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連載「おいしく食べよう! 千葉県産の食材を使った献立」

子供たちの人気メニュー
「黒米入りおはぎ」

 おはぎは、漢字で「お萩」と書き、秋の花「萩」がその名前の由来です。材料は米とあんで、あんの原料である小豆の赤い色には魔除けの効果があると信じられており、邪気を払う彼岸の食べ物として古くからご先祖様にお供えされてきました。一方、春の彼岸のお供えは「ぼた餅」と呼ばれ、こちらは春の花「牡丹」が名前の由来です。
 
 彼岸とは、春分の日、秋分の日を中心の日として、その前後の3日を合わせた7日間を指し、初日を彼岸入り、終わりの日を彼岸明けと呼びます。彼岸は、季節の変わり目でもあります。「暑さ寒さも彼岸まで」という通り、秋分の日近辺を境目に夏の暑さが和らいで過ごしやすくなることが多いので、9月の給食の献立は、暑い時期に避けていたメニューを彼岸明けから少しずつ取り入れるようにしています。
 
 今回紹介する黒米入りおはぎは、黒米のぷちぷちとした食感がおいしいと好評です。また、ごはんであんを包み込み、さらにその周りにきな粉をまぶすことで、味の変化が増えておいしさが増すと同時に食べやすくなっています。ご家庭でもぜひお試しください。

 

材料(10個分)

・うるち米…160㌘
・黒米…30㌘
・もち米…150㌘
・水…390㌘
・あん…250㌘
・きな粉…大さじ3杯
・上白糖…大さじ3杯
・塩…ひとつまみ

作り方

①すべての米を合わせて洗い、分量の水で炊く。
②あんを10等分し、丸めておく。
③水を通したすりこぎなどで、炊きあがったごはんを軽くつぶして10等分し、楕円形に丸めてから軽く広げ、②のあんをのせて形良く包む。あらかじめきな粉と砂糖と塩を混ぜ合わせておいたものを周りにまぶす。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・城文子
 
 (2018年9月15日)  

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「ナスのはさみ揚げ」

 ナスの原産地はインドですが、日本では中国を経由して奈良時代には作られていたそうです。初夢にみると縁起が良いと言われている「一富士、二鷹、三茄子」は徳川家康が好んだものという説もあり、ナスは昔から武将をはじめ多くの人に親しまれてきました。特に9月ごろ収穫されるナスは「秋ナス」と呼ばれ、身がしまり種子も少なくおいしくなります。

 ナスの皮には、紫紺色の素になっているナスニンという成分が含まれています。ナスニンはポリフェノールの一種で強い抗酸化力があり、がんや生活習慣病の原因となる活性酸素を抑えます。また、目の健康に関係のあるアントシアニンの仲間でもあるため、パソコンやテレビで目が疲れている人にもうれしい効果が期待できます。

 今回は、このような成分をあますことなく食べられる「ナスのはさみ揚げ」を紹介します。ナスと相性がよい豚ひき肉と油を合わせ、子供もおいしく食べられる一品です。

   

材料(4人分)

・ナス…中2個
・豚ひき肉…60㌘
・タマネギ…中1/4個
・塩…一つまみ
・こしょう…少々
・片栗粉…小さじ1/2杯
・揚げ油…適量
・たれ
 ・しょうゆ…大さじ1杯半
 ・砂糖…大さじ1杯
 ・酒…小さじ1杯
 ・片栗粉…小さじ1/2杯
(水大さじ1杯で溶く)

作り方

①ナスを、へたを切り落としてから縦半分に切る。断面と平行に、花おちの方からへたに向かって肉を挟む切り込みを入れる。
②タマネギをみじん切りにし、豚肉、塩こしょう、片栗粉と混ぜ合わせる。
③ナスに②を挟み、180℃の油で色よく揚げる。
④しょうゆ、砂糖、酒を合わせて火にかける。片栗粉でとろみをつけてたれを作り、ナスにかけて仕上げる。
*ネギなど青味を散らしてもさわやかです。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・箕輪正美
 
 (2018年9月1日)  

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「シナモンロール」

 学校給食で、子供たちに大人気のパンです。強力粉と薄力粉を混ぜて生地を作りますが、強力粉が多いのでかなり弾力があり、こねるのに力がいりますので、頑張ってこねてください。

