オムツOKの水遊び場盛況

 市川市東部公民館


 市川市東部公民館(本北方3の19の16)にこの夏、オムツをした子供でも楽しめる0歳児―6歳児用の水遊び場「チビッコシャワー」が誕生し、連日、多くの家族連れが訪れている。開設はあす5日までで、利用時間は午前10時から正午まで。

 水遊び場は、同館敷地内にある20年以上使われていなかった池(19・5平方㍍)を利用して、先月3日にオープンした。もともとコンクリートで埋められていた池の底に青い防水シートを張り、シャワー6機と散水機4機を設置。衛生面を考慮し、水をためるプールではなく、シャワーで水遊びが楽しめるようになっている。

 開設のきっかけは、北方東部自治会や周辺住民からの「オムツをしている子供でも水遊びできる場がほしい」という要望。開設後の運営には同自治会役員たちも協力し、オープン期間中は毎日当番で監視にあたっている。

 水遊び場を訪れた子供たちは、シャワーの水を浴びて大はしゃぎ。保護者たちは、池の岩場や近くのテラスから子供たちを見守っている。利用が無料ということもあって、オープン後に評判が口コミで広がった。1歳の息子と毎日のように訪れているという北方在住の浜田かすみさん(29)は、「オムツをしている子供も入れるうえ、無料なので本当に助かる。土・日曜日ともなると子連れのパパも多いですよ」とお気に入りのよう。同自治会の河野和子副会長は「地域のために自治会も応援していきたい」と話していた。

 来年は7月中旬からの開設を予定している。

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