伊藤工業が3年連続出場

 高松宮杯全日本軟式野球大会


 浦安市野球協会所属のクラブチーム・伊藤工業=写真=が、10日―13日に京都府で開かれる高松宮杯全日本軟式野球大会(1部)に3年連続で出場する。

 同チームは、浦安市高洲に本社を構える鉄鋼業・伊藤工業(伊藤治幸社長)の社員7人を軸に、その高校時代の友人、後輩の合計20人で組織。改称前の伊藤クラブ時代も含めて35年の歴史をもつ。

 同チームは、4年前に東日本軟式野球大会で準優勝して以来、好成績を残す。3年前には全日本軟式野球連盟のランクをBに上げ、千葉県支部の予選大会で優勝。関東ブロック大会で1勝すると出場できる高松宮杯に出場を続けている。

 主将の伊藤良司さんは「県大会ではほぼ逆転で勝利し、大切にしている『あきらめない試合をする』を実現してきた。昨年までの高松宮杯で途中敗退し涙を流した悔しい思いがある。今年はなんとしても上を目指す。この大会にすべてをかけている」と、妻や子供などの家族が見守る中、日本一に向けて選手皆で泥だらけになって練習に励んでいる。

 伊藤クラブを立ち上げ、いまはチームの監督を務める伊藤社長は「最近特に実力を上げ、結果を残している。仕事も野球も社員やその友人が引き継いでくれている。そのチームの監督でいられてうれしい」と選手の活躍を期待している。

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