 食感は、イギリス生まれの「スコーン」に似ています。シナモンの香りがよく、また、クルミがたっぷり入りますので、体に良いパンです。クルミの栄養成分(ポリフェノール、ビタミンEなど)をしっかりとることができます。

   

材料(10個分)

・強力粉…200㌘
・薄力粉…60㌘
・ベーキングパウダー…18㌘
・クルミ…30㌘
・砂糖…60㌘
・塩…ひとつまみ
・卵…1個
・無塩バター…40㌘
・牛乳…70cc
・シナモン…8㌘
・グラニュー糖…20㌘
・粉砂糖…40㌘
・水…適量

 

作り方

①クルミを細かく刻む。強力粉、薄力粉、ベーキングパウダー を合わせてふるう。卵を溶いておく。オーブンを180℃に温めておく。
②ボールに溶かしたバターを入れ、そこに溶き卵、砂糖、塩、牛乳を入れて泡立て器でよく混ぜる。
③ふるった小麦粉とベーキングパウダーを②に入れ、へらでさっくりと混ぜ、刻んだクルミも加える。かなり弾力がある生地になるので、力を込めてこねる。
④縦20×横25×厚さ1㌢の四角形に伸ばし、シナモンとグラニュー糖を混ぜ合わせたものを均等にふる。
⑤手前からくるくると巻いて、巻き終わりをしっかりと閉じ、10等分にカットする。
⑥クッキングシートを敷いた天板に並べ、180℃のオーブンで20分程度焼く。
⑦焼きあがったら冷まして、粉砂糖と水を混ぜてつくったアイ シングを表面に塗る。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・古賀裕喜子
 
 (2018年8月18日)  

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「鶏肉とレバーの甘酢あんかけ」

 レバーは、目の健康に効果のあるビタミンAが多く、成長期の子供たちに必要な鉄分も豊富なため、給食には積極的に取り入れています。

 今回は、暑い夏にぴったりの中華風甘酢あんかけをご紹介します。酢には、疲れをやわらげるクエン酸が含まれているため、夏バテに負けない元気な体をつくってくれます。

 鶏モモ肉を加えることで、食べやすく配慮しています。

   

材料(4人分)

・鶏モモ肉…150㌘
・鶏レバー…120㌘
・ショウガ…1かけ
・下味用調味料
・酒…大さじ1杯
・しょうゆ…小さじ1杯
・片栗粉…適量
・ジャガイモ…中1個
・揚げ油…適量
・甘酢あんかけ
・酒…小さじ2杯
・みりん…小さじ1杯
・砂糖…大さじ3杯
・しょうゆ…大さじ1杯
・米酢…大さじ1杯
・鶏がらだし(顆粒)…小さじ1/2杯
・水…80cc
・片栗粉…適量

作り方

①鶏レバーを塩水できれいに洗って一口大のそぎ切りにし、薄切りのショウガを入れた熱湯にさっと通す。
②鶏モモ肉を一口大に切り、①と共に下味に浸しておく。
③ジャガイモを鶏肉と同じくらいの大きさの角切りにし、素揚げする。
④ ②の水分を切り、片栗粉をまぶして180℃の油で揚げる。
⑤甘酢あんかけの調味料を合わせて火にかけ、水溶きかたくり粉でとろみをつける。③④とからめる。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・石井亜沙子
 
 (2018年8月4日)  

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「ひよこ豆のカレースープ」

 蒸し暑い夏場は、食欲増進効果のある香辛料を使った料理がおすすめです。

 今回は「ひよこ豆」という豆を使ったスープです。

 「ひよこ」のようなかわいらしい形をしていることからこの名がつきました。栗のようにホクホクしており、ひよこ豆の世界一の生産国であるインドでは主食として、また、煮物、デザートなど様々な料理に使われています。最近では、日本でもスーパーで見かけるようになってきました。

 この豆は、タンパク質が多く脂肪が少ないため、肉類に比べて健康に良いとされています。また、食物繊維が多いので、整腸作用も期待できます。

 大豆やインゲン豆などでも代用することができます。

   

材料(4人分)

・ベーコン…2枚
・ニンニク…1かけ
・ショウガ…1かけ
・タマネギ…1玉
・マッシュルーム…5個
・ひよこ豆(水煮)…60㌘
・グリーンピース(むき)…大さじ1杯
・市販のコンソメ…1個
・塩…小さじ1/2杯
・こしょう…少々
・しょうゆ…少々
・カレー粉…少々
・炒め油…適量

 

