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今週のNews

□市川市の新市長 田中甲氏
現職・村越氏は再選ならず

□ヤシの木に着生 オオシマザクラ咲く
浦安市美浜公民館の駐車場

□浦安市〝認知症〟応援店制度スタート
サポーター講座修了生が店頭で支援

□市川市長選、3月27日投開票
  

市川市の新市長 田中甲氏
現職・村越氏は再選ならず


万歳三唱で支援者と当選の喜びを分かち合う田中氏(中央)

市川市長選開票結果

当65,567 田中 甲(65)無新
 46,253 守屋貴子(54)無新
 15,159 村越祐民(48)無現
 14,395 片岡恭子(43)無新
  6,637 吉野一郎(68)無新
  4,867 市川まみ(49)無新

 任期満了に伴う市川市長選挙の投開票が先月27日に行われ、元衆院議員で無所属の田中甲氏(65)が初当選を果たした。現職の村越祐民氏(48)は2期目の再選とはならなかった。

 前回2017年の市長選は、立候補した5人がいずれも当選に必要な法定得票数(有効投票数の4分の1)に届かず、翌18年に再選挙を実施。再選挙も候補者全3人が約4万2千~4万6千票を獲得する大接戦だった。

 今回の選挙には過去最多となる6人が出馬。現職の村越氏が米テスラ社の高級電気自動車を市長公用車にしたことや、市長室内にシャワールームを設置したことなどで批判を受けており、混戦が予想されていた。

 前回の市長選で村越氏と約3千票差の次点で敗れていた田中氏は、一昨年8月に早々と立候補を表明して地道に活動を続け、6万5567票を獲得。次点で4万6253票だった前県議・守屋貴子氏(54)に2万票近い差をつけた。村越氏は約1万5千票にとどまった。

 開票中、八幡の田中氏の事務所には大勢の支援者が駆けつけ、午後11時過ぎの中間発表でトップに立つと大きな拍手が湧き起こった。当選確実となった同11時半ごろには田中氏が登場。グータッチや万歳三唱で支援者らと喜びを分かち合い、「チームワークの勝利。市川市はこの4年間、いろいろなことがあったが、まずは皆さんとともにしっかりと安定した市政にする。市民目線、現場主義を徹底して市民の皆さま方に信頼される市川市政を作っていきたい」と語った。

 守屋氏は、市議・県議合わせて15年の経験を引っ提げ、市民との対話や切れ目のない支援などを訴えてきたが及ばなかった。落選が決まった後の午後11時40分ごろ、支援者の集まる事務所に姿を見せた守屋氏は「私の努力が足りなくて結果はこうなったが、結果が全て。やはり(出馬表明からの)期間が短かったこともあると思う」と語った。

 村越氏は、市の財政状況の改善など1期目の実績を強調し、中学生の給食費や18歳以下の医療費の無料化などの公約を訴えたが、得票数は有効投票数の1割にも届かなかった。落選が決まった午後11時半過ぎ、支援者の待つJR市川駅近くの会場に姿を現し、「結果は結果なので受け止める。私の任期はまだあるので、しっかり職務を果たし、スムーズに仕事を引き継いでいけるよう配慮したい」と述べた。自身の1期4年の市政運営については「仕事は自信を持ってやってきたが、説明をし尽くせなかったこと、後手に回ってしまったところがあったので、その点に関しては謙虚に早く臨めば良かった」と振り返った。

 投票率は38・75%。前回1回目の30・76%、2回目の33・97%をいずれも上回った。当日の有権者数は40万508人。

市川市議補欠選挙
佐藤ゆきの氏が初当選



佐藤氏

市川市議補選開票結果

当40,067 佐藤ゆきの(37)無新
 34,611 石崎 英幸(52)無元
 22,854 加藤 圭一(37)無新
 19,781 泉 聖二(53)共新
 11,063 押切 裕雄(52)無新
  4,176 吉住 威典(79)無新

 同日には市議会議員補欠選挙(欠員1)も行われ、無所属新人の佐藤ゆきの氏(37)が当選した。

 今回の選挙には新人・元職合わせて6人が立候補。投票率は38・72%だった。  

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ヤシの木に着生 オオシマザクラ咲く
浦安市美浜公民館の駐車場


カナリーヤシに着生したオオシマザクラが白い花を咲かせる=先月27日撮影

 浦安市美浜公民館駐車場で、カナリーヤシに生えたオオシマザクラが白い花を咲かせ、訪れる人の目を楽しませている。着生という現象で、同公民館の職員は「ここ10年ほど毎年咲いているのではないか」という。

 ヤシの茎の付け根には枯れた葉の基部が集まってクッション状になった所があり、水分を多く含んでいることから、さまざまな植物が着生しやすいという。鳥に運ばれてきたオオシマザクラの種がそこで発芽したとみられる。

 ヤシの幹肌には、オオシマザクラの根が張っている様子も見られる。市内の樹木医・有田和實さんは「着生はよくあるが、条件がそろわないと発芽しない。ここまで成長するのは珍しい」という。

 先月27日に近所を散歩しながら花見をしていた美浜在住の70代の女性は「1週間ほど前に友達に聞いて、毎日散歩しながら見に来ていたけど、やっと咲いたのね。ヤシから桜が咲くなんて何とも不思議よね」と話し、顔をほころばせて眺めていた。  

