ハイチ地震被災者へ義援金
国府台女子学院・小学部
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柳生事務局長(右)に義援金を手渡す国府台女子学院・児童会の役員たち |
国府台女子学院(平田史郎学院長) の小学部児童会はこのほど、ハイチ地震の被災者を救援するため、全児童四百六十三人と全教職員が寄せた義援金二十七万九千六百九十二円を、東京・千代田区の読売光と愛の事業団に寄託した。
児童会の役員らが募金箱を持って一週間がかりで小学部全教室を回り、約十二万円の募金を集めた。それに児童らが一年かけてアルミ缶回収をしてためた約十五万円を加えた。
児童会長・神谷真由さん、副会長・田島里紗さん、秋葉留里さん、伊藤綾華さん、書記・山本美櫻さん、加藤初果さんの六人が先月二十九日、読売新聞東京本社内の同財団を訪れ、柳生周史事務局長に現金を手渡した。募金の動機を聞かれた神谷さんは「家がつぶれて野宿している人をテレビで見て、少しでも救ってあげたいとみんなで募金しました」と話した。
その後、柳生事務局長が大判サイズに焼き付けた被災地の写真を見せ、「これはばらばらになった建物」「こっちは病院の前で手当てを待つ親子」などと説明すると、児童らは真剣な表情で見守っていた。
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