作り方

①ニンニク、ショウガをみじん切りにする。タマネギ、マッシュルームを薄く切り、ベーコンを短冊切りにする。
②グリーンピースを色よくゆでる。
③油をひいたフライパンにタマネギを入れ、弱火で炒める。薄いきつね色になったら、皿に移しておく。
④もう一度油をひき、ニンニク、ショウガをさっと炒めて香りを出し、ベーコンも加えて炒める。水2カップ(400cc)を加える。
⑤煮立ったらマッシュルーム、ひよこ豆、③を加えて2~3分煮る。
⑥コンソメ、塩、こしょう、しょうゆ、カレー粉で味付けし、仕上げに②を加える。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・石井亜沙子
 
 (2018年7月21日)  

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「タコライス」

 梅雨も終わり、日増しに気温が上がる季節になりました。暑いと、ついつい冷たい食べ物や飲み物をとってしまいがちですが、そのような食生活は胃腸にストレスがかかり、食欲減退につながります。

 夏の食べ物には、熱いもの、辛いものが良いとされています。意外かもしれませんが、汗が出ると水分が蒸発したときに体温を下げるはたらきがあるのです。しかし、発汗と同時に体内のビタミンやミネラルが失われることもあります。そこで、失われた分を補給するのに良い食材が夏野菜です。トマトやナス、パプリカは水分を多く含み、ビタミンやミネラルも豊富です。スパイシーな料理の付け合わせには、夏野菜を使ったサラダが最適です。

 今回は、夏野菜をたっぷり使った「タコライス」を紹介します。タコライスとは、メキシコ料理のタコスをご飯の上にのせた沖縄県発祥の料理です。ご飯、肉、野菜を一皿で食べられるので、食欲がないときもおすすめです。

   

材料(4人分)

・米…2合
・水…400㍉㍑
・炒め油…適量
・ひき肉…120㌘
・にんにく…1かけら
・しょうが…1かけら
・セロリ…1/3本
・タマネギ…中玉1/2個
・ナス…1個
・パプリカ…1個
・調味料
 ・カレー粉…少々
 ・チリパウダー…少々
 ・カレールー…20㌘
 ・ケチャップ…30㌘
 ・塩…少々
 ・顆粒コンソメ…少々
・レタス…中玉1/2個
・トマト…中2個
・チーズ…適量

作り方

①米を炊く。
②にんにく、しょうがをみじん切りにして油で炒める。においがたってきたら、ひき肉を入れる。
③セロリとタマネギ、ナス、パプリカを小さめの角切りにし、②に加えてさらに炒める。
④調味料を入れてミートソースを仕上げる。
⑤皿にご飯を盛り付け、ミートソースをのせる。まわりに小さめに切ったレタス、トマト、チーズを飾る。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・箕輪正美
 
 (2018年7月7日)  

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「米粉カステラ」

 今回は、ご家庭で手軽に作れる米粉カステラをご紹介します。

 千葉県は全国で有数の農業県で、お米もたくさんとれます。千葉県内の学校給食用物資を扱う公益財団法人千葉県学校給食会では、千葉県産の米(ふさこがね)を100%使った米粉を取り扱っています。この米粉を使ったカステラを学校給食で提供することは、地産地消や食育の観点から、とても有効だと考えています。

 学校でも、子供たちに給食で好きなメニューが何か聞くと、この米粉カステラと答える子が多く、校内で人気ナンバー1を争うメニューです。

 米粉で作ったカステラは、しっとりとしてやわらかく、卵の黄色が映えて見た目にもとてもおいしそうです。材料を混ぜて焼くだけの簡単なカステラですので、ご家庭でぜひ作ってみてください。

   

材料(パウンドケーキ型1本分)

・米粉…160㌘(製菓用が望ましい)
・砂糖…100㌘
・卵…Lサイズ4個
・無塩バター…100㌘(なければ普通のバターでもOK)
・牛乳…30cc
・ベーキングパウダー…10㌘

作り方

①オーブンをあらかじめ170℃に温めておく。
②米粉とベーキングパウダーを合わせてふるう。
③バターを溶かしておく。
④溶かしバターに砂糖を加えて練り混ぜ、卵・牛乳も加えてよく混ぜる。混ざったら、①でふるった粉を入れてさっくりと混ぜる。
⑤ ④をパウンドケーキ型に流し入れ、オーブンで40分程度焼く。竹串を刺して何もついてこなかったら、出来上がり!