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浦安市〝認知症〟応援店制度スタート
サポーター講座修了生が店頭で支援


店頭に貼られたステッカー

 浦安市は2月から、認知症サポーターの養成講座を受講した従業員のいる店舗や事業所を「認知症とともに生きるまちづくり応援店」として登録する事業をスタートさせた。応援店には認定証とステッカーを交付。正しい知識や対応を学んだ認知症サポーターがいると一目で分かる店を増やすことで、認知症の人やその家族が安心して暮らせるまちを目指す。

 認知症サポーターの養成講座は全国の自治体が開いており、浦安市も毎月開催。誰でも受講可能で、小学校や地域、事業所など団体で受講する場合は出前講座も行っている。

 認知症サポーターは、何度も同じ行動を繰り返したり、変わった言動をしたりする認知症の人に優しく声を掛けるなど、適切な対応を学んでいる。こうしたサポーターのいる応援店は、認知症の人やその家族が安心して利用できるよう心掛けている。

 東西線浦安駅近くのネイルサロン&スクール「PINK CLOVER」オーナーの東條彩乃さんは養成講座を一昨年受講。応援店登録事業がスタートするとすぐに登録した。東條さんは、福祉施設で活動する福祉ネイリストでもあり、福祉ネイリストを育ててもいる。「もし自分が認知症になっても、好きなことは続けたいし、自分もそうした人を全力で応援したい。施術中はお客様といろいろな話をするので、〝認知症かも〟と不安になったとき、話してくだされば適切に対応していきたい」という。

 先月17日現在の応援店は、市内の郵便局やスーパー、福祉事業所など16事業所。応援店は市のホームページで確認できる。市は「認知症サポーター養成講座を受けて認知症について知ってもらうことで、地域で支え合い、認知症になっても安心して過ごせるまちにしていきたい。1店舗でも多くの事業所に登録してもらえれば」と、さらなる拡大を目指す。

 応援店に登録するには、講座を受講後、市高齢者包括支援課に申請する。過去の受講生や市外で受講した人も登録の対象となる。

 問い合わせは同課(☎381・9028番)。  

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妙典少年野球場リニューアル
外野は人工芝 当面は暫定供用


リニューアルされた妙典少年野球場

元プロのコーチの話に聞き入る球児たち

 市川市は先月13日、同市下妙典の地域コミュニティゾーン内でリニューアル工事を進めていた妙典少年野球場のプレオープンセレモニーを開いた。工事の終了は10月末の予定だが、プレーできる環境が整った。コミュニティゾーン内では10月以降も工事が続くため安全面などに配慮し、当面は同市少年野球連盟の主催試合などに限定した暫定供用となる。

 地域コミュニティゾーンは、県江戸川左岸流域下水道の江戸川第一終末処理場用地の隣接地で、面積は約3・3㌶。元々は同処理場の敷地の一部だったが、地元住民のための施設を整備することになった。以前は、少年野球場と、少年野球に使える広場があったが、現在はこの新球場の他に保育園と児童発達支援センターがオープンしており、さらに今後は子供施設と公園が整備される。

 新球場は、少年野球場の規格を満たす両翼70㍍、中堅85㍍で、外野は人工芝。今後は照明設備やバックネット裏付近のスタンド(約180席)、内外野の芝生スタンドなどが整備される。

 プレオープンセレモニーには村越祐民市長や松永修巳市議会議長、市川市少年野球連盟の中嶋貞行会長らが出席。テープカットを行うなどして一部完成を祝った。あいさつに立った中嶋会長は「全国どこに出しても引けを取らない素晴らしい球場。このような場所で子供たちが野球をできることに厚く御礼申し上げる」と感謝していた。

少年野球教室
元ロッテ選手らが指導


 同球場では続いて、プレオープンセレモニーの一環として、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの元選手らがコーチを務めるマリーンズ・ベースボールアカデミーの野球教室を開催。市内の少年野球チームに所属する新6年生約70人が参加した。

 元マリーンズ選手の武藤一邦さんと小林宏之さん、藤田宗一さんら、同アカデミーのコーチ5人が指導。球児たちは、キャッチボールの基本や重要性について説明を受けた後、実際にキャッチボールをして投げ方などを確認した。

 続いて球児たちは3班に分かれ、投球と打撃、守備の3つのコーナーを巡回。投球時の注意点や捕球時の基本姿勢、バッティングのタイミングの取り方などを丁寧に教わった。

 教室に参加した北方東部少年野球部の小林悠太郎君は「ロッテの人にしっかり細かく教えてもらえて良かった」と大満足。同じく木村拓人君は「楽しかった。今度から教わったように、投球時に腕をL字型にするのを意識したい」と話していた。  

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真間川沿い 夜桜堪能


提灯でライトアップされた真間川沿いのソメイヨシノ=先月29日撮影

 市川市八幡の市消防局近くから東菅野の菅野終末処理場に至る約2㌔の真間川沿いで10日まで、ソメイヨシノが提灯でライトアップされている。提灯の点灯は午後6時から同8時まで。 ほぼ満開となった先月29日には、夜桜を眺めて談笑したり、写真を撮ったりする人々の姿が見られた。東菅野在住の30代の夫婦は「夜桜は風情があって良い。散ってしまうのが名残惜しくて、ゆっくり楽しんでいる」とほほ笑んでいた。  

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