市川よみうり & 浦安よみうり online

 地震と津波の被害を受けた方々に、お見舞いを申し上げます。
 市川市と浦安市内の最新の情報については、市役所のホームページや登録者向けメール、市が発信するツイッターなどを参照して下さい。

お知らせ

 今週は4ページです。

次週休刊のおしらせ

 「市川よみうり」は毎月第1―4週土曜日の発行です。
 今月第5週(12月31日)は休刊となります。
 次回の発行は平成29年1月3日です。

今週のNews

 □X’masケーキ500個〜横山香料が市川市の福祉施設に寄贈
 □火災予防を呼び掛け〜市川市消防局が年末パトロール
 □正月〝招福〟準備着々〜浦安の氏神様 清瀧・豊受・稲荷の三社
 □浦安市 市街地液状化対策事業〜同意撤回者に負担要請〜撤回者「リスク説明がない」
 □市川市内で歳末助け合い運動
 □浦安にサンタ登場!〜子供700人にプレゼント贈る
 □X́masイルミ点灯〜もみじ広場であす25日まで
 □年末の犯罪と交通事故を防げ!〜浦安市と浦安警察署
 □年末に合同でパトロール〜行徳と浦安の防犯協会
 □温浴施設の利用再開〜クリーンスパ市川


X’masケーキ500個
横山香料
市川市の福祉施設に寄贈


贈呈されたクリスマスケーキを前に歓談する大久保市長(右)と横山社長

 食品香料製造業の横山香料(東京都千代田区、横山千秋社長)は20日、市川市内の福祉施設87施設に計500個のクリスマスケーキを贈った。
 
 同社は昭和22年に同市で創業を開始。現在も同市塩浜に工場があるため、「お世話になっている市川市への恩返し」(横山社長)と、平成2年から毎年ケーキを贈呈している。
 
 20日には市長室で贈呈式が行われ、横山社長がホワイトケーキとチョコレートケーキの2種類を披露。大久保博市長は「500個はとんでもない数」と感謝していた。  

ホームページ
ページのトップ

火災予防を呼び掛け
市川市消防局が年末パトロール


特別警戒に出動する消防車両

 市川市消防局(髙橋文夫消防局長)は15日、「歳末特別警戒出動式」を県立現代産業科学館で開き、消防職員や消防団員など約200人が、年末のパトロールに向けて士気を高めた。
 
 出動式に出席した大久保博市長は「年末のパトロールを通じて、市民に火災予防を促していただきたい。今年は熊本や鳥取で大きな地震があり、あらためて自然災害の恐ろしさを感じさせられた。市としてもこれからも防災減災に積極的に取り組むので、消防団の皆様にも一致団結して市民の安全確保に取り組んでもらいたい」と激励。消防職員や消防団員は「私たち、消防職・団員が市民の安全安心のため、本日より歳末特別警戒を行います!」と出動宣言をしたあと、33台の消防車両に乗り込んで、それぞれの管轄地域をパトロールした。
 
 この特別警戒は、全国で年末に行われる「歳末火災予防運動」の一環として毎年実施。年末まで消防車両で市内各地をパトロールする。  

ホームページ
ページのトップ

正月〝招福〟準備着々
浦安の氏神様 清瀧・豊受・稲荷の三社


清瀧神社で正月の準備にいそしむ神職と巫女

 浦安市の清瀧神社と豊受神社、稲荷神社で大晦日にかけて、お札や破魔矢など正月の参拝に向けた準備が進められている。
 
 各神社では、今月中旬から、福を招く白木の型と小型の破魔矢、お札やお守りなどの奉製を開始。資格を持つ神職と巫女が白衣と、浅黄色や緋色の袴姿で奉製にいそしんでおり、大晦日の昼まで続けられる。
 
 奉製に従事していた神職と巫女は「神職は伝統を守り、神様と人の仲取り持ちをする者。一年で一番にぎわう新年のお参りにいらっしゃる方の幸せを願い、奉製に取り組んでいる。ぜひ地域の氏神様に新年のごあいさつをしに来てほしい」と話していた。
 
