待望の赤ちゃん誕生

  カピバラ~市川市動植物園

母親・ロゼに寄り添う赤ちゃん(同園提供)
 市川市動植物園で人気のカピバラのペー(オス・3歳)とロゼ(メス・2歳)の間に待望の赤ちゃん1頭が誕生した。現在はロゼが子育てに奮闘中。赤ちゃんの公開日と名前は未定。
 
 赤ちゃんが誕生したのは先月25日で、現在は体長30㌢㍍ほどの大きさに成長している。性別は不明。茶色い産毛で覆われ、小さいながらも大人のカピバラと変わらない姿をしている。
 
 現在は公開を中止している母親のロゼは初産で、室内で献身的に子育てをしているという。
 
 『世界最大のネズミ』ともいわれるカピバラは、げっ歯目カピバラ科の哺乳(ほにゅう)類で、性格はおっとりとした癒し系。同園では初めての飼育で、ペーは昨年3月に、ロゼは同年6月にそれぞれ別の動物園から引っ越してきた。ロゼは、カピバラファンの間では「美形」と噂のアイドル。同園の学芸員は「親に似て美形になってくれると良い。立派な癒し系に育ってほしい」と期待を寄せている。

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