市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

□市川市長選挙公開討論会
立候補予定者5人が持論展開

□浦安青年会議所、SDGsジュニアリーダー塾を開講
小6~高3の15人 企画・実践へ

□浦安市、新年度から学校給食費を免除
浦安市立校の小学6年と中学3年

□浦安市新副市長に県職員・石黒氏
□浦安市議会、ウクライナに人道支援
全議員で21万円を寄付

□市川市長選 3月27日投開票、期日前投票は21~26日
  

市川市長選挙公開討論会
立候補予定者5人が持論展開



 市川青年会議所(市川JC)は14日、任期満了に伴う市川市長選挙(20日告示、27日投開票)の公開討論会を市内で開いた=写真。元衆院議員の田中甲氏(65)、県議の守屋貴子氏(54)、現職の村越祐民氏(48)、元市議の片岡恭子氏(42)、元市川市立中学校教諭の吉野一郎氏(68)が出席。さまざまな施策や考えなどを語った。この様子は、動画投稿サイト「YouTube」(同JCホームページの「例会案内・報告」からリンクあり)で26日まで配信中。各氏の主な主張は次のとおり(当日の並び順)。

田中氏

<自己紹介・意気込み>
 市民の信頼を取り戻す。街に出て声を聞き、市政に生かす。地方政治から国政までの経験と人脈、経済人としての視点と発想でもっといい街にしたい。

<子育て支援と教育>
 一時金ではなく、安心して子育てできるシステム作りが大事。

<役所の改革>
 朝礼をし、市の職員と心を一つにしないと改革はできない。市長の退職金を全額カットする。市民の生活が安定するまで市長歳費も3割カットする。

<必ずやりたい施策>
 情報公開。全てを皆さんに公開する。

<市川市のブランディング計画>
 自然豊かな文化都市を再構築する。市民50万人の健康寿命日本一。市川市の経済活性化へデジタル地域通貨をスタートしたい。

守屋氏

<自己紹介・意気込み>
 県議、市議として地域を歩いて対話してきた姿勢は変えず、皆さんと一緒に市川市のために全力を尽くす。

<子育て支援と教育>
 段階的な給食無償化を目指す。保育園、放課後保育クラブの待機児童解消、病児・病後児保育の拡充、プレーパークの運営支援をする。

<役所の改革>
 行財政改革を推進する。情報公開を徹底。市民との対話集会を開き、信頼関係を築く。市長公用車を廃止する。

<必ずやりたい施策>
 防災対策・危機管理政策の強化。災害時には県と市の連携が不可欠。知事とのホットラインを強化する。

<市川市のブランディング計画>
 全ての年代に切れ目のない支援をしていく。誰も取り残さない市川市を作る。

片岡氏

<自己紹介・意気込み>
 女性のための政策に命を込めて取り組む。

<子育て支援と教育>
 産前産後の心のケアを含む物理的な支援を充実させる。子供たちがのびのび教育を受けられるよう、習熟度別クラスや専任教師を増やす。フリースクルールや不登校特例クラスなど受け皿を増やす。

<役所の改革>
 職員が気持ち良く仕事を進められる環境整備が市民サービス向上につながる。多様な意見が行政サービスに反映されるよう女性管理職を増やしたり、女性政治家を増やす仕組みを考えたりしたい。

<必ずやりたい施策>
 送迎保育ステーションを実現する。

<市川市のブランディング計画>
 女性に選ばれるまち市川。特に子育て世代に選ばれる必要がある。

村越氏

<自己紹介・意気込み>
 市川市も放置すると5年後に人口減少社会、税収減の時代になる。未来への投資、子供たちの支援をして、新しいことに挑戦する人々が集まる街づくりをしないといけない。

<子育て支援と教育>
 中学生の給食費と18歳以下の医療費を9月から無料化する。

<役所の改革>
 すでにワンストップ窓口で待たずにサービスを受けられている。次は転入届を出したら二度と書類を出さなくていいワンスオンリーに3年以内に進む。

<必ずやりたい施策>
 次世代育成支援。古くなっている公園・公共施設も全部手を入れないといけない。学校も建て替える。

<市川市のブランディング計画>
 市川の梨、行徳神輿、行徳海苔をPRする。

吉野氏

<自己紹介・意気込み>
 皆が抱えている不安、不満、不信を解決する道筋を示せるのは私しかいない。

<子育て支援と教育>
 給食を無償化する。教育は、司法・立法・行政の三権から限りなく遠くに存在しないといけない。行政は教育に金を出すがごちゃごちゃ言わない。現場の教員の意見を集約して新しい教育の世界観を確立しないといけない。

