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浦安産〝ハチミツ〟 香り深く濃厚
明海大5年目の「ハニープロジェクト」


1枚ずつ、たくさんの巣穴に蜜がたっぷりと溜まっている巣枠

3枚の巣枠からはちみつを取り出す遠心分離機

遠心分離機で絞られ、ろ過器にかけられる蜜

 明海大学で、浦安市内唯一の第1次産業の養蜂(都市養蜂)を行うプロジェクトが5年目に入った。学生発案で、採ったハチミツは、市内のさまざまなイベントやマルシェで販売、市内事業者が製造する菓子などの素材に使われ、市のふるさと納税返礼品にもなっている。

 活動の名称は「うらやすハニープロジェクト」(顧問・五十嵐潤子教授)で、ホスピタリティ・ツーリズム学部の課外活動。学生が「一次産業がない浦安市で〝浦安産〟の名物を作りたい」と理事長に提案して認められ、2022年3月にスタート。同学部ではブドウ栽培の手伝いから販売ルート開拓、販売に取り組む課外活動「明海ワインプロジェクト」が有志の3年生限定で行われており、ハニープロジェクトはそれに次ぐもの。メンバーは5月1日時点で4年生2人、2年生17人の19人で、加入意向の1年生もいる。

 全体の作業は、今年度1つ増やしたセイヨウミツバチの巣4棟で、巣内の状態を毎週チェックする「内検」と、巣枠から蜜を採り出す「採蜜」を4~9月頃、季節に応じて行い、ピークの6月までは計月8回実施する。

 採蜜では、蜜が十分に蓄えられた巣枠を巣箱から取り出し、専用の蜜刀で蜜蓋を切り取り、遠心分離機で蜜を絞り出す。その後、ろ過器にかけて不純物を取り除き、瓶詰めを行う。学生は衛生管理に基づいて作業を行い、食品衛生法に基づく保健所への営業許可や届出も行う。

 採れた蜜の量は、4月下旬の初回が9・3㌔、2回目は9・9㌔。味見をした学生たちは「とても香り、風味が良くておいしい。花が違うのか、1回目と2回目で香りや濃さも違う」と話した。

 学生たちは、都市養蜂に取り組む銀座ミツバチプロジェクトのサポートを受け、武蔵大の「江古田ミツバチプロジェクト」とも交流し、研さんを重ねている。

 ハチミツは近年、市民まつりや大学祭、明海の丘公園まつり、ホテルのマルシェなどで販売され、好評を博している。

 山口優杜代表(4年)は「ビジネス経験、地域活性化、第1次産業など幅広い魅力がある活動。頑張って作ったハチミツを購入してくれたお客様が喜んでくれることはとてもやりがいがある」という。

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