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・古賀裕喜子
 
 (2018年6月16日)  

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「あじさいご飯」

 いよいよ梅雨の時期に入り、同時に梅干し作りも始まりますね。 「梅干し」という言葉を聞いただけで口の中が酸っぱくなるような気もしますが、この梅干しの酸味はクエン酸によるもの。クエン酸にはカビなどの発生を抑制する効果や、疲労回復の効果があります。「梅はその日の難逃れ」(朝の梅干し一粒でその日の災難を逃れることができる)ということわざも、梅の効能を期待したものでしょう。

 この時期は紫陽花もきれいに咲いていますね。名前の漢字にもある紫色のほか、青、白、赤などさまざまな色で私たちの目を楽しませてくれます。花のように見えるものは「がく」が大きく発達したものであることはご存知の方も多いでしょう。 今回はこの紫陽花の彩りを梅干しなどで表現した「あじさいご飯」をご紹介します。ジメジメとした時期でも梅干しの酸味でさっぱりといただけます。

   

材料(4人分)

・米…3カップ
 ・水…4カップ
・ニンジン…50㌘
 ・水…適量
 ・みりん…小さじ1杯
 ・塩…ひとつまみ
・卵…1個
 ・塩…ひとつまみ
 ・油…小さじ1杯
・さやいんげん…30㌘
・梅干し(カリカリ梅)…20㌘
・しらす干し…大さじ3杯
・ごま…大さじ1/2杯

作り方

①ニンジンを1㌢角の色紙型に切って鍋に入れ、ひたひたになるくらいの水とみりん、塩で5分ほど煮て薄く下味をつけ、ザルにあげて水けをきる。
②卵をよく溶いて塩を加え、油をひいたフライパンで薄焼き卵を焼き、1㌢角の色紙型に切る。
③さやいんげんをゆでてから小口に切る。
④カリカリ梅の種を除き、粗みじんに切る。
⑤ごまを煎っておく。
⑥米を洗い、水4カップに30分浸してから炊く。
⑦炊き上がったご飯にニンジン、ごま、しらすを混ぜる。上に梅干し、さやいんげん、薄焼き卵を散らす。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・田中紀子
 
 (2018年6月2日)  

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「タケノコとイカの木の芽あえ」

 さわやかな新緑の季節です。この時季はタケノコがおいしいですね。とりたてのタケノコはあくが少なく、あえ物にしてもおいしくいただけます。このさわやかな季節にぴったりの「木の芽あえ」をご紹介します。

 「山椒は小粒でもピリリと辛い」。体は小さくても気性や才能に優れたものの例えに使われる言葉です。この山椒の「葉」が「木の芽」です。鮮やかな緑色とさわやかな香りを楽しめます。イカと共にあえることで2つの食感を楽しめます。

 

材料(4人分)

・タケノコ(ゆで)…180㌘
・だし汁…1カップ
・薄口しょうゆ…大さじ3杯
・みりん…大さじ3杯
・塩…2つまみ
・イカ(胴の部分1杯分)…約140㌘
・塩…2つまみ
・酒…大さじ4杯
・ホウレンソウ(葉先)…20㌘
・木の芽…1.2㌘
・白みそ…大さじ2杯
・酒…小さじ2杯
・みりん…小さじ2杯

作り方

①タケノコを1㌢角に切り、だし汁、薄口しょうゆ、みりん、塩で10分ほど煮て薄く下味をつけ、ザルにあげて水けをきる。
②イカは薄皮をむき、表面に布目に浅く切れ目を入れてタケノコと同じくらいの大きさに切る。塩、酒を振り、1~2分いりつけ、冷ましておく。
③酒、みりんを煮切り、みそを合わせて冷ます。
④ゆでたホウレンソウの葉先をすり鉢でよくする。さらに木の芽も加えてよくする。
⑤ ③のみそを加え、なめらかになるまですりまぜる。
⑥タケノコとイカを⑤のあえ衣であえる。

※食べる直前にあえると香りがよく、余分な水けも出ずにおいしくいただけます。
※木の芽はぬらしたキッチンペーパーなどに包んで冷蔵庫に入れておくと10日ほど持たせることができます。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・田中紀子
 
 (2018年5月19日)  

