市川よみうり & 浦安よみうり online

今週のNews

 □チャレンジドミュージカル 2月に公演
  市川で5日と6日、千葉で19日

 □市川市、子供支援の基金を創設
  具体的な活用法は未定

 □パンジーなど1100株を植える
  浦安市運動公園

 □浦安市コロナワクチン接種センター
  日の出公民館隣に新設 集団接種2カ所に集約

 □浦安市議会「手洗い条例」可決
  毎月15日は「手洗いの日」

 □市川市議会議長金子正氏が死去
  3月27日市議補選

 □福祉の就職面接会を開催
  ハローワーク市川

  

チャレンジドミュージカル 2月に公演
市川で5日と6日、千葉で19日


稽古に励む出演者たち

 NPO法人いちかわ市民文化ネットワーク(吉原廣代表理事)は、障害のある人もない人も、大人から子供まで皆が一緒になって作る「チャレンジド・ミュージカル」の第13回公演「Mr・パーフェクト! ~〇が×で、×が〇で~」を2月に市川市と千葉市で開く。
 
 障害者施設の利用者が、テレビの「世界一の難問クイズ番組」で世界一のクイズ王「Mr・パーフェクト」に挑戦するオリジナルストーリー。昨年10月から稽古に励んできた小学生~60代の出演者たちが面白おかしく演じる。出演者の吉澤勇哉さん(17)は「せりふを頑張って覚えている。いろんな人に来てほしい」と多くの来場を願っている。
 
 市川公演は、同市行徳文化ホールI&I(末広1の1の48)で2月5日午後4時から同5時45分までと、同6日正午から午後1時45分まで、同4時から同5時45分までの3回。千葉公演は同19日午後2時から同3時15分まで、県文化会館(千葉市中央区市場町11の2)で開かれる。いずれも全席指定で、入場料は前売り2千円(高校生までの子供と障害者、介助者は1500円)、当日2500円(同2千円)、ライブ配信1500円。
 
 市川会場では同6日午前11時、千葉会場では同19日午後1時からそれぞれ45分間、障害者のさまざまなサークルが演奏やダンスなど(予定)を披露する「ミラクル・パフォーマンス」も行われる。同日のチャレンジド・ミュージカルのチケットが必要。また、市川会場では2月4日~6日の午前10時(4日は午後4時)から午後8時まで、千葉会場では同18日午後5時~同8時と同19日午前10時~午後6時に、障害者が描いた絵画約30点を展示する。
 
 問い合わせは同NPO(☎369・7522番)、eメール(ichi_bun_net@yahoo.co.jp)。  

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市川市、子供支援の基金を創設
具体的な活用法は未定

 市川市は先月、市内の篤志家から子供たちの支援のため寄付された1億円を原資として「市川市こどもたちの未来支援基金」を創設した。子供たちの夢や希望の実現、現在の生活を支援する事業の財源に充てるとしている。
 
 昨年12月市議会に提出された一般会計補正予算案には、コロナ禍で経済的な負担を受けやすい低所得のひとり親家庭の中学3年生と高校3年生に同基金から進路支援給付金を支給するとして約3500万円が計上されたが、予算が成立しなかったため実現には至っていない。その他に、同基金で行う具体的な事業は決まっていない。
 
 市は今後、市民や企業などに広く周知し、基金への寄付を呼び掛けていくとしている。  

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パンジーなど1100株を植える
浦安市運動公園


花を植える親子

 浦安市運動公園でこのほど、同公園を管理・運営するうらやす財団による花植えイベント「笑顔の花を咲かせようシーズン2」が行われ、岡本太郎作のモニュメント「五大陸」の周りがパンジーとストックで彩られた。
 
 同イベントは、これまで緑色ばかりだった公園内に花で彩りを持たせようと本年度から実施。シーズン2は、砂場から芝生に変えたばかりのモニュメントの周りなどを整備した。
 
 イベントは4日間行われ、呼び掛けに集まった人と来園者、市障がい者福祉センター「きらりあ」の利用者が参加。市ふるさとづくり推進協議会が展開する花いっぱい運動や県立市川特別支援学校などで育てた花苗約1100株をモニュメントの周りに植え、近くの軟式野球場からスポーツコートまで続く約50㍍の花壇にも菜の花の種を植えた。
 
 サッカーの試合で公園を訪れ、試合後チームメートとイベントに参加した市立見明川小2年の男子は「花を植えて楽しかった。きれいになってうれしい」と話していた。  

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浦安市コロナワクチン接種センター
日の出公民館隣に新設 集団接種2カ所に集約

