震災に向け高校・町会・市が協定

 コルトンも避難所に

調印を交わした鈴木校長(左)と大久保市長(中)と新井会長

 県立市川工業高(鈴木祐弘校長)と近隣の平田町会(新井宏光会長)、市川市の3者はこのほど、同町会内の木造建築の耐震化や災害時の救助活動を目的に「安心・安全なモデル地域づくり活動に関する協定」を結んだ。先月15日に同校で開いた調印式には鈴木校長と新井会長、大久保博市長が出席し、協力を誓い合った。

 同校建築科の生徒たちは、平成15年から木造建築の耐震研究を実施。これまでに市内外の自治会や一般住宅で、耐震診断などに取り組んできた。

 平田町会は、高齢者が多く、倒壊の危険性のある住宅も多い地区。そこで、同校の取り組みを知った同町会は「災害時に安全に避難できるよう高校生の力を借りたい」と相談し、市内の耐震化を進めたい市も交えて相互に協力することになった。

 今後、生徒は同町会内で耐震診断を進めるほか、町会とともに災害時の避難経路などを検証。祭やイベントを通じて地域交流も図る。

協定を結んだ大跡事業部長(左)と大久保市長

 市川市と同市鬼高のニッケコルトンプラザは先月20日、「災害時等における支援に関する協定」を締結した。

 同協定では、同市内に自然災害や武力攻撃事態などが発生した際、同プラザの敷地や施設などを避難施設として使用できることを規定。また、避難生活に必要な生活必需品や飲料水などを提供することも定めている。

 同日に市長室で行われた締結式で、大久保博市長は「これまでにもいろいろな部分で協力いただいているが、この協定で新たに防災の要素も加わった。このような関係を今後も続けていきたい」とあいさつ。同プラザを運営する日本毛織の大跡秀男事業部長は「普段地元の人にかわいがってもらっているので、有事の際には、ぜひ協力させてもらいたい」と語った。

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