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子供たちの人気メニュー
「ポテトピラフ」

 今回は子供たちに大人気の「ポテトピラフ」をご紹介します。食事で不足しがちなイモを使ったメニューです。

 新ジャガが出回る時期になりました。3月ごろから6月ごろまでに収穫されたジャガイモのことを「新ジャガ」といいます。貯蔵せず、市場に直ちに出荷されます。この時期のジャガイモは水分が多く、みずみずしいのが特徴です。ポテトピラフにもぴったりです。

 ジャガイモにはビタミンCが多く含まれ、加熱しても、でんぷんがビタミンCを守って壊れにくくしてくれるので、風邪や肌荒れを予防します。

 ジャガイモは、芽が出ていないもの、緑色の皮のないものを選んでください。芽や緑色の皮の部分には、ソラニン・チャコニンなど毒性がある成分が含まれているので気をつけましょう。

   

材料(4人分)

・米…400㌘
・水…450㌘
・コンソメ顆粒…4㌘
・白ワイン…大さじ1杯
・塩…小さじ1/2杯
・こしょう…少々
・バター…12㌘
・ジャガイモ…200㌘(中2個)
・グリーンピース…50㌘(缶詰でも可)
・揚げ油…適量

作り方

①研いだ米に分量の水を入れて30分浸水させる。
②ジャガイモは皮をむいて1㌢角に切り、5分程水にさらす。グリーンピースはゆでておく。
③炊飯器に①とコンソメ顆粒、白ワイン、バターを入れ、混ぜて炊く。
④ ②のジャガイモをざるにあけて水気をとり、160℃の油で3分~5分揚げる。揚がったら分量の塩・こしょうを振り、なじませておく。
⑤ ③の炊き上がったご飯に、揚げたジャガイモ、ゆでたグリーンピースを入れ、ふんわり混ぜる。味をみて、塩が不足していたら足してもよい。
※メーカーによってコンソメの塩分が違います。塩で加減してください。
※グリーンピースの代わりにパセリにしてもおいしいです。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・森幸子
 
 (2018年4月21日)  

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おすすめ給食メニュー
「トマトサラダ」

 柔らかい日差しの中、色とりどりの花や木々の緑が新年度の門出をお祝いしています。

 今年度のおいしく食べようは、「おすすめ給食メニュー」を紹介します。4月第1回は、おすすめ食材「市川トマト」を使ったサラダです。

 「市川トマト」は、市北部を中心に約50年もの歴史があり、現在では約20軒の農家が主にビニールハウスで栽培しています。収穫は3~6月で、いまがちょうど出盛り期。採れたてで新鮮なおいしいトマトは市内の市場に出荷されるほか、直売もされています。主な品種は、桃太郎やファーストトマトなどです。

 おいしいトマトの見分け方は、おしりの星形のスジがはっきりとたくさん出ているもの、ヘタが緑色でしっかりしているもの、ヘタの近くまで色が濃いもの、全体に丸みのある形のものです。

 トマトに含まれるカロテンや赤い色素のリコピンは油との相性が良く、老化やがん、動脈硬化を予防する作用があります。加熱調理するとさらに吸収率が上がります。

 今回は、トマトを海藻と中華ドレッシングで合わせた人気のおすすめサラダを紹介しましょう。

   

材料(4人分)

・トマト…中1個
・キュウリ…1/2本
・ワカメ(乾燥)…4㌘
・ハム…2枚
・糸寒天(乾燥)…1㌘
・いりごま…小さじ1杯
・調味料
 ・サラダ油…大さじ1杯
 ・ごま油…小さじ1杯
 ・酢…大さじ1杯弱
 ・塩…小さじ1/5杯
 ・しょうゆ…大さじ1杯弱
 ・砂糖…大さじ2/3杯
 ・七味…少々

作り方

①トマトを角切り、キュウリを小口切りにする。ワカメを湯で戻して冷水にとり、水切りしておく。ハムを角切り、糸寒天を3㌢の長さにカットし、水で戻しておく。
②調味料を混ぜ合わせてドレッシングを作る。
③ ①と②を合わせて器に盛り、ごまをあしらう。

資料提供 市川市農産物等普及協議会

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・山口由紀子
 
 (2018年4月7日)  

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子供たちの人気メニュー
「菜の花豚肉ロール」

 2年間にわたり、「子供たちの人気メニュー」を紹介してきました。

 永遠の人気メニューといえば、揚げパン、カレーライス。そして今では、地域の食材や子供たちが苦手な食材を工夫して取り入れたメニューも人気です。学校給食の話は、年齢を重ねてからも盛り上がります。これからも、記憶に残るメニューを届けていければと思います。

