「市史研究いちかわ」創刊

  市川市が毎年度発行

 平成30年度に市史の発刊を目指している市川市はこのほど、これまでの研究報告を掲載した冊子『市史研究いちかわ』=写真=を創刊した。価格は1 部700円で、市川市文学プラザや八幡市民談話室、市川考古博物館などで頒布中。
 
 B5版133ページの冊子には、民族や歴史など4部会の資料の収集状況などをはじめ、編さんにかかわっている明治大の大塚初重名誉教授の講演「私と市川の発掘」、同大の叶内敦子非常勤講師の論文「千葉県市川市大町自然観察園、湿地堆積物の花粉分析」、市川考古博物館学芸員の論文、市史編さん委員のコラムなどを掲載している。今後は、毎年度発行していく予定。
 
 創刊号の発行部数は1,000 部で、市内の小中学校や図書館には配布済み。  なお、同市は市史編さんにあたり、古い写真や文書、地図、手紙など市川の生活や文化、歴史を示す史料の提供を求めている。

同冊子と史料提供の問い合わせは市史編さん担当(☎320・3334番)。

次のニュース

今週のTOP NEWS
 子育てしながら働きたい…
 飲食店とサークルがコラボ