市川市 梅の花もうすぐ見頃 中国分・じゅん菜池緑地

じゅん菜池緑地で咲く白梅=先月29日撮影
白梅や紅梅など約100本の梅の木が植えられている市川市中国分のじゅん菜池緑地で、梅の花がもうすぐ見頃を迎えそうだ。
先月29日現在、同緑地の駐車場近くでは「冬至梅」が4割ほど、そのほかの白梅が日当たりの良い木で2割ほど開花。白梅の写真を撮っていた稲荷木在住の70代の男性は「白梅の色合いが良い。香りにも癒やされる」とほほ笑んでいた。
同緑地の管理者は「冬至梅は2月上旬から中旬ごろ、そのほかの白梅や紅梅は2月中旬から下旬ごろが見頃になるのでは」と話している。
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市川市 次期廃棄物(ごみ)処理基本計画案を公開 数値目標、実現性乏しく
市川市は、2023年度~30年度を計画期間とする新たな「市川市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」の案を先月21日から市ホームページなどで公開し、今月21日までの日程で意見を募集している。同案では、24年度までを計画期間とする現行計画と同様、ごみ削減の数値目標を4項目で設定。現行計画では4項目中3項目で目標達成が不可能な状態に近いが、同案ではさらに高い目標を設定した項目もあり、実現性は乏しいと言えそうだ。
同計画は、目指すべき将来像として「資源循環型都市いちかわ」を掲げ、その実現に向けた基本方針や数値目標、目標を達成するための施策などを示したもの。現行計画では、基本方針として「ライフスタイルの変革によるごみの発生・排出抑制」「分別の徹底によるごみ焼却量の削減と高度な資源化の推進」「環境負荷の少ない効率的で安定したごみ処理体制の構築」「市民・事業者・行政の適切な役割分担と協働による推進」の4つを掲げ、「一人一日あたり排出量」「焼却処理量」「資源化率」「最終処分量」の4項目について24年度の数値目標を設定している。現在公開中の案では、これらの基本方針や数値目標の項目は現行計画から変えず、30年度の目標の数値を新たに設定している。
「一人一日あたり排出量」は昨年度の実績が770㌘。市は、24年度の目標である760㌘は達成可能とみており、同案ではさらに少ない720㌘を目標値に設定している。
「焼却処理量」は昨年度11万5361㌧で、24年度の目標値「9万6千㌧以下」を大きく上回っている。同案では、30年度の推計人口が現行計画策定時の24年度の推計人口より増えていることから、目標値は「10万3千㌧以下」にやや緩和した。
「資源化率」は昨年度18・5%で、24年度の目標値「27%以上」に近づくどころか、基準年度である13年度の20・1%より悪化している。それでも、同案では県の類似する計画の目標値に合わせ、さらに厳しい「30%以上」を目標値に設定した。
「最終処分量」も、昨年度は基準年度の1万2199㌧よりも多い1万3331㌧で、24年度の目標値「7200㌧以下」の1・8倍以上だった。それでも同案では、昨年度の実績の7割以上にあたる1万㌧近くを削減しないと達成できない「3700㌧以下」を新たな目標値に設定している。
これらの目標を達成するための施策として、同案ではさらなる資源化の促進に向けた新たな分別・資源化品目を検討することを明記。その他、「家庭ごみ有料化制度の導入の推進」「ルール違反を繰り返す排出者への指導・罰則制度の導入の検討」「戸別収集方式の導入検討」なども、現行計画に引き続き行うとしている。
市は、3月末に開かれる同市廃棄物減量等推進審議会に、同案に寄せられた意見を報告する。その後、同審議会からの意見を基に、同案を修正して計画を策定するとしている。
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浦安市 市郷土博で節分イベント 子供たちが元気に鬼を追い出す

子供たちが「鬼は外!」と唱えて鬼を退治
浦安市郷土博物館で先月29日、節分イベントが行われ、子供や親子連れでにぎわった。
浦安での節分の風習について、学芸員は「いった大豆を一升枡に入れて神様にお供えをして鬼を退治するパワーをもらう。鬼を家に入れないために、鬼が嫌がるイワシの頭を豆柄に差し、ヒイラギを添えたヤッカガシ(浦安弁)を入り口や神棚などにお供えする」と子供たちにも分かりやすいように解説した。
続いて、浦安囃子保存会のメンバーが扮する2匹の鬼が登場。今回はコロナ禍のため豆まきはせず、子供たちは何度も豆をまくふりをしながら「福は内、福は内、鬼は外~!」と唱えて鬼を退治した。最後は、福の神が登場し、子供たちは小づちから打ち出される福を浴びた。
参加した小学6年の女の子たちは「掛け声が、福が先で鬼が後なのは初めて知った。鬼が現れるのは夕方だと聞いたので、その時間に豆まきする。親に伝える」と話していた。
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浦安市 お年寄りの買い物サポート スーパー2店で実証実験
高齢者の買い物をサポートする実証実験「買い物サポートデー」が、浦安市内の協力スーパー2店で期間限定で行われる。高齢者の外出を促し、交流の機会を作り出すことも目的で、実証実験の結果は今後の施策に生かされるという。
実施主体は、元町・中町北部・同南部・新町の4地域ごとに自治会や老人クラブ、民生・児童委員、介護事業所、NPO法人、商店・民間企業、生活支援コーディネーター、市で組織する地域支え合い会議。同会議は、地域の実情に合わせて必要なものを検討している。
高齢者にとって買い物は、足腰が弱まってくると負担になり、売り場の変更などで戸惑う人や、最近増えているセルフレジで会計に手間取る人もいる。こうしたお年寄りの買い物事情について情報を共有している同会議が、課題解決に向けてお年寄りの買い物サポートを自らボランティアとして担う。
サポートデーの実施店舗は、ヤオコー新浦安店(明海4の1の1、ニューコースト新浦安1階)とワイズマート浦安本店(当代島店1の2の25)。日時は、ヤオコーが13~17日の午前9時半~午後2時、ワイズマートが27日と3月2日、3日の午後1時~同4時で、実施中はオレンジ色ののぼりを目印に立てる。
実施時は、買い物に不安のある高齢者がボランティアに声を掛けると、売り場を一緒に回ったり、買い物かごを持ったり、カートを押したりしてくれる。買い物サポートデーの事業として、送迎や配達はない。両店には期間中、焦らずにゆっくりと会計できる専用レジが設けられる。
問い合わせは市高齢者包括支援課(☎381・9028番)。
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浦安市 新補助金で10台設置 自治会防犯カメラ
自治会防犯カメラ設置費の一部を補助する浦安市の新制度を活用し、4自治会が計10台を設置する。年度内に完了する予定。来年度分の申請も今年度とほぼ同数あるという。
同制度は、防犯カメラの購入費と設置工事費などの合計額の2分の1を最大20万円まで補助。補助金は県と市が半分ずつ支出する。申請には自主防犯パトロールの継続実施が必要で、設置する前年度の6月までに事業計画書類を提出する必要がある。
今年度分の防犯カメラの設置場所は、自治会区域の入り口にあたる箇所が多いという。
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