<役所の改革>
 ワンストップサービスはしっかり検証した上でその先が見える。

<必ずやりたい施策>
 給食の無償化が最優先。保育士、介護士の賃金アップをやらないといけない。空き家を活用すれば地域で集まる場所を作れる。

<市川市のブランディング計画>
 住みやすい、生きがいのある街にする。  

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浦安青年会議所、SDGsジュニアリーダー塾を開講
小6~高3の15人 企画・実践へ


オンラインで行われたミーティングの様子

 浦安青年会議所は、小中高校生を対象にしたSDGsジュニアリーダー塾を開講した。13日にはキックオフ大会をオンラインで開き、小学6年生から高校3年生までの15人が参加した。

 子供たちに、持続可能な社会づくりのための活動を自ら企画・実践してもらい、さらに、活動を個人的に継続し、社会的にも広がるようにと企画した。

 キックオフ大会では、SDGsについて講師から学んだ後、「食品ロス」「地球温暖化」「海をきれいにする」「住み良い街」「緑を守ろう」の5つのグループに分かれ、取り組みの方針などについて話し合った。

 今後は計6回のオンライン・ミーティングでグループごとに活動計画を立て、4月の第1週から第3週までの土・日曜日に実践する。5月に発表会を行う予定。  

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浦安市、新年度から学校給食費を免除
浦安市立校の小学6年と中学3年

 浦安市は新年度から、市立小中学校に通う小学6年生と中学3年生の学校給食費を免除する。14日に閉会した令和4年市議会第1回定例会で、免除を盛り込んだ「学校給食の実施及び学校給食費の管理に関する条例」案が可決された。

 市は2016年度から、22歳以下の就学中の子供を3人以上扶養している家庭に対し、第3子以降の市立小中学校在籍者の学校給食費を減免してきた。しかし、子供一人にかかる教育費が年々増加していることや、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で減収している家庭もあることから、現行の制度に加え、進学などで特に経済的負担が大きくなる小学6年生と中学3年生の給食費を免除することとした。次年度以降について市は「財政状況を見ながら対象を広げたい」としている。

 給食費は一食当たり小学生が260円、中学生が310円。新年度の免除の対象人数は小学6年生が1461人、中学3年生が1250人で、免除額は小学6年生が年額約6900万円、中学3年生が同約6550万円となる見込み。

 県立特別支援学校に通う児童生徒の給食費は、国と県が収入などに応じて減免しているが、市は既存の関連制度を検証し、同様の支援が受けられるように検討するとしている。  

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浦安市新副市長に県職員・石黒氏


石黒氏

 浦安市議会は14日、県産業人材課長の石黒真平氏(54)を副市長に選任することに賛成多数で同意した。任期は4月1日から4年間。

 現在、副市長は元市職員の及川力氏と、県から派遣されている野澤邦彦氏の2人体制だが、野澤氏が3月31日付で任期2年を残して退任となるため、後任に石黒氏の選任を求めた。内田悦嗣市長は「県とのネットワークのさらなる強化、協議が必要な案件の早期解決を図ることを目的に、引き続き県から後任を迎える。県の職員としての知識と経験を生かし、福祉・教育分野のさらなる充実のために力を尽くしてもらえれば」と話した。

 石黒氏は1990年に入庁。児童家庭課長、労働委員会審査調整課長などを務めた。  

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浦安市議会、ウクライナに人道支援
全議員で21万円を寄付

 浦安市議会(宝新議長)は14日、ロシアから軍事侵攻を受けているウクライナの在日大使館に、人道危機への支援金として全議員から募った21万円を贈った。

 同市議会は、同日閉会した令和4年第1回定例会で「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を強く非難し、世界の恒久平和と安寧を求める決議」を、全会一致で可決している。  

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