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連載「おいしく食べよう! 千葉県産の食材を使った献立」

子供たちの人気メニュー
「」

 「グリーンピース」といえば春が旬です。この時期に食べると、その味が忘れられません。

 市川市内では、小学生たちが「グリーンピースのさやむき」をしている学校がたくさんあります。その目的は野菜に親しむこと。旬の野菜を実際に手で触り、さやをむくことで、豆の瑞々しさや香り、手触りなどを体験できます。さやむきをすることが初めての児童は多く、「パリッとよい音がした」「草のような香りがするよ」「一つ一つ入っている豆の数が違うね」とたくさんの発見をしています。むいたグリーンピースは給食室に運ばれ、洗ってから、その日の給食に調理されます。自分たちが手伝った給食は感激もひとしおです。旬のグリーンピースを活かして「グリーンピースごはん」にすることもありますが、今回は豆が苦手な子供でも食べやすいピラフをご紹介します。

 ぜひ、旬のグリーンピースのさやむきもあわせて楽しんでみましょう。

   

材料(4人分)

・米…2合
・グリーンピース(さやつき)…120㌘
・ニンジン…1/3本
・ベーコン…4枚
・バター…10㌘
・塩…小さじ1/2杯

作り方

①ニンジン、ベーコンを1㌢角の色紙に切る。
②米をといで炊飯器に入れ、水を炊飯器の2合の目盛まで入れる。むいたグリーンピース、ニンジン、ベーコン、バター、塩を入れて炊き込む。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・永畑佳恵
 
 (2017年4月15日)  

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子供たちの人気メニュー
「春の香りご飯」

 春は花が咲き始め、若草も萌え出す季節です。食用になる野草も多く芽吹きます。フキノトウなどの野草には苦味のあるものが多いですね。「春の料理には苦みを盛れ」ということわざがありますが、苦みは本来人間にとっては好ましくない味です。

 しかし、「えぐい渋いも味のうち」ともいわれるように、わずかな苦みはアクセントになり、料理の味を引き立てます。また春の到来を感じ、冬の寒さで眠っていた体を目覚めさせる効果もあるようです。春においしいタケノコやフキを使ったご飯で春の香りを味わいましょう。最近のフキはアクが少なくとても扱いやすいので、ぜひ生のフキを使ってみてください。

   

材料(4人分)

・米…3カップ
・水(だし用)…4カップ
・タケノコ(ゆで)…50㌘
・ニンジン…30㌘
・フキ…50㌘
・グリーンピース…大さじ2杯
・油揚げ…1枚
・かつお節…6㌘
・調味料
 ・塩…小さじ1杯
 ・清酒…小さじ2杯
 ・みりん…小さじ1.5杯
 ・濃口しょうゆ…小さじ2杯

作り方

①フキをさっと湯通ししてから2~3本筋を取り、7㍉程度の小口切りにする。
②米を洗い、3カップの水に30分浸しておく。
③かつお節と分量の水でだしをとり、冷ましておく。
④タケノコ、ニンジンを1㌢の色紙切りにする。
⑤グリーンピースをゆでて冷ます。
⑥油揚げを短冊切りにし、油抜きをして水気を絞っておく。
⑦米をザルにあけ、水気をきる。
⑧炊飯釜に米を入れ、調味料と③のだし汁を合わせて3・6カップ(米の容積の1・2倍)加えて混ぜる。その上にグリーンピース以外の材料を散らして炊く。
⑨炊き上がったご飯をさっくりと混ぜ、グリーンピースも合わせる。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・田中紀子
 
 (2017年4月1日)  

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「米粉の春色ケーキ」

 桜のつぼみが膨らみ始め、春の装いを感じる季節となりました。

 今回は、日本人の主食である米からできる「米粉」を使って作る春色ケーキを紹介します。

 米粉は、米を粉にしたものです。小麦粉よりでんぷんを多く含んでいるのでもっちり感があり、水分を多く吸収するのでしっとりとした食感になります。ケーキや麺類、パンを作るときには、粒子の細かい米粉を使用します。ふるう必要はなく、混ぜても粘りが出ないので扱いやすく、失敗することなく手軽に作れます。生地に加える材料を変えることで、彩りきれいなケーキが出来上がります。