 今回は、千葉県の花で、春の足音と共に旬を迎える「菜の花」を豚肉で巻いてみました。千葉県は菜の花の生産量が全国1位で、南房総ではこの時期、一面が黄色い花で覆われます。目で楽しめるだけではなく、食材としてもビタミンなどの栄養価が高く見逃せません。

 菜の花は、子供たちに人気のある食材ではありませんが、豚肉で巻くとよく食べてくれます。そのほか、散らしずしやうどんにも使っています。

 豚肉ロールは、季節ごとに中身をアスパラガスやしその葉などに替えられます。ご家庭でもぜひお試しください。

   

材料(4人分)

・豚肩ロース薄切り…4枚
・菜の花…1束
・ジャガイモ…1個
・チーズ…40㌘
・焼き油…適量
・つけだれ
 ・しょうゆ…大さじ1杯
 ・酒…大さじ1杯
 ・しょうが汁…少々
 ・塩、こしょう…少々

作り方

①菜の花を洗って根元の硬い部分を切り落とし、ゆでて5㌢の長さに切る。
②ジャガイモとチーズを短冊切りにする。ジャガイモは電子レンジで軟らかくしておく。
③つけだれの調味料を合わせ、豚肉に下味をつける。
④豚肉にお好みの量の菜の花、ジャガイモ、チーズをのせて巻く。
⑤フライパンに油をひき、④を巻き終わりの部分を下にして並べて焼く。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・谷地智恵
 
 (2018年3月17日)  

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子供たちの人気メニュー
「パンケーキ ベリーベリーソースがけ」

 緑のへたに鮮やかな赤い実をつけたイチゴは、目でも楽しませてくれる果物です。

 旬は5月~6月でしたが、需要と品種改良、ハウス栽培技術の進歩で12月~4月を中心に収穫されるようになりました。また、北海道~九州の広い地域で数多くの種類が作られています。千葉県でも昨年「チーバベリー」が品種開発されて売られています。

 市川市にもイチゴ狩りのできる施設や直売所があり、購入することができます。新鮮で完熟したイチゴは味が濃く、うま味がぎっしり詰まっています。

 イチゴはビタミンCが豊富で、5~6粒(100㌘)で1日分の必要量が摂れ、かぜ予防、疲労回復、美肌効果があります。食べる直前にヘタをつけたまま流水で手早く洗うことが、ビタミンを損なわずおいしくいただく秘訣です。

 イチゴのビタミンCを生かすにはそのまま食べるのが一番ですが、小粒のイチゴが手に入った時にはソースを作ってみませんか?

 今回は、パンケーキのベリーベリーソースがけを紹介します。給食では、量を多く使うため冷凍のイチゴとブルーベリーを使いますが、フレッシュなイチゴだとさらに豪華な味わいです。ソースの濃度は、加熱時間を調節してお好みでどうぞ。

   

材料(4人分)

・イチゴ…200㌘
・砂糖…50㌘
・レモン汁…大さじ1杯
・ブルーベリー…100㌘
・ヨーグルト…150㌘
・はちみつ…小さじ2杯
・小麦粉…140㌘
・ベーキングパウダー…5㌘
・バター…30㌘
・砂糖…50㌘
・卵…1個
・牛乳…100㏄  

作り方

ベリーソースを作る
①イチゴを洗ってヘタを取り、水分をふき取って鍋に入れ、砂糖をまぶす。
②イチゴの水分が出てきたら、弱火であくを取りながら好みの濃度のソースになるまで加熱し、レモン汁を加える。
③火を止め、粗熱が取れたらブルーベリーを混ぜ合わせる。

パンケーキを焼く
①小麦粉とベーキングパウダーを混ぜ合わせておく。
②ボールにバターを入れ、室温で軟らかくしておく。砂糖を加え、泡だて器でよく混ぜる。
③卵を割り入れ、牛乳も加えてよく混ぜる。
④ ①の粉を加え、だまにならないようによく混ぜる(生地の出来上がり)。
⑤フライパンを熱して薄くバター(分量外)を塗り、生地を丸くなるように落として弱火で焼く。表面がプツプツとして乾いたら、裏返して2分ほど焼く。お皿に盛り、ヨーグルトとはちみつ、ベリーソースを添える。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・山口由紀子
 
 (2018年3月3日)  

