サクラの木から児童を見守る
 辻切りの大蛇 国府台小へ

サクラの上から大蛇が児童の安全を見守る
 市川市立国府台小(今村洋二校長、児童数六百八十八人)は四日、同市指定文化財「辻切り」で作られた大蛇を正門近くのサクラの木にくくりつけ、今後一年間の無病息災を願った。
 「辻切り」は、地域文化を継承する「辻切り保存会」が国府台天満宮で毎年一月十七日に行っている伝統行事。わらで作った大蛇を村の四方の入り口に飾ることで、疫病や災害を村に入らせないようににらみを利かせる。今年は阪神淡路大震災から十五年目を迎え、また、新型インフルエンザの騒ぎなどが重なったこともあり、同会が「子供たちの無病息災を願いたい」と、毎年見学に訪れる同校の四年生たちに大蛇一体をプレゼントしていた。
 同校の設置場所は、創立時から正門の脇にりりしく立ち続け、約六十年間児童の登下校を見守ってきたサクラの木。同校教諭が大蛇をくくりつける様子を見守っていた四年生約百人は、頭上高くからにらみを利かす大蛇を見上げながら、今後一年間の自分たちの安全な成長を祈っていた。
 この大蛇は、児童の安全を一年間見守り続ける。

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