 ぜひ、お子さんと一緒に作り、家族で味わっていただきたいと思います。

   

材料(鉄板20㌢角1枚分)

・米粉…300㌘
・ベーキングパウダー…小さじ2杯
・バター…60㌘
・砂糖…120㌘
・卵…3個
・牛乳…100㏄
・抹茶…小さじ1/2杯
・イチゴジャム…40㌘

作り方

①米粉とベーキングパウダーを混ぜ合わせておく。
②バターをボールに入れて湯せんで溶かし、砂糖を加えて泡だて器でよく混ぜる。
③卵を割り入れ、牛乳を加えてよく混ぜる。
④ ①の粉を加え、だまにならないようによく混ぜる(生地のできあがり)。
⑤生地を3つに分け、1つに抹茶、1つにジャムを加えて3色の生地を作る。
⑥鉄板にクッキングシートを敷き、3色の生地を順に流し入れる。
⑦180度に予熱したオーブンで20分焼く。抹茶やジャムの代わりに季節の野菜や果物を使ってもおいしく作れます。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・山口由紀子
 
 (2017年3月18日)  

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「とろとろ卵のハヤシオムライス」

 子供たちに人気のメニューといえば、カレー・あげパン・麺類です。それに匹敵するのが今回ご紹介する「とろとろ卵のハヤシオムライス」です。

 ハヤシルーには、子供たちに敬遠されがちなきのこを入れ、ご飯は彩りもきれいなニンジンを加えてキャロットライスにします。

 きのこは、カルシウムを吸収しやすくするビタミンDを多く含んでいるのでたくさん食べて欲しい食材です。

 学校では、手作りのハヤシルーを作りますが、時間のない時はレトルトのルーを利用しても、とろとろの卵をのせれば美味しくて贅沢な一品になります。

   

材料(4人分)

【キャロットライス】
・米…2合
・ニンジン…小さめ1本
・塩…小さじ1/3杯
・バター…少々

【ハヤシルー】
・豚こま(牛薄切りも可)…120㌘
・タマネギ…1個
・しめじ…1房
・マッシュルーム(スライス)…水煮1パック
・バター…大さじ1杯
・小麦粉…大さじ3杯
・塩…小さじ1/2杯
・こしょう…少々
・生クリーム…大さじ1杯
・(A)
 ・赤ワイン…大さじ2杯
 ・トマトケチャップ…大さじ3杯
 ・ウスターソース…小さじ1杯
 ・水…120cc
 ・固形スープ…1個

【とろとろ卵】
・卵…4個
・牛乳…大さじ4杯

 

作り方

①キャロットライスを作る。米を洗い、ニンジンをみじん切りにする。キャロットライスの材料を炊飯器に入れ、2合の目盛りまで水を入れて炊く。 ②ハヤシルーを作る。タマネギを薄切りにし、しめじを小房に分けておく。 ③鍋にバターを溶かし、タマネギを炒め、透き通ったらしめじ・マッシュルーム・豚肉の順に入れて色が変わるまで炒める。 ④小麦粉を振り入れて全体がしっとりするまでよく炒め、Aを加えて煮込む。 ⑤塩こしょうで味を整え、生クリームを入れる。 ⑥とろとろ卵を作る。ボウルに卵と牛乳を入れてよくかき混ぜ、熱したフライパンで半熟の状態に焼き上げる。 ⑦ごはん、ルー、卵を彩りよく盛り付ける。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・谷地智恵
 
 (2017年3月4日)  

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「生揚げ肉みそ煮」

 今月は節分にちなみ、大豆から作られた「生揚げ」を肉みそで煮込んだ「生揚げ肉みそ煮」を紹介します。生揚げや野菜に肉みそが絡まり、子供たちから敬遠されがちの煮物の中でもよく食べられる人気メニューです。
 