 浦安市内の氏神様は、境川から西部が清瀧神社、境川の東部が豊受神社、東部のうち当代島が稲荷神社。各神社では元日午前0時から、先着順で温かい飲み物を振る舞う予定。  

ホームページ
ページのトップ

浦安市 市街地液状化対策事業
同意撤回者に負担要請
撤回者「リスク説明がない」


松崎市長(左)が道路部分で始まった工事を視察

 浦安市は3日、道路と宅地で一体的に行う市街地液状化対策事業を最初に事業化した弁天2丁目地区(45戸、0・98㌶)で、事業への同意撤回を表明した宅地所有者に対し、所定の分担金と、工程の遅れと工法の変更などによる増額分の負担を求める方針を伝えた。同意撤回の意思が表明されたことで中断していた工事を再開する考えも示した。
 
 同意を撤回した理由について同宅地所有者は「家が傾くリスクを知っていたら同意はしなかった。リスクを説明していないことは市も認めている」と主張。また「メーカー保証がなくなるかもしれないことを市はどう考えているのか。工事による補償は所定の計算で費用が支払われるのみ。市の弁護士からは、明らかに危険な工事ではないリスクを説明する必要はなく、家の周囲の工事だから予見できたはずという内容の説明を受けた」と話す。
 
 分担金と増加分の支払いについては「受け入れられない」とし、同地区の同意が「無効」との考え。「区域の変更による事業計画の再設計・再積算が行われた地区で再同意の手続きをしていないのは弁天2丁目だけ。98戸から45戸に変更になるとする通知に意見をしなかったから再同意したと扱われている」と主張。市に対し、リスクについての説明会を同地区で開き、同意を求める手続きを再度行うことを要望している。
 
 市は「事業計画決定、市議会承認など条例に基づいたプロセスを経ており、分担金の負担を履行していただく。同意撤回による費用増加分も負担していただく」とする。
 

舞浜3丁目で着工
宅地部分は年明け以降


 浦安市は9日から、市街地液状化対策事業で、格子状地中壁の打設を舞浜3丁目の道路部分で開始した。同地区内は4事業(計393戸、9・7㌶)が行われるため、全体の施工計画を立て直し、効率的な施工を進める。宅地部分の着工は年明け以降の見込み。
 
 道路に囲まれた複数の街区を単位に、道路や宅地の境界ごとの地下にセメント系固化材を注入して格子状の地中壁を造成し、東日本大震災規模の大地震でも液状化が発生しないようにする事業。このほど6事業(471戸、11・49㌶)が行われることが決まった。戸数は対象地区全体の11・47%。
 
 同地区での打設は9日、大型の機械撹拌施工機械を使い、試験施工として道路部で開始。住宅地で施工する浦安市の状況に合わせて従来の3分の1に小型化され、従来より地中壁を正確な垂直に打設できる。施工空間が狭い宅地の境界では年明け以降、超小型高圧噴射撹拌施工機械で施工する見込み。
 
 13日に工事現場を視察した松崎秀樹市長は「市主導ではなく自主防衛の事業で、自己負担を強いる事業のため100%同意を目指してきたが、ここまで来られて感無量。事業化できた割合の多寡は問題ではない。地域コミュニティを壊す恐れがあることから同意者を公表してこなかったが、軋轢もあったと聞く。事業化できなかった残りの宅地は個々に地盤改良をしてほしい」と語った。  

ホームページ
ページのトップ

市川市内で歳末助け合い運動


JR市川駅前で募金に協力する女性

 年末恒例の「歳末助け合い運動」が、今年も市川市内各地で行われている。集められた募金は、同市社会福祉協議会を通じて要保護世帯や児童施設、障害者作業所などに寄付される。
 