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「サクサクつくね」

 料理名の「サクサク」 は、つくねの中に入れるレンコンの食感を表しています。

 レンコンは蓮の地下茎を食用にしたものです。行徳地区は、東西線の開通により市街地に変わりましたが、戦前は広大な蓮田が小岩まで広がっており、花が咲く時期にはきれいな風景が見られたそうです。

 レンコンを選ぶ際は▽全体の形にふっくらと丸みがあって太いもの▽穴が小さくサイズがそろっていて肉厚なもの▽皮にツヤがあり、褐色から黄色の自然な色合いのもの――が良いとされています。切り口が変色していたり、穴の内側が黒ずんだりしているものは、鮮度が落ちているので避けた方が良いでしょう。

 レンコンが苦手な子供たちでも、つくねに混ぜると食べやすくなります。「見通しがきく」として、昔から縁起物としてお正月やお祝いの席でよく使われますが、旬は秋から冬にかけてです。この時期おすすめのレンコンで、「サクサクつくね」をご家庭でも試してみてはいかがでしょうか。

   

材料(4人分)

・レンコン...150グラム
・ネギ...60グラム
・タマネギ...90グラム
・おから...100グラム
・鶏ひき肉...430グラム
・しょうが...3グラム
・しょうゆ...30グラム
・塩...1グラム
・こしょう...少々
・片栗粉...20グラム
・炒め油...適量
・タレ
 ・しょうゆ...25グラム
 ・みりん...25グラム
 ・水溶き片栗粉...小さじ1杯(調節)
 

作り方

①レンコンを粗みじん切り、ネギとタマネギをみじん切りにする。しょうがをすりおろす
②ひき肉に、おから、しょうがのすりおろし汁、しょうゆ、塩、こしょう、片栗粉を加えてよく混ぜ、1の野菜も加えて混ぜ合わせる。
③小判形に成型し、油をひいたフライパンで両面を焼いた後、蓋をして蒸し焼きにし、中まで火を通したら、いったん取り出す。
④しょうゆとみりん を合わせたタレをフライパンでひと煮立ちさせ、水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。つくねをフライパンに戻し、タレを絡めたら火を止め、皿に盛りつける。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・城文子
 
 (2018年2月17日)  

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「立春のうぐいすもち」

 2月4日は「立春」です。まだまだ寒い時季ですが、暦の上では寒が明け、春を迎える日です。冬と春を分ける節分の翌日で、旧暦では立春が新しい年の始まりとされます。立春から春分の日までに吹く南寄りの強い風を「春一番」といいます。

 この時季に山から里に姿を現す鳥が「うぐいす」です。別名を「春告げ鳥」ともいい、「ホーホケキョ」という美しい鳴き声が聞こえると春が来たと感じられます。今回はこの小鳥を模した和菓子「うぐいすもち」を作りながら、暖かい春が来るのを待ちましょう。

 通常は水で溶く白玉粉ですが、もちもちでしっとりと仕上げるために今回は絹ごし豆腐を使います。

   

材料(4人分)

・白玉粉…120㌘
・絹ごし豆腐…100㌘
・こしあん…80㌘
・うぐいすきなこ…20㌘
・上白糖…40㌘
・塩…ひとつまみ

作り方

①豆腐をペーパータオルなどで包み、重しをして水気をきっておく。
②こしあんを8等分して丸めておく。
③白玉粉と豆腐を潰しながらよく混ぜ合わせる。
④ ③の生地を8等分して丸めてから平らにし、中央にこしあんを乗せて包む。
⑤沸騰した湯に④のもちを入れてゆで、浮いてきたら水にとる。
⑥うぐいすきなこ、上白糖、塩を混ぜておく。
⑦ ⑤のもちの周りの水気を軽く除き、⑥のうぐいすきなこをまぶす。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・田中紀子
 
 (2018年2月3日)  

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子供たちの人気メニュー
「豆とツナのパイ」

 まだ寒い日が続いており、春の訪れが待ち遠しいですね。

 今回はひよこ豆を使ったカレー風味のパイを紹介します。

 ひよこ豆はくちばしのような突起が特徴の豆で、「ガルバンゾ」とも呼ばれます。食物繊維やミネラルが豊富で、整腸作用やむくみの改善が期待できます。

 ひよこ豆の歴史は古く、古代エジプトでは盛んに栽培されており、古代ローマや聖書などにも記録が残されています。その豆の世界一の生産国であるインドでは主食として食べられることもあり、煮物やデザートに使ったり、粉を揚げ物の衣にしたりと、さまざまな方法で利用されています。日本ではサラダやスープに入っていることが多い豆ですが、パイの中に入れることで、豆が苦手な人でもおいしく食べることができます。

