市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

 □小学生に書き初め指導
  国府台高書道部員

 □所得200万円以下の課税世帯対象
  市川市独自に10万円給付

 □小学生が和紙で”たこ”を手作り
  浦安市郷土博の教室に12人参加

 □障害者など向け歯科診療を開始
  浦安市、8日から毎週土曜日

 □東京パラ五輪・男子車いすバスケで銀
  香西選手に市川市民栄誉賞

 □浦安市スポーツ協会会長・福元氏
  文科大臣から功労者表彰

 □シャイニングアークス東京ベイ
  浦安市のスポーツ応援キャッチフレーズ
  新ジャージーに採用

  

小学生に書き初め指導
国府台高書道部員


書道部員(左)に書き初めを教わる児童

 県立国府台高の書道部員が先月16日から21日にかけて、市川市立国府台小と同中国分小、同市川小で毎年恒例の「小学生書き初め指導教室」を開いた。
 
 16日に開かれた国府台小での教室では、部員20人が全6年生約100人に指導。児童たちは部員による模範揮毫を見た後、課題の「伝統を守る」を書いた。
 
 部員たちは子供たちと一緒に筆を持ったり、「『統』の字は糸偏の主張を少し抑えて」「字間を詰めると良いよ」などとコツを教えていた。アドバイスを受けた女の子は「名前の書き方を教わってうまくなった。まだまだ頑張りたい」と笑顔。書道部部長の水無瀬心花さん(2年)は「積極的に声を掛けるように心掛けた。日本の伝統文化としての書道を身近に感じてほしい」と話していた。  

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所得200万円以下の課税世帯対象
市川市独自に10万円給付

 市川市は、市独自の「いちかわ生活よりそい臨時特別給付金」として、年間所得200万円以下の住民税課税世帯などに1世帯当たり10万円を給付する。
 
 国は、18歳以下を対象とした一人当たり10万円の臨時特別給付金の他に、住民税非課税世帯を対象とした1世帯当たり10万円の臨時特別給付金を交付するが、市は、年間所得200万円以下の世帯も住民税非課税世帯と同じ所得階層であるとして、市独自に10万円を給付することにした。対象は約4万世帯。給付時期は、住民税非課税世帯への給付金に合わせるとしている。  

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小学生が和紙で”たこ”を手作り
浦安市郷土博の教室に12人参加


懸命に走ってたこを揚げる子供たち

 浦安市郷土博物館で先月4日、たこ作り教室が開かれ、小学生12人が和紙を使って角だこを作った。 子供たちは、市内で青少年健全育成活動を行っているNPO法人ヤングドアシストのメンバーに教わりながらたこ作りに挑戦。和紙に来年の干支の寅や好きなキャラクター、初夢に見ると縁起が良いとされる「一富士、二タカ、三ナスビ」など思い思いの絵を描き、竹ひごやたこ糸をつけて完成させた。
 
 作り終えた子供たちは、同博物館前の市浦安公園でうまく揚がるか確認。バランスが悪く回転してしまうたこも無く、風が無い中で懸命に走ってたこを揚げていた。
 
 千葉県のマスコットキャラクター・チーバくんの絵を描いてたこを作った市立東小4年の男子児童は「初めてたこを作ったけど、うまくできたし、うまく揚がった。またたこ揚げしたい」と、満足そうな表情で話した。  

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障害者など向け歯科診療を開始
浦安市、8日から毎週土曜日

 浦安市は8日からの毎週土曜日午前9時から午後5時(正午~午後1時を除く)まで、市健康センター内に「障がい者等歯科診療所ひだまり(ひだまり歯科室)」を開設する。一般の歯科診療所では対応が難しい特別な配慮が必要な障害者らが、市内でも安心して受診できるようにする。
 
 心身の障害により、自分で痛みを訴えられなかったり、口を開けられなかったり、治療を受ける姿勢でいることが難しかったりする場合、一般の診療所では対応が難しく、対応できる市内の診療所はわずかしかない。市外の大学病院へ通う人も多く、中には受診を諦めて症状が悪化してしまう人もいるという。
 
 対応できる診療所でも、段差や階段があると車いすでは通院しにくい。また、恐怖心からパニックを起こしやすい人や多動性がある人の保護者、介助者は「ほかの患者さんに迷惑が掛かる」と、周囲の目を気にすることもある。
 
 こうした事情から、市内での障害者等に特化した診療所の開設は、障害者やその家族らにとって長年の希望でもあった。
 
 ひだまり歯科室を利用できるのは、身体障害者手帳1、2級の所持者、療育手帳を持ち知的障害と判定を受けた人、児童発達支援や放課後等デイサービスを利用している子供など、市内の診療所では受診が難しい人。市から業務を委託された浦安市歯科医師会が運営し、障害者歯科の経験が豊富な大学病院の歯科医師らの指導のもと、市内の歯科医師や療育経験のある歯科衛生士がスタッフとして携わる。診察台は2台で、車いすに乗ったままでの受診も可能。1人1時間程度の診療で、1日最大14人を診察できる。最初は歯ブラシトレーニングなども行い、恐怖心を取り除いてから治療に当たっていくという。全身麻酔には対応できないため、大学病院と連携を図る。
 
 愛称の「ひだまり」は、昨秋に市障がい事業課の公募に応じた17件の中から、「温かい環境で、みんなが集まる場所」という意味を込めて決まった。市は「いままで通院に困っていた人も、予防歯科を含む治療を受けられるようになれば」と話している。
 
 年末年始と祝日は休診。事前予約制。初診の場合は同歯科室のホームページ(https://hidamariba.com)で予約する。市は8日午前9時半から同11時まで、内覧会を開催。予約不要で誰でも入場できる。
 