 6日と7日には、市川市内の主要4駅で市川市仏教連合会が募金活動を実施。五鈷鈴を振りながら「年末共同募金にご協力をお願いします」と駅利用者らに呼び掛けた。
 
 同会の中山寛孝会長(76)は「互いに助け合うこと、みんなが隣人だと思う気持ちが大事。人のことも自分のことのように考えてもらい、過ごしてもらいたい」と願っていた。  

ホームページ
ページのトップ

浦安にサンタ登場!
子供700人にプレゼント贈る


サンタが子供たち一人一人にプレゼントを手渡す

 浦安市堀江つどいの広場のクリスマスイベントが17日に開かれ、サンタクロースが登場した。
 
 イベントには0~3歳児とその保護者54組が参加し、スタッフによる『赤鼻のトナカイ』や『ジングルベル』などクリスマスの歌やダンスを楽しんでいた。サンタクロースはその最中に窓から登場。立派なひげをたくわえた真っ赤な衣装を着たサンタクロースは、母親や父親に抱かれた子供たち一人一人にプレゼントを手渡していた。
 
 市内の堀江や富士見から参加した母親たちは「子供たちはまだ小さいからサンタクロースが分からず、『誰?』という感じでキョトンとしていたけど、プレゼントをもらうとうれしそうだった。子供たちに夢のあるイベントを開いてくれてありがたい」と話していた。スタッフや保護者は『小さな世界』を歌ってお礼をしていた。
 
 このサンタクロースは市内在住の吉野輝信さん(72)で、サンタ歴は55年。今年はこども園や幼稚園、子育てサロンなど5施設の子供たちと障害者の700人以上と、友人や知人宅の子供たち約60人に、手作りの木工品や各施設などで用意されたプレゼントを手渡した。吉野さんは「プレゼントの大小や中身よりも、サンタクロースからもらえることがとってもうれしいものだと思う。子供たちのほほえみから、その思いが伝わってくる。その笑顔がとてもうれしい」と話していた。  

ホームページ
ページのトップ

X́masイルミ点灯
もみじ広場であす25日まで


灯されたイルミネーション

 浦安市フラワー通り沿いのもみじ広場(市堀江つどいの広場=旧濱野医院前)で3日、クリスマスイルミネーション点灯式が開かれ、大勢の子育て世帯がコンサートとイルミネーションを楽しんでいた。点灯はあす25日まで、毎日午後4時半から同9時まで行う。
 
 点灯式前には子供向けコンサートが開かれ、シンガーソングライター・洋一郎さんと都内テーマパークエンターテイナー・木内順子さんがクリスマスに関する歌の数々を披露。会場では、集まった子供たちが手を打ったり、足でリズムを取ったりしながら一緒に口ずさんでいた。
 
 イルミネーションは、コンサート後の午後5時に点灯され、同広場の樹木と旧濱野医院の建物に金・白・赤・桃の4色の暖色系で施された。電球数は昨年の1・5倍の5千個。赤ちゃんや幼い子供たちと参加していた母親たちは「いつも来ている(堀江つどいの広場の)子育てサロンでなじみのある場所。子供と一緒に楽しめるコンサートなので、夜だけど参加した」と言う。
 
 来場者は、同サロンでも告知したことから子供連れがほとんど。2回目の昨年よりも多く、200人を超えていた。
 
 近隣の福祉相談所・堀江ぽっかぽかでは懐メロなどの弾き語りなどが行われ、地域のお年寄りらが楽しんでいた。  

ホームページ
ページのトップ

年末の犯罪と交通事故を防げ!
浦安市と浦安警察署


交通安全を訴える東京学館浦安中学の生徒たち

 浦安市と浦安警察署などは8日、防犯と交通安全に向けた歳末特別警戒活動・冬の交通安全運動の合同団結式をJR新浦安駅前広場で開き、関係者の士気を高めるとともに、啓発キャンペーンを行った。
 