   

材料(4人分)

・冷凍パイシート(19×11㌢)…2枚
・市販のひよこ豆ペースト…50㌘
・ピザ用チーズ…20㌘
・ツナ…20㌘
・タマネギ…20㌘
・炒め用油…適量
・調味料
 ・塩…少々
 ・こしょう…少々
 ・カレー粉…少々
 ・しょうゆ…小さじ1/4杯
 ・白ワイン…小さじ1杯

作り方

①冷凍パイシートを冷凍庫から出して少し柔らかくし、半分に切る。
②タマネギをみじん切りにして油で炒め、しんなりしたらツナを加え、調味料で味をつけて冷ましておく。
③ボウルにひよこ豆ペーストと②、ピザ用チーズを入れて混ぜる。
④パイシートの中央に③をのせて半分にたたみ、重なった端をフォークの背で押して閉じる。
⑤250度に熱したオーブンで約10分焼く。

※時間は目安です。表面に焼き目がついて生地が膨らんだら取り出してください。

※ひよこ豆ペーストが手に入らない場合は、水煮のひよこ豆をミキサーにかけたものを使用するか、マッシュポテトなどで代用することもできます。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・松丸愛美
 
 (2018年1月20日)  

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「性学もちのお雑煮」

 お正月にはおせち料理、おもちなどのごちそうが、ご家庭の食卓に並んだことでしょう。

 千葉県にも昔から伝わる有名なおもちがあります。今回は、千葉県の香取・海匝地区に伝わる『性学もち』を紹介します。

 江戸時代後期に、大原幽学という人がいました。幽学は、下総国長部村(現在の旭市)を中心とする地域で、貧しさで苦しんでいた農民たちに対して、性学という独自の教えをもとに、生活するうえでの心がけを指導しました。その幽学が考えたといわれる独特のもちが、性学もちです。「つきぬきもち」とも呼ばれています。

 性学もちは、うるち米をついて作ったもちで、もち米でついたもちに比べて、とても柔らかく、粘り気が少ないのでのどに詰まりにくく、食べやすいのが特徴です。一口大に切り分け、そのまま、または焼いて、きなこやあずきのあん、ごまのあん、大根おろしなどをからめて食べます。鍋ものや汁ものに入れて食べることもあります。

 ご紹介する料理は、体も温まる「性学もちのお雑煮」です。

   

材料(5人分)

【性学もち】
・うるち米…700㌘
・水…適量

【雑煮】
・ニンジン…小1/4本
・大根…5㌢
・里芋…1個
・ゴボウ…5㌢
・ネギ…5㌢
・ホウレンソウ…1束
・水…500cc
・かつおぶし…8㌘
・だし昆布…4㌢
・しょうゆ…大さじ1杯
・酒…大さじ1杯
・塩…ひとつまみ

作り方

【性学もち】
①米を洗って水につけておく(夏3~4時間、冬1晩)。
②米の水気をよく切ってから蒸し布で包み、蒸気の上がった蒸し器で10~15分間蒸す。蒸した米を水にとり、手早く洗ってよく水気を切る。
③もう一度、よく蒸気の上がった蒸し器で20分程、芯がなくなるまで蒸し、もちつき機でなめらかになるまでよくつく。
④つき上がったもちを棒状にする。

【雑煮】
①性学もちを1~1・5㌢の食べやすい大きさに切っておく。
②だし昆布とかつおぶしでだし汁を作っておく。
③里芋をいちょう切りにして、下ゆでしておく。
④ニンジン、大根をイチョウ切りにする。
⑤ゴボウをささがきにして、水にさらしておく。
⑥ネギを小口切りにし、ホウレンソウをゆでて2㌢に切っておく。
⑦だし汁にニンジン、大根、ゴボウを入れて煮る。
⑧里芋を入れ、やわらかくなったら酒、しょうゆ、塩で味をととのえる。
⑨性学もちを入れ、やわらかくなったらネギを入れてひと煮立ちさせる。
⑩ゆでたホウレンソウを添える。

千葉伝統郷土料理研究会市川支部・菅谷純子
 
 (2018年1月3日)  

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