 生揚げは、豆腐を水切りして油で揚げたものです。表面はカラリと揚がり、中は生の豆腐なので関東地方では「生揚げ」、関西地方では厚みがあることから「厚揚げ」といわれています。薄く切って揚げたものを油揚げ、薄揚げといいます。 子供の成長期に欠かせない良質の植物性たんぱく質や鉄分、カルシウムが豊富です。

   

材料(4人分)

【肉みそ】
・ごま油…5㌘
・豚ひき肉…100㌘
・しょうが…ひとかけ
・調味料
 ・赤みそ…大さじ1杯半
 ・酒…小さじ1杯強
 ・砂糖…大さじ2杯

【煮物】
・油…少々
・ジャガイモ…中2個(200㌘)
・ニンジン…中1/2本(50㌘)
・タマネギ…中3/4個(140㌘)
・タケノコ…100㌘
・干しシイタケ…中2枚
・生揚げ…150㌘
・だし汁(シイタケ戻し汁を含む)…80~100㏄
・調味料
 ・砂糖…小さじ1杯弱
 ・しょうゆ…小さじ2杯
 ・酒…小さじ1杯
 ・みりん…少々
・インゲン(青み用)…2本

作り方

 ①肉みそを作る。鍋に油を入れて熱し、みじん切りのしょうがと豚ひき肉を強火で炒め、色が変わってきたら中火にして調味料を加えて5分炒める。
 ②ジャガイモは皮をむき、食べやすい大きさに切る。ニンジン、タケノコをいちょう切り、タマネギをくし型切り、シイタケを水で戻して角切りにする。生揚げは、熱湯をかけて油切りしてから横2本包丁を入れ、1㌢幅に切る。
 ③鍋に油を入れて野菜を炒め、調味料を入れて材料と絡めてからだし汁を加え、ふたをして中火で煮る。
 ④材料に八分くらい火が通ったところで生揚げを加え、上に肉みそをのせて混ぜずに弱火で煮上げる。
 ⑤最後に煮崩れないように混ぜ、盛りつけてから彩りに青みのインゲンを散らす。
 ※肉みそは、チャーハンや炒め物の味付け、ふろふき大根や茹で野菜のあんとしても使えるほか、ご飯にかけたりレタスで包んで食べたりすることもできるので、作り置きしておくととても便利です。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・山口由紀子
 
 (2017年2月18日)  

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「かみかみ大豆(2種類)」

 2月といえば「節分」。いり大豆が色々な所で売られていました。
 
 大豆には植物性の良質なたんぱく質が含まれており、学校給食では、大豆や豆腐・油揚げ・生揚げ・凍り豆腐・うの花(おから)などの大豆製品をたくさん取り入れています。そのまま料理するだけでなく、ゆで大豆を刻んでハンバーグに入れたり、凍り豆腐を戻して刻んでそぼろごはんの具に入れたり、ドーナツの生地におからを入れたりもしています。
 
 今回は、大豆の中でも「いり大豆」を使った簡単なおやつで、子供たちに人気の「かみかみ大豆」をご紹介します。噛み応えもあるので、よく噛んで食べることを意識するおやつでもあります。よく噛むと食べすぎが防げ、唾液の働きで虫歯も防ぐことができます。
 
 今年は節分で残った豆で、かみかみ大豆を手作りしてみませんか。

   

材料(4人分)

【きなこ味】
・市販のいり大豆…60㌘
・砂糖…大さじ2杯
・水…大さじ1杯
・きなこ…大さじ4杯
【ココア味】
・市販のいり大豆…60㌘
・砂糖…大さじ1杯
・水…小さじ1杯
・ココア…小さじ1杯

作り方

【きなこ味】
①砂糖と水を鍋に入れ、煮立てる。
②弱火にして、いり大豆を入れる。
③砂糖がどろりと大豆にからんできたら火を止める。きなこの中に入れて手早くまぶす。
【ココア味】
①砂糖と水を鍋に入れて煮立てる。ココアを加えて煮とかす。
②弱火にして、いり大豆を加えて混ぜる。
③どろっとしてきたら火を止めて鍋を火からおろし、うちわなどであおぎながら手早く混ぜる。パラパラになるまで冷ます。
※パラパラになるまであおぎながら混ぜるのがコツ。途中で止めてしまうと、飴のように大豆がくっついてしまいます。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・永畑佳恵
 
