団体を補助
  浦安市が最大5万円交付
  申請は17日まで

  

市川南自治会「休憩、おしゃべりに使って」
7カ所に手作りベンチ設置


木材に色を塗る子供たち

 市川南自治会(佐々木和夫会長)は4日、「高齢者や障害者がちょっと休んだり、おしゃべりするのに使ってほしい」と、市の地域活性化事業補助金を活用して木製の手作りベンチを町内7カ所に設置した。佐々木会長は「お年寄りに優しい街は、全ての人に優しい街。そんな街づくりの一環になれば」と話している。
 
 ベンチの設置は、高齢者や障害者が道端で休む姿がたびたび目撃されていたことがきっかけ。木製の手作りベンチにしたのは、温かさを感じられるだけでなく、携わった子供にも地域にとっても思い出になるようにとの思いからだ。
 
 完成したのは先月28日。それに先立つ同21日には、市川南子ども会の子供たちが大人と協力しながら、虹をイメージした7つの色を木材に塗った。父親と一緒に参加した岡田直大君(市立宮田小6年)と弟の旺大君(同3年)は「自分たちが色を塗ったベンチが大人になっても置かれるのがうれしい。いろんな人に使ってほしい」と話していた。  

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市川市客引き禁止条例
過料5万円の罰則規定スタート

 9月に施行された「市川市客引き行為等禁止条例」の罰則規定が1日から施行された。市が指定した特定地区内で客引き行為をした者やさせた者に対し、市長は指導・勧告・措置命令ができ、措置命令に違反した場合などには5万円の過料が科される。すでに風営法や県迷惑防止条例で客引きが禁じられている性風俗店や接待飲食店を除く、居酒屋やカラオケ店など全ての業種が対象となる。
 
 特定地区は、JR市川駅と同本八幡駅、東西線妙典、行徳、南行徳の各駅周辺に設定。範囲は駅から200㍍を基準に、周辺の自治会や商店会の意見、現地調査、警察との協議などを踏まえて決めた。
 
 特定地区では、路上喫煙などの巡回指導をしている市民マナー条例推進指導員が、客引き行為についても巡回指導を行う。市は、指導を受けた違反者がその後も行為を反復する場合には勧告、さらには措置命令ができ、措置命令に従わない場合は5万円の過料を科したり、意見を述べる機会を与えた上でその事実を公表したりできる。指導・勧告・命令・公表の際は調査が可能で、調査に虚偽の回答をしたり拒んだりした場合にも5万円の過料を科せる。
 
 客引きを禁じる条例は、県内では千葉市と船橋市、松戸市、柏市でも制定されている。  

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〝地域の縁側〟施設ぽっかぽか
浦安市社協 当代島地区に開設


集まっておしゃべりを楽しむ高齢者たち

 浦安市社会福祉協議会は1日、常設型の地域福祉拠点「当代島ぽっかぽか」(当代島2の12の31、当代島児童公園西側)を開設した。子供から大人まで気軽に立ち寄って話をしたり、サロンやイベントを開いたり、困りごとなどの相談をしたりできる。ぽっかぽかは堀江、高洲、富岡に次いで4カ所目。
 
 これまで当代島では2カ月に一度、市当代島公民館などで移動型のぽっかぽかが開かれていた。だが、当代島の住民や地域を管轄する各支部社協の推進員からは数年前から、常設を望む声が上がっていた。
 
 当代島ぽっかぽかは、昭和から40年ほど美容室として使われていた建物を活用した。当時の大きな鏡やシャンプー台はそのまま生かし、レトロな雰囲気を残している。担当者は「皆さんに懐かしさも感じてもらいながら、楽しく過ごしてほしい」と願う。同社協の職員が常駐し、相談なども受ける。
 
 同日行われた開所式で、同社協の宇田川勝久会長は「地元の人たちが来やすくて、居心地のいい場所。長く愛してもらえればうれしい」とあいさつ。同社協北1支部の髙梨鎮雄支部長は「昔は縁側でお茶を飲んでいろいろな話ができたが、最近はそういう場所がない。ところがぽっかぽかに行くとあり、訪れたみんなが元気になる。地域の関係団体の皆さんのご協力でうまく運営するよう努力いたします」と話した。
 
 この日の午後に仲良し3人で早速訪れた当代島に住む70代と80代の女性たちは「ようやく近くにできたから良かった」「やっぱり知っている人の顔を見るとうれしい」などと話し、おしゃべりに花を咲かせていた。
 
 開所は平日午前10時~午後4時半。問い合わせは同社協(☎355・5271番)。  

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国の18歳以下への給付金
5万円先行給付 浦安市は22日

 浦安市は、18歳以下の子供に10万円を給付する国の臨時特別給付金のうち、国が先行給付する方針を示している5万円を、公務員を除く9月分の児童手当受給世帯に22日に振り込む予定とホームページで公表した。申請は不要。対象者には8日に支給決定通知書を送付した。10月1日以降に子供が生まれた世帯は、児童手当の認定確認後、通知書を送付して順次振り込む予定。
 
 公務員世帯や高校生世代の子供のみを養育している世帯は同給付金の受給申請が必要で、受け付けは来年1月4日からの開始を見込んでいる。高校生世代の子供に児童手当を受給しているきょうだいがいる場合は、併せて振り込まれるため申請は不要。高校生世代でも婚姻している場合は支給対象外となる。
 
 受給を辞退する場合は、通知書到着から1週間以内に、市のホームページにある受給拒否の届出書を市こども課に提出する。
 
 問い合わせは同課(☎712・6424番)。  

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X'mas 園児が車内を飾り付け
市川市コミバス北東部ルート


車内の好きなところに飾り付けをする本北方保育園の園児たち

 市川市コミュニティバス北東部ルートのバス3台の車内に、沿線の市立保育園3園に通う園児がクリスマス装飾を施した。25日まで運行されている。同ルートを運行する京成バスは「園児たちによる装飾を通し、コミュニティバスをより多くの方に楽しんでいただきたい」と話している。
 
 装飾を施したのは、大野保育園と若宮保育園、本北方保育園の3園の園児たち。先月29日から今月1日にかけ、同社の市川営業所を訪れ、車内の窓や壁にクリスマスケーキやツリーの塗り絵、雪だるまやプレゼント箱の絵、ベルやボールなどを装飾した。
 
 1日に訪れた本北方保育園年長の園児16人は、先を競って好きなところに装飾を貼り付けるなど終始にぎやか。「僕たちが塗った塗り絵が飾られるバスが走るのが楽しみ。ワクワクする!」と元気に話していた。  

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介護予防図る団体を補助
浦安市が最大5万円交付
申請は17日まで

 浦安市は、公園や集会所などで介護予防の運動や研修会、高齢者同士の交流活動などを行う「通いの場」を新たに立ち上げる住民団体に補助金を交付する。申請は17日まで。
 
 対象となる団体は、おおむね65歳以上の市民3人以上で構成する団体で、新規参加を希望する高齢者の受け入れが可能なことや、継続的な介護予防の活動に取り組む計画を立てていること、他の補助金などを受けていないことなどが条件となっている。
 
 対象となる活動は▽月1回以上、1回あたり1時間程度実施▽3カ月以上継続して実施▽毎回参加者がおおむね5人以上――などが要件。1団体につき1回限り、5万円を上限に活動経費を補助する。
 
 交付希望者は、市のホームページか市高齢者包括支援課の窓口で入手した申請書に必要書類を添え、平日午前8時~午後5時に同課介護予防推進係に持参して申し込む。
 
 問い合わせは同課(☎712・6389番)。  

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