 問い合わせは同歯科室(☎381・4749番=土曜日のみ)または市障がい事業課(☎712・6397番=平日午前9時~午後5時)。  

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東京パラ五輪・男子車いすバスケで銀
香西選手に市川市民栄誉賞


市民栄誉賞の盾を手にする香西選手

 市川市は先月15日、東京パラ五輪で銀メダルを獲得した男子車いすバスケットボール日本代表の香西宏昭選手(33)=NO EXCUSE/独RSV Lahn―Dill所属=に市民栄誉賞を授与した。
 
 香西選手は千葉市出身で、現在は市川市在住。先天性両下肢欠損(膝上)の障害を抱え、12歳のときに名門・千葉ホークスで車いすバスケを本格的に始めた。その後、日本車いすバスケットボール選手権大会と全米大学リーグでそれぞれ2年連続MVPを受賞するなど輝かしい実績を挙げ、現在は車いすバスケが盛んなドイツリーグで活躍。パラ五輪には2008年の北京大会から4大会連続で出場し、日本代表の中心選手として活躍している。
 
 同日、市川市役所第1庁舎で開かれた贈呈式で、村越祐民市長は「銀メダルは、香西選手の不断の努力のたまもの。市民一同、喜んでいる」とあいさつ。香西選手は「たくさんの方々がサポートしてくださっていることに気づかされ、感謝がいっぱいのパラリンピックだった」と話し、市内の子供たちに向けて「いろんな人と仲良く、お互いを知り合って、支え合う過ごし方をしてくれれば」とエールを送った。
 
 同賞は昨年度までに、12年のロンドン五輪フェンシング男子フルーレ団体で銀メダルに輝いた三宅諒選手ら9人が受賞。昨年10月には香西選手の他、東京五輪で銀メダルを獲得した女子バスケットボール日本代表の三好南穂選手と赤穂ひまわり選手、東京パラ五輪で銅メダルを獲得した車いすラグビー日本代表の今井友明選手への授与を決定している。  

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浦安市スポーツ協会会長・福元氏
文科大臣から功労者表彰


内田市長(左)と記念撮影する福元氏=浦安市提供

 浦安市スポーツ協会会長の福元明彦氏が、文部科学大臣から今年度の生涯スポーツ功労者表彰を受けた。先月10日には内田悦嗣市長に報告した。この表彰は、10年以上、地域のスポーツの普及・奨励に尽力し続け、顕著な成果を上げた個人が受ける。
 
 福元氏は、市空手道連盟の理事長や副会長だったときに子供たちの育成に力を注いだ。世界空手道選手権大会の優勝者を出し、県民体育大会では男子2連覇、女子4連覇に貢献。2017年の市体育協会(現市スポーツ協会)会長就任後は生涯スポーツの振興に努め、加盟団体の会員獲得、障害者のスポーツ体験に特に力を入れてきた。同協会を一般社団法人化し、自主財源を背景としたスポーツ振興にも取り組む。そのほか、市総合計画審議会で生涯スポーツ分野の委員として計画策定に携わった。なおこれまでに県体育協会功労賞、県体育・スポーツ功労者等顕彰(県教育長表彰)を受けている。
 
 市長に報告後、福元氏は「全ての人が孤立したり排除されたりしないインクルーシブな社会が求められる今日、生涯スポーツが果たす役割は大きい。競技スポーツでも、たとえ途中でやめることになっても他のスポーツに転向しやすい環境を整えることが大切。市民の皆さんの健康増進、体力向上を目指した生涯スポーツ健康都市の実現に向け、これからも取り組んでいきたい」と話した。  

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シャイニングアークス東京ベイ
浦安市のスポーツ応援キャッチフレーズ
新ジャージーに採用


右肩にキャッチフレーズが入った新ジャージーを着る金クラブ主将

 浦安市をホストタウンとするラグビーチーム・NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安の新ジャージーに、同市のスポーツ応援キャッチフレーズ「その挑戦を、浦安の力に」のロゴがデザインされた。このキャッチフレーズが使用されるのは初めて。
 
 このキャッチフレーズは、市が市民から昨年募集し、49点の応募の中から選定。「スポーツに挑戦する方が増えて浦安がさらに元気になるよう」という作者の願いが込められている。
 
 シャイニングアークスは今季、昨季までのトップリーグに代わる新リーグ「NTTジャパンラグビーリーグワン」に参戦。ホームグラウンドがあり、相互連携協定を結んでいる同市をホームタウンに設定し、チーム名に「浦安」を入れた。キャッチフレーズは、新ジャージーの右肩に入れた。金正奎・クラブ主将は「今季のチームスローガンは、アークスと英語のインスパイア(刺激を与える)を掛け合わせた造語〝アークスパイア〟。キャッチフレーズには(スローガンと)通ずるものがある。僕たちの挑戦で、浦安の人たちと一緒に笑って泣いて、みんなに感動や勇気を与えられるよう努力したい」と話す。
 
 開幕は7日。シャイニングアークスは、8日にコベルコ神戸スティーラーズとの初戦を迎える。今季は大型補強をしてチーム内の争いもし烈になり、チーム力がアップした。金クラブ主将は「試合数が多く、チーム力が高いチームが勝つ。スペースへのアタックと、アグレッシブで粘り強いディフェンスが持ち味。そこを見て楽しんでほしい」とアピールしている。
 
 ■NTTジャパンラグビーリーグワン
 
 3部制で全24チームが参戦。シャイニングアークスが所属する最上位のディビジョン1は、12チームがAとBのカンファレンスに分かれ、6チーム総当たり2回戦とカンファレンス交流戦(総当たり)を行い、勝ち点制で両カンファレンス共通の順位を決定。上位4チームはプレーオフトーナメントで優勝を決め、下位3チームはディビジョン2との入れ替え戦を戦う。  

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