 (2017年2月4日)  

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「大豆入りカレーパン」

 「節分」はもともと季節の変わり目のことで、立春・立夏・立秋・立冬の前日のことを指します。今では立春の前日だけを節分と呼び、豆まきをして邪気を払い、福を呼び、春を迎える行事となっています。中国で旧暦の大みそかに行われていた「追儺」という、邪気を払う行事が日本に伝わったといわれています。
 
 豆をまくのは「磨滅」という縁起担ぎと、大豆には呪力があると考えられていたためです。
 
 この節分の豆まきでも使われる大豆は、豆腐や味噌、しょうゆ、納豆などさまざまな食品の原料にもなり、昔から日本の食生活に欠かせない食べものです。今回は大豆を食べやすいドライカレーにして、パンにはさんでカレーパンにしました。豆が苦手な方でも食べやすいのでぜひお試しください。

   

材料(4人分)

・コッペパン…4個
・なたね油…小さじ1/2杯
・にんにく…少々
・しょうが…少々
・豚ひき肉…50㌘
・タマネギ…70㌘
・大豆水煮…40㌘
・水…60㌘
・カレールー…18㌘
・調味料
 ・カレー粉…少々
 ・中濃ソース…少々
 ・濃い口しょうゆ…少々
 ・トマトケチャップ…小さじ1/2杯
 ・白ワイン…小さじ1/2杯
・パン粉…大さじ2杯

作り方

 ①にんにく、しょうが、タマネギをみじん切りにする。カレールーを細かく刻んでおく。
 ②にんにく、しょうがを油で炒め、肉、タマネギを加えて肉をほぐしながらよく炒める。
 ③肉に火が通ったら大豆の水煮、水、カレールー、調味料を加えて煮込む。
 ④パンの表面に縦に切込みを入れ、出来上がったカレーをはさむ。パンの表面にもカレーを薄く塗ってパン粉をつけ、オーブントースターで焼き色がつくまで焼く。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・田中紀子
 
 (2017年1月3日)  

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「焼きノリで作る佃煮」

 ノリは昔からご飯とともに日本人に愛されてきた食べ物です。古くは貴族の貴重品として扱われてきましたが、江戸時代に浅草の紙すき技術をまねてすきノリが誕生し、四角い板ノリが作られたことや、ヒビ立てという木の枝を海に刺す養殖技術が大森などの東京湾で考案されたことで、広く庶民にも親しまれるようになりました。

 当時はノリのライフサイクルが分からなかったため、タネ付け作業はカンや経験だけを頼りに行われ、運が良ければ採れるということで「運草」とも呼ばれていました。しかし、戦後にドゥルー博士の生殖研究により人工的なタネ付けが可能となり、今日の安定的な収穫につながっています。

 千葉県でも富津、木更津、三番瀬で生産されており、三番瀬の行徳のノリは「幻のノリ」と呼ばれるほど香りが豊かで、つややかな光沢があります。毎年、市川の学校では行徳で採れた生ノリを佃煮にして給食に出し、子供たちに郷土の味を届けています。

 今回は、ご家庭にある焼きノリで簡単にできる佃煮を紹介します。手作りの佃煮は磯の風味があり、味つけも自分好みに調整できます。余った焼きノリの有効活用にもなります。ぜひ作ってみてください。

   

材料(4人分)

・焼きノリ…2枚
・水…36㍉㍑
・調味料
 ・三温糖…小さじ1/2杯
 ・しょうゆ…小さじ2杯
 ・みりん…小さじ2/3杯
 ・酒…小さじ2/3杯

作り方

①焼きのりを切り、約6倍の重さの水でふやかす(10分ほど放置)。
②水に溶けて崩れたら調味料を入れ、水分がなくなるまで弱火で煮る。
※ごまなどを振ってもおいしくいただけます。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・松丸愛美
 
 (2017年1月3日)  

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