50年目のハーモニー

  コール・マーマ、5月16日に演奏会

本番に向け練習に励むメンバーと大野さん(右)
 市川市立八幡小で活動している婦人コーラス「コール・マーマ」(菊地諄子代表)が今年で結成50周年を迎えることから、来月16日午後2時から市文化会館で記念演奏会を開く。メンバーたちは本番に向けて一致団結し、ハーモニーに磨きをかけている。
 
 同コーラスは、同小のPTAによって昭和35年に発足。船橋のコーラスグループで活動していた大野敏彦さん=2面「人」欄紹介=を指導者に迎え、毎週1回、同小音楽室での練習を50年間欠かさず続けてきた。
 
 平成3年からは地域のメンバーも参加できるコミュニティコーラスとして活動し、現在は元PTAや地域住民など22人が在籍。メンバーの平均年齢は69歳で、市内でも最古参のママさんコーラスとして、5年ごとの演奏会や地域のイベントで歌声を披露している。
 
 指導者の大野さんは「コーラスは心のハーモニー」と、心の大事さを一貫して指導。練習中には大野さんの怒号が飛ぶこともあるが、長年〝連れ添った〟メンバーたちとは強い信頼関係にあるという。菊地代表をはじめメンバーたちは「仲間とのハーモニーが楽しい。家庭でのストレスを忘れられる」と合唱の虜(とりこ)になっている。
 
 今回のコンサートでは、オペレッタ「マイフェアレディ」にチャレンジ。街の花売り娘が立派なレディになるストーリーで、年々歌唱力を付けてきた同団の50年間の成長の様子と重ね合わせている。そのほか、「五つのシャンソン」「ホームソングメドレー」などを合唱する。入場無料。
 
 問い合わせは菊地代表(☎337・1078番)。

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