 浦安市は昨年12月、市日の出公民館の隣接地に「(仮称)新型コロナウイルスワクチン接種センター」を整備する工事に着手した。完成は2月の予定で、翌3月から市文化会館とともに3回目の集団接種会場として使う。公民館は接種会場として使わない。
 
 同センターを整備する場所は、コロナの影響で計画が中断されている(仮称)市こども図書館の建設予定地で、建物は約760平方㍍の平屋建てユニットハウス。建設費とユニットハウスの使用料約9800万円は市が負担し、国に補助を申請している。
 
 3回目の接種は、昨年12月から医療従事者と施設入所の高齢者を対象に開始。それ以外の市民には、2回目の接種完了から8カ月経過を目途に今月から順次接種券を送り、個別接種と集団接種を並行して行う。
 
 集団接種は、まずは文化会館で行い、3月からは同センターを加えた2カ所で行う。1、2回目の集団接種で早期接種のため使用した市内3公民館は、市民活動の再開を重視して使わないことにした。
 
 集団接種は、両会場とも1日最大500人ずつ、週4日行う。6月末には3回目の接種を終える見込み。
 
 予約はこれまで同様、市コロナワクチンコールセンター(☎0120・151・670番=平日午前8時半~午後5時)か、予約専用フォームで受け付ける。2回目の接種を海外で受けた人など、2回目の接種から8カ月以上経過しても接種券が届かない人は市に申請が必要となる。
 
 これから1回目の接種を受ける場合は個別接種のみ。市は、予約時に接種券番号で1回目か3回目かを判別できるよう、システムを改修するという。  

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浦安市議会「手洗い条例」可決
毎月15日は「手洗いの日」

 浦安市議会は、昨年の第4回定例会最終日の先月20日、議員発議による「市民の健康の維持及び増進を図るためのより良い手洗い環境づくりの推進に関する条例」(手洗い条例)案を賛成多数で可決し、同23日から施行した。同市議会事務局の調査によると、手洗いに特化した条例の制定は全国で初めてとみられる。
 
 新型コロナウイルス感染症のまん延により、感染症や食中毒対策への有効性が再認識された手洗いについて、その重要性を後世に受け継ごうと制定。ユニセフ(国連児童基金)などが10月15日を「世界手洗いの日」に定めていることから、毎月15日を「手洗いの日」と制定し、市民の手洗いに対する理解と関心を促進する。
 
 条例では、市の役割として方法や効果など手洗いの知識を積極的に情報発信することや、公共施設などで市民が有効な手洗いをできる環境を整備すること、学校や幼稚園などで子供たちが手洗いできるようにすることなどを明記。市民は手洗いの知識を身につけて実践するよう心掛けることとし、事業者は従業員が手洗いの知識を身につけられるよう努め、管理施設の手洗い環境を整備するよう努めることとしている。
 
 条例案は自民・無所属クラブと公明党が共同で提案し、西川嘉純議員が提出。賛成17人、反対3人で可決した。  

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市川市議会議長金子正氏が死去
3月27日市議補選

 市川市議会議長の金子正氏が2日、間質性肺炎のため死去した。78歳。通夜は11日午後6時から、葬儀・告別式は12日午前9時半から、いずれも昭和セレモニーシティホール市川(市川市市川1の12の4)で行われる。喪主は長男典義氏。
 
 金子氏は1991年に初当選して以来、連続8期当選。議長は2008年~09年にも務めており、今回が2度目だった。
 
 金子氏の死去に伴い、3月20日告示、同27日投開票の市川市長選挙と同時に市議会議員補欠選挙が行われる。  

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福祉の就職面接会を開催
ハローワーク市川

 ハローワーク市川は2月4日午前10時から正午まで(午前の部)と午後2時から同4時まで(午後の部)、市川グランドホテル(市川1の3の18、JR市川駅北口から徒歩3分)7階で「福祉のしごと就職面接会」を開く。参加無料。完全予約制。
 
 高齢者福祉施設や障害者施設などを運営する市川・浦安両市内の企業が午前の部に10社、午後の部に9社参加。事前に予約した企業のブースで会社説明や個別面接が受けられる。1社20分程度で、複数予約も可能。19社の一覧は市川市のホームページで確認できる。
 
 予約は同2日午後5時までで、求職登録が必要。求職登録は最寄りのハローワークの窓口、予約は窓口か電話で行う。面接をする場合は窓口で紹介状を受け取る。
 
 問い合わせはハローワーク市川職業相談部門(☎370・8609番、部門コード41#=平日午前9時~午後5時)。  

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