贈る人への思いを添えて…
 大柏小で絵手紙体験

慣れない手つきで一生懸命描く児童
 市川市立大柏小(土屋敏幸校長、児童数七百三十八人)で五日から十日まで、三年生(百二十七人)と六年生(百二十五人)を対象に絵手紙を体験する授業が行われ、子供たちは図工や書道の授業で習う方法とは違う作品作りを楽しんでいた。
 同校ではここ数年、地域に住む日本絵手紙協会の公認講師・大崎太郎さんと仲間の絵手紙愛好家たちを外部講師に絵手紙を体験。三年生が描いたものは六年生を送る会の贈り物の一つに、六年生が描いたものは家族やお世話になった先生への贈り物にする。
 三年生の授業では、イチゴやリンゴ、キュウリ、サクランボ、トウガラシのほか、タケの枯れ木や芽の伸びたジャガイモなど、自分で題材として見つけてきたものや講師が用意してきたものを描いた。絵の脇には六年生への言葉として「中学校がんばって」「いつになっても笑顔が一番」「ステキな出会いが待ってるよ」などを添えていた。
 絵手紙は「下手でもいい、一生懸命描く」ことが大事。大崎さんは「筆はお尻の部分をつまむように持つことで不自由だが集中して描ける。色づけは勢いよく」と指導。子供たちの絵手紙は、にじみや色のはみ出し、塗り残しなどで、絵に〝味〟やみずみずしさが表れていた。
 六年生向けの作品作りが終わると、子供たちは自主的に両親や祖父母、友達など大切な人あてにも「長生きしてね」「いつもありがとう」「いっぱい笑おう」などの言葉を添えて描いていた。
 日本絵手紙協会は今年から、二月三日を「ふみ」にちなんで絵手紙の日に定めた。

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