 年末に多く発生する街頭犯罪や侵入盗の抑止、飲酒運転の撲滅、交通事故防止などを図ることが目的。団結式には、市防犯協会、浦安交通安全協会、市交通安全対策協議会、自治会など13団体の約160人が参列。市防犯協会の佐久間清会長は「市民が明るい年末年始を迎えられるよう、皆さんのパトロールで市民の意識を高めてほしい」と協力を要請。浦安署の渡邊裕史署長は「刑法犯認知件数は平成13年の約5600件に比べて、昨年は3分の1の約1950件、今年は11月末までで前年同期比288件減少の1522件。交通事故死亡者は昨年の3件から1件に減少している。全ては各種団体と市民、学生の活動の結果。年末は事件・事故が懸念されるが、安心安全な浦安市のために皆さんの支援を求める」とあいさつした。
 
 団結式後は駅前で啓発キャンペーンを実施。東京学館浦安中学校の生徒会役員6人も「自転車通学している生徒もおり、安全のための啓発は重要」と、ボランティアで参加し、道行く人たちに交通安全を訴えた。東西線浦安駅周辺では地域の自治会が啓発活動を実施。その他の自治会も別の日に各地域で防犯を訴える活動を行った。  

ホームページ
ページのトップ

年末に合同でパトロール
行徳と浦安の防犯協会


パトロールする参加者

 市川市行徳防犯協会と浦安市防犯協会は9日、両市の市境を延長1・2㌔に渡って防犯パトロールした。
 
 同パトロールは、管轄する警察署が異なる市境の犯罪を抑止しようと、平成17年度から毎年実施。両防犯協会の交流を図ることも目的としている。
 
 今年は両防犯協会のメンバーのほか、行徳、浦安両警察署の署員など約110人が参加。出発式で行徳警察署生活安全課の藤田一嗣課長は「今年の行徳警察署管内の犯罪発生件数は昨年に比べて4分の1減っているが、車上狙いや自動車盗は昨年よりも微増している。互いに協力し合って頑張っていきましょう」とあいさつした。
 
 出発式終了後は、参加者が2班に分かれてパトロールを実施。市境を歩きながら、「戸締りには気を付けてください」などと呼び掛けた。  

ホームページ
ページのトップ

温浴施設の利用再開
クリーンスパ市川

 市川市クリーンセンターのゴミ焼却熱を利用したプール・温浴施設「クリーンスパ市川」は9日、7月から利用を停止していた温浴施設の営業を再開した。
 
 クリーンスパ市川は市川市のPFI事業で、施設の建設や運営などはベイスパ市川CCが行い、市川市は委託料を支払っている。同施設の温浴施設では昨年以降5度レジオネラ属菌が検出され、7月14日から温浴施設全体の利用を停止。その後、再発防止策として▽清掃維持管理の容易な配管構造への変更▽露天風呂エリアの植栽と土壌の撤去▽五右衛門風呂浴槽などの木製構造物を陶器製構造物等に変更▽浴槽水の塩素濃度管理の自動化――といった設備改修を行った。先月18日に全12カ所で行った水質検査では、レジオネラ属菌は検出されなかった。

ホームページ
ページのトップ

市川手帳

 丸い湯船から3本の湯気が立ち上る日本独自の温泉記号。外国人に分かりやすいものへの変更が検討されているが、存続するという。この記号を見て温泉だと分かる外国人は多くはないらしいが、温泉への評価は高い▼古くから、体の調子を整える湯治場の温泉。炭酸ガスや塩分、硫黄などを含むさまざまな湯に効能があると重宝されている▼市川や浦安にも銭湯や健康ランドの類はたくさんある。たとえ温泉ではなくても、大きな湯船に身をゆだねていられるだけで癒される▼寒さ増す中、一日の疲れを取るのは酒より風呂と言う人も多いかもしれない。温泉や銭湯にゆったりとつかり、身も心も今年一年分の疲れを取り去り、新しい年を迎えられたら幸せだろう。

ホームページ
ページのトップ