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  盛り上がれ!千葉国体

 市川市大町の特別養護老人ホーム市川あさひ荘で先月21日、作曲家・宮崎滋さんとコーラスグループ・アンサンブルそのりてによるモーニングコンサートが開かれ、入居者など約90人が華麗なコーラスを楽しんでいた=写真。

 宮崎さんが同ホームでの慰問コンサートを始めたのは11年前。自身の父親が入居したことがきっかけだった。毎月1回、宮崎さんのピアノ演奏に合わせてプロのソリストが独唱。宮崎さんの父親が亡くなった後も、「皆の喜ぶ顔が忘れられない」と演奏を続け、同日のコンサートで138回目を数える。

 今回は特別に、宮崎さんが友人たちに呼びかけて昨年7月に結成した同アンサンブルが出演。市川市民など公募したボランティア4人を含む男女12人のメンバーが、宮崎さんのピアノに乗せて「芭蕉布」「ジョニィへの伝言」、宮崎さん作曲の「市川あさひ荘の歌」など全10曲を披露した。

 入居者たちは、頭でリズムを取ったり手拍子を打ったりしながら音楽会を満喫。宮崎さんは「指が動く限り、続けていきたい」と、来年の150回公演を目標に意気込んでいる。

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