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〝水を捨てない洗濯機〟万博に
浦安のwash―plus

浦安市猫実に本社を置くwash―plus(高梨健太郎社長)が、開催中の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に期間限定で28日まで、「水を捨てないミライの洗濯機」を出展している。
同社はアトピー性皮膚炎などがあるアレルギー体質の人、健康志向の人向けに、洗剤を使わずにイオンの力で汚れを落とす洗濯専用アルカリイオン電解水を使ったコインランドリーを開発し、ホテルランドリーも含めて全国展開。衣類の汚れに多い皮脂汚れなどに効果があるとともに、水の使用量も削減できる。
その洗濯機から出る排水は、合成化学物質がゼロで、汚れと水しかない。その点から、「汚れをろ過することで水を再使用することができ、排水しなくて済む」と着想し、さらに開発。すでに、浦安市内の一部で、下水道に接続しないコインランドリーを稼働させている。
万博では、給排水設備がなくても使える循環型洗濯機(モック)を、大阪ヘルスケアパビリオン1階リボーンチャレンジに出展している。
高梨社長は出展の反響を大いに感じ、「大阪万博の出展は名誉なこと。地元大阪の方々や日本国内、そして世界各国のお客様に毎日訪れていただき、私たちの説明に『すごい!』『頑張って!』と声援をもらっています」と話している。
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