市川よみうり & 浦安よみうり online

「人をつなぐ 未来へつなぐ」


未来を見据えて


「市川版コミュニティ・スクール」である南新浜小学校の朝の登校風景。このように、横断幕を掲示し周知に努めている学校もあります

 市川市では、〝市川版コミュニティ・スクール〟として、『学校運営協議会』と『地域学校協働本部』の2つの組織の整備を進めています。

 本年度、『学校運営協議会』をすべての市立幼稚園・学校に設置しました。

 『学校運営協議会』とは、教育委員会から任命された地域住民、保護者の代表等、15名以内の委員が一定の権限と責任をもって学校運営に参画する〝学校にある学校応援団〟のことです。校長・園長が作成する学校運営の基本方針を基に、学校・幼稚園教育をどのように進めていくか、「熟慮」と「議論」を重ね、合意形成する組織です。

 また、中学校ブロックごとに設置する『地域学校協働本部』とは、中学校及び義務教育学校区を単位に設置する〝地域にある学校応援団〟のことです。教育委員会から委嘱された地域学校協働活動推進員を中心に、学校のニーズを引き出し、地域のネットワークを活用して様々な教育活動や地域活動をサポートする組織です。この仕組みは、順次設置を進め、令和2年度に市内すべてに設置されます。

 このように、子どもを中心に学校を核として、2つの組織を一体的に設置することで、相乗効果をねらっています。

 新学習指導要領の理念にある「社会に開かれた教育課程の具現化」は、『よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創る』ことを目指し、社会(地域)と連携・協働しながら子どもの教育を充実させていきたいという願いが込められています。

 第3期市川市教育振興基本計画の「家庭・学校・地域の連携・協働」を推進するためにも、2つの組織の取組を効果的に連携させ、子ども達の教育環境を整え、様々な教育活動が展開できるよう体制の整備を進めてまいります。

 地域の皆様には、学校運営協議会委員や、地域学校協働本部の活動ボランティア等で協力をお願いすることもあるかと思います。

 ぜひ、未来を担う市川の子ども達のために、お力添えをいただければ幸いです。

 (学校地域連携推進課☎383・9386番)。
 (2019年5月25日)  

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未来を見据えて


教育長・田中庸惠

 これからの社会は、技術革新の一層の進展や、長寿化に伴う「人生一〇〇年時代」の到来が予想され、私たちを取り巻く生活や環境は大きく変わっていくことかと思います。

 このような中、教育においては、時代に合った学びが必要であり、学びの姿は一人一人に寄り添った変革が求められています。ICTを積極的に利活用し、学習を効率的に進めることも必要になっています。今、市川の教育には変えてはならない「不易」と、変えていかなければならない「流行」を見極め、子どもたちの未来を見据えた確かな実践と挑戦が期待されているのではないでしょうか。

 この度、市川市教育委員会では、今後5年間の方針や目標を掲げた、第3期市川市教育振興基本計画を策定しました。キーワードは、「多様性」「主体性」「家庭・学校・地域の連携・協働」です。この計画で目指しているのは、いかに社会が変化しようとも、夢や希望を持ち、個性を伸ばし可能性を広げて、自らの人生を切り拓いていくことのできる人の育成です。そのためには、温かい人と人との関わりの中で、豊かな人間性を育み、人間ならではの知恵や感性によって創造力を発揮していくことが、最も重要です。

 また、生涯を通じて、誰もが、いつでもどこでも学びたいことを学んだり、学び直したりできる「豊かな学び」の環境の実現も必要です。そのため、学校は、障がいや不登校への対応、外国籍児童生徒への日本語指導など、一人一人の子どもに合わせた支援をしていくとともに、人と人とのつながりをこれからも大切にし、すべての子どもに温かい眼差しと心で寄り添い、子どもたちを育んでいきます。

 そして、家庭教育を推進するため、教育委員会は、学校とともに積極的な情報発信や支援を行っていきます。さらに、学校が目指す子ども像や教育目標を地域の方々と共有し、子どもを地域で見守り地域で育てることができるよう、さまざまな施策を推進し、未来を見据えた学びと環境を充実させてまいります。ともに力を合せて、市川教育の未来をつくってまいりましょう。
 (2019年4月27日)  

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交流会の様子

 青少年育成課では、地域で活躍する青少年リーダーを育成するため、専門知識を持った方を講師に迎え、青少年指導者育成事業を実施しています。

 【わんぱくセミナー】

 小学校5・6年生を対象とした講習会で、八幡地区と行徳地区の市内2会場で開催します。

 講習会では、学校も年齢も違う子ども達が参加し、始めのうちはお互い緊張して、中々話しかけることができずにいますが、そこは子ども達、レクリエーションが始まると、直ぐに打ち解け、仲良くなります。レクリエーションや工作体験、グループワークなど、遊びや様々な体験を通じ、色々な人と交流する中で、集団における自分の役割の重要性やコミュニケーション力の必要性に気付き、仲間づくりや集団活動の楽しさを学びます。

