市川よみうり & 浦安よみうり online

□市川市 消防職員・団員が減災へ意識高める 3年ぶり出初め式開催
□市川市 赤ちゃん健やか応援給付金 0~3歳児に4万5千円
□浦安市 郷土博で門付けイベント 子供たちが獅子舞に興奮!
□浦安市 昨年の救急出動が過去最多 火災出動は前年と同数
□浦安市 消防出初め式 団員・職員が士気高める
□市川市 ワクチン健康被害見舞金 国の救済制度申請者に3万5千円

消防職員・団員が減災へ意識高める
市川市で3年ぶり出初め式開催



 市川市国府台市民体育館で7日、同市消防出初め式が3年ぶりに開かれ=写真、消防職員や消防団員など280人が、今年1年の減災を願って意識を高め合った。

 消防出初め式は例年、市大洲防災公園で開いているが、今回はコロナ禍の影響で規模を縮小し、同館で消防殉職者への黙とうや消防功労者の表彰などを行った。あいさつに立った安達博消防団長は「市民の身体、財産を守る崇高な使命を担い、一致団結してより一層尽力する所存」と力強く決意を語った。  

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市川市 赤ちゃん健やか応援給付金
0~3歳児に4万5千円

 物価高騰でおむつやミルク、離乳食などを必要とする世帯が大きな影響を受けているとして、市川市は2019年4月2日~今年4月1日に生まれた市内の0~3歳児に1人あたり4万5千円の「赤ちゃん健やか応援給付金」を支給する。所得制限は設けない。

 昨年9月分の児童手当(特例給付含む)を受給している世帯と、昨年6月分から所得超過により受給していない世帯は申請不要で、児童手当を受給している口座に2月上旬に振り込まれる。昨年9月以降に市内に転入した世帯や乳幼児が生まれた世帯、公務員の世帯などは申請が必要。昨年9~12月に出生・転入した世帯は、今月下旬ごろに送付予定の申請書で2月28日までに申請する。今年1月以降に出生・転入した世帯は、出生などの手続きの際に申請可能で、受付期限は4月末まで延長する方針という。

 市は対象となる児童を計約1万6500人(1万4850世帯)と想定。国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、7億5622万3千円の予算を確保した。  

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浦安市郷土博で門付けイベント
子供たちが獅子舞に興奮!


獅子舞を見ようと集まった子供たち

 正月に獅子舞と大黒舞が家々を巡る縁起の良い門付けのイベントが8日、浦安市郷土博物館で行われた。

 浦安囃子保存会が獅子舞と大黒舞を披露。漁師町時代の浦安の町並みを再現した屋外展示場「浦安のまち」の各家を巡り、子供たちの頭をかんで、邪気を払っていた。

 獅子舞には大勢の子供たちが関心を示し、その目の前に集まった。子供たちは「踊りが猫みたいでかわいい」「顔も踊りも面白い」などと声を上げて楽しんでいた。  

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浦安市 昨年の救急出動が過去最多
火災出動は前年と同数

 浦安市の昨年1年間の救急出動件数が1万227件、搬送人数が8906人となり、ともに過去最多を更新した。市消防本部は、新型コロナウイルス感染対策としての行動制限がなくなって観光一時滞在者が増えていることなどが背景にあるとみている。火災による出動件数は、前年と同数の38件だった。

 救急

 救急出動は前年比30・3%増で、過去最高だった2019年の9150件を千件以上も上回った。出動の要因は上位から急病(6645件、65・0%)、一般負傷(1285件、12・6%)、交通事故(484件、4・7%)などだった。

 傷病の程度は最も多い中等症が4233人(47・5%)、次いで軽症が4016人(45・1%)、重症が593人(6・7%)、死亡が64人(0・7%)。前年と比べ、軽症は1058人も増えており、同本部は「ご本人にとってはつらいこととは思うが、救急車を要請する際のモラルを思い出し、緊急性のある人が利用できるようにしてほしい」と呼び掛けている。

 火災

 火災によるけが人は5人、死者はいなかった。全火災38件のうち26件は建物で、ぼやが21件、部分焼が5件だった。

 原因の上位は、たばこ(5件)、電気関係(3件)、こんろ(2件)、ストーブ(同)で、放火の疑い、火遊びが各1件。原因が未確定のものは10件ある。  

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浦安市消防出初め式
団員・職員が士気高める


規律訓練の成果を披露する少年消防団

 浦安市消防出初め式が8日、バルドラール浦安アリーナ(市総合体育館)で開かれ、消防職員や消防団員らが士気を高めた。

 式典で内田悦嗣市長は「災害が多様化、激甚化し、地域防災力の中核を担う消防団への期待は高まっている。浦安市の消防力、防災力の向上、地域コミュニティの活性化のための活躍を期待する」と語った。式の締めくくりには、消防団第3分団の人見正人分団長が「消防出初め式に臨み、関係者一同気持ちを新たにし、浦安市の安全・安心を守ることを誓う」と語った。

 少年消防団が規律訓練披露

 式典後は、浦安市少年消防団の小学6年生31人と5年生36人が、消防の基本とされている規律訓練の成果を披露した。

 6年生にとって消防出初め式は最後の晴れ舞台。指揮者を務めた加藤絢さんと男全桜奈さんは「みんなで悔いのないように臨んだ。これまでで一番声も大きく出て、みんなそろっていた」と話していた。  

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市川市 ワクチン健康被害見舞金
国の救済制度申請者に3万5千円

 市川市は「新型コロナウイルスワクチン健康被害見舞金」制度を創設し、4日から申請の受け付けを始めた。同ワクチン接種の副反応で健康被害が生じ、国の救済制度に申請した市民に一律3万5千円を支給する。

 国の健康被害救済制度は、予防接種によって医療機関での治療が必要になったり障害が残ったりした場合に、国の審査会による審査を経て医療費や障害年金などが給付される。申請は市町村に行うが、その際に医療機関での検査結果や診断書などを提出する必要があることから、その費用の一部を見舞金として支給することにした。市は申請を受理後、調査委員会で調査してから県を通じて国に申請書類を送るが、市の調査の結果、国に申請されなかった場合、見舞金は支給されない。

 見舞金の申請は、国の救済制度申請時に同時にできる。すでに国の救済制度に申請をしている人は改めて市に申請する必要があり、市は対象者に文書で通知している。6日現在、市から国の救済制度に申請した数は28件。市はすでに100件分(350万円)の予算を確保している。

 問い合わせは市新型コロナウイルス対策課(☎712・8564番)。  

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