記帳台設置を延長

  井上ひさしさん、しのぶ市民

 9日に亡くなった作家・劇作家の井上ひさし(本名=井上廈)さんの記帳台が、11日から市川市文化会館と芳澤ガーデンギャラリーの市内2か所に設けられ、多くの市民が記帳に訪れた。
 
 記帳台は市川市文化振興財団によって設置され、井上さんの写真や花が並べられた。井上さんの義姉・米原万里さんの回顧展が開かれている同ギャラリーでは、来館者たちが次々に記帳。八幡から訪れた女性は「井上さんのファンで、舞台もよく見ていた。あんな人は二度と現れない。本当に残念」と井上さんをしのんでいた。
 
 なお、記帳台の設置は18日までの予定だったが、市文化会館のみ期間を延長。期限について同財団は「来館者の状況を見て判断する」としている。帳面は後日、遺族に手渡される予定。
 
 問い合わせは同財団(☎379・5111番)。 井上さんをしのび記帳する芳澤ガーデンギャラリーの来館者

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