来られない人にも雰囲気を

 大境自治会ふれあい祭り

祭りの雰囲気を在宅者に届ける齋藤自治会長とボランティアの中学生
 市川市の宮久保と曽谷の一部を区域とする大境自治会(齋藤道子会長、約250世帯)が先月22日にふれあい祭りを開き、地域の子供からお年寄りまでが夏休みの一日を楽しんだ。外出できない人には模擬店の商品を届け、地域のきずな作りにも励んでいた。

 「地域をふるさととして感じてもらい、子供たちの貴重な思い出づくりにもなるように」(齋藤会長)と開き続けている夏の祭り。地域には若い世代も増えており、子供連れの若い夫婦も数多く見られた。

 会場には千葉国体キャラクターのチーバくんも現れ、子供たちから大人気。チーバくんは「アットホームな祭りで、地域の人が家族のように名前で言える関係でよい。人の関係が近い地域」と感じていた。

 ボランティアとして市立三中の生徒が参加し、金魚すくいやスーパーボールすくいなど子供の遊び場の係員のほか、食べ物の調理なども担当。3年連続参加している金矢真美さん(中学3年)は「忙しさが快感で、仕事の後のご飯がおいしい」、稲見萌さん(同)と宮井瑠奈さん(同)は「子供たちとのやり取りが楽しい。地域の人とも仲良くなれる」と話していた。

 3人は齋藤会長とともに、お年寄りやケガをしている人など外出できな参加できなかった人にも祭りの雰囲気を届けるい自治会員宅を訪問し、焼きそばを販売。齋藤会長は「祭りの場に来られない人とのかかわりも大事にしたいので、続けています」と、祭りの雰囲気を届けていた。

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