おいしく食べよう! 113
小さなおかずでバランスアップ
「白菜スープ」
「白菜スープ」
冬が旬の白菜は、鍋物や炒め物、煮物、おひたし、汁の具、漬物、サラダなどいろいろな形で食卓にのぼることが多いですね。英名をチャイニーズキャベツ(Chinese Cabbage)といい、西洋のキャベツに対し東洋を代表する野菜です。原産は中国で日本での歴史は浅く明治になってから伝わりました。どっしりした円筒形の葉がしっかり重なった品種のものが最も出回っていますが、小型のミニ白菜など作られている品種は百五十種類以上あるそうです。
せんいがやわらかく、くせがないのでどんな素材にも合い、和、洋、中華など、いろいろな味付けや調理法で楽しめますが、水溶性のビタミンCやカリウムが多いのでスープごといただく料理にすると無駄なく栄養をとることができ、体も温まるので今の時期にはおすすめです。
今回は豆乳を使った「白菜スープ」を紹介します。
材 料(4人分)
白菜150㌘
ニンジン50㌘(約1/2本)
ジャガイモ100㌘(1個半)
ニンニク1片
ベーコン20㌘(1~2枚)
油少々
固形スープ2個
水1カップ
豆乳2カップ
塩コショウ少々
作 り 方
① 白菜を短冊切り、ジャガイモを角切り、ニンジンをいちょう切り、ベーコンを1㌢㍍角、ニンニクを薄切りにする。
②少量の油でニンニク、ベーコン、ニンジン、ジャガイモを炒める。
③ ②に白菜と固形スープ、水を加えて煮る。
④野菜がやわらかくなったら豆乳を入れる。
⑤塩コショウで味を調える(豆乳は煮つめないように気をつける)。
千葉伝統郷土料理研究会・川口敬子
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