 【ユースリーダー講習会】

 中学生と高校生を対象とした講習会(昨年までのジュニアリーダー講習会とヤングカルチャースクールを統合)です。

 講習会では、「青少年リーダーとは何か」について考えるグループワークから始まり、遊びやレクリエーション、アウトドアといったプログラムを通じて青少年リーダーとして必要な知識や技術を身に付け、2泊3日のトレーニングキャンプで実践を経た後、わんぱくセミナーで、リーダーとして小学生を引率し、青少年リーダーとして必要な経験を積んでいきます。

 13歳から18歳の年齢が異なる受講生同士が協力しながら、様々なプログラムに取り組みますが、年長者はグループのリーダー的役割や運営の補助を担当することで、青少年リーダーとして、より一層の資質向上を図っていきます。また、今年から、学んだ知識や技術を実践する場として、子ども達を対象としたレクリエーション活動を行う予定です。

 紹介した各講習会の募集については、4月以降、学校へのチラシ配布や広報いちかわでお知らせいたします。

 青少年育成課では、今後も次代を担う子ども達の健全育成を図るため、青少年指導者育成事業を充実させていきたいと考えています。

 (2019年3月23日)  

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新たに設置された特別支援学級を紹介します!

 市川市教育委員会では、特別支援教育充実のために、「市川市特別支援教育推進計画」を策定しており、平成29年度より第2期の計画をスタートしました。

 本計画では、全ての学校において、特別支援教育の視点を生かした適切な指導・支援の充実や、一人ひとりの「教育的ニーズ」に基づいた多様な教育の場による指導の充実を図ることを主な方針として進めています。

 市川市では、その方針に基づき、障がい種のバランスや空白地域の解消、過密化の解消やニーズを勘案して、毎年計画的に特別支援学級及び通級指導教室を設置してきました。

 今年度は南行徳小学校及び福栄小学校に特別支援学級を設置しました。

 【南行徳小学校特別支援学級「せせらぎ学級」】

 南行徳小学校のせせらぎ学級は、現在6名の児童が学んでいます。

 せせらぎ学級では、国語・算数などの各教科、特別活動等子どものニーズやペースに合わせて学習を進めています。

 子どもたちは期待と不安でドキドキした気持ちでスタートしましたが、毎日楽しく学習したり、生活を送ったりしています。特に学校行事では、一つの目標に向かってクラス一丸となって活動しており、活気ある様子が見られます。また、他クラスとの交流及び共同学習にも少しずつ取り組んでいるところです。

 【福栄小学校特別支援学級「なないろ学級」】

 福栄小学校のなないろ学級は、行徳管内の小学校で初めて自閉症・情緒障がい児のための特別支援学級として開設されました。

 なないろ学級では、基本的に該当学年の学習を行いますが、子どもの状況に応じて内容を選択して学びます。また、コミュニケーションの取り方やより良い人間関係のつくり方など多岐にわたって学習を進めています。

 さらに、交流及び共同学習として交流学級で共に学ぶ機会を多く設けています。

 今後も、市川市教育委員会では、特別支援教育の充実のために、多様な学びの場を整備し、子どもの様々な教育的ニーズに応えられるよう、関係機関と連携して取り組んでまいります。

 (2019年2月23日)  

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市川市の学校給食における食育の推進(ヘルシースクール推進事業)

 市川市では、子どもたちが健康について自ら考え行動し、体力の向上、生活習慣・食生活の改善を図ることができるよう、すべての市立小・中学校、義務教育学校、特別支援学校でヘルシースクール推進事業に取り組んでいます。

 今回は、その中から、学校給食における食育の取組みについての紹介です。

 【食育の柱となる学校給食】


 1学期に行ったライフスタイル調査により、朝食でご飯やパンなどの主食、肉・魚や卵を使った主菜、野菜を中心にした副菜の3つを摂っている子どもの割合が40%に到達していないことがわかりました。

 そこで、学校では給食の時間を活用して、栄養バランスの良い食事が健康のために大切であることを毎日伝え続けるようにしてきました。

 一例として、給食の時間に流れるお昼の放送の冒頭に、その日の献立の食材を「熱や力になるもの」「血や肉になるもの」「体の調子を整えるもの」に分けて説明することで、高学年の学ぶ内容を低学年にも理解しやすいよう努めています。

 また、献立の工夫として、さつまいもご飯など季節感を味わえる料理や、おせち料理などの伝統的な行事食を取り入れ、給食だより等では、それらの豆知識が子どもたちに紹介され好評です。このように、子どもたちに毎日提供される学校給食は、食育の生きた教材として各校で活用されています。

 【授業と食育】

 さらに、給食の時間に留まらず、授業時間にも学校給食と関連付けた取組みが多く行われています。

 例えば、小学校1・2年の生活科では、給食で使われる枝豆のさやむき等に取り組みます。実際に手で触れ、香りを感じながらする作業は、野菜に対する興味関心を高め、普段よりも野菜を残さず食べることに効果的です。併せて、全校に低学年の作業について紹介することで、学校中から感謝の言葉をもらい、人の役に立つ喜びを感じることにもつながります。また、小学校5・6年の家庭科では、学校給食で得た栄養の知識を献立作りの学習や調理実習に生かし、健康に役立つ食生活について必要な知識と技能を身につけます。

 以上のように、子どもたちが学校給食を楽しみながら生涯に渡り健全な食生活に必要な力を身につけるのが、市川市の目指す食育の姿です。

 